デスバーン

登録日:2020/01/30 Thu 17:37:14
更新日:2025/01/17 Fri 20:19:01
所要時間:約 5 分で読めます





影の ような 体に 触れては いけない。 絵に 刻まれた 恐ろしい 記憶を 見せられるぞ。


「デスバーン」とはゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』で初登場したポケモンである。
同名のゾイドについてはこちらを参照。


【データ】



全国図鑑№:867
ガラル図鑑№:328
分類:おんねんポケモン
英語名:Runerigus
高さ:1.6m
重さ:66.6㎏
タマゴグループ:鉱物/不定形
性別比率:♂50%♀50%


特性:さまようたましい(接触技を受けたとき、相手と自分の特性を入れ替える)


HP:58
攻撃:95
防御:145
特攻:50
特防:105
素早さ:30

合計:483

努力値:防御+2

進化:ガラルデスマス→デスバーン(デスマスが49以上のダメージを受けた状態でワイルドエリアの砂漠の窪地のアーチの下に行く)


【概要】



ガラル地方のデスマスは、尻尾に仮面ではなく粘土板を付けている。
これは強い恨みを持つ人間の魂が、呪いが刻まれている粘土板に取りついたもの。
粘土板はデスマスに寄生する形で憑りついており、怨念パワーを吸い取っているらしい。

そのデスマスはデスカーンとは全く違う、このデスバーンに進化する。このポケモンは、粘土板がデスマスの魂そのものを完全に乗っ取り動き出したもの。
デスカーンと同じ棺桶型だが、その体は粘土板で覆われ、竜のような絵が描かれている。
その中には細長い影が入っており、割れた粘土板を繋ぐように伸びている。
竜の目の部分にデスバーン本体の紫色の目が丁度覗くようになっている。

その陰の体に触れてしまうと、石碑に刻まれた呪いの恐ろしい記憶を見せられるという。
剣盾にはポケモンに触れる機能がないので安心である。


【ゲームでのデスバーン】



進化前のガラルデスマスが6番道路に野生で出現する。
だが、デスバーンへの進化条件がかなり特殊で…



49以上のダメージを受けた状態でワイルドエリアの砂漠の窪地のアーチの下に行く


え?


49以上のダメージを受けた状態でワイルドエリアの砂漠の窪地のアーチの下に行く


大事な事なので2回言いました。

恐らく初見で分かったプレイヤーはまずいないであろう。
勿論ひんし状態では進化できず、相手から受けたダメージ限定である。
ダメージを受けたあとにげんきのかけらで復活させるのもNG。
正に呪われたポケモンに相応しい進化である。
条件を満たし、件の石のアーチの下に行くとすぐに画面が切り替わり、進化が始まる。
この石のアーチとデスマスの関係は不明。
過去の場所進化ポケモンの進化条件が変わる中、本作唯一の場所進化ポケモンである。それもレベルアップを一切介さないなど、今までのケースと比較すると明らかに浮いている。

ちなみに戦闘中に「相手の攻撃で」「ひんしにならず」「受けたダメージの累計」なので、面倒くさいが回復を駆使すればLv1デスバーンというネタも可能である。
もっとも、剣盾のフラットルールはレベル1でもレベル50に自動的に補正されるので、一部のルール限定だが…

「シールド」ではジムリーダーオニオンがジム戦でデスマスを使用。
またクリア後のトーナメントでデスバーンを使用している。
間のファイナルトーナメントでは使用してこないが、進化してなかったのだろうか?
オニオンの性格上、ワイルドエリアに遠出するのを躊躇っていたのだろうか…

また、原種のデスマスもアラベスクタウンにいる女の子との交換で手に入る。
勿論こちらはデスカーンに進化する。


【対戦でのデスバーン】



ゴルーグシロデスナ同様、ゴーストとじめんの複合タイプ
デスカーンにただ単にじめんを足しただけではなく、何故か「じめん・ゴースト」タイプと、粘土板要素が手前に出た構成になっている。
あくまでも粘土板なのでいわ×ゴーストではない、気を付けよう。
無効タイプは3つと多いが、弱点も増えているので注意。


そのステータスはデスカーンと攻撃と特攻を入れ替えたものとなっている。
そのため攻撃技は物理中心となる。

メインウェポンは「シャドークロー」「じしん
サブウェポンには「がんせきふうじ」「いわなだれ」「ストーンエッジ」「しねんのずつき」「ボディプレス」等を覚える。

デスカーン同様変化技にも恵まれており、「おにび」「どくびし」「ステルスロック」「のろい」「トリック」「ちょうはつ」「ドわすれ」「おきみやげ」等色々ある。

専用特性「さまようたましい」は接触技で攻撃してきた相手と自分の特性を入れ替える。
用は特性版「スキルスワップ」であり、スーパーボンバーマンシリーズのドクロアイテムみたいな挙動をする。
ネタ極まりないが「トリック」「パワースワップ」「ガードスワップ」「サイドチェンジ」等と合わせてひっかきまわす型も作れる。ネタ極まりないが。

これで相手の「いかく」をやり返したり、「ちからずく」「かたいツメ」を奪い火力アップを図れる。
ただ、相手の特性も「さまようたましい」になるので自身や後続も接触攻撃しにくいことには注意。
ちなみに、フォルムチェンジ系(アイスフェイスはらぺこスイッチ等)を含む一部の特性とは交換できない。


DLC『鎧の孤島』では、新たに教え技で「ポルターガイスト」を獲得。


【余談】


  • Pokemon GOでは、2020年のハロウィンイベントにて登場したスペシャルリサーチ「怨念の謎を解け!」をクリアすることでのみガラルデスマスが入手できる。その後、ガラルデスマスを相棒にして10回レイドバトルに勝つとデスバーンに進化できるようになる。

  • 名前の由来は「デス」と「粘土板」からか。ちょうど原種の名前にもかけてある。

  • モチーフは中世に作られたルーン文字が刻まれた「ルーン石碑」だと思われる。
    じめんタイプなのは材質が粘土盤だからだろうか。

  • 体重は不吉な数字である「666」となっている。そして進化に必要なダメージ量も「49」=「死苦」と不吉にまとめられている。その割には図鑑ナンバーは328,867と全然不吉じゃないが


追記、修正は49ダメージ受けてからお願いします。

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最終更新:2025年01月17日 20:19