ゴルーグ

登録日:2010/10/05 Tue 21:29:57
更新日:2022/12/05 Mon 12:36:50
所要時間:約 10 分で読めます




「パンチだ、ロボ!」


「ガオォ!」


ゴルーグとはポケットモンスターシリーズに『ブラック・ホワイト』から登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.623
イッシュ図鑑No.129
分類:ゴーレムポケモン
英語名:Golurk
高さ:2.8m
重さ:330.0kg
タマゴグループ:鉱物(性別不明)
タイプ:じめんゴースト

特性:てつのこぶし(パンチ系の技の威力を1.2倍に上げる)
  /ぶきよう(持たせた道具を使うことができない)
隠れ特性:ノーガード(お互いの技が必中になる。「あなをほる」「そらをとぶ」等を使用している間でも命中する。先頭にすると野生ポケモンの出現率が1.5倍になる)

種族値
HP:89
攻撃:124
防御:80
特攻:55
特防:80
素早さ:55
合計:483

努力値:攻撃+2

2倍:くさみずこおり/ゴースト/あく
1/2:むしいわ
1/4:どく
無効:ノーマルでんきかくとう

ゴビットがLv.43で進化する。


■概要


いそうでいなかったゴーレムポケモン(ただしゴローニャの英語名がゴーレム)。
ゴーレムと言うかどう見ても人型ロボットです、な容姿をしている。

BW屈指の見た目でタイプを判断し難いポケモンで、じめんタイプはまだしもゴーストタイプを当てるのは前情報無しでは困難。
多くのプレイヤーがはがね・いわ・こおり・かくとう等と誤認した。
高さは狙ってやったのかそれとも偶然なのか……。もしかして:鉄人28号


古代人によって作られ、ポケモンと人間を守るように命令された。設定的にはポリゴンよりも先に生まれた人工ポケモン。
ポリゴンが人の科学技術の結晶ならば、こちらはオカルト的な呪術の産物と言えるだろう。

ちなみに、身体についている金具のようなものは動力炉の制御装置で、これが外れると暴走するらしい
…どこのゲッターロボだ。

ちなみに、海外版では分類が「Automaton Pokemon」となっている。
Automaton=オートマトンとは機械人形のこと。ということはやはり……?


■ゲームでのゴルーグ


進化前のゴビットは「リュウラセンの塔」内部で出会える。
続編の『ブラック2・ホワイト2』ではなんとゴルーグに進化している。ちなみに「チャンピオンロード」にも出現する。あんなデカイのが内部をうろつくのを想像すると……

トレーナーでは四天王シキミが繰り出してくる。
X・Y』では殿堂入り後にAZが使用する。

色違いが白いことは有名(後述)。


■対戦でのゴルーグ


ゴーストタイプでは珍しい物理アタッカー。故に「カウンター」が怖くない。
ゴーストタイプの中で最高クラスの攻撃種族値を持つ。
素早さは低く、耐久力も見た目の割に並程度なので注意。

現状『ぶきよう』を有効活用する術を持たないため、特性は『てつのこぶし』か『ノーガード』の二択。
鉄の拳で威力の上がる技として「シャドーパンチ」「メガトンパンチ」「ばくれつパンチ」「アームハンマー」「きあいパンチ』をレベルアップで覚える。
BW2からは教え技で「ドレインパンチ」や「ほのお・かみなり・れいとうパンチ」の三色攻撃も可能。

メインのじめん技は「じしん」「10まんばりき」で十分だが、ゴースト技が悩ましい傾向にあった
初登場の第5世代では特性が乗るとはいえ威力不足な「シャドーパンチ」位しかなく、ゴースト技を切る事も十分考えられた。
その後第6世代で得た「ゴーストダイブ」か剣盾の教え技「ポルターガイスト」と増えたが、基本的には癖が強いと言っていい。
サブは上記のパンチ技以外に「ストーンエッジ」「いわなだれ」「ヘビーボンバー」「ローキック」等
物理攻撃技のバリエーション・範囲・威力はゴーストタイプ随一。

その反面、補助技は乏しく、「ロックカット」「てっぺき」「どくどく」「しんぴのまもり」「あまごい」程度。なんとまあ「おにび」すら覚えない。
のろい」も覚えるがゴルーグの場合はゴーストタイプの『呪い』になるのを忘れずに。積めません

そして何と翼も無いのに「そらをとぶ」を覚える……仕組みとしては、手や脚を腕や胴体に格納し、手首や腰をそのままブースターにして飛行する。
※ちなみにとあるインタビューによるとゴルーグの設計図…もとい「原画に“空を飛べる”と書いたおかげで“そらをとぶ”を覚えるようになりました」とのことらしい。

図鑑説明によればマッハで空を飛ぶそうだ……ゴーレム?
「れいとうビーム」「はかいこうせん」「ソーラービーム」「チャージビーム」と多彩なビームも覚える……ゴーレム?

まあ特攻が低いためビームはネタの域を出ない(一応「からをやぶる」「ちょうのまい」「ほたるび」等の効果を「バトンタッチ」で受け取る、「チャージビーム」を使う等方法が無いわけではない)が、「そらをとぶ」は『パワフルハーブ』を持たせたりZワザとして使うなど奇襲用としての使い道はあると思われる。
ただ1つ確かなのはゲーフリはこいつをゴーレム扱いしていない。


かくとう無効・むし及びいわ半減という耐性から、ヘラクロスの殆どの技を半減・無効化できる(怖いのは「つじぎり」「シャドークロー」くらい)。
他にハリテヤマテラキオンダゲキナゲキなどに対しても優位に立てるが、
複合タイプで弱点を付けるかくとうタイプ(ニョロボンキノガッサなど)や「くさむすび」を筆頭に弱点を突ける技を覚えるかくとうタイプ(ゴウカザルコジョンドカイリキーなど)には脆い面もある。

ただBW2より前の話であり、BW2よりイッシュの殆どのかくとうタイプが「れいとうパンチ」を習得したこと、
XYよりへラクロスがメガシンカ&「タネマシンガン」を習得したこと、
同時に「はたきおとす」の威力が大幅に上昇して格闘技の補完として採用されるケースが増えたこと等により、受けられる範囲は年々狭くなってきている。

また、対象ポケモンの攻撃が高いほどダメージが増す「イカサマ」に非常に弱いことを頭に入れておこう。


隠れ特性は『ノーガード』。前述の通りゴルーグは技候補に「ばくれつパンチ」や「ストーンエッジ」「いわなだれ」があり相性は悪くない。
但し『ノーガード』の場合「ゴーストダイブ」は『パワフルハーブ』を持たない限りネタにしかならないので注意。他のゴースト物理技が『てつのこぶし』補正がない「シャドーパンチ」(威力60)程度しかないのは少々きつい。
剣盾DLCでの新技の「ポルターガイスト」は命中90かつ高威力なので、『ノーガード』型で採用するならこの技で確定だろう。


■アニメでのゴルーグ


一言で言うと…「超優遇」しかもレギュラーでもないのに優遇。特にベストウイッシュ。
以下アニメでの活躍

  • シーズン1…映画で大活躍。詳細は後述。
  • シーズン2…2回目のコピペロス戦(霊獣フォルム)にてゲストキャラの所持ポケモンとして登場。
    サトシケンホロウアイリスカイリューを使い空中戦を繰り広げた中、カイリュー・ケンホロウと共に空中でコピペロスと激戦を繰り広げた。
    映画第1作同様伝説ポケモン相手に大活躍。
  • エピソードN…アクロマ達の手により操られたポケモンとして登場。
    サトシのピカチュウらを相手に襲い掛かるその様はまさに、門番と呼ぶに相応しい迫力である。
  • デコロラアドベンチャー…パンジー初登場及び第6世代ポケモン解禁回にてゲストキャラの所持ポケモンとして登場。
    ポケモン相撲の回であるにも関わらず力士モチーフのハリテヤマやかくとうタイプを押しのけてサトシの決勝戦の相手として登場。
    予想の斜め上を行く展開に「またゴルーグかよ…」となった(お前かくとうが効かないゴーストタイプだろ…)。

とわかるようにとにかく優遇されているが、全ての始まりとなったのは映画第1作であるに違いない。

以下、映画第1作のネタバレがあります。見ていない人は注意

























劇場版BW第一作、『ビクティニと白き英雄レシラム、黒き英雄ゼクロム』における、真の英雄である。
公開前には只のモブポケだと思われていたゴルーグが、何故こんな名誉を得たかというと…

タイトルを背負うレシラムとゼクロムが微妙な扱いだったから。

何とレシラムは『黒き英雄』、ゼクロムは『白き英雄』の方が出番が多く、タイトル詐欺という声も上がったりした。
やっとのことでカッコよく復活したと思ったら、少しだけ相方とドンパチをやって、後はモブポケ同様と言っていい扱いである。
(一層ビクティニが目立ち出したため)
終いには、この映画にレシゼクって必要か?とまで言われる始末…

一方、我らが英雄ゴルーグは、一般ポケモンながら、英雄のドラゴンポケモンと迫力ある空中戦を展開。
終始押されながらも、何度叩きのめされても立ち上がるゴルーグの姿に視聴者は感動し、ゴルーグを讃えたのであった。

そして、白き英雄ではゴルーグが色違いになっており、ボディが白。
もうお分かりであろう…

視聴者はゴルーグを、白き英雄と讃えたのだと…




と、ゴルーグにとっては嬉しい限りだろうが、そもそもこんなにゴルーグがでしゃばらなければもっとレシゼクにピントを当てられた筈なので、そういう意味では困った存在になってしまった。


ちなみに、もう片方のモブポケのサザンドラは、まさにモブポケと言っていい扱いだった。
ビクティニの力を借りたとは言え、サトシのズルッグに負けるという展開も。そのトレーナーのカリータは可愛かったが。

さらに新無印では通常の二倍の大きさを持つ個体がゴウの手持ちになった。サトシのピカチュウを含めた複数のポケモンを戦闘不能にしたり、ビームを放つなど規格外の存在。原作同様に胸の紋章が外れると大暴れし、「あまごい」で洪水レベルの被害をもたらした。だが、普段は小さいポケモンの憩いの場になっている模様。



「追記・修正だ、ロボ!」


「ガオォ!」

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最終更新:2022年12月05日 12:36