バイウールー

登録日:2020/02/01 Sat 22:22:55
更新日:2024/11/05 Tue 16:35:04
所要時間:約 5 分で読めます




弾力の ある 毛で 織った カーペットは トランポリンみたいで 乗れば ピョンピョン 跳ねるのだ。





「バイウールー」とはゲームポケットモンスター ソード・シールド』で初登場したポケモンである。


【データ】


全国図鑑:№832
ガラル図鑑:№035
英語名:Dubwool
分類:ひつじポケモン
高さ:1.3m
重さ:43.0㎏
タマゴグループ:陸上

タイプ:ノーマル

特性:もふもふ(接触技のダメージを半減するが、ほのおわざのダメージが2倍になる)
  /ふくつのこころ(ひるむとすばやさが1段階上がる)※ウールー時、にげあし(野生ポケモンから必ず逃げられる)
隠れ特性:ぼうだん(砲弾系の技を無効化する)


HP:72
攻撃:80
防御:100
特攻:60
特防:90
素早さ:88

合計:490

獲得努力値:防御+2

進化:ウールー→バイウールー(Lv24)


【概要】


ウールーの進化形。
羊モチーフとしてはメリープ系列、エルフーンに続き3種類目。進化系統が最初から最後まで羊なものとしては初である。
進化した事でもふもふ感がさらに増し、毛がぶち模様となる。
角も大きく立派となる。しかし、これは異性にアピールするためのものであるため、戦闘では使わない。
その毛は弾力性に富み、これで作ったカーペットはトランポリンのように弾むらしい。

色違いは進化前後共に黒と白をそのまま反転させたような色になる。


【ゲームでのバイウールー】


進化前のウールーが序盤の草むら他各地で出現する、所謂序盤ポケモン
特性ににげあしがあるので、序盤のワイルドエリアの接触事故を防げて安心。
ウールーは移動モーションでコロコロと転がるのがまた愛らしい。
また、独特のモーションと人に懐きやすい性質から、イベントでもたびたび登場する。柵に向かって突進するウールーや、ヤローのジムミッションで大量に転がっている姿は印象に残るだろう。

シナリオではライバル兼親友のホップが、御三家入手前からの相棒として連れている。
常に先鋒を任され、タッグで組む時も出してくる事から絶大な信頼感を寄せているが、スランプで手持ちを入れ替えた時には外されてしまったことも。
だが最終的には復帰し、ベストメンバーとして御三家等と肩を並べている。
実際彼と対峙するとその固さから苦戦を強いられ、他にカビゴンも控えているため高耐久ノーマルとの連戦となってる。

基本的に敵対する時も共闘する時も先鋒として繰り出される。
共闘時でははがねタイプのポケモンのみを使うマクロコスモス戦であってもノーマル技ばかり使うため、プレイヤーからの印象はあまりよろしくない。
タイプの 相性を ばっちり わかって いないのか!?
しょっちゅう「すてみタックル」を使うのは仕様。恐らく「おんがえし」が続投していたならば代わりにそっちを使っていた気もするが。

ちなみに特性は「にげあし」→「ふくつのこころ」である。
まあ「もふもふ」にしてしまうと下手すりゃ詰むので仕方ない。特に最初のバトル。
「ぼうだん」は隠れ特性なので気軽に採用できないのであろう。


【対戦でのバイウールー】


序盤に登場するノーマルタイプとしては合計種族値は高めとなっている。
見た目通り、防御と特防が特に高い。素早さもドリュウズと同等と、意外に速い。
この能力値で「コットンガード」を覚えられ、「つるぎのまい」「こうそくいどう」まで使えてしまう。

特性は今のところ「もふもふ」が大人気。ただでさえ高い物理方面の防御が更に固くなり、ダイマックスされない限りはかなり色々耐えてくれる。
「ふくつのこころ」はトレース対策で消極的に使うかどうかという感じで、微妙。
「ぼうだん」はきあいだまやかえんボールなどを無効化してくれるので、物理耐久は上がらないが受けの範囲を広げられる。

メインウェポンは「のしかかり」「すてみタックル」更には前述のコットンガードと相性のいい「ボディプレス」も破壊力がある。
サブウェポンは「しねんのずつき」「ワイルドボルト」「きしかいせい」「しっぺがえし」あたりが候補になるだろうか。
変化技は「でんじは」や「つるぎのまい」「コットンガード」の恩恵を味方に分け与える「バトンタッチ」「ガードシェア」が有力。

ネックになるのは変化技の都合と覚える攻撃技のタイプの傾向上、ゴースト相手に詰みやすい事、積み技重視のポケモンである為「ちょうはつ」に弱い事。

ちなみに、設定を反映してか角を使った攻撃技…「メガホーン」や「スマートホーン」は覚えない。かわりに「メガトンキック」といった蹴り技を覚えられる。


【余談】


  • 名前の由来は「倍+ウールー」だと思われる。もふもふが倍になったという事だろうか。「バイ」はラテン語で2を意味する言葉でもある。

  • 上記のようにホップとは長い付き合いのポケモンのため、エース枠として出られるようにキョダイマックスがあってほしかったという声も多い。
    ちなみにホップの手持ちでキョダイマックスするのはアーマーガアと御三家である。

  • モチーフはイギリスに多く生息する4本角の羊、ジャコブヒツジだと思われる。体の模様はサッカーボールをイメージしたのだろうか。

  • 進化前のウールーはころころと転がるが、残念ながら高耐久と相性がよさそうな「ころがる」は覚えない。


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最終更新:2024年11月05日 16:35