ドサイドン

登録日:2009/11/16 Mon 18:49:17
更新日:2025/04/07 Mon 01:21:15
所要時間:約 10 分で読めます





岩を手のひらの穴につめて筋肉の力で発射する。まれにイシツブテを飛ばす。


ドサイドンとはポケットモンスターシリーズにダイヤモンド・パールから登場するポケモン
初代から登場するサイドンの進化形である。

■データ


全国図鑑No.464
分類:ドリルポケモン
英語名:Rhyperior
高さ:2.4m
重さ:282.8kg
タマゴグループ:怪獣
性別比率:♂50♀50

タイプ:じめんいわ
特性:ひらいしん(電気タイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。
        ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする)
  /ハードロック(こうかはばつぐんだ!の技を受けた時のダメージを0.75倍にする)
隠れ特性:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる)

種族値
HP:115
攻撃:140
防御:130
特攻:55
特防:55
素早さ:40
合計:535

努力値:攻撃+3

タイプ相性
4倍:くさ/みず
2倍:じめん/こおり/かくとう/はがね
1/2:ノーマル/ほのお/ひこう/いわ
1/4:どく
無効:でんき

サイドンに「プロテクター」を持たせて通信交換すると進化


■概要


あのサイドンがまさかの進化を遂げた。
全身をプロテクターで武装した怪獣の姿をしている。
両手の平に穴があり、そこに岩やイシツブテダンゴロを詰めて筋肉を圧縮させて発射する。装填できる数は片腕につき最大3つ。
全体を覆っているプロテクターは火山の噴火が直撃しても耐えれる耐久力を誇る。そのプロテクターで相手の攻撃を弾き、怯んだ隙にドリルで貫く。

なお、脳みそはサイドンの時よりも縮んでいる
その分のエネルギーを全て戦いに使うので強いのだが……結論:この一族全体的に賢くない

見た目は重そうに見えるが…実はカバルドンドダイトスらよりは軽い。

デザインはやや好みの分かれるところ。
そのずんぐりむっくりな外見から一部のユーザーからはダサイドンなどと呼ばれたりもするが、
どっしりとした重量感のある見た目や、イメージ通りの高い攻撃と防御を備えた重戦車型のステータス、ロマン溢れる超火力に惹かれるトレーナーは多い。
まさしく代表的な重戦車ポケモンの一角といえるだろう。


■ゲームでのドサイドン


進化前のサイホーンは主にサファリゾーンで出会える。
金銀ではチャンピオンロードに出現。

初代では登場が遅い上にレベル技が「みだれづき」や「とっしん」など貧弱なノーマル技ばかりでハッキリ言って全く使えない。
登場が早く自力で「いわおとし」「じしん」「だいばくはつ」を覚えるイシツブテ系の方が明らかに優秀である。
もっともあちらは最終進化に通信が必要なのでわざマシンの消費を惜しまないならサイホーン系を優先する手もなくはないが。
第二世代から「じしん」、第三世代から「ロックブラスト」など強力な技を自力で覚えるようになった。

主要トレーナーでは、サカキグリーンがサイドンを使用。
後者の個体は赤緑時代の酷すぎる技構成(みだれづき/つのドリル/しっぽをふる/にらみつける)で有名。
ナッシーウインディなんかも酷いが、中でもコイツは同じ効果の補助技を2つ持っているのが謎。
しかしリメイクのFRLGでは「じしん」「がんせきふうじ」等まともな技構成になった。
金銀・HGSSでもグリーンの手持ちに入っており、後者は再戦する時、ドサイドンに進化している。

前者の個体は一撃必殺技の「じわれ」を持っているため多少はマシな構成…と言いたいところだが、初代の仕様では一撃必殺技の命中率にレベルではなく素早さを参照しているため、鈍足のサイドンにとっては実質死に技と化している。
また、FRLGでは何故かサカキの切り札がサイホーンになっている。
設定ミスかどうかは不明。


ドサイドンはダイヤモンド・パールより登場。
手加減クロツグや、プラチナではキクノが使う。
ダイパ時クロツグの技構成はまさかの特殊技が中心。
プラチナでは物理仕様になっている。

ギガインパクト」の岩タイプ版である「がんせきほう」が使えるのも特徴。
威力は高いが反動が痛い…いわばロマン砲
元々は専用技だったが、BWではイワパレスも使用可能に。
SMではZワザとして使うことで威力200かつ必中でデメリットのない強力な岩技となる。
この手の技の中ではドサイドンの「がんせきほう」はずば抜けて使用率が高い。

BW2PWTではトキワシティジムリーダー&ロケット団のボスのサカキが切り札として使用。
ワールドリーダーズで戦う際のタケシも手持ちに加えている。

XYでは主人公の家にサイホーンがおり、調べると少しの間乗ることができる。
引退したサイホーンレーサーが開拓したという9番道路は道がかなり荒れているため、入口付近にいるサイホーンに乗って進むことになる。

ピカブイではドサイドンこそ欠場したがきちんとサイホーン・サイドンが登場。
どちらも連れ歩くポケモンに設定すると背中に乗って移動することができるが、実はサイドンよりもサイホーンの方が移動スピードは速い。
これはもしかしたらXYでライド出来たことの名残りかもしれない。

SVでは発売当初はパルデア未進出だったが、DLC後編『藍の円盤』で滑り込みで登場し、サイホーン・サイドンは全世代皆勤賞を維持した。

■対戦でのドサイドン


圧倒的な攻撃、防御を誇り逆に素早さが低い典型的な重戦車。更に覚える技が豊富。
特性「ハードロック」により物理耐久は折り紙付き。
場合によっては4倍弱点のギャラドスの「たきのぼり」やリーフィアの「リーフブレード」すら耐えてしまう事も。

基本的にシングルでの特性は「ハードロック」一択。
元々電気が無効かつ物理型の能力である関係上、「ひらいしん」は実質ダブルバトル専用と言って良い。
「すてみ」は適用技が「とっしん」、PDWやVC版を含めても「すてみタックル」「じごくぐるま」程度と恩恵がほぼ無い。
レーティングでは適用技が「とっしん(威力もストーンエッジに劣る)」だけという有様。

特防は低いが、HPのおかげで割と耐える。
ただ…岩地面の宿命か四倍弱点を中心に弱点の多さが痛い。
さすがに「ハードロック」でも特殊四倍は捌ききれないのだ。

遅い素早さと特防の低さは麻痺や「トリックルーム」「ロックカット」や、素直に仲間で補おう。
砂パなら低い特防も補える。持ち物に「とつげきチョッキ」も有力な候補。

地面や格闘と物理弱点が多いが生半可な物理攻撃は素の値と特性「ハードロック」で余裕で耐えられる。
だがタイプ一致はやはり厳しい。だがダイマックスの登場で4倍弱点を耐えうる耐久を物にした。


メインウェポンはタイプ一致で範囲が広い「ストーンエッジ」「じしん」、
みがわり」壊しに「ロックブラスト」。
「イワZ」を持たせるなら「がんせきほう」も候補に上がる。
どちらのタイプもダイマックス技で特防を上げられるため下手すると要塞と化する。

サブウェポンが豊富で、実はあの「技のデパート」と名高いニドキングと並ぶ程多い(特殊技はほぼ宝の持ち腐れだが)。
プラチナの教え技で、「アイアンヘッド」「げきりん」「アクアテール」「ばかぢから」に三色パンチとさらに幅が広がった。

○主なサブウェポン

また「おにび」や浮遊物理受けの役割破壊に「つのドリル」も…
補助技は「ステルスロック」「つるぎのまい」「のろい」「ロックカット」「みがわり」等。
積めるのかが不安だが…。

弱点がメジャーで辛く、能力値が極端で得意不得意が激しいドサイドン先生だが、上手く扱えば頼もしい物理アタッカーとなる。

相性の良い持ち物は「とつげきチョッキ」「じゃくてんほけん」「たつじんのおび」
こだわりハチマキ」「せんせいのツメ」「オボンのみ」「ラムのみ」等。

重戦車型の能力なので「トリックルーム」とは極めて相性が良い。
トリパが使いやすいダブルでは「じしん」や「いわなだれ」といった全体攻撃技を一致で使える点も強み。
トリル下では素早いので「いわなだれ」の怯みも狙いやすい。
逆に「じしん」に味方を巻き込むリスクを嫌うなら「ドリルライナー」で戦うことも可能。

豊富な高威力特殊技を生かして変態特殊アタッカーにすることも一応可能。
物理受けだって役割破壊してやるぜ!

ただ物理のサブウェポンも三色パンチを筆頭に豊富なためわざわざ特殊型にする必要性は微妙なところ。
基本的に物理型でも確定数はあんまり変わらない相手が多いため特殊型が有用な相手はややピンポイント気味。
正直玄人向け。

第八世代ではダイマックスによるHP底上げで生半可な特殊4倍弱点なら「じゃくてんほけん」の起点にできるようになった。「ダイスチル」で自慢の物理耐久を、「ダイアース」でもう一つな特殊耐久を向上させることができるようにもなり、「とつげきチョッキ」型のドサイドンの需要も増した。いじっぱり準速にして「つるぎのまい」を積んで鈍足低火力を相手に崩しを掛ける型というのも。

シーズン6の上位禁止ルールではレギュレーション外のドリュウズの代わりとして使われ、使用率10位以内にも入った。

第9世代で代わって登場したテラスタルとの相性は良い。懸念点の4倍弱点を消せる点は評価点。
……なのだが、元々重篤な4倍弱点持ちであるドサイドンはテラスタルの相性どころか依存度まで異様に高い
さらに強力なじめんタイプ(+オーガポン)の増加によるでんきタイプの壊滅的減少・ダイマックス廃止によるひこうタイプ減少の影響をモロ受けして素の耐性がほとんど活きなくなってしまっている。
そのくせ弱点が全部メジャーであり、ドサイドンを出す=テラスタル権はほぼドサイドンに回るとパーティの柔軟性に問題が出てしまう事に。
そもそも弱点を受けないようにするためにテラスタルするわけなので、実は「ハードロック」との相性は微妙によくない。パルデアには前例もいるし。

安定高火力の攻撃技が「じしん」くらいしかないため不意のテラスタルでも止められやすいのが難儀。
パワーを通しづらいのにテラスタル権も喰いがちという点は懸念できず、この世代では第8世代の活躍が嘘のように大人しくなった
……どころか、なんと復活したシーズン14以外すべて採用率圏外。とても第8世代あれだけ暴れたとは思えないほど大凋落を引き起こしてしまっている。
パラドックスや伝説が出禁となったレギュレーションHにおいても、役割対象であるでんきタイプとひこうタイプが全く環境にいないため圏外のまま。
むしろH115A140B130ある奴が大人しくなるパルデアはどんだけ魔境なのだろうか……

しかし、後の最強のエンブオーではアタッカーはコイツが最適解となっているため、捨てる神あれば拾う神ありと言える。

なお、この世代ではヤケモンからも落第しているんんwwwwwもはやボサイドンですなwwwww

Pokemon GOでのドサイドン

進化前のサイホーンとサイドンは第1世代のポケモンなのでリリース当初から実装されていたが、2018年11月のシンオウのいし実装により晴れて実装された。
サイドンのCPが非常に高く、さらに高くなるものと予想されていた。予想通り3733と高CPであり、TL50となれば4221となる。
ノーマルアタック「うちおとす」とスペシャルアタック「ストーンエッジ」でいわタイプトップクラスの火力を誇る……のだが、ラムパルドの方が火力が上だったりバンギラスがGOロケット団戦での汎用性から再評価されたりとあまり注目されにくかった。

しかし2020年2月のコミュニティ・デイで「がんせきほう」を習得
場持ちに優れた2ゲージ技でありながら1発の威力が110、一致補正で132にもなる大技であり、これによってラムパルドほどではないにせよ、「うちおとす」「ストーンエッジ」を覚えたバンギラスをも上回る火力となったことから火力・耐久力ともにいわタイプ最強クラスとなった。
更に火力の高いラムパルドは低耐久という大きな欠点があるため、短期決戦型のラムパルドと安定のドサイドンとで上手く棲み分けはできている。
テラキオンもいわタイプ最強クラスの火力を持つが、複合タイプが異なる点で差別化はできている。相手によってどちらを使うかを変えると良いだろう。

2023年10月にはシャドウ個体が実装。シャドウ補正の乗った「がんせきほう」の威力は絶大な威力を誇る。やや耐久が減ってしまう欠点があるが、元の耐久力が高めなのもあって強力な弱点技が飛んでこない限りは意外と気にならない。
難点としてはシャドウ個体の例に漏れず、期間限定のイベントで「やつあたり」を消すか技スペースの開放をしない限り戦力にならないことと育成コストの増加により育成が大変なこと、なにより「がんせきほう」の習得が現状すごいわざマシンを使わないと不可能なことである。
育成の大変さは相当だが、もし育て切ることができたら絶大な強さを誇るだろう。もちろん、そこそこの高個体をリトレーンして全ステータス最大個体を狙うのもアリ。


一方、ジム防衛はバンギラスがジム防衛に論外な時点でお察しください。
なのにCPが高いという理由だけでジムに置かれることが多々ある。一応ルカリオメタグロス、テラキオンには地面技で抜群は取れるが、それなら同じ高CPじめんタイプで単タイプゆえに余計な被弾を受けにくいカバルドンドンファンの方がジム防衛として適任。
ジムにいるこれらのポケモンの対策がそのまま通用してしまうというのもありジム防衛における場持ちは思った以上に悪いため、素直にアタッカーに専念させてあげたほうがいいだろう。

■進化前 サイドン



進化して後ろ足だけで立つようになった。ツノで突かれると岩石にも穴があいてしまう。

全国図鑑No.112
分類:ドリルポケモン
英語名:Rhydon
高さ:1.9m
重さ:120.0kg

タイプ:じめん・いわ
特性:いしあたま(反動を受ける技を使った時の反動ダメージがなくなる)
  :ひらいしん(電気タイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。
        ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする)
隠れ特性:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる)

種族値
HP:105
攻撃:130
防御:120
特攻:45
特防:45
素早さ:40
合計:485

努力値:攻撃+2


サイホーンの進化系。
進化したおかげで2本足で立てるようになり、同時に脳が大きくなって知能が発達した。…のだが、頻繁に物忘れを起こしてしまう。
体を覆う鎧のような皮膚は大砲が直撃しても傷一つ付かないほど頑丈なだけでなく、2000度のマグマに入っても熱さを全く感じない。
だが、その分衝撃に鈍いところがある。
鼻先に付いているドリルの角を回転させて突くと岩石に穴を開け、ダイヤモンドの原石や高層ビルを粉々にする。


素早さは進化後と同等だが、それ以外は10ずつ劣る。
元々は最終進化形扱いだけあってHP・攻撃・防御は十分に高く、「しんかのきせき」型で活躍できる。

…と思いきや、ドサイドン先生が強すぎるので、そう簡単には行かない。
最大の問題点はドサイドンの特性「ハードロック」が、サイドンの時点では「いしあたま」であること。
この時点で弱点タイプの物理技に対しては奇石サイドンよりもドサイドンの方が強くなる。
さらにドサイドンが「オボンのみ」を持つと「ハードロック」なしでも奇石サイドンの物理耐久を超える。

また、特殊耐久を強化するアイテムとしては「しんかのきせき」以外に上述の「とつげきチョッキ」もある。
ハードロックチョッキドサイドンは奇石サイドンと比べて弱点タイプの技に対しては物理・特殊耐久共に上回り、攻撃力でも勝る
弱点タイプ以外の物理攻撃なら奇石サイドンの方が耐えるが、弱点が多い上に大半がメジャーなタイプなので利点と言えるか怪しい。

サイドンの特性「いしあたま」も「すてみタックル」を使う時にしか役に立たない。
(「いしあたま」と「もろはのずつき」が両立不可なのはプテラガラガラ共々、ゲームバランス的な問題と思われるが)
その「すてみタックル」も元々サブウェポンが豊富なため、無理に使う必要性は薄い。

一応、オボンドサイドンとは特殊耐久、チョッキドサイドンとは補助技を使える点で差別化が可能である。
「ステルスロック」「ほえる」「でんじは」「ロックカット」「つるぎのまい」「みがわり」「ねむる」等選択肢は豊富。
「ステルスロック」「でんじは」を撒いてから「ほえる」で強制交代させるほか、ねむねご等の戦法も採れる。
なお、最速のサイドンやドサイドンが「ロックカット」を一回積むと最速130族まで抜ける。

また、ダブルやトリプル、ローテではドサイドンと違った活躍が可能
と言うのも、特性「ひらいしん」で仲間の分も電気技を受ける役割にはサイドンの方が向いているため。
「ハードロック」のないドサイドンが奇石サイドン以上の特殊耐久を得るには「とつげきチョッキ」が必要。
しかし、チョッキを持つとダブルやトリプルでの重要技である「まもる」が使えなくなる。

この時点でもゴローニャよりHPや攻撃が高いが、かつては爆発技が今より強かったため採用率ではサイドンが押され気味だった。
サブウェポンの増加や進化形の追加といった措置が取られたのも同タイプのゴローニャとの差を考慮してのことだったのかもしれない。
ゴローニャが参加できないニンテンドウカップ99ではエレブーライチュウ対策としての地面枠をニドキングやサンドパンと争った。
同大会で「バブルこうせん」持ちペルシアンの姿が度々見られた原因でもある。
まぁ、VC版初代環境では「ふぶき」を使える点が大きく評価されて、実機版当時と異なりゴローニャとは評価が逆転し、文句無しの1軍クラスに昇格したのだが。サンダースへの安直な受け出しをすると相手の交代読み交代でルージュラとの対面が出来上がる恐れがあるのには注意。

第八世代ではまだPokémon HOMEが解禁される前のインターネット大会『ガラルビギニング』の最終1桁に残るなどある程度活躍していた。この世代ではサイドンが火力アイテムを持つことが多くなり、耐久を削って素早さに努力値を振った型も目立ったため、「しんかのきせき」耐久特化サポーターとして差別化できるようになったのである。
まぁ鎧の孤島で「しんかのきせき」枠をラッキーポリゴン2に取られて需要がほぼ無くなったのだが。

ちなみに初代では内部データ番号01、つまり最初に作られたポケモンであり、その関係か有名なバグポケであるけつばんに最も近い存在でもある。
けつばんの鳴き声は基本的にサイドンで再生されることが多く、ポケモンスタジアムでけつばんの姿を確認した場合もサイドンのものになる。


■さらにその進化前 サイホーン



頭は悪いが力が強く、高層ビルも体当たりでコナゴナに粉砕する。

全国図鑑No.111
分類:とげとげポケモン
英語名: Sihorn
高さ:1.0m
重さ:115.0kg

タイプ:じめん・いわ
特性:いしあた
  :ひらいしん
隠れ特性:すてみ

種族値
HP:80
攻撃:85
防御:95
特攻:30
特防:30
素早さ:25
合計:345

努力値:防御+1


分類通り、全身が刺々しい皮膚で覆われたサイの姿をしたポケモン。
丈夫な骨と硬い皮膚を活かした突進は、高層ビルや岩山を一撃で粉砕するほどの威力を持つ。
…だが、足が短すぎて方向転換が出来ず、脳みそが小さすぎて頭が悪いため、人の仕事を手伝うのは無理。

手伝うのは無理。

無理。
※大事なことなので3回言いました。

とはいえゲーム中では町中で大人しくしていたり、トレーナーだけでなくその親族にお願いされたら少しだけ背中に乗せて遊んでくれたりと、単に凶暴なだけの存在ではないことは描写されている。
そういう意味では記憶力はあるのだが考えるのは苦手という意味での「頭が悪い」なのかもしれない。

一致技や三色牙など強力な技は揃っており、リトルバトルではストライク等上位陣との相性も良い。
しかし、優秀な種族値に加えて特性「がんじょう」や爆発技を備えるイシツブテイワーク等がライバルとなる。

ちなみに、「たいあたりで高層ビルを突き崩す」と図鑑には書かれているが、なぜか初期はたいあたりを覚えなかった。「とっしん」は覚えるのでこれのことなのかもしれないが。


■アニメでのドサイドン一族


141話に登場。
ゲーム同様、クロツグの手持ちとしてサトシと戦う。
ハヤシガメの「エナジボール」をほとんどダメージを受けないパワーを見せ、
エナジーボールを食べてパワーアップしたハヤシガメに追い詰められるも、密着時に岩石砲を当て勝利した。

技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「すなあらし」「ロックカット」


タケシの弟であり現ジムリーダーのジロウも使用。
ラティアスの竜の波動を掴み引きちぎるというな戦いを見せた。
最終的に敗れたものの、監察官のジョーイさんに認められ、ニビジムの廃業は免れた。

技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「つのドリル」「あなをほる」。


ポケモン赤緑を題材にしたアニメ、「ポケットモンスターTHE ORIGIN」にも登場。
サカキの手持ちとして登場し、サイホーン一匹でウツボットカブトプスカビゴンを圧倒し、
サンダースを「10まんボルトの」一発で倒すなど、頭おかしいレベルの強さを見せつける。
サワムラーとの相打ちでようやく倒れた時に、サカキはサイドンを繰り出す。
リザードンと一歩も引かぬ攻防の末、とどめの「つのドリル」のスキを見破られ、「ちきゅうなげ」を喰らって敗れる。

また、リザードンを「みだれづき」で攻撃する時、角で連続で突くかと思いきや、正拳突きのラッシュだった。
強ち間違ってはいないが…。


XY編第63話では悪徳ハンターの手持ちとして登場。
サトシ一行、ロケット団の共闘に対して終始圧倒するも、ソーナンスの「カウンター」とポケモンたちの猛攻に倒れる。
この猛攻の際、ピカチュウが「10まんボルト」を撃っちゃっているが気にしない。

技構成は「がんせきほう」「つのドリル」「みだれづき」。
尚、こちらはちゃんと角で連続で突いているのでご安心を。





ドサイドン「波乗りの中で交換もせずに落ちてもよい 自由とはそういうものだ
      話し合いが通用しないなら無理矢理追記・修正させて貰おう
      ドサイドンアクション!」

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最終更新:2025年04月07日 01:21