シュートシティ

登録日:2020/07/31 Fri 23:06:39
更新日:2023/07/13 Thu 10:48:25
所要時間:約 6 分で読めます






ローズ委員長に よって 計画的に 造られた 大都市




出典:ポケットモンスター ソード・シールド、ゲームフリーク、任天堂、2019年11月15日発売、
©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures/Inc. /GAME FREAK inc.



シュートシティとは『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場する架空の町である。
と同時にこのゲームにおける(DLCを除くと)ストーリーでの最終目的地でもある。
イギリスの首都ロンドンがモデルとなっている。

●目次


【概要】

ガラルの街としては一番広く、一番北にある大都市である。
ポケモンリーグ委員長のローズ主導で計画的に造られた都市であり、昔からの街並みを活かしつつローズの会社「マクロコスモスグループ」の力で観光都市として造り変えられた。
街の設計自体もローズが行っており、言うなればマクロコスモスの城下町。

シリーズを通してみても、カロスのミアレシティには負けるかもしれないが、イッシュヒウンシティよりかは大きい。
しかしそらとぶタクシーの行き先は入り口、スタジアム前、タワー前と3つ登録される上、町の中にはモノレールも通っているため広さの割に不便さは感じられない。
ちなみに直前まで通ってきた南にある10番道路は雪景色のチャンピオンロードと言った趣だが、この町には雪は全く見られない。
名前の由来は、イギリスで盛んなスポーツであるサッカーの得点源「Shoot(シュート)」と「首都」を絡めたダブルミーニング。


【主な施設】

  • 入り口
雪と強力なポケモン、そして強力なトレーナーに囲まれた10番道路。
そこを抜けると雪に覆われていた景色が一気に開け、巨大な城壁のようなものが見えてくる。
少し進むと巨大な塔を中心に光り輝く土地が見えてくるだろう。
…そう、この街こそが、ジムチャレンジ終焉の地である「シュートシティ」である。


  • 広場
10番道路に面した広場。
城壁のような入り口入ってすぐに駅がある。
鉄道駅とモノレール駅が併設されていること以外は普通の広場である。
またアーマーガアの石像がある巨大な噴水ではとあるイベントが行われる為印象に残りやすい。
ここにあるポケモンセンターではタウリン等の「きそポイントを上げるアイテム」が売られている為利用した人は多いだろう。
ヨロイ島を開放しているならそっちので買う毎日と思われるが。
モチーフは「トラファルガー広場」と「パディントン駅」と「ピカデリーサーカス」。


  • 商店街通り
巨大な宣伝用モニターの後ろにレトロな建物が立ち並ぶ道。
バトルカフェやブティック、ヘアサロンといった店が勢揃いしている。
道はホテル「ロンド・ロゼ」まで続いている。
モチーフは「リージェントストリート」。


  • ロンド・ロゼ
5つ星ホテル。今までジムチャレンジ時に宿泊していたスボミーインと違いかなり大きなホテルである。
物語終盤に行われるトーナメントのときに宿泊する。
ホテルの前にはシュートシティ専用のそらとぶタクシーが客待ちをしている。
…が残念ながらキルクスタウンにある「ホテル イオニア」と違い、イベント終了後はロビーにしか入ることができない。
モチーフは「国会議事堂」と「ビッグ・ベン」と「ザ・サヴォイ」。


  • 住宅街
大きな街であるが右側には人が住む住宅が立ち並んでおり、自然豊かな公園もある。
ある家には「リーグスタッフのヒロシ」が住んでいる。
個体値ALL30で努力値も振られた3種のロトムを使いこなす強敵で、勝利後は彼に話しかけることでロトムのフォルムチェンジが可能となる。

この住宅街を抜けると、最後のトーナメントが行われる「シュートスタジアム」にたどり着くことが出来る。
公園には御三家が覚えることができる必殺技を教えてくれるおじさんがいる。
ちなみに少し行ったら川が流れている。モチーフは「テムズ川」。
なかなかの絶景だが、「くろいヘドロ」が落ちている事から綺麗という訳でもなさそうだ。


  • シュートスタジアム
各町にあるスタジアム。
ジムチャレンジの最終目的地であり主人公達はこのスタジアムでリーグトーナメントを行い、チャンピオンになることを目的としている。
スタジアム前のポケモンセンターではわざマシンが売られている。
また露店も広がっておりポケモンのおかしとジュースを売っているらしいが、プレイヤーは買い物することはできない。



モチーフは「ウェンブリー・スタジアム」もしくは「ロンドン・スタジアム」。
さすがだぞ!サッカーの本場だから街に2つもでかいサッカースタジアムがあるんだな!
またスタジアム外観には「ロンドン市庁舎」の意匠も見受けられる。



  • ローズタワー
地上100階建て、高さ300mの巨大な塔。
徒歩でいくことは不可能であり訪れるにはモノレールかそらとぶタクシーに乗る必要がある。
ローズの会社であるマクロコスモスの本拠地であり、ほぼ全てがマクロコスモス関係の事務所となっている。

内部には大型エレベーターが設置されており、それを利用しこの塔を登ることになる。
ちなみに一般的なエレベーターとは異なり、箱型の筐体が上り下りするのではなく、ホール状の床が上り下りする仕様。扉の代わりに「ひかりのかべ」がその役割を果たす設計になっている。

作中での描写から少なくとも、
  • マクロコスモス・コンストラクション
  • マクロコスモス生命
  • マクロコスモス・エアラインズ
のマクロコスモス関連会社3社はここに入居している模様。ちなみに設計はマクロコスモス・コンストラクションによるものなんだとか。


モチーフは展望台「アルセロール・ミッタル・オービット」。
もしくはヨーロッパ一高いビル「ザ・シャード」と思われる。


  • シュートシティ駅
いつも利用する列車とシュートシティ内を周回するモノレール双方の駅を兼ね備えている駅。
そのため他の町の駅よりも大規模であり、内装もだいぶ違う。
モチーフは(少なくとも内装は)キングス・クロス駅。
ハリー・ポッターの9と4分の3番線がある駅として有名である。
実際にフォトスポットとして壁に入り込んでるカートがある。


  • 観覧車
ロンド・ロゼの後ろに存在する巨大観覧車。タウンマップにも乗っている。
…が残念ながら乗ることはできない。それどころか入り口に近寄ることもできない。
一見何かありそうだができないったらできないのだ。
モチーフはロンドンにある大観覧車「ロンドン・アイ」。
ちなみにスポンサーはコカ・コーラ社である。


【アニメ版】

新無印第4話に登場。
大都市だけあって空港があるためガラル地方へ赴く際の拠点となっている。ゴウエースバーンの出会いの地。
またシュートスタジアムでは度々『ポケモンワールドチャンピオンシップス』の大会が開かれており、原作のチャンピオンカップにも劣らぬ盛況を見せている。


【余談】

  • 町の奥には高層ビル群が立ち並んでいるが、残念ながらそっちの方に行くことはできない。
  • ドイツ語版は「Score City(スコアシティ)」、英語版は「Wyndon(ウィンドン)」(Winとロンドンを絡めた名前)…等、海外版もサッカー用語に絡めた街の名前となっている。
  • 「ミ」ュートシティだとF-ZEROのほうになってしまう。混同には注意しよう。











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最終更新:2023年07月13日 10:48
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