アットウィキロゴ

ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス

登録日:2022/01/28 Fri 03:05:25
更新日:2026/08/13 Thu 13:14:11
所要時間:約 5 分で読めます






出典:ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス、1話『サトシとゴウ!シンオウフェスにゴー!!』、
2022年1月21日から配信開始。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

概要

ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス』とは『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』の特別編。全4話。
『Amazon Prime Video』にて独占配信されており、2022年1月21日金曜に1話・2話が、1月28日金曜に3話・4話が公開された。

脚本はDP編でシリーズ構成を担当した冨岡淳広。
監督も同じくDP編時代に監督をしていた浅田裕二を起用している(総監督は本編同様に冨安大貴が担当)。

本作のタイトルと3・4話の配信日から分かる様に、本作は『Pokémon LEGENDS アルセウス』の販売促進作品であるが、当該作品をアニメ化したもの……ではなく
新無印編をベースにDP編とLEGENDSの要素を加えた実質的な完全新作アニメである。
LEGENDS要素は第1話と第4話ラストぐらいしかなく、ストーリー上でヒスイ地方と関わる(タイムスリップなど)事も無い為、それらを期待して見ると大幅に肩透かしを食らう事になる。

新無印編は全世界が舞台な関係で過去作キャラが頻繁に登場するのではあるが、あくまでメインターゲットは新無印編から見始めた子供達。なので、過去作要素はそこそこに抑え、その回だけ見ても問題ないような作りをしている。
しかし、本作はDP編と『超克の時空へ』を見ている事が大前提となっている(DP編は主にギンガ団に関するエピソードだけでも十分。ただ、細かいネタが多いので出来れば映画含め全て見た方が良い)。
一応最低限の説明がされているが、新無印編しか見ていない視聴者は完全に置いて行かれる構成になっている。
これは『Amazon Prime Video』にてアニポケが全シリーズ(映画は不定期*1)配信されているからこそ出来る強気なシナリオと言えるだろう。

なお、テレビでは過去キャラが登場しても、権利がややこしいからか過去作のBGMは一部を除き使われていないのだが、本作では過去作のBGMがバンバン使われている。

総じて『Amazon Prime Video』での独占配信だからこそ出来るアニポケ特別編である。

あらすじ

サトシとゴウはリサーチフェローの仕事として、ミオ図書館で行われるシンオウフェスにやって来た。
このシンオウフェスは昔のシンオウの生活や風習を再現し、体験する事が出来るというモノだ。
さらに2人はヒカリとシロナと再会し、彼女らと共にフェスを満喫する。

一方、かつて解散したはずのギンガ団ヒードランをゲット。ヒードランと火の玉プレートの力で時空に穴を空けようとする。
しかし、この実験によってテンガン山に暮らすポケモンが暴走を始め、ヒードランもまた炎に包まれながら暴走。
アルセウスはこの事態を察知し、サトシ達に助けを求める――。

登場人物

CV:松本梨香
お馴染み主人公。シンオウフェスへ調査しに来た。
シンオウ地方で起きた異変を知り、アルセウスからのメッセージを受け取った事で調査を開始する。
ピカチュウポッチャマと再会するとすぐにハイタッチをしていたが……?
登場手持ちポケモンはピカチュウ、ウオノラゴン
ピカチュウは久しぶりに形態模写を披露。絵を見ただけで再現するとんでもない技を発揮。

CV:山下大輝
もう1人の主人公。
タケシの事はサトシから聞いていたらしく、積極的に話しかけた。
本作は「新無印編にDP編のキャラが出た」というより「DP編にゴウが紛れ込んだ」という構成なので、アウェー感が強い。
シンオウの伝説級ポケモンが突然接触を図って来た為、すぐ事情を把握するサトヒカと困惑するゴウとの対比が印象的。
そりゃ伝説ポケモンなんてそう関われないので、驚くのは普通の反応であろう。
登場手持ちポケモンサルノリエースバーンインテレオン
特に後半ではヒードランが居る為、サルノリがエースバーンと交代でボールに戻されている。また、エースバーンとインテレオンの絡みがあるのもこれが初。

CV:豊口めぐみ
DP編のヒロイン。2021年12月放映の前後編から間を空けずの登場である。
シンオウフェスでは昔の衣装(『LEGENDS』のAmazon特典の『ガブリアス着物セット』)をレンタルしており、髪型も『LEGENDS』の女の子主人公と同じスタイルにしている。
登場手持ちポケモンはポッチャマとマンムー。ポッチャマはゴウのインテレオンをカッコいいと思ったのか、目を輝かせて見ていた。そしてそのポーズを真似るポッチャマに困惑するインテレオン…。

CV:うえだゆうじ
かつての愛すべき旅仲間。服装もDP編時代。登場はSM編以来。
正式にポケモンドクターとなったのか研修中なのかは不明だが、白衣姿でクロガネシティのポケモンセンター(シンジマリルリを子供に譲った場所と言えば視聴者は思い出すはず)に勤めている。
サトシ達と再会後は4人乗りの飛行機を操縦し、テンガン山へと向かう。
今回はグレッグルハガネールの他にラッキーがハピナスに進化した状態で登場。
ハピナスとグレッグルはアシスタントとして活躍しているそうで、ハガネールは相棒としてずっと手持ちに入れているという事なのだろう。

CV:櫻井智
お馴染みシンオウ地方のチャンピオン。
考古学者としてシンオウフェスに協力したらしく、サトシ達をノリノリで案内した。彼女もまたサトシ達と同じくガブリアスセットの衣装を披露。髪型はマジコスを彷彿させるモノ。
後半ではヒカリからの連絡を受け、自らもギンガ団の残党と戦う。
登場ポケモンはガブリアスとロズレイド。ロズレイドは原作での手持ちでもあるが、何気に今回が初登場である。

  • サターン
  • ジュピター
  • マーズ
CV:岡村明美(サターン)、西村ちなみ(ジュピター)、田中理恵(マーズ)
ギンガ団の幹部たち。勿論部下のステキファッションの皆さんも健在。
行方不明のアカギの元へ行く為にアルセウスの一部である「ひのたまプレート」にヒードランの力を合わせる事で時空に穴を空ける作戦を決行する。
なお、DP編ではプルート以外がシンオウ警察に逮捕されており、タケシもその事に言及しているが、なぜ活動出来ているかは不明。
放送から12年も経っているため、普通に刑期満了で出所したんじゃないかとか言われている。ジュンサーさんの反応から、普通に脱獄した模様。その割には大胆に行動しているが……。
なお、声優は当時のまま。

伝説のポケモン


出典:ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス、1話『サトシとゴウ!シンオウフェスにゴー!!』、
2022年1月21日から配信開始。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

全てを創ったという幻のポケモン
時空の歪みとヒードランの暴走を予感し、サトシ達に助けを求めた。今回は喋る訳ではないが、テレビシリーズで特に面識の無いサトシ達に助けを求めた事から映画と同個体だろう。
仮に映画とは別個体であった場合でも下記の湖の三体から、ギンガ団の事件に対するサトシ達の活躍を聞かされたのであれば、接触を図ったのも納得できるだろう。

CV:真堂圭(アグノム)、千本木彩花(ユクシー)
湖ではなくアルセウスが住む時空に呼び出されており、アルセウスの命令でサトシたちに接触を図る。
ヒードランの暴走を抑える為、サトシ達に協力する。

CV:三宅健太
DP編で出て来た個体ではなく、描写的に「ハードマウンテン」に生息している個体。
DP編では普通のポケモンとして扱われていた不遇の子だったが、本作にて伝説の威厳を見せつける。……まぁ登場早々、サターンにゲットされるけども。
機械とか使われず普通に実力負けでゲットされた為、素直にサターンの指示を聞いている。

「火の玉プレート」に自分の炎の力を放射してプレートの限界以上にまで力を高める事で時空に穴を空けようとしていたが、限界を超えすぎてしまい、そのエネルギーがヒードランに直撃!
77話でも書かれていたが、いくら特性「もらいび」で炎を無効に出来るといっても容量限界と言うものがあり、ヒードランでもコントロール出来ない程のエネルギーが体内に蓄えられてしまう。

これによって、ヒードランは我を忘れ自分のボールを溶かしてしまった上に火の玉プレートを取り込み、数十mはあるアニメオリジナルの形態になってしまった。

余談

1・2話配信日に放映されたテレビ本編は94話であり、3・4話の配信日は95話であった。
これらもDP編のキャラが再登場する本作と同じく、94話では25年ぶりにエリカが、95話では14年ぶりにヤマトとコサブロウが再登場する事で大きな話題になっていた。
こうして、22年1月は怒涛の過去作キャラ祭りとなったのである。そして2月以降も...!!

本作のロゴが何気に劇場版の様な形になっているが、これに関しては「2021年は劇場版ポケットモンスターの新作が無かった為*2、その代わりではないか」という声が少なくない。



追記・修正はアルセウスに協力を求められた方がお願いします。
この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月13日 13:14

*1 この項目が作られた時は配信されていなかったが、22年2月1日から再配信された。

*2 新型コロナウイルスの影響があると思われる。