サトシ(新無印編)

登録日:2020/07/29 (水) 00:26:05
更新日:2024/02/02 Fri 20:42:28
所要時間:約 5 分で読めます






ルギア! バトルしようぜ!!



出典:ポケットモンスター、132話『ファイナルⅣ 「相棒」』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


概要

『サトシ (新無印編)』とは『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』におけるサトシのことであり、ここでは新無印編におけるサトシについて扱う。

CV:松本梨香、武田華(幼少期)


ポケットモンスター サン&ムーン』にてアローラリーグで優勝し、
さらにロイヤルマスクとのエキシビジョンマッチで勝利した事で名実ともにアローラ最強へと成長を遂げたサトシ。

やる事がなくなり何をしようか考えた末に出した答えが、「広い世界を見る」ためにカントーに戻る事だった。

カントーに戻って来たサトシは、オーキド博士に連れて行ってもらったサクラギ研究所のサクラギ博士に見込まれ、ゴウと共に研究の手伝いをする『リサーチフェロー』に任命される。
こうして、これまで巡った地方や新たな地方・ガラル地方を訪れ、各地のポケモンの調査をする事になった。

当初はリーグ優勝などの目標はなく、ただポケモンを調査する事だけが目的だったが、
12話『ダイマックスバトル! 最強王者ダンデ!!』にて無敵のチャンピオン・ダンデを知り、
続く13話で実際にバトルして敗北したことでダンデの強さを実感し、以降はダンデに勝って世界最強のトレーナーになることを目的としている。

ダンデに強い関心を持っているが故にそれ以外のトレーナーに関心を寄せるいとまがなく、
元ホウエンチャンピオンであるミクリの名前を忘れる・ダンデへのリベンジを誓うキバナを否定し、自分がダンデさんを倒すとキバナファンが多数集う会場で宣言する
マスターズトーナメント初戦後、ダンデとカルネのセミファイナルが始まらないうちから「絶対にダンデさんとバトルするんだ」と語ったりするなど、
失礼な振る舞いもある一方で、イッシュ地方を共に旅していた仲間であるアイリスや長年の恩人シロナの参戦には目を輝かせ、
「シロナさんに勝ったらもっと強くなれる!この勝負に勝ってシロナさんを超える」とシロナとの真剣勝負に心から挑む、
シンジの不参戦に疑問を持ちつつも、彼のお陰でダイゴの出鼻を挫くことができたことに感謝するなど決して傲慢なわけでは無い。
(そんな世界一のトレーナーもサトシ的には夢の第一歩のようだが。)

新無印編におけるダンデはガラルリーグだけではなく『ポケモンワールドチャンピオンシップス』の第1位でもあるため、サトシはこれに勝ち上がってダンデに挑戦することを目標とした。

なお、サトシの夢『ポケモンマスター』だが、ポケモン知識豊富なゴウや学校に通っているコハルも知らない。ポケモンマスターとは……。

容姿

SMで大きく容姿が変わったが、今回も大幅にリニューアル。
まず目が大きくなっている。BWでも大きくなったが、今回はさらに大きく丸くなっており、童顔に見えるようになった。
また髪はXYまでのようなツンツンとしたものではなく、SMと同じく丸みをおびたものとなり、眉はXYまでのようにキリッとした眉に戻った。
普段は子供っぽい表情をするが、バトルの時はXYのような凛々しい表情をする等、デザインはXYとSMを足して割ったような感じになった。

服装も無印以来となる前の開いた青い服に、SMから引き続き短パンに指ぬきグローブなしとなっている。
途中黒いメガグローブを入手し、メガシンカを使う試合の時は両手に付けるようになる(指ぬきグローブなしだったのはキーストーンを手に入れる伏線だったようだ)
また今回被っている帽子は『ワールドキャップ』というらしい。
リュックも緑一色となっているなど、全体的に無印を意識した服装になっている。

人物

新人トレーナーであるゴウと二人で全地方に出張する話が大半ということもあって、XYの時のように年長者ポジション。
……とはいえ、ゴウはサトシの背中を追いかけるというほどでもなく、SMのメンバーと同じ対等な友人なのでXYほどのリーダー感はない。
ゴウがメッソンにバトルを強制させてしまったと落ち込んでいる時は、
「捕まえたばかりなんだから上手くいかなくて当然。次から気を付ければいい」とアドバイスを送るベテランの風格も。

ポケモン図鑑担当を基本的にゴウがしているため、ポケモン紹介のためにサトシが知っているポケモンを図鑑を出す行為が減り、知識リセットされた感が薄まっている。
ただし、SMの時は知っていたゴルーグのタイプを焦っていたとはいえ忘れたり(曰く「うっかり」)、
リザードンが電気技を使えた事(アランのリザードンなど)に驚いたり*1など、忘れている事もある。

今までのOP・EDは松本氏がサトシ名義で歌っていたため、ファンの間ではサトシは歌が上手いというのが通説で、
実は作中でサトシが歌を歌ったことがなかったので真偽不明だったが、30話にて子守唄を歌う場面があり、普通に上手かった。
第100話から約4年振りに主題歌を務めている。ゴウとのデュエットである。

また寝相が悪いのは周知の事実だが、今作で母のハナコの遺伝と明かされた。つまり大人になっても治らない。



出典:ポケットモンスター、OP『1・2・3(サトシ&ゴウ)』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

今作では映画『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』で語られたサトシの波導に関する設定が蘇っている。
主にバトル時にサトシの波導が活発になるらしく、これによってリオルはサトシについて行く事に決めた。
ただし波導を感知する力はリオルほどではなく、ルカリオの波導をリオルが感知してから少し遅れて気付いている。
なお上記の画像のシーンはサトシが波導弾を使っているのではなく、波導弾を使おうとするルカリオと波導で共鳴しているシーンである。

また波導以外に関しても感知能力が高くなっているらしく、
ルギアのテレパシーを聞いたり、ムゲンダイナが飛行機に接近するのを乗客で唯一気付いたりしている。

過去作(特にSM)では料理下手な一面があったが、82話ではコハルのアドバイスを元に超独創的なアローラ風ケーキをデコレーションし、ポプラから高評価された。

バトル

今回もバトル方面のリセットはピカチュウ共々行われておらず、アローラチャンピオンとなった実力のまま。
ピカチュウも2話の時点でルギアに微小とはいえダメージを与えるほどの実力を持っていたり、3話ではダブルはかいこうせんを10万ボルトで跳ね返すという離れ業を披露している。

かつてクチバジムでのマチスとの試合では、サトシが指示を出す暇もなく放たれたライチュウの10万ボルトを、
ピカチュウがとっさの機転で尻尾で電気を地面に流す行為を行っていたが、
今作ではクチバシティのジムリーダー代行を務めるビスケスが使うライチュウのボルテッカーを、アイアンテールを使い地面に電気を受け流すという、
かつてのピカチュウの奇策をサトシが今風にアレンジさせるなど、サトシが成長しているのが分かる。

またコルニとの試合では格闘ポケモンの使い手だと知っているので、相性がいいゴーストタイプのゲンガー、ひこうタイプのカイリューで挑んだり、
上記のビスケスとの試合ではライチュウにピカチュウが押されていると判断したら素直に交代させるなど、状況判断力も高め。

またサトシにしては珍しくカイリューに積み技である『りゅうのまい』を指示したりするようになった。
まぁコルニから「らしくない」と言われたが、これがXYの時からも成長していることの証なのだろう。

65話『ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!』ではイッシュチャンピオンにまでなったアイリスと真剣勝負。
2対2の激闘の末にアイリスのエースポケモン・オノノクスを倒すことに成功。史上初めてチャンピオンに勝利を収める快挙を成し遂げた。

ハイパーランクからZワザが解禁され、さらにキーストーンを手に入れXY当時出来なかったメガシンカを会得。
{Zワザ・メガシンカ・キョダイマックスの3つの切り札の力を自在に操るトレーナーへと成長を遂げている。
(しかし、以降はドラセナ戦を除く全ての試合で切り札を使用してバトルするようになったため、切り札を使えるポケモンの勝率と選出機会が増加の一途を辿る一方、
切り札を使えないポケモンの勝率と選出機会が減っていくようになったのも事実である)}。

104話『ハイパークラス!VS四天王ドラセナ!!』ではカロス地方の四天王であるドラセナと戦って見事に勝利し、四天王にも公式戦初対決初勝利の快挙を成し遂げている。

105話『イーブイとニンフィア!出会いと再会!!』では、チャンピオンダイゴほにゃららと同等の実力を持つと自称している、
ミクリのパートナーであるミロカロスを非公式戦ながら破っている。

ポケモンワールドチャンピオンシップスでは快進撃を見せており、スーパークラスに復帰後から公式戦無敗(非公式戦を除く)。
ついにマスターズトーナメントにも参戦、ダイゴとシロナといったチャンピオンに対して下克上をやってのけ、ダンデとのファイナルに。前半戦を終えた時、消耗こそすれども数的有利を得て、ダンデに褒められている。
切り札の力も大きいものの、このことからも歴代のシリーズと比べても相当な強さを誇っていることが分かる。

そして132話にて、ダンデに勝利してマスターズトーナメントで優勝!
名実ともに世界最強のトレーナーになった

ちなみにサトシの奇策をゴウはめちゃくちゃ呼ばわりしており、「これぞサトシのバトルだ」とダイゴ戦やダンデ戦を観戦したアイリスとヒカリも満足げに笑っていた。

ポケモン

詳しくはサトシの手持ち(新無印編)を参照。
最初のゲットに10話もかけ、そうかと思えば史上最速で手持ち6匹全員が最終進化のポケモンになったり(60話)、
ガラル御三家を捕まえなかったり(3匹ともゴウの手持ちにはいる)、
今まで草・炎・水タイプの内少なくとも二つのタイプは捕まえていたのに、
水タイプしかゲットしていなかったりなど(炎タイプをゲットしなかったのは歴代初)、歴代でも異彩を放つ手持ちとなっている。

また、世代縛りもなく、リージョンフォームや化石ポケモンを初めてゲットしている。




追記・修正はチャンピオンクラスになってからお願いします。

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最終更新:2024年02月02日 20:42

*1 ただし電気技を隠し持っていた事に驚いた可能性もある