登録日:2023/05/04 Mon 01:30:42
更新日:2025/04/27 Sun 07:50:13NEW!
所要時間:約 34 分…それで『読了』
レースは"CETI"、20億光年の"断絶"を"コネクト"してくれる──
◆プロフィール
キャッチコピー:すこし不思議?すごく不思議?宇宙的ウマ娘
誕生日:5月21日
身長:160cm
体重:宇宙の神秘
スリーサイズ:B79・W52・H77
靴のサイズ:左右ともに23.5cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:天気予報、落ち物パズル
苦手なこと:『ふつう』の会話、わさび
耳のこと:"シグナル"受信に最適なパラボラ形状
尻尾のこと:調子が悪いと"ダストティル"になるらしい
家族のこと:パパとは54%くらいは会話が通じる
ヒミツ:①食べ物を半分こするのが好き / ②いつかのお泊まりのために、手作りプラネタリウムを用意している
自己紹介:ネオユニヴァースは、友好的"コンタクト"を提案。つまり──『よろしくね』
キャラクターソング:銀河系フィロソフィー
乗り越えるたび現れる壁
恐れるな
高みを目指す者の前だけに
壁が現れるのだ
◆概要
2003年に皐月賞・日本ダービーの二冠を達成、主戦騎手の
ミルコ・デムーロに「これまでの騎手人生の中でナンバーワンの存在」とまで言わしめ、
その後の彼の人生を大きく変えた競走馬・ネオユニヴァースがモチーフの
ウマ娘。
2023年2月22日のぱかライブTVにて初公開。
幾頭もの名馬を所有しながらもこれまでウマ娘への参戦が0であった
社台グループ傘下・社台レースホースからの参戦第一号として大いに盛り上がった(後述)。
2周年キービジュアルにも小さくいるのだが、公開時点では身元の特定には至っておらず、かろうじて黄色と青の色合いが判別できる程度であったため、
同配色であり既に
エアグルーヴ・
エアシャカールが参戦している「エア」冠名のウマ娘と思われていた。
なおアプリのリリース後に初めて追加された
サンデーサイレンス産駒でもある。
髪のベースカラーは、タイキシャトルやゴールドシチーのようにモデルが尾花栗毛だったウマ娘以上に原色に近い黄色。
モデル馬が鹿毛なのにこの髪色になったのは、実馬が黄色いメンコをつけていた事に由来していると思われる。
水色のメッシュが入った長髪と、アンテナの如き
アホ毛も特徴的。
基本的な一人称は「ネオユニヴァース」だが、二重鍵括弧で『わたし』、またごく一部の場面で『ぼく』を使うケースがある。
非常に頭脳明晰、成績優秀。その聡明さは体調管理や身体の不調の分析、レースにも活かされており、
バ群に囲まれても一切動じることなく冷静にレースを運び、生まれ持ったレースの才能も十分と、弱点はほとんどない完璧ウマ娘。
が、そんな彼女にもたった一つだけ弱点がある。
それは、
普通の会話ができないこと。
あまりにも頭脳明晰すぎるがために、略語と思しきアルファベットの単語や宇宙関連の用語に暗喩といった、
他人には難解かつ独特な言葉遣いでしか会話できないため、コミュニケーションを取るのは困難を極める。
さらにおよそ常人には理解が追い付かない行動も多く、周囲からは「
まるで宇宙人」と評される不思議系電波ウマ娘である。
ただ、表情の変化こそ乏しいが、難解な言葉の裏には豊かな感情が隠れており、当人は他者との交流を積極的に望んでいるようだ。
このせいでウマ娘の中ではヤマニンゼファー、タニノギムレットに並ぶ創作者泣かせのキャラとなっている。
なお、このあたりの設定の元ネタは、M・デムーロ騎手が同馬を「すごく頭のいい馬で、課題点は
人間の言葉を喋れないことだけ」と評していたエピソードからと思われる。
ストーリーイベント「あなたと仰ぐハーベストムーン」で語られたところによれば、
幼少期の友達や学校の先生、それどころか実の両親ですら彼女の言語センスは到底理解し得ないものだったために意思疎通がまともに取れず、
それに対してユニヴァース自身も「自分が宇宙人であるから交信ができない」「宇宙との交信や文学が自分だけの世界で心安らげる」といった気持ちを抱えており、
同時に自分の居場所が他者に理解されない孤独なものだったという現実に寂しさを感じていた様である。
体温がかなり低く、運動後であっても体温変化が少ない体質。
その低さは
アグネスタキオンやエアシャカールらクラスメイトが心配するほどで、体温を上げるべく様々な手を使っているがあまり効果がないらしい。
さらに脳波を自由に操作することも可能。
極めつけは、
ワームホールを介したワープであろう。
ウマ娘ストーリー中でもSEと共に突如として現れたり、レース中にも前壁の状況から姿を消し、再出現した時には抜け出しているほか、
育成シナリオでは天体観測に連れて行ってもらう時に使用。移動した記憶はあり、手荷物もちゃんと持っていたが、
その道中の記憶はあやふやであるなど、認知できない何かしらの方法で移動したことがうかがえる。
ひょっとしたら本当に
宇宙人なのかもしれない……。
+
|
ネオユニヴァースの本当の特異体質(育成シナリオの中核に関するネタバレ) |
ネオユニヴァースの特異な能力、それは「 別宇宙の観測」が可能であるということ。
育成シナリオ中では、 ゼンノロブロイのメイクデビューが除外になることや、ジュニア級時の菊花賞では1番人気の皐月賞ウマ娘が" ローンチ・フェイリア"でスタート直後に競走中止になり、
その後、10番人気だった伏兵のウマ娘・ヒシミラクルが大金星を挙げることを的中させているなど、
傍から見れば高精度の未来予知、要はエアシャカールの開発したプログラム"Parcae"に近いことをしているのである。
曰く 「ネオユニヴァースは連なっているんだ。無限に」とのことで、その中から一番近い別宇宙のネオユニヴァースやその周囲を"観測"できるのだが、
一方で"観測"できてしまうがために、別宇宙の自分や周囲に起こる悪い出来事も見えてしまう。
また、その"観測"にはネオユニヴァース自身のバイアスがかかる。
なお、一部のセリフで一人称に『ぼく』が混ざったり、「別宇宙ではトレーナーに意思を伝える手段を持たなかった」という旨を語り、
明らかに「人間とウマ娘」ではなく「人間と馬」の歴史の話をし始めたりする事から、
「ウマ娘としてのネオユニヴァース」だけでなく「競走馬のネオユニヴァース号」とも繋がっていると思われるフシがある。
ただ、この推測が当たっていた場合、育成シナリオにおけるネオユニヴァースのトレーナー(アプリトレーナー)は デムーロの平行同位体という事になってしまうのだが、
これに関しては リュージやら ikzeという前例があるので、気にしない方がいいかもしれない。
|
あと、その独特のキャラを意識したものかボイスにもかなり特徴があり、良い意味で機械的且つハスキー。
育成実装段階では共通楽曲のボーカルしか持っていなかったものの、後にライブに追加された「L'Arc de gloire」や「トレセン音頭」などにも歌声が実装されていた他、
3rdアニバーサリーの大型アップデートにおいては「Everlasting BEATS」に音声が追加された。
特にうまぴょい伝説やトレセン音頭などのコミカルな楽曲だと、かなりシュールな光景が繰り広げられる。
同時に、こんな特徴全開すぎる声質でライブを歌い上げる中の人の演技力の高さが窺える。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:G |
距離 |
短距離:F |
マイル:B |
中距離:A |
長距離:B |
脚質 |
逃げ:F |
先行:A |
差し:A |
追込:C |
2023年4月19日に☆3「Universe-Naut」として実装。
2月22日に発表されてから2ヶ月弱、日数にして
57日という超爆速実装であり、それまでの最速記録であった
コパノリッキーをも上回るスピード実装となった。
その異例すぎるスピード実装の方に注目が集まってはいたが、実装時点で残存していたウマ娘の中で唯一の皐月賞バだったため、それに合わせた4月実装という、タイミング自体は非常にわかりやすいもの。
…しかしその後の2024年3月、まさかの1年足らずでこの実装最速記録が
トランセンド(19日)によって破られることになった。
さらにその記録ものちに実装された
ドリームジャーニー(2日)に破られている。
そして2024年8月30日には別衣装として☆3「Like “ZEER”」が実装された。
距離、脚質の適性としては中距離の先行・差しを得意としているが、
マイル重賞2勝・菊花賞3着の実績からマイル・長距離適性もBと高め、かつ因子で容易にフォローできる範囲。
ただ、覚醒スキルや固有スキルの嚙み合わせも考慮すると、中距離・差しでの起用がベストか。
[Universe-Naut]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Universe-Naut]ネオユニヴァース」勝負服
馬主である社台レースホースの勝負服「
黄、
黒縦縞、
袖青一本輪」がベース。
黒チューブトップの上から上着を着用。曰く
「宇宙飛行士の姿を模倣した」ものらしく、材質も宇宙開発に使われているものを使っており、過酷なレースでも耐えうるものとなっている。
上着の下はレオタードのようなものを着用。惜しげもなく脚を晒しており、レースシーンの画角次第ではかなり際どいものとなる。
目立たないところでは、制服姿のときにはなかった黄色一のメンコが右耳に追加されている。
右半身側には
黒縦縞を再現した黄色地に黒のベルトのようなものが3本、それに
NEO UNIVERSEとデカデカと書かれたバッジがついているほか、袖には水色の星の意匠が盛り込まれている。
そのせいで馬名当てクイズの難易度でこれまで最低だったメジロライアンをも下回る難易度最低記録を更新している。
因みにこの袖の星は発光しているため、
ミホノブルボンや別衣装
トウカイテイオー程極端ではないが、
ガチャのゲート待機時点でも多少目を凝らせば即座に認識可能な映り込みをしており、登場前から判別可能だったり。
そして
アグネスタキオンや
サトノダイヤモンドらと同じく
萌え袖勢だが、どうやっても見せてくれなかった彼女らとは異なり手は普通に見える。
ネオユニヴァース本人も手が見えることを意識しているのか、しっかり水色のマニキュアも塗ってたりする。
アグネスデジタルの別衣装を含めれば萌え袖四天王が完成した事になるが、揃って奇人変人ばかりなので「萌え袖枠は変わり者しか実装しないのでは?」なんて邪推まで出る始末
靴は足首にふかふか素材が巻かれたブーツ。
なお、
シンボリクリスエスの育成シナリオ中で初登場した際と、育成実装後でモデリングが変化している。どこがとは言わないが。
成長率は史実に由来するその知性を反映してか、エアシャカールと同じく賢さに+30%の極振り。史実ではその方向性が違いすぎるのは禁句
所持スキル
「イグニッション/ルミネセンス」は新スキルで、「レース中にスキルを13回発動すると(わずかに)前に出る」脚質不問の中距離専用スキル。
スキルの発動回数というユニークな条件で、登場時の基準だとガチ環境なら13回発動は安定して狙っていける程度で、スキルptを稼ぎやすくなった最近ならもっと容易。なお緑スキルの発動もカウントされる。
「13回」が上手くハマればレースを問わず最高のタイミングで発動可能だが、スキルの発動タイミングと不発にランダム性がある以上、確実に特定のタイミングを狙うのは不可能。
とはいえ実装時ではかなり貴重だった「前に出る」効果で、いつ出ても一定以上の価値は保証されているので強スキルなのは確かである。
ただし、育成中のレースで13回を満たすのは色々難しいため、基本的に育成完了後前提の強さである。
通常スキル:
春ウマ娘〇、ありったけ、イグニッション、(覚醒Lv2)スリップストリーム、(覚醒Lv4)自制心
レアスキル:
(覚醒Lv3)決死の覚悟(終盤の最終直線で好位置にいると速度が上がる/中距離)
┗銀河のその先へ、あなたと(終盤の最終直線で好位置にいると速度がすごく上がる/中距離)
(覚醒Lv5)ルミネセンス(レース中にスキルを13回発動すると前に出る/中距離)
┗星の海を駆けて(レース中にスキルを13回発動するとしばらくの間前に出る/中距離)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Universe-Naut]ネオユニヴァース」固有スキル発動
固有スキルは「アド・アストラ」。
効果は「レース中間付近で中団にいると速度が上がる、中距離レースで7回以上スキルを使っているとすごく上がる」というもの。
タイミングと位置の両方が縛られていて不発リスクは高めだが、中盤の位置取りを大きく改善できる。
最大効果を出すには発動地点までにスキルを7回以上使う必要があり、差しで序盤発動のスキルにはお世話になりづらいため、確定で数を稼げる緑スキルを多めに積むといいかもしれない。
なお、史実でのネオユニヴァース号の戦績は13戦7勝である。……偶然だろうか?
発動演出は宇宙空間を漂っていたユニヴァースがサイバーチックな謎空間を飛び、再び宇宙空間に現れるというもの。なかなかぶっ飛んでいる。
対人環境では上限突破のメリットが低い賢さ成長率がネックになるものの、中盤から終盤まで整った手堅いスペックが見た目以上に強力で、実装以来中距離では存在感を放っている。
実装時点の環境だと「イグニッション/ルミネセンス/星の海を駆けて」及び「アド・アストラ」の効果発揮のためにスキルを揃えるのが慣れたプレイヤーでないとそこそこ難しかったりもしたが、育成環境がインフレしていくにつれてステータス以上に取得スキル総数もどんどん増えているため、その辺りの心配がほぼほぼ無くなってきているのもプラス要因か。
[Like “ZEER”]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Like “ZEER”]ネオユニヴァース」勝負服
ストーリーイベント『あなたと仰ぐハーベストムーン』に合わせ実装された新衣装。
イベント内でゼンノロブロイと一緒に選んだお互いのイメージを交換した衣装。
ロブロイを思わせるベージュカラーでチェック柄メインの文学少女風といったところで、三つ編みヘアースタイルやメガネなども注目点。
あちらの衣装とお揃いとなっている胸元のチャームにはこれまた本のマークが刻まれており、「揺れる度…スフィーラ」とかなり気に入っている模様。
衣装名の内のZEERは直訳するとオランダ語で「とても」という意味合いになるものの、
ストーリーイベントでの諸々を考えるに恐らく他のネオユニの用いる言語と同じ何かの略称と思われる。
意味合い的には「一緒」とか「共に歩む」とかその辺りだろうか。
因みに同じくストーリーイベント内では度々モールス信号を発しており、それに込められた言葉がイベント内で重要な意味を持っていたのだが、
この衣装の育成画面においてもまた別のモールス信号を発している。
内容は「ツーツーツーツー、ツーツーツーツー、ツートンツートン、トンツー、ツートンツーツートン」で、
翻訳すると「ここにいる」となるが、果たしてこれは何を意味するのか…
こちらの成長率はパワー+7%、根性+10%、賢さ+13%
相変わらず賢さの補正が一番高いものの、全振りだったあちらと違ってパワーと根性にもいくらか割り振られてるため、こちらの方が育成はしやすいだろうか。
所持スキル
注目すべきはやはりこの衣装と同時に新規実装されたシンパシーの上位レアスキルに当たる「コネクト」だろう。
「芝レースにおいて「シンパシー」を持つウマ娘がいるレースだとスピードが上がりさらに全員の持つ「シンパシー」を条件を無視して発動させる」という今までにないかなり特殊なものとなっており、
能動的に発動するには他にシンパシーを所持するウマ娘を用意する必要があるため、チーム戦での運用が前提となる。
シンパシーを自前所持しているウマ娘は実装時点だとこの別衣装ユニヴァース以外には存在しておらず、
取得可能なサポカもクセが強い・性能が足りていないものばかりなため、なかなかに難しい。
まともにこのスキルを活かすとなると、衣装イベントの選択肢で容易にシンパシーを取得できる別衣装版ロブロイはほぼ必須となるであろう。
もう一つのルミネセンスの進化スキルであるルミナス・スペクトラムにも味方ウマ娘へのバフ効果が追加されており、総じてチーム戦において味方を援護することをメインとする特殊な運用を求められる。
通常スキル:
ワンチャンス、イグニッション、シンパシー、(覚醒Lv2)根幹距離〇、(覚醒Lv4)しとやかな足取り
レアスキル:
(覚醒Lv3)ルミネセンス(レース中にスキルを13回発動すると前に出る/中距離)
┗ルミナス・スペクトラム(レース中にスキルを13回発動すると前に出て、さらに自身を含むチームメンバーがわずかに前に出る/中距離)
(覚醒Lv5)コネクト(「シンパシー」を持つウマ娘がいるレースだとスピードが上がりさらに全員の持つ「シンパシー」を条件を無視して発動させる/芝)
┗“METI”レゾナンス(「シンパシー」を持つウマ娘がいるレースだとスピードがものすごく上がりさらに全員の持つ「シンパシー」を条件を無視して発動させる/中距離・芝)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Like “ZEER”]ネオユニヴァース」固有スキル発動
固有スキルは「Encounter with U」。
効果は「終盤の最終直線で2番手以降だと速度が上がる、レース中盤にスキルをちょうど7回かちょうど13回発動しているとものすごく上がる」というもの。
単に発動するだけなら最終直線で2番手以降と緩いものの、真価を発揮するための強化条件が通常衣装のアド・アストラ以上にトリッキー。
7回以上のスキル発動でよかったあちらと違い、固有スキル発動までに7回か13回ピッタリで他のスキルを発動しておく必要がある。
1回でも多かったり少なかったりすればもちろんアウトなため、狙って条件を満たすのはほぼ不可能に近く、ギャンブル性がかなり強い。
発動演出時にユニヴァースが求めてくる『半分こ』の意味と重みは、実装時のストーリーイベントを見た後だとより味わい深くなるだろう。
固有二つ名は「コズミックヴァース」。
取得条件は「皐月賞、日本ダービー、宝塚記念(クラシック級)、菊花賞、ジャパンC(クラシック級)、大阪杯、天皇賞(春)を勝利し、基礎能力[賢さ]が1200以上になる」。
クラシック三冠に加え、クラシック級の宝塚記念とジャパンカップを制した上で、天皇賞(春)を勝つというなかなかにハードなものだが、
逆に言えば勝てばそれで良いので、育成環境が整っていればそこまで問題にはならない。
賢さ1200以上も、賢さに多く振られた成長率補正を活かせば苦労しないだろう。
サポートカード
育成から約1年遅れて、2024年4月9日にRと同時にSSR【V.E.R.2285のあなたへ】が実装された。
SSR【V.E.R.2285のあなたへ】
得意トレーニングは賢さ。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、賢さボーナス」で発動時には賢さボーナスが+2される。
完凸するとトレーニング効果10%,やる気効果50,友情ボーナス25,そしてスキルPtボーナス+2となり、スキルPtをガンガン稼ぐことができるのが強み。反面、ステータスの伸びは控えめ。
ヒント面では「ウマ好み」「イグニッション」「自制心」といった貴重なスキルを所持しており、既にかなり豊富な優秀賢さサポートと比べた時にはその点が最大の魅力と言える。
連続イベントを進める事でレアスキル「起死回生(「ワンチャンス」上位スキル)」を入手可能。最後まで進めるとヒントLv2or3で入手できるが、2回目のイベントで下を選ぶとヒントLv1で入手できる。
「起死回生」はアップデート以後は悪くない性能になったため、中距離後方で安定した加速が狙えない時には狙う価値あり。
1回目のイベントで下を選ぶと濡れティッシュを耳に詰め込めるだけ詰め込まれてイベント中断できるため、汎用性が高くない分いらない場合はイベント枠を空けられるのも嬉しい。
なおカード名の「2285」は、史実でネオユニヴァースが日本ダービーを制覇したときのタイムである。
個別ストーリー
この広大な宇宙には──我々には観測できない未知の生命体が存在する。
『異星人』や多次元に生きる『アストラル体』。そういった存在はある日、何の前触れもなくこの星を来訪するかもしれない。
夜の
トレセン学園。訳あって校舎内に残っていた
トレーナーに、屋上から奇妙な音が聞こえてくる。
設備の故障かもしれない。鍵を借り、屋上のドアを開けると……。
と、そこには見知らぬ少女が立っていた。
耳の形状からしてウマ娘のようだが、形状が少し異なっている。それより、この屋上は施錠されていたのだ。いくらウマ娘とて飛び移ることなど不可能、ではこの少女は一体……?
果たして言葉は通じるのか。天に向けて両手を挙げる少女にこわごわと話しかけると……。
ネオユニヴァースと"交信"……してみる? それが……"INTI"なら。
名をネオユニヴァースと言うらしい少女。言葉もなんとなく理解できる。
ウマ娘なのか、それともウマ娘の形をした謎の生命体なのか、ともかく波長が合うことを察する。
来訪した音階は……『お気に入り』だから。 深層への共鳴は『やすらぎ』になるよ。
よくわからないが、害意はなさそうだということは分かる。
あなたの所属は……"養成者"。 『トレーナー』……と呼ばれている?
担当ウマ娘は決まっていないが、トレーナーであることを説明すると……
トレーナー……。 合致する存在ならば……"求める"をしたい。
"競合"の"観測"……。 いえ、その先へとさらに永続する……。 "観測"に留まらない……
最後の方が聞き取れなかったが、何かを訴えかけている。
眼前のネオユニヴァースという少女は、何を求めているのだろう?
そう言って夜空を見上げるネオユニヴァース。それにつられて夜空を見上げるが、何もない。そう伝えようとすると……
その姿は、消えていた。
先ほどまでいた"ネオユニヴァース"という少女は、本当に実在したのだろうか。もしかすると、幻だったのかもしれない……。
その数日後、模擬レース会場。
どこからともなく現れた、あのネオユニヴァースと名乗るウマ娘。
ネオユニヴァースは……"STDA"……。 "シナプス"を獲得する。
唖然とする観客。そんなのお構いなしに、ターフへと向かう。私服で。
模擬レースへの参加を表明するが、見に来ていたトレーナー陣は彼女の存在を知らないらしい。
どんな走りをするのか、そんな波乱の予感と共にゲートが開いた。
スタートは……"ネガティブ"。 "サテライト"に取り囲まれている……。 前方に3、側方、後方に各2……。
現況は『詰んでいる』ね。 離脱はできる……。 でも……。
バ群の中であろうと、一切動じないレース巧者ぶり。その意図はトレーナー陣にも伝わっていた。
そして最終直線。第4コーナーに入ってもバ群の中、それも前が壁になっている絶望的状況。
これは……? "アルタイの断崖"……。 どこにも出られない……。
このインシデントは──"既知"。 ネオユニヴァースは……前にも観た。
スターフルイド……。 物質は常に"流動する"。 だから……。 ふっ……!
瞬間、ネオユニヴァースは"消えた"。周囲のトレーナーも、ネオユニヴァースの消失を認識している。
そして、再出現。出現地点は壁の前、さながら空間転移の如く抜け出していたのである。
それは見ていたトレーナー陣にも、レースを走っていたウマ娘にも衝撃を与える。が、どうやら悪い方向に傾いたのか、不穏な空気が漂っている。
1着はネオユニヴァース。着差はアタマ差。
"ランデブー"。 走れば、わかり合える……。 並べば意識は"コネクト"し、想いは共有できる。
あの"ワープ"に当然疑惑の目は向けられる。出走していたウマ娘からはシューズの細工を疑われ、競技委員からはレギュレーション違反の確認のために検査を求められる。
ネオユニヴァースは様々な"エグジスタンス"を引き付けて……。
でも、このつながりは……喜びを"想起"させない。 "ABSS"……
大勢に囲まれ、さらに疑惑の目を向けられたネオユニヴァースは、かすかに怯えているように見えた。このまま連れていかれたら……。
きっとあれこれ調べられるだろう。その過程で、彼女について何かわかるだけならいいが、望まない検査や質疑応答までされるかもしれない……。
ネオユニヴァースを連れ、慌ててその場を抜け出す。とにかく安全なところへ……。
正体は分からないが、悪い娘ではない。どうにか助けたい、それだけだった。
今レースをしていたウマ娘は……。 まさか……ユニさん……?
そんな2人の後ろ姿を、1人のウマ娘が見送っていた。
ネオユニヴァースは明確にしたい。 あなたは『わたし』を──どう"処遇"?
連れ出したはいいが、どうしたいのかは自分でもわからない。だが、まずはネオユニヴァースの気持ちを確かめるべく、君が何者なのか、なにがしたいのか聞いてみる。
ネオユニヴァースは──"昇華"をしたい。 そのために自己理解……そして──"倣古"?
やりたいことはあるようだが、何を指しているのかはわからない。
しかし、かろうじで通じた言葉から、自分との交流を求めていることは理解できた。
ネオユニヴァースが行ったことのなさそうな、学園外のあちこちを案内することにした。
まずはラーメン屋に行き、豚骨ラーメンを注文。
『食べ物』……だね。 食したことはない、けれど……。
食べ物の概念は普通にあるようだった。
次に来たのは動物園。
『かわいい』を見ると、ネオユニヴァースは高揚……。 つまり『ワクワク』になるよ。
どうやら動物が好きなようだ。
こうして様々な場所を1日かけて巡り、ネオユニヴァースとの交流も深まる。言葉の意味もある程度理解できるようになってきた。
打ち解けてきたところで、本題を聞いてみようとすると……。
その存在は……"既知"。 お世話になっています、だね。
ロブロイに聞いてみると、互いに顔見知りらしい。
だってユニさんは……。 トレセン学園の生徒ですから。
ネオユニヴァースについてやっと得た情報、それはトレセン学園の生徒であること。しかし、これまで1度も制服を着ている姿を見たことが無い。
一瞬姿が消えたかと思うと、謎のSEと共に次の瞬間には制服姿のネオユニヴァースが立っていた。
ごく普通の生徒……とは言えないが、果たしてどういうウマ娘なのだろうか。知っているらしいゼンノロブロイに話を聞いてみる。
少し不思議なウマ娘……。 言葉遣いがやや難しいので……クラスではお1人でいらっしゃることも多いようで……。
でも私は……しばしばお話させていただくことがあるんです。 図書委員ですので。 ユニさん、よく図書室にいらっしゃいますから。
そんなゼンノロブロイですら、ネオユニヴァースの走る様子は初めて見たらしく、高次元の判断力を褒め称える。そして、あの一瞬消えたように見えたスパートは壁の僅かな隙間を縫ったものだったようだった。
が、やはりネオユニヴァースは何を求めているのか、さらには初めて出会った日、どうして施錠されていた屋上にいたのか、謎はまだ残っている。
しかし、ここで話すべきではないと判断し、ネオユニヴァースと二人きりであの場所──屋上で話すことにした。
まず、どうして施錠されていた屋上に入れたのだろうか。
……"MUTX"。 ……"MUTX"だったんだ。 ネオユニヴァースは……最初……。
断片的な言葉だが、
なんとなく連想ができた。誰かと一緒にいたのではないか、と。
その問いに、ネオユニヴァースは頷く。なら、誰といたのだろう?
学園屋上に立ち入れる存在──トレーナー。トレーナーであれば、宿直室から鍵を借りれば誰でも立ち入ることができる。
ネオユニヴァース、来てくれてありがとう。 話したいことっていうのはね……。
貴方との正式なトレーナー契約についてよ。 やっぱり……結ばないほうがいいと思うの。
ネオユニヴァースは自分の能力不足を理由に挙げたが、そのトレーナーはそういうことではない、むしろ能力を高く評価し、日本ダービーに行く、という思いを持ったと伝えていた。
でも貴方とは意志の疎通がうまくできない。 何を言ってるのか、感じているのか、正直わからない……。
それにね……。 実は貴方より前に、契約を申し出てくれたウマ娘がいるの。
彼女への義理も果たしたい。 だから、どちらかを選ばなきゃいけないなら……。
ごめんね、本当に。 トレーナーにはなれないけど、貴方の成功、祈ってるから。
事の顛末はこうであったらしい。
だが、あのUFOのような奇妙な音は一体なんだったのか。
聞いてみると、心当たりがあるらしく、スマホを取り出す。どうやらネオユニヴァースのお気に入りの楽曲であったらしく、関わりの切れた悲しみを癒していたという。
ネオユニヴァースは──つながって……『走る』をしたかった。
言葉は"CUTT"でも──走れば"コネクト"できる。 他の個体にも感じてもらえる……から……。
ネオユニヴァースはただ"求める"をしたかった……。 だけど……"STDA"……
ネオユニヴァースは謎の生命体ではない。走ることを通じ他者とわかり合い、その先にある何かを目指そうとしている。
ただ言葉が難解というだけで、その関わりを断たれてしまった悲しいウマ娘なのかもしれない。
──アファーマティブ。 "軌道"が……ない。 見えないの……。
ネオユニヴァースは……"デフォールト"に戻る、をしたくない……。
何かの正体は分からないが、それにたどり着きたいと願っている。ならば、そこに向けて"つながる"ことは可能だ。
2つの手を結び合わせる、万国共通、否、宇宙共通のハンドサインを示す。
コペルニクス的……転回……。 "ASEM"が"LAMD"に……。 光、に……。
スフィーラ……その言葉が持つ概念は分からない。しかし、ネオユニヴァースの様子を見るに、1つの意思を伝えてくる。
"『あなた』を受け入れます"と。
かくして正式にトレーナー契約が結ばれる。
トレーナー、ネオユニヴァースは『報連相』するね。 点火から……"上昇曲線"だよ。
周囲からの視線はあるものの、ネオユニヴァースに対する意識は変わりつつあり、誤解も解けてきた。
あれ? 今、ユニさんと一緒じゃありませんでしたか? たしか、ここに……。
近寄ってきたのはゼンノロブロイ。ネオユニヴァースは隣にいる……はずだったのだが、その姿は消えていた。
謎の生命体ではないとは、まだ言い切れないようだ……。
この広大な宇宙には──我々には観測できない未知の生命体が存在する。
降り立ったばかりの聡明な来訪者が、この星に何をもたらすのかは、まだ誰にもわからない。
育成シナリオ
非常に難解かつ独特な言語を話すネオユニヴァースと、それをなんとか理解し、彼女の夢を叶えるべく奔走するトレーナーの物語。
シナリオ各所に元ネタを知っていればさらに楽しめる小ネタが存分に入れられているため、調べながら育成してみよう。
シナリオ全体を通じてネオユニヴァースと
ミルコ・デムーロの関係性を追体験できるようなものとなっており、その完成度の高さにも注目してほしい。
育成目標はファン集めから始まり、皐月賞・日本ダービーの後史実通り宝塚記念へ向かい、その後の菊花賞は
出走のみで、最後にジャパンカップ。
シニア級は大阪杯の後天皇賞(春)への
出走、天皇賞(秋)からジャパンカップという目標構成になっている。
特にクラシック級前半はかなり過密なスケジュール、かつ
シンボリクリスエスや
タップダンスシチーらに強めの
ライバル補正がかかる難所が続く。
そして最初のファン集め3000人の期限は
ジュニア級12月後半。
この文章を見てうっ頭が…となったトレーナー諸兄は
メジロマックイーンや
オグリキャップ(特にクリスマス版)らで散々経験したことであろう。
最近の育成ウマ娘が期限長めのファン5000人で安心してたら突然この仕打ちだよ!!!
ホープフルS一本勝負で大敗してしまえばその時点で目標未達成、育成終了。n"
E"oユニヴァースの誕生である。
幸いマイルにも高い適性を持つためレース選択の幅は広く、ホープフルに拘らず適当なG2~G3で妥協しておくのが良い。
また、現状唯一の
クラシック級宝塚記念が目標に指定されているウマ娘であり、宝塚記念の出走条件は
ファン20000人。
そのため、皐月賞や日本ダービーで凡走が続いたまま6月前半を普通に流すと
ファン数不足で目標未達成のネオユニDァースになってしまう危険性も持つ。
ともかく目覚まし解禁された現在では過去の話だが。
シニア級で大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念の3レースに勝利すると、隠しイベント「春の大三角」が発生。
スタミナとパワーが上がり、「差し切り体勢」「キレる脚」のヒントを入手できる。
またシニア級有馬記念にはゼンノロブロイが
裏ボス的ポジションで出走。有馬記念レコードホルダーに相応しくかなり高いステータスで出走してくるが、
サクラローレルシナリオの
ナリタブライアンほどではないため決して勝てない相手ではない。
またクラシック級有馬記念にはシンボリクリスエスが出走。9馬身差をつけた2003年有馬記念の再現か、かなり高いステータスで出走している。
総じて、サクラローレルやナリタブライアンと肩を並べるほど、非常に育成難易度の高いウマ娘とも言える。
特殊実況は日本ダービーに設定されており、皐月賞を制した状態でダービーに勝利すると発生する。
+
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特殊実況 ※ネタバレ注意 |
見事に皐月賞・ダービーの二冠達成!
曇り空の東京レース場で快挙を達成しました!
ネオユニヴァースです!
元ネタ:2003年日本ダービー フジテレビ 三宅正治アナ
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◆関連キャラクター
同期の文学少女。ロブロイからは「ユニさん」と呼ばれており、図書室を訪れるユニヴァースとはよく会話をするらしい。
日本ダービー以降ライバルとして立ちはだかるが、ダービー後には「『ごめん』ね。1人にして」と謎めいた言葉をかけているなど、気にかけている描写がかなり多い。
ストーリーイベント「あなたと仰ぐハーベストムーン」ではその理由についてが詳細に語られており、
上述したように他者とのコミュニケーションに難儀して孤独になりがちだった中、唯一自分の言葉に興味関心を示し理解しようとしてくれただけでなく、
「いつか自分も同じ世界を見てみたい」とまで言ってくれたのがロブロイだったとのこと。
故にユニヴァースもロブロイに対して非常に強い好感を示すようになり、
コミュニケーションが難解であろうともロブロイに対して何かをしてあげたい、力になってあげたいという気持ちを抱いている。
尚、同ストーリー内でユニヴァースがロブロイに喜んでもらうためにあれこれ考えるシーンにおいて登場するエアプロブロイ自分の手助けで喜んでくれる想像上のロブロイがとんでもなくシュールなため必見。
ロブロイのキャラクターストーリー内では「やる事が全部『すこし不思議』なのに実はものすごーく頭のいいウマ娘」の存在が宇宙を背景に語られており、
このころにはネオユニヴァースの参戦決定とキャラ付けが完了していたという説もある。
前者はネオユニヴァースのシナリオにてゲーム内初登場。曰く「誰より普通が売り」なウマ娘だが、ユニヴァースの気を強く引いており、
クラシック級宝塚記念ではシニア級の有力者
シンボリクリスエスや
タップダンスシチーらよりも強く惹かれている。
また、同じく宝塚記念に出走した「自称平凡なウマ娘」のアグネスデジタルの存在も気になっていた様子。
ミラ子と言いデジたんと言い、中央で更に上澄みの存在であるお前らが「普通」「平凡」を名乗るとかモブウマ娘からしたらイヤミでしかない
史実では、全員03年の宝塚記念に出走しているが、更に特記すべき関連性として
『ミラクルおじさん』なる伝説の人物の存在がある。
こちらは
ヒシミラクルの記事に説明有り。
ドカ食いウマ娘部主将、葦毛の怪物。
最強を目指すにあたって、ユニヴァースがキーワードとして挙げた"SETO"の手がかりを辿って行き着き、
クラシック三冠に出走していないながらも最強と呼ばれるに至った話を聞きだしている。
オグリの方もユニヴァースに「おいしそう懐かしさを感じる」、ユニヴァースの方も探していた"SETO"をオグリから感じているなど、
互いに相手に対して何かしら通じるものがあったようだ。"SETO"はスイトンと間違えられたが
史実では両馬ともに栗東の瀬戸口勉厩舎に所属していた繋がりがある。
ゆかいなクラスメイトたち。
タキオンとシャカールの天才コンビがユニヴァースを研究対象とみなして様々な実験を行い、
ポッケがそれに茶々を入れる助手、カフェが3人を止めるブレーキ役…と、バランスが良いのかもしれない。
時には電気風呂や夢への介入、タキオン特製ドリンクを飲まされるなどアブない実験もあるが、ユニヴァースの方は交流ができると嬉々として協力している。
ただの好奇心だけではなく、彼女らなりに気遣っている様子。
SS産駒であるユニヴァースの背後にカフェが何を見るのか非常に気になる所である……
ワガママ
魔法少女。
育成シナリオでは"箒星の尾"という例えに釣られて登場するほか、ユニヴァースらがシニア級になってからはロブロイらとともに早く一緒に走りたいとダダをこねている。
スイープトウショウと関わりの深い
池添謙一騎手も1戦だけだが騎乗経験があるため、そちらからの人選もあるかもしれない。
なおスイープのシナリオでは、正式参戦前のネオユニヴァースらしきウマ娘の描写があるのだが…
「ああっ、応援ありがとうっ!君たちに勇気を与えられたなら何よりだよ!」
誰だお前は!?
と、今のキャラ付けでは逆さに振っても出てこないような口調となっている。
いやまあ、あんなちょい役でこんなキャラに出てこられても反応に困るだろうけど。
育成シナリオやホーム会話で登場。
エイシンフラッシュとは昼食……納豆定食が「偶然」一致することがあるらしい。
サトノクラウンとは名指導イベントで関わるのだが、ネオユニヴァースの説明を難なく理解している。
ドゥラメンテとはあちらの育成シナリオで絡みがあり、日本ダービー挑戦前にトレーナーの勧めでその先駆者としてユニヴァースに教えを乞うというイベントがある。
いずれも鞍上
ミルコ・デムーロ繋がり。
デムーロ因子があれば納豆も食えるしネオユニヴァース語も解せるのかもしれない…
キャラクターストーリーや育成シナリオに登場する。
ネオユニヴァースと担当契約が結ばれる予定だったが、意思疎通ができなかったことや、そのトレーナー自身に先約があったことから担当契約を断念。
しかし才能の高さは認めており、皐月賞後には才能を引き出したトレーナーの手腕を称え、ユニヴァースはその時に"SETO"の気配を感じている。
ネオユニヴァースが危惧した、ゼンノロブロイを飲み込む2人のウマ娘。
ネオユニヴァースが「観ている」ロブロイは秋シニア三冠を達成するものの、根源を塗り替えるほどの強さを持つこの2人のウマ娘の陰に追いやられてしまうため、
自身がロブロイと並び立つことでその未来を変えようと考えていた。
言わずもがな前者は「
キングカメハメハ」、後者は「
ディープインパクト」で間違いないだろう。
どちらも育成シナリオ上では出現する事が示唆される程度に留まっているが、ウマ娘の初期PVにおいてはこの両名と思われるウマ娘が登場している。
キングカメハメハ(推定)は褐色肌のセクシーなウマ娘で、レース前から
ヒシアマゾンに
妖しい視線を送りねっとりと絡んでいる。
ディープインパクト(推定)は鹿毛ロングヘアーでクールな雰囲気のウマ娘。
レース後半に
ナルト走りで大外からのごぼう抜きを見せ、
ナリタブライアンとの競り合いを演じている。
ディープはこれまでの言及では基本的に「英雄」と呼ばれていたのだが、
「特異点」という別の呼称になっているのは、本シナリオではロブロイのことを「英雄」と比喩する場面があるため紛らわしくなるからか。
無論、歴史的な転換点──“前後で日本レース界は丸ごと塗り替えられた”──と断言していいほど、かの英雄出現の“衝撃”は凄まじいの一言だった。
流れを「観る」ネオユニヴァースからすれば、そんな歴史の分岐点、何もかもを変えた存在に対する呼称として「特異点」という言葉ほど相応しいものはなかったのかもしれない。
寮におけるルームメイト。上述した「Like “ZEER”」の衣装イベントで判明した。
影が薄いせいでまだいたにも拘わらず勝手に電気を消されてしまったところにユニヴァースが遭遇し、
そのために手助けをしようとするも周囲との意思疎通がうまくできずにスティルの方が助け舟を出すといった仲睦まじい一幕が見られる。
また「Like “ZEER”」のホーム画面セリフによると、自動ドアが反応しない「“ニュートリノ仲間”」らしい。
通常衣装版の初詣イベントの時点で同室相手については言及がされており、
ユニヴァース曰く「『ラブラブな、ギトギトの真っ赤な甘酒』を作れる」という情報から、正式発表前から同室相手がスティルインラブなのではないかという予想が多く見られていた。
史実では同期同父の三冠牝馬。
ウマ娘 シンデレラグレイに登場するオグリの先輩ウマ娘。
ネオユニヴァースと直接の関係はないが、彼女の名前の由来は担当トレーナーの
ろっぺい六平銀次郎のモデルである上記の瀬戸口勉厩舎繋がりで、
『ラインクラフト』+『ネオユニヴァース』であると推定される。
要はモンジューに対するブロワイエ的存在。
ネオユニヴァースのように普通の会話が出来ないということはないが、外周してきたことが事後報告であったりややコミュニケーションに弱い面がある様子。
あとアニメや漫画好きなメカクレ女子。
メイクデビュー戦の前後で言及があるウマ娘。
元々トレーナーはネオユニヴァースのメイクデビューに芝1,800mのレースを予定していたが、
ユニヴァースが何かを察して芝1,600mのレースに回避。その1,800mレースを勝利したウマ娘である。
エアグルーヴの母が指導し、トレセン学園内ではエアグルーヴが面倒を見ているという。
もし同じレースで走ればユニヴァースは勝てなかっただろう、とユニヴァースもトレーナーも戦慄していた相手。
モチーフは
エアグルーヴ産駒で
ドゥラメンテ号の母親、ネオユニヴァース号の同期で桜花賞と秋華賞で掲示板入り、エリザベス女王杯を連覇した名牝アドマイヤグルーヴ号。
史実ではネオユニヴァース産駒であり、フラッシュやクラウン、ドゥラメンテと同様に鞍上繋がりもある。
初登場がアニメ3期であるため、それ以前に育成実装されたユニヴァースの育成シナリオには未登場。
どこか幼さを残すユニヴァースと比べるとすらっとした見た目とユニヴァースとは別ベクトルで独特な話し方が特徴。
見た目はあまり似ているわけではないが、どちらも青い瞳・わさびが苦手という共通点がある。
なお、上記のスイープシナリオに登場したネオユニヴァース(仮)のイメージにはむしろこっちが近い。
SETOについて調べている際にトレーナーが思い浮かべた、どこかの牧場で飼われているらしい猫。
元ネタは恐らくリアルの方のメイショウドトウと仲良くしていることで有名なノーザンレイク牧場の飼い猫、メトだろう。
ウマ娘でも過去にネタが拾われたことはあったが、それはそれとしてネオユニヴァースとは特に関係はない。
◆余談
初の社台系ウマ娘
上述した通り、ネオユニヴァースは社台系クラブ・社台レースホースの所有であり、
かねてより存在していた「社台グループの競走馬はウマ娘に来ない」という見立てをひっくり返したことで、ファンに衝撃が走った。
というのも、ウマ娘プロジェクトが初公開された直後にビジュアルだけが発表された、関連クラブ・サンデーレーシング所有のオルフェーヴルやブエナビスタらしきウマ娘が軒並み姿を消していたこと、
さらにはアニメでは同じ社台レースホース所有の
ステイゴールドが「キンイロリョテイ」に、
シンデレラグレイではサッカーボーイが「
ディクタストライカ」に差し替えられていたことから、
「社台系クラブの競走馬はウマ娘に来ない」という見立てがまことしやかに囁かれていたのである。
「クラブ所有馬や現役競走馬は来ない」という予測を破壊したデアリングタクトのように、今後参戦するウマ娘の幅が大きく広がることになった。
そして2023年8月22日、次なる新ウマ娘として今度は社台ファーム代表吉田照哉氏が(共有馬主システム「社台グループオーナーズ」の一環として)所有していた、
ネオユニヴァース産駒の「最強の2勝馬」
サウンズオブアースの登場が決定している。
その後、上述のオルフェーヴルやブエナビスタが正式にウマ娘として登場することが発表され、
オルフェーヴルに先駆けて育成実装された
ドリームジャーニーの育成シナリオでは
ステイゴールドが実名で登場したりと、
かつては参戦が絶望視されていた社台系競走馬も続々とウマ娘化しつつある。
"追記・修正"…Wiki篭りに見せたら"難解・解読不可能"の回答…『わかりやすい項目』、難しいね
- グリッドマンユニバース公開中に実装されたことが話題になってた印象 -- 名無しさん (2023-05-04 01:59:18)
- ギムレットと並ぶ二次創作殺しのウマ娘 難解な専門用語が多すぎる... -- 名無しさん (2023-05-04 02:02:50)
- 作成乙。とても詳しくて充実の内容で愛を感じる。そしてこの子、言語が難読なだけですっごい良い子なんだよね。特に史実観測で消えてしまうかもしれないロブロイを繋ぎとめようとしてくれるトコとか凄い友達思いで優しくてキュンとさせられた。 -- 名無しさん (2023-05-04 06:12:09)
- 謎の2冠娘についてはそもそもスイープシナリオ自体が「ネオユニが存在しない時空」と考えるとしっくりくる -- 名無しさん (2023-05-04 07:24:51)
- 唐突なメトキャッツ……と思いきや直後にロブロイを登場させることで川越厩務員ネタだったと理解できる隙のない構成 -- 名無しさん (2023-05-04 08:26:50)
- 同室ウマ娘はステイゴールド説もあったね(主戦騎手の熊沢氏が甘酒好き) -- 名無しさん (2023-05-04 09:38:55)
- 唐突に5,000年前からの歴史を語り出したり、ある意味三女神よりも女神めいたムーブをしてる。トレーナーとネオユニというレベルを超えてヒトとウマ娘のラブストーリーを見せつけられた気分 -- 名無しさん (2023-05-04 10:01:25)
- 作中ではC・ノーラン監督の名作映画「インターステラー」のオマージュっぽい場面もあったりする -- 名無しさん (2023-05-04 10:08:07)
- 項目の密度が濃すぎるッピ -- 名無しさん (2023-05-04 10:20:50)
- 育成シナリオを一通り読んで泣いた。大作SF映画を1本観た後のような満足感だったなぁ。 -- 名無しさん (2023-05-04 10:33:28)
- これはネオユニヴァース(競走馬)の項目もいるかな? -- 名無しさん (2023-05-04 14:26:44)
- ↑10 ゼファーちゃんもお忘れなく。 -- 名無しさん (2023-05-04 18:44:24)
- デムーロとの絆物語なんだよね -- 名無しさん (2023-08-19 06:45:07)
- 自身の産駒であるサウンズオブアースがウマ娘化だと… -- 名無しさん (2023-08-22 23:16:56)
- まさかロジユニヴァースやヴィクトワールピサより先に来るとは。 -- 名無しさん (2023-08-23 19:28:50)
- 早々破られないだろうと思われていたネオユニの爆速実装日数記録(57日)が破られるとか誰が想像できたか。 -- 名無しさん (2024-03-12 07:30:56)
- 勝負服の「黄」が見づらいので -- 名無しさん (2024-07-05 12:50:35)
- ↑(続き) 黒い背景を付けてほしい -- 名無しさん (2024-07-05 12:51:13)
- 育成シナリオがガッツリ馬名の元ネタのラルクのNEOUNIVERSEとリンクしてる周到さ。 育成後にNEOUNIVERSEを聴くと涙腺がくたばるぞ。 -- 名無しさん (2024-07-07 20:16:21)
- 2着目衣装のイベで同室がスティルインラブと判明 -- 名無しさん (2024-08-30 18:03:07)
- 今回のイベストでロブロイとの馴れ初めも判明したけど、そりゃあんな出会いと優しさに触れたならロブロイのことメッチャ気にかけるのも納得しかないわな。 -- 名無しさん (2024-09-03 22:24:01)
- "BKB"…バイク川崎バイクだね… -- 名無しさん (2025-03-04 15:12:22)
最終更新:2025年04月27日 07:50