フラウレルム

初出:第290話

声(ドラマCD第2弾*1):長谷川 暖
声(ドラマCD第5弾/第7弾/第8弾):渡辺明乃*2

家族構成

妹:ビンデバルト伯爵夫人。夫ビンデバルト伯爵の連座で処罰される*3
 姪:*4

容姿

髪の色:暗い赤*5
000000000
瞳の色:茶*6
000000000
歳は40代半程に見える。
ちょっと高めのキンキンとした声が特徴的で、全体的に細くて、気位が高そうで、雰囲気がツンツンしている。*7

地位

階級:上級貴族*8
職種:貴族院の教師→貴族院の元教師(同僚教師達の満場一致による解雇)

年齢関連

  • ローゼマインとの学年差:+35*9
  • 誕生季:秋*10

作中での活躍

貴族院の女性教師。アーレンスバッハの寮監。
前任者が罪を問われた師匠と一蓮托生になることを恐れて引退した後に、ゲオルギーネから推薦されて寮監になった*11
共通コースでは騎獣作成や魔力圧縮、社会学の講義、法律*12、文官コースでは情報収集や資料の整理に関する講義を担当している*13
騎獣作成の講義でローゼマインがレッサーバスを飛ばしたところ、非常識と喚き泡を吹いて倒れる。この件とビンデバルト伯爵の妻である妹が連座で処罰された私怨から、ローゼマインに何かにつけて非友好的に絡むため「しつこい」と思われている。
エーレンフェストやローゼマインが関わらなければそれほど口うるさくもなく、エーレンフェストに敵意を抱いている学生とはとても上手く付き合っているそうで、ライムント曰く寮監としてはそれほど問題はないらしい*14。だが、その一方で無能と評している者もいる*15

11年冬、ローゼマインについて主観的な報告をアーレンスバッハに対して行い、エーレンフェストに対する認識がアーレスンスバッハだけ他領と違ったために領地対抗戦の社交で出遅れた事でアウブ・アーレンスバッハから報告が当てにならない、と怒りを買っている。
ゲオルギーネは、エーレンフェストとローゼマインに陥れられたビンデバルト伯爵の連座でフラウレルムの妹が処罰されたことからエーレンフェスト出身としてせめてもの罪滅ぼしにと色々フラウレルムに便宜を図っているらしい*16。フラウレルムを推薦した人間として「正解な情報を出すように」と厳しく申し渡しておくとギーゼルフリートに執り成している。しかし、その後ゲオルギーネが実際に申し渡したかは不明であり、改善が見られたのかは怪しい*17

12年冬、貴族院のエーレンフェストの採集場所ターニスベファレンが出現した件の原因究明のため、旧ベルケシュトック寮調査に教師陣からグンドルフらと参加するが、寮に入るなり汚いからという理由でヴァッシェンで清めた。探索の邪魔だとルーフェンから言われ、証拠隠滅と疑われるとヒルシュールから注意されても、感情的になって聞き入れなかった*18*19

エーレンフェストとローゼマインへの怨恨は根が深く、優秀な成績は何らかの不正によるものと決め付けており、ローゼマインとエーレンフェストに異常といえるレベルの妨害工作を行い、それらを突破されても実力と認めようとはしなかった。

ローゼマインに対する嫌がらせを行う中、エーレンフェスト内でも情報開示を制限している13年秋の聖典盗難すり替え、それに伴う毒物による暗殺の情報を知っている節を見せた。
13年冬、ローゼマインに文官コースのテストで嫌がらせに五年生の範囲を出すもあっさり合格されてしまう。その際、アーレンスバッハとの共同研究の決定後、取って付けたように心配そうな顔を貼り付けて、ローゼマインの体調について尋ねた。
14年春、ジギスヴァルトアドルフィーネの星結びの儀式の際にはローゼマインが聖典を書見台に置いて、鍵を開け、ページを捲ると「んまぁ!」と叫んだ。
14年冬には対外的に病で帰還したと公表されたローゼマインに対し、執拗に「遥か高みに昇ったのだろう」と発言。
領地対抗戦でも騒ぎ立て表彰式という全アウブ・王族も注目する場においても狂態といえる様をみせたことから、全教師の満場一致で教職を解雇されアーレンスバッハに戻される事となった*20
15年春、ビンデバルトの夏の館で待機していた所を捕縛され、ローゼマインの事を「貴女は死んでいるはずなのにどうしてここにいるのですか!?なんてしぶといのでしょう!」と口走り、遅効性の毒について知っていたと明白になる。
ローゼマインが平民であると妹と共に捲し立てたものの、現状や事実を頑なに認めず、根拠もなく相手を貶めようとする醜態からアーレンスバッハの貴族にすら見放され、親族共々狂人扱いされる結果となった*21

犯罪者としてアーレンスバッハに移送後、シュタープを破棄・他領に移される処罰が決まっている*22

作者コメント

2018年 10月06日活動報告 10月11日返答
>ルーフェンとフラウレルム
 内心ではお互いに「キンキン声で絡まれたら面倒」「暑苦しくて絡まれたら面倒」と思い合っています。
 ある意味、両思いですね。
2020年 02月27日 Twitter
実は、魯迅の『故郷』に出てくる、元「豆腐屋小町」のヤンおばさんがモデルなのです。笑
2022年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察第2弾
フラウレルム:できる。フン、このくらいできなくてどうします?

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • 妹がビンデバルト伯爵の連座で処罰されたらしいです(第505話 ライムントの研究とヒルシュールの注意) - 2015-11-28 20:53:56
  • 魯迅の『故郷』に出てくる、元「豆腐屋小町」のヤンおばさんがモデル。(今日のツイッター) (2020-02-27 23:03:37)
    • 追加してなかったので、追加しました (2021-09-23 03:14:08)
  • web379話、法律も担当している。 (2020-09-15 11:09:21)
  • ビンデバルトで拘束された後はアウブ・アーレン(ロゼマ)への反逆行為で処刑されたのかな。それともゲオに名捧げしていて、共に高みに登ったか。 (2021-08-16 17:34:52)
    • エーレンフェスト侵攻の主要人物の一人なので、シュタープを破棄された上で他領に(魔力ポットとして)移されることが決まっている(ふぁんぶっく8)(2024-02-15 19:23:12)
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
(目的外のコメントは予告なく削除される場合がありますのでご了承ください)
作品内容に関する疑問や質問は「Q&A」へ
作品への感想やキャラへの所感などは当wikiのコメント欄ではなく公式に直接か現行スレへ、二次創作は個人の場でお願いします
+ タグ編集
  • タグ:
  • 人物
  • 中央
  • 貴族
  • 上級貴族
  • 文官
  • 上級文官
最終更新:2024年12月19日 05:48

*1 ドラマCD2 アフレコレポート中編(Toブックス公式サイト)

*2 フラウレルムの妹、フラウレルムの姪も兼ね役/第8弾

*3 第505話 ライムントの研究とヒルシュールの注意

*4 姪という関係の初出はCDドラマ第8弾、原作では第614話「ビンデバルトからゲルラッハへ」でモブとして登場

*5 ふぁんぶっく5 キャラクター設定資料集

*6 ふぁんぶっく5 キャラクター設定資料集

*7 第290話 騎獣作成と魔力圧縮

*8 書籍版第五部Ⅷ 登場人物(アーレンスバッハの貴族)

*9 ふぁんぶっく5 キャラクター設定資料集、書籍版第五部Ⅰの年齢設定が47歳

*10 ふぁんぶっく5 キャラクター設定資料集

*11 ふぁんぶっく5 Q&A

*12 「法律の先生」、第379話 講義の始まり

*13 第476話 フラウレルム先生の講義、ふぁんぶっく5 キャラクター設定資料集

*14 第505話 ライムントの研究とヒルシュールの注意

*15 SS第34話 エックハルト視点 ローゼマインが不在の冬 前編

*16 第505話 ライムントの研究とヒルシュールの注意

*17 書籍版第四部Ⅳ エピローグ

*18 書籍版第四部Ⅵ SS 旧ベルケシュトック寮の探索

*19 実際にフラウレルム(とゲオルギーネ)は強襲事件に関与していた、ふぁんぶっく7 Q&A

*20 第586話 閑話 ジギスヴァルト視点 ローゼマインの失踪と帰還

*21 第614話 ビンデバルトからゲルラッハへ

*22 ふぁんぶっく8 Q&A