初出:第331話
名前の初出:第358話
家族構成
異母弟:
ランスリット(第二夫人と養子縁組したレティーツィアの実兄。アドルフィーネの学年:-5)
義兄または義姉(または異母兄):アドルフィーネの学年:+1。
義兄または義姉:アドルフィーネの学年:+1。領主の養子
異母兄弟(または義兄弟または義姉妹):アドルフィーネの学年:±0~-2。
異母妹:アドルフィーネの学年-1~-2
弟か妹:アドルフィーネの学年-6~-8。養子の可能性が高い
弟か妹:アドルフィーネの学年-7。養子の可能性が高い
弟か妹:アドルフィーネの学年-8。養子の可能性が高い
父方の親戚
大叔父:
グンドルフ
伯父or叔父:ドレヴァンヒェルの領主一族(レティーツィアの実父)
容姿
髪の色:波を描くワインレッドの髪
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瞳の色:琥珀
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勝気で華やかな雰囲気がある。勝気な笑みがよく似合うキリっとした美人。
地位
階級:領主一族→王族→領主一族→上級貴族
年齢関連
アドルフィーネ視点の回
書籍版第五部Ⅴ 書下ろしSS 望まぬ結婚
書籍版第五部Ⅺ 購入特典SS 別れの女神に祈りを(書籍版短編集Ⅲにも同題で収録)
作中での活躍
エーレンフェストの情報を虎視眈々と狙っており、エーレンフェストの領主候補生と同学年なのに碌に情報を得て来ない弟を叱責していた。
11年冬、エーレンフェスト主催の全領地を招いたお茶会で
ローゼマインから配られた試供品のリンシャンの分析を「姉の愛」としてオルトヴィーンにぶん投げた。
結果的にそれっぽい物が作り出され、研究肌のドレヴァンヒェルの領主候補生らしい働きをしている。
次期アウブを目指していたが、アウブの第一夫人の娘である事で王族との繋がりを得る為に「
エグランティーヌが選ばない方の王子」との政略結婚を決められ、涙を流した。その後は一転して、同母弟であるオルトヴィーンに次期アウブを目指せと言うようになる。
エグランティーヌとは友人関係にあり、上位の大領地クラッセンブルクの領主候補生である彼女を立てている。
エグランティーヌが選ぶまでは
ジギスヴァルトと
アナスタージウスの両者から婚約者扱いもされず、放置されていた。
再び王位争いが起こることを恐れているエグランティーヌは第一王子を選ぶと予想し、自身はエグランティーヌを熱愛している第二王子の婚約者になるのだろうと諦観していた。
結果的には、元王女で貴族院で最優秀を取っていたエグランティーヌよりも上の立場である次期王の第一夫人となる事が決定してしまい、重圧を感じると共に、
ナーエラッヒェを大事にするジギスヴァルトに尊重されるのかどうか心配することとなった。
エグランティーヌに対してコンプレックスを感じていたが、その心中を察したローゼマインの励ましを受け、少し前向きな気持ちになる。
この時、ジギスヴァルトからの贈り物として卒業式の為のエーレンフェストの髪飾りが贈られたが、ジギスヴァルトではなく彼女自身が注文したものであり、正式に婚約者となってからも蔑ろにされている。
卒業式の奉納舞では光の女神を舞うことのできる立場であったが、自身の中で光の女神はエグランティーヌだという考えから辞退し風の女神を舞った。
13年冬の貴族院の奉納式には王族の婚約者として参加。ローゼマインが調合した
フェルディナンド特性レシピの回復薬の効果に感銘を受ける。
その後自分なりに回復薬の改良を行い、ある程度回復速度を向上させたレシピを作り上げたが、ローゼマインが作った回復薬ほどの効果がないため、完全に納得は出来ていない様子。
14年春の領主会議での星結びの数日前にジギスヴァルトから少なくとも一年間の夫婦生活(閨事)の延期を言い渡される。ならば来年に星結びをすれば良いと意見するも取り合われず、ただ第二夫人になるナーエラッヒェの執務の穴埋めと魔力供給要員として一刻も早い王族入りを望まれ、仕方なく結婚する。
夫婦生活が無いにもかかわらず、対外向けには新婚らしく領主会議の間は離宮で休息を取らされていた。側近達も離宮に閉じ込められ、外部と連絡を取れないようジギスヴァルトの側近に監視される生活を送る。アウブ・ドレヴァンヒェルと連絡を取ろうとすると必ず邪魔が入る事から、何やらアドルフィーネに知られては都合の悪い事態が起こっているらしいと察してはいたが監視の厳しさから手も足も出なかった。経緯も知らされず領主会議の最終日に突然行われる事になった奉納式に参加させられ、側近共々やっと情報からの隔離を解かれ、圧倒的に手が足りない事を痛感する。
領主会議中にエグランティーヌの懐妊が発覚し、彼女が担当していた魔力の分を王族入りしたばかりで負担する事になる。
その上、ローゼマインが一年後に王の養女として王族入りすることを告げられ、ジギスヴァルトからローゼマインを成人後に第三夫人にする意向と受け入れ準備を頼まれて困惑する。
「ローゼマインは下位領地の神殿育ちで貴族の常識が通じなくて困る」とこぼしたジギスヴァルトを「貴方よりよほど話は通じると思いますけれどね」と評した。
14年夏、アウブ・アーレンスバッハの葬儀にジギスヴァルト共に参列。あからさまにアウブ・エーレンフェストに親族のように親しげに振る舞うジギスヴァルトの行動に眉をひそめており、ローゼマインとのお茶会のセッティングと引き換えに
ジルヴェスターに助け舟を出した。
15年春の騒動の後、王族とエーレンフェストとダンケルフェルガーの間で行われた話し合いではジギスヴァルトの第一夫人として列席する。
話し合いの結果、王族の解体により結婚で得た利益だけでなくドレヴァンヒェルが政変で得たはずだった利益までもが失われる事態となるため、ローゼマインに助力を求めた。
最高神の祝福を受けた婚姻でも、加護は半分ほどになるものの
離婚が可能なことを知ると、即座にエグランティーヌや
トラオクヴァールに対してドレヴァンヒェルと話し合いの場を設ける約束を取り付けた。
その日のうちに新ツェント夫妻・トラオクヴァール夫妻・ジギスヴァルト・アドルフィーネ・
アウブ・ドレヴァンヒェルの話し合いで離婚が正式に決まり、違約金としてジギスヴァルトの新領地になるはずだった土地の一部がドレヴァンヒェルへ割譲される。自身は割譲された土地のギーベになり、ローゼマインに触発されて研究都市を目指す。
オルトヴィーンに、王族とドレヴァンヒェルの話し合いの中でアウブ・ドレヴァンヒェルがオルトヴィーンを婿入りさせたいと発言した事を告げ、自分の将来や結婚相手の選択権が自分にある事を爪の先程も疑っていない弟の様子に危うさを感じて忠告する。領主一族の結婚は領地の利益が求められ、決定権は領主にあるのだから、少しでも自分の意思を反映したいのならば早めに動いて領地の利益を見定めた上で自分から領主と交渉するくらいの姿勢を見せろ、と発破をかけた。
次期アウブとしての立場を確立するためハンネローレとの結婚を目指せとアドバイスしており、この助言が外伝におけるオルトヴィーンの行動に大きな影響を与えているのかもしれない。
15年冬、
ハンネローレを巡る大規模嫁盗りディッターに参戦するドレヴァンヒェルの為に、対ジギスヴァルト用の攻撃用魔術具の開発に余念が無く、弟をげんなりさせている。この時点で既に上級貴族となってギーべに就任したと明言されている為、アドルフィーネは婚約済みだと推測される。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
前03年秋 誕生
04年秋 洗礼式
07年冬 貴族院入学
12年冬 貴族院卒業
13年春 ジギスヴァルトと婚約する
14年春 ジギスヴァルトと結婚し王族入り。第一夫人になる
15年春
貴族院防衛戦の戦後処理の結果、アウブとなるジギスヴァルト相手では利を得られなくなる事になり、
光の女神に罰されることがないように、結婚の解消をローゼマインとフェルディナンドに打診した。
~15年冬までのどこか ギーべに就任
作者コメント
【
2017年 01月25日 Twitter】
>顔色の悪い王族
読者の皆様が覗けたら、私は書かなくてもいいんですけれどね。(笑)
アドルフィーネがジギスヴァルト王子と離れられないか画策していたり、マグダレーナがローゼマインとフェルディナンドの関係にツッコミ入れていたり、ツェントの第一夫人が嘆いていたり、うるさかったです。
【
2018年 10月06日活動報告 10月14日返答】
>女としても領主候補生としても尊厳踏みにじられまくりのアドルフィーネ
うん。でも、それが政略結婚なのです。領地の利が優先されるので、逃げることもできないすごく辛い立場です。だからこそ、義務を果たしつつ(実弟をアウブにするなど)少しでも楽になれる道がないのか、逃げる機会がないのか、アドルフィーネは探しています。
【
2022年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察第2弾
アドルフィーネ:できる。すると弟は無茶振りの気配を察して逃げようとする。
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最終更新:2025年04月13日 21:23