名前の初出:第四部IVエピローグ
初出:第278話
家族構成
第一夫人:
ドレヴァンヒェル出身の元第一夫人 (故人)
娘:元第一夫人の長女 (領地内上級貴族or他領に嫁ぎ済み)
娘:元第一夫人の次女 (領地内上級貴族or他領に嫁ぎ済み)
娘:元第一夫人の三女 (ドレヴァンヒェルに嫁いだ)
孫:
ランスリット(ドレヴァンヒェルの領主候補生)
孫:レティーツィア
養女:
レティーツィア (上記と同一人物)
第二夫人:アウブ・ベルケシュトックの妹 (処刑)
息子:
ブラージウス (領主候補生→上級貴族)
孫:
ベネディクタ
息子:ブラージウスの兄弟 (領主候補生→上級貴族)
第三夫人:
ゲオルギーネ (第三夫人→第一夫人)
娘:
アルステーデ (領主候補生→上級貴族)
孫:ベネディクタ (上記と同一人物)
息子:
ヴォルフラム (故人)
娘:
ディートリンデ
容姿
髪の色:色の薄い金
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瞳の色:茶
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ゲオルギーネが隣に並ぶと親子ほどに歳が違い、12年夏時点で50代半ばから後半に見える。
地位
年齢関連
ローゼマイン(11歳夏)視点で、50代半ばから後半
ギーゼルフリート視点の回
書籍第四部IV エピローグ
作中での活躍
政変を起こした第一王子と、政変を長引かせた第四王子に与したアウブ・ベルケシュトックの妹であったことから第二夫人は処刑となり、助命嘆願をする事で次期アウブと目されていた第二夫人の息子二人を上級貴族の身分に落とす羽目となる。唯一残った男の領主候補生だった
ヴォルフラムが命を落とした時には末娘
ディートリンデ以外の娘達が嫁ぎ済みで他に
領主候補生がいない状況に陥った為に、第一夫人の三女が生んだ孫娘
レティーツィアをドレヴァンヒェルから養女に引き取った。
アーレンスバッハの領地>歴史>政変と跡継ぎ問題も参照。
11年冬、エーレンフェストに怨恨のある寮監
フラウレルムの情報を鵜呑みにした結果、エーレンフェストへの認識がアーレンスバッハだけ他領と違った為に領地対抗戦の社交で出遅れてしまった。
12年春の領主会議では次期領主となる予定だったレティーツィアの婿に相応しい王族か領主候補生を探してもらえるよう要望する。
エーレンフェストに対しては縁戚である立場を強調して交易を迫り、恩着せがましく
アウレーリアと
ベティーナの婚姻を捩じ込んだ。
ゲオルギーネの出身領地であることもあり、エーレンフェストの情報はゲオルギーネ頼りでその真偽を確認するなどの情報精査は行わずただ鵜呑みにするだけであり、ゲオルギーネの思惑通りに誘導されることとなる。
ビンデバルト伯爵とゲオルギーネの関係や、エーレンフェストの領主が
ジルヴェスターに代替わりしてからはゲオルギーネに対する援助などがなくなったことも把握していなかったのか、姉弟が不仲であることを考慮していなかった様子。
12年夏、領主の姪という立場を強く押し出す為に境界門での星結びにアウレーリアの親族として参列。ゲオルギーネの思考誘導によって、ディートリンデに宛てがう都合の良い婿候補として神殿に入れられた傷持ちの領主候補生
フェルディナンドの存在に目を付ける。
エーレンフェストの流行の仕掛け人はフェルディナンドだという噂から、フェルディナンドを婿にする事でエーレンフェストの流行をアーレンスバッハのものにできるという下心もあり、神殿に入れられて
領主の養女への援助を通じてしか能力を発揮する事を許されない不遇な最優秀であるフェルディナンドを婿に迎えるという考えに乗り気になる。
13年春の領主会議でフェルディナンド自身に婿入りを持ち掛け断られるも、中継ぎアウブの婿として自領に迎える王命を得る。
この件に関しては、既にこの時ギーゼルフリートが死期を悟っており、すぐにでも大領地の領主の執務を肩代わり出来るだけの執務経験を持つ未婚の領主候補生をディートリンデの婿として求め焦っていた為に王命を要請した、とフェルディナンドは自身の持つ「不確かな情報」を基に推測している。
13年夏、婚約式をエーレンフェストで行った際にゲオルギーネとディートリンデがギーゼルフリートの容態が悪化した事で予定を繰上げて帰郷しているが、事前に予定されていたゲルラッハでの秘密集会の様子から、ギーゼルフリートの容態がゲオルギーネによって意図的に操作されたものである可能性が高い。
13年秋、ジルヴェスターに緊急の書状を送付。
自身の容態が危険であり、フェルディナンドに冬の間にアーレンスバッハの貴族との繋がりを少しでも持たせたいので、できればアーレンスバッハへ来てほしいと要望。フェルディナンドはこれに応え、予定を早めてアーレンスバッハに移動することを決めた。
しかしその秋の終わり、フェルディナンドがアーレンスバッハに着くよりも前にギーゼルフリートは死亡する。と言うのも、フェルディナンドをアーレンスバッハに呼び寄せる書状を出した時点でギーゼルフリートは危篤状態だった為、アウブの死亡による執務の穴埋めをフェルディナンドに求めたのが真相である。
死因は毒殺だったが、周囲には気づかれていない模様。
ギーゼルフリートがはるか高みに続く階段へと追いやられたのは、13年秋の聖典盗難事件を表沙汰になる前に解決し13年冬決行予定だったエーレンフェストの礎簒奪計画の障害となり得るフェルディナンドを王命を盾にエーレンフェストから引き離して排除するためであり、ギーゼルフリートの死によってゲオルギーネが冬の社交界に顔を出さずに済む大義名分と自由に動ける時間を得るためだった。
14年夏に葬儀が行われ、王族や近隣の領主が参列した。
領主会議で承認された正式な領主としては、ギーゼルフリートがアーレンスバッハの最後の領主となった。
経歴
前09~前08 第三夫人としてゲオルギーネと結婚
前09~前08 ゲオルギーネとの間にアルステーデ誕生
前08~前03 ゲオルギーネとの間にヴォルフラム誕生
前02年 ゲオルギーネとの間にディートリンデ誕生
04年頃 第二夫人と死別
08年頃 レティーツィアを養子にする
08年 第一夫人と死別
13年春 領主会議にてディートリンデとフェルディナンドの婚約を提案し一度は断られたものの、王命を得る
13年秋 エーレンフェストに緊急の書状。フェルディナンドに冬より前に来て欲しいと要望
死去
13年冬 対外向けとしてはまだ生存中
14年春 領主会議にてギーゼルフリートの死去が公表され、初夏に葬儀を行うことが発表される
14年夏 葬儀が行われる
作者コメント
【
2024年 11月24日 活動報告】
>いい夫婦の日 ギーゼルフリート&ゲオルギーネ
いい夫婦かと言われると疑問ですが、ギーゼルフリートにとっては良い妻でした。
ヴェローニカによるゴリ押しで娶ったが、出しゃばることなく当時の第二夫人の補佐としてランツェナーヴェの窓口担当をして、政変後は小聖杯を準備するなど領地のために尽力してくれました。
第一夫人になった後も万事控えめに助言するだけでしたから。
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最終更新:2025年04月08日 22:38