ブラージウス

名前の初出:第521話
初出:第638話

家族構成


父:ギーゼルフリート
母:父の第二夫人(アウブ・ベルケシュトックの妹)
 同母兄弟:ギーゼルフリートの第二夫人の息子

 異母姉妹:父の元第一夫人の長女
 異母姉妹:父の元第一夫人の次女
 異母姉妹:父の元第一夫人の三女(レティーツィアの実母)
 異母妹:アルステーデ(上記と同一人物)
 異母弟:ヴォルフラム(故人)
 異母妹:ディートリンデ
 義妹:レティーツィア(父の養女)

父方の親戚
祖父:先代アウブ・アーレンスバッハ
祖母:先代アウブ・アーレンスバッハの第一夫人
 叔父:ギーゼルフリートの弟
  従妹:アウレーリア
  従妹:マルティナ

母方の親戚
伯父:アウブ・ベルケシュトック

容姿

髪の色:赤
000000000
瞳の色:紫
000000000
縛られていても偉そうな表情を崩していない。

地位

階級:領主一族→上級貴族→メダル廃棄により人として認められない
職種:不明→ユルゲンシュミットへの魔力供給者

作中での活躍

アウブ・アーレンスバッハの第二夫人の息子。
アウブ・ベルケシュトックの妹だった事で母が政変の粛清により処刑され、連座でその息子であるブラージウス達にも塁が及ぶことになる。
父ギーゼルフリートの嘆願により命は助かったものの、上級貴族に身分を落とす羽目となった。それまではブラージウスとその同母の兄弟のどちらかが次期領主と目されていたが、領主候補生ではなくなった事で次期領主になる道を断たれてしまう。
第一夫人に反発する勢力をまとめる為に元第二夫人の派閥を取り込む事を望んだ父の第三夫人ゲオルギーネからの提案を受け入れ、当時領主候補生だった異母妹アルステーデを娶る。ゲオルギーネの提案とは、ブラージウスとアルステーデの間に生まれた子をゲオルギーネの養子として領主一族にすることであった。

12年冬の領地対抗戦で使われたターニスベファレンを貴族院に持ち込むために旧ベルケシュトックの礎を一時的に染め、旧ベルケシュトック寮の転移陣を動かした。ゲオルギーネによる礎の魔術や神殿長の聖典の鍵に関する実験に妻のアルステーデと共に協力していた。*1

15年春、妻アルステーデと共にディートリンデ、ランツェナーヴェの者達に同道して貴族院に転移し、その後ローゼマイン一行に捕縛された。
ゲオルギーネの指示に従っていて状況が理解できていないだけなのか、元々の性格なのか拘束された上処刑されてもおかしくない状況にも関わらず悪びれた様子はなかった。
エグランティーヌのツェント就任後、領地外でのメダル破棄によってシュタープと貴族の身分を失った。その後は魔力供給者として領主会議後に各領地に分配される予定。

第五部ⅩⅡ巻の特典SS「ツェントからアウブへ」の中で言及された旧ベルケシュトックの礎の鍵、神殿長の聖典とその鍵を所持していたアーレンスバッハの貴族はブラージウス夫妻の可能性が高い。

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • 書籍版第四部Vの人物関係図でヴォルフラムの箇所がブラージウスと記載されている。単なる誤記か、書籍版ではヴォルフラムとブラージウスの名前を交換するのかは不明 (2018-12-11 07:45:03)
    • 修正版ができたら再配布かかる電子書籍のVer 1.3でヴォルフラムになってるから単なる誤記だったんでしょうな (2020-04-19 04:33:03)
  • この人物の上級貴族落ちになった兄弟のランツェナーヴェ騒乱(貴族院防衛戦)後の去就は? (2020-07-23 10:30:04)
    • ランツェナーヴェ掃討戦自体は生き延びた、ただしアレキサンドリア統治の邪魔になると判断されて、フェルディナンドの命令でエックハルトに殺された(ふぁんぶ8) (2024-02-15 19:23:12)
  • ブラージウスってギーべなのだろうか?アウブになりたいのなら、アルステーデではなくブラージウス本人が礎を染めれば良いに、行ってないということはギーべの礎を染めてるから? (2021-12-25 14:32:00)
    • 何度もディートリンデを監視しに行って(アウブの部屋とかから行けるのだろう礎染めて)も不審に思われない暇人が子育て中のアルステーデだったのでは?仕事があるだろうブラージウスじゃ「なんでそんな無駄なことやってるの?」って不審に思われるよ。 (2021-12-25 14:53:02)
    • ギーベの席が空いてて他に人がいないとか、こいつをギーベに押し込まないと色々やべぇとかならともかく、一般的には上級に落ちた元領主候補生は領主の補佐を務める ので多分ブラブラおじさんは城勤務じゃねーのかな (2021-12-25 17:16:44)
    • ちょっと確認してきたけど、最新刊の範囲で「礎の間」は「領主の自室」から行けることになっているね(全領地がそうなのかは不明だが)。つまりディートリンデの自室の近くに作った新たな執務室は礎の入り口にとても近い。神殿側の鍵は1年前にエーレンと入れ替えちゃったから使えないってのは下でも言われてるので、城の入り口を使うしかない。ディートリンデにとっては異性の異母兄であるブラージウスが、自室付近に頻繁に出入りしたり長居したりするほうが、同性の実姉であるアルステーデよりもかなり不審だと思うのだけど、どうやって自然にブラージウスが染めに行けるのだろうか。ギーベじゃないかどうかは、妻のアルステーデが頻繁にランツェナーヴェの館やら城やらに出入りできるところに住んでいるのだから(ギーベ領にいる人をそんな何度も呼べる?移動に数時間かかると思うんだが)、そりゃ貴族街居住の城勤務だろうと思うのだが…。 (2021-12-26 02:18:18)
    • 染めた後も、ディートリンデがアウブとしての仕事をするときに必ずアルステーデが側にいなきゃいけないじゃん。ブラージウスがずっとディートリンデにくっついてるのは不自然でだけど実姉が監視してるという体裁ならOKだろ (2021-12-27 10:58:04)
      • 最初の話に戻しますね。ブラージウスはギーべではなく、城勤めであり、そして何らかの理由で礎を染めなかったという解釈で良いのでしょか (2021-12-25 22:06:40)
        • そもそもギーべだったら、祈念式がある時期に街に滞在している時点でフェルあたりに怪しいと睨まれるぞ。 (2021-12-25 22:36:35)
        • 上で書かれてるようにアウブの部屋=礎にブラージウスが近づきにくいってのもあるし、ゲオが駒として使うこと考えた時にブラージウスに染めさせるって選択肢はないでしょ。ロゼマとフェルに捕まったときの態度とか、第二夫人だけど大領地出身の母を持ってて領主一族で少ない男子、アウブになりうる環境だったからゲオのことさえ見下してたかもしれない。 (2021-12-26 14:29:15)
  • アーレンの下位領地に対する態度考えると見下されてないのかな?アウレーリアも扱い悪かったみたいだし (2023-06-26 22:01:32)
    • 領主候補生が少ないアーレンスバッハでは、領主一族傍系の者は領内貴族の序列上位と考えられる。次期アウブ(D様)の同母姉の夫であるブラージウスの序列は領主傍系の中でも上位だろう。アウレーリアは領主の姪かつ第一夫人の娘でないから、領主傍系内での序列が下の方だったのだろう。 (2023-06-28 14:07:20)
    • アーレンスバッハの並の貴族はゲオルギーネのプロパガンダの甲斐もあってか、ベルケシュトックに対して同情的。そう考えると、やはり同情的だったのだろうと思う。 (2023-06-29 12:46:42)
      • そもそもこの人はベルケから輿入れした母から生まれた。 旧ベルケ系貴族の旗頭なんじゃなかろうか。  (2023-06-29 21:57:35)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 人物
  • アーレンスバッハ
  • 上級貴族

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月11日 21:42

*1 ふぁんぶっく8 Q&A