初出:第366話(名前不詳のもう一人の領主候補生)
名前の初出:第368話
声(ドラマCD第7弾/第9弾): 長縄まりあ
家族構成
養父:ギーゼルフリート(下記と同一人物)
養母:ギーゼルフリートの元第一夫人(下記と同一人物)
容姿
髪の色:金髪
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瞳の色:碧眼
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金髪碧眼でとてもかわいい。
地位
階級:上級貴族→領主一族
職種:
領主候補生→領主候補生 兼 青色巫女見習い
年齢と属性関連
- 誕生季:春
- 洗礼時の属性(適性):少なくとも水。恐らく闇と光を持っている
レティーツィア視点の回
SS第21話 レティーツィア視点 お手紙
SS第26話 レティーツィア視点 初めての祈念式(書籍版短編集Ⅱにも同題で収録)
SS第32話 レティーツィア視点 余所のお菓子と玩具(書籍版短編集Ⅲにも同題で収録)
SS第36話 レティーツィア視点 平穏の終わり 前編
SS第37話 レティーツィア視点 平穏の終わり 後編
書籍版第五部Ⅶ エピローグ(SS第36〜37話の改稿)
作中での活躍
アウブ・アーレンスバッハと
第一夫人にとっては
ドレヴァンヒェルに嫁いだ三女の末娘。
アーレンスバッハの領主候補生が激減したため、母方の祖父母にあたるアーレンスバッハの領主夫妻の養女となった。
祖父が亡くなるまでは時々両親がアーレンスバッハの城を訪れて様子を見に来ていたが、ドレヴァンヒェルの領主と第二夫人の子として養子縁組をしている実兄
ランスリットとは三学年も年が離れている上に幼い頃に養子縁組をしたため交流はほとんど無かった。ランスリットはレティーツィアの洗礼式祝いも寄越さなかったというのに、王命で婚約が決まってレティーツィアの次期領主が確定した途端に繋がりを持とうとしてきたため、筆頭側仕えであるロスヴィータを当時憤慨させた。
ドレヴァンヒェルから側近として同行してきた
ロスヴィータと
ゼルギウスの親子をとても信頼している。
フルネームは「レティーツィア・トータ・アドティ・アーレンスバッハ」(推測)。
より正確に表記すると「レティーツィア・トータ・アーレンスバッハ・アドティ・アーレンスバッハ」となる(ただし実母と養子先が同じ家名なので、ユルゲンシュミットにおける表記ルール上実母の苗字が省略されている)、
エグランティーヌと同様のケースと思われる。
養父母(祖父ギーゼルフリートとその第一夫人)が二人とも死亡して養子縁組が解除出来ないため、新たな養子縁組を結ぶにせよ結婚するにせよ、「アドティ・アーレンスバッハ」の部分は死ぬまで名乗り続けることになる。
08年頃に養母である祖母を引き取られて間もなく亡くしており、12年春に洗礼式を行なった。
12年夏の境界門での星結びに領主の姪である
アウレーリアの親族として他の領主一族と共に参列している。
13年春に第三王子
ヒルデブラントとの婚約が決まる。アーレンスバッハの領主となるレティーツィアの配偶者としてヒルデブラントが婿入りする予定で縁組が纏められた。
13年秋の終わり、祖父で養父であるギーゼルフリートを亡くす。領主の執務の穴埋めの為に呼び寄せられた
フェルディナンドを領主名代として
ゲオルギーネの代わりに境界門まで迎えに行き、
ローゼマインと交流した。
前述の通り次期領主となるためフェルディナンドの教育を受けているが、
ディートリンデが貴族院に行って領地にいない13年冬のうちに詰め込み教育が行われ、山のような課題に心折られそうになっている。
14年春、フェルディナンドに祈念式への参加を打診され、ロスヴィータと共に忌避感を示すも、ゼルギウスによって齎されたフェルディナンドの懸念したディートリンデの悪意から逃れるために祈念式に赴いた。そこで初めて魔力供給の実践をする。
フェルディナンドの厳しい教育に何度も音をあげそうになるも、ローゼマインが提案し、フェルディナンドが頼んだことで、ドレヴァンヒェルの実の両親の声が入っている白い
シュミルの
ぬいぐるみが心の支えとなっている。こうしたローゼマインの様々な気遣いや贈り物にはとても感謝している。
14年春の領主会議のあと、突然教育が厳しくなった。
14年夏、アウブ・アーレンスバッハの葬儀に参列。
この時、ドレヴァンヒェルの領主の名代として実母がアーレンスバッハを訪問しており、久々の再会となったと思われる。
葬儀に参列した
アウブ・エーレンフェストにローゼマインへのお返しとして調味料や香辛料を託した。
14年秋の終わり、エーレンフェストから届いた料理をフェルディナンドから振る舞われる。
ユストクスの助言によってレティーツィアがローゼマインに贈った調味料とレシピを用いて改造された料理に驚く。この際、ランツェナーヴェの館での遣り取りなどを話し、中央騎士団長
ラオブルートと
ランツェナーヴェの交流についての情報をフェルディナンドに齎した。
14年冬、
ライムント経由で貴族院にいるローゼマイン宛の手紙と荷物を送る。荷物はランツェナーヴェ産の飴と玩具のお裾分けで、玩具はクラッカーの様なものらしく、フェルディナンドが欲しがったため、ローゼマインの忠告を参考に課題の削減と取引するといった強かさをみせるようになった。
15年春、
レオンツィオとディートリンデに誘導され、供給の間でフェルディナンドに毒を与える罪を犯す。何が起きたのかわからず混乱するも、フェルディナンドから名捧げ石の入った金属製の籠を託され、アウブの執務室の外側で警戒に当たっていたユストクスに手渡した。
その直後に現れたディートリンデにフェルディナンドを殺害したと断罪され、レオンツィオの放った
即死毒によって執務室にいた側近を一人を除いて魔石にされてしまった。ディートリンデの指示により、ランツェナーヴェの者に
シュトラールの娘
フェアゼーレと共に身柄を拘束され、王命の婚約者を害した罪人としてランツェナーヴェへの追放を言い渡される。
連行される際に、ユストクス達を追いかけていて執務室にいなかったシュトラールとゼルギウスに出くわすも、自分達を救おうと戦闘態勢に入ったシュトラールに対し、一瞬で魔石となる毒を持っていると警告し「逃げて皆を救え」と命じた。
この後、何重にも鍵を掛けられた区画に連れ込まれ、自分を誘き寄せる為の人質にされたロスヴィータを即死毒によって失う。
ランツェナーヴェ船の魔力攻撃を防ぐための部屋に閉じ込められていたが、フェルディナンド救出に訪れたローゼマインと
ダンケルフェルガーの騎士達によって他の人質とともに救出された。
レティーツィアの犯した罪を口外せず領主候補生として尊重するローゼマインとフェルディナンドの温情に心から感謝している。アーレンスバッハの城にてダンケルフェルガーの騎士達が休めるよう大広間の準備と客間を側仕え達に整えさせた。
戦いへ赴くローゼマイン達にランツェナーヴェが即死毒の解毒剤を持っていることを伝える。
継承の儀式にはアーレンスバッハの領主候補生として出席した。
新領地
アレキサンドリアでは、アーレンスバッハの上級貴族落ちの慣習を受け継がない為そのまま領主候補生として遇され、ランツェナーヴェ戦の孤児と同様に神殿で暮らしている。
ローゼマインが婚姻で神殿長職を辞したら、その後任となる予定。次期神殿長としても厳しい教育(課題)が与えられることを告げられ、涙目になっていた。
トラオクヴァールの王命通り、フェルディナンドによって次期
アウブとしての教育を受け、フェルディナンドの結婚後に養子となる予定。アーレンスバッハの領地名が消えるため、成人後どのような形で『ヒルデブラントと結婚してアーレンスバッハのアウブ』になるのかは、王族に託された。
王命を排す場合は、二人を養親とする縁組命令も排されることになる。
(なお新ツェントによる王命が承認されたことから、ローゼマインとフェルディナンドの婚約は維持される)
レティーツィアの犯した罪とヒルデブラントの犯した罪が公表されておらず、表向きは二人とも罪人ではないため、ヒルデブラントとの婚約は維持されている。
15年冬、
貴族院に入学して同学年のヒルデブラントと初めて顔を合わせたばかりである事や、王命での婚約という経緯からお互いに気まずい関係だった。
ローゼマインが時の女神の招きで不在となった事で、奉納舞の時間に一人になってしまうレティーツィアに領主候補生が群がって質問攻めにするのを防ぐため「婚約者を守るように」と、従姉の
ハンネローレからお願いされたヒルデブラントが奉納舞の時間は一緒にいてくれている。
ハンネローレの橋渡しのお陰で婚約者のヒルデブラントとの交流が増え、今では初めてのお茶会をしたり、お互いに相談事をしたりするような関係。ヒルデブラントの「出来るだけ早くハンネローレ様に相談するように」という助言を受け、嫁盗りディッター関連で最近言動が変わった実兄についてハンネローレに相談をした。
ヒルデブラントとの魔力の釣り合いについて
仮にレティーツィアが魔力圧縮を頑張った結果ヒルデブラントと差が付きすぎて魔力の釣り合いが取れなくなったとしても、「(魔力の釣り合う)第二配偶者を娶れば(=そちらと子供を作れば)いいだけ」と回答されている。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
05年春 誕生
08年頃 アウブ・アーレンスバッハの養女となる
12年春 洗礼式
12年夏 アウレーリアと
ベティーナの星結びに参列する
13年春 ヒルデブラント王子と婚約する
13年冬 フェルディナンドをアウブ・アーレンスバッハの名代として境界門に迎えに行く
14年春 フェルディナンドと共に祈念式を行う
14年夏 アウブ・アーレンスバッハの葬儀に参列する
15年春 ディートリンデの誘導によりフェルディナンドに毒を与える罪を犯す
側近を殺されランツェナーヴェの兵に誘拐される。救出された後アーレンスバッハの城で、生き残った貴族達をまとめ上げ
ローゼマインとフェルディナンドをサポートした。
アーレンスバッハの領主一族として、継承の儀式に参列する
引き続き、新領アレキサンドリアの領主一族となる。
15年冬 貴族院に入学、
図書委員に加入予定
17年春頃 アレキサンドリアの神殿長に就任予定
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最終更新:2025年04月13日 18:13