黒虎白龍門会(こくこはくりゅうもんかい)とは中国本土を拠点とする中国拳法の育成機関。
"闇"との関係は不明だが、所属するのは皆
殺人拳の武人達である。
その勢力は大きく、中国においては
馬 剣星の一族が統括する
鳳凰武俠連盟と双璧を成すと言われている。
両者は敵対関係ではあるものの表立った抗争は起きておらず、現状は活動範囲(所謂"シマ")を巡る構成員間の諍い程度に留まっている。
しかし、先祖の代では血で血を洗う抗争を繰り返してきた歴史があり、剣星によれば馬家の先祖達は黒虎の首領達を少なくとも十人以上は殺害しているとの事。
(もっともこれは歴代の黒虎首領が悪人揃いだったが故であり、剣星は当代の首領も同様の人物像だろうと推測している)
そういった経緯もあり、黒虎は今なお馬一族に対して深い憎しみを抱いている。
組織は力と恐怖、そして厳格な戒律によって統制されており、勝負に敗れた者や任務に失敗した者には厳しい処罰が下される。
特に「相手の情けを受けて帰った者」は門派に泥を塗ったと見做され死罪に処される。
また、組織を抜けようとする者に対してはたとえ最下層の門下生であっても
特A級の達人級の
刺客を差し向け、確実に抹殺する。
なお郭誠天によれば黒虎に所属する達人には大老の
王を始め、
梁山泊の豪傑にさえ引けを取らない武人もいるとされる。
実際に作中では
慧 烈民が
アパチャイと互角の戦いを演じている。
(ただし序盤のアパチャイは慧のペットの九官鳥が気になって全力を出せなかった)
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最終更新:2021年08月14日 19:19