「サンエックスランド テーマパークであそぼう!」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

サンエックスランド テーマパークであそぼう! - (2023/12/03 (日) 00:26:55) のソース

*サンエックスランド テーマパークであそぼう!
【さんえっくすらんど てーまぱーくであそぼう】
|ジャンル|テーブル & コレクションゲーム|&amazon(B000EGL7SY)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|エム・ティー・オー|~|
//|開発元||~|
|セーブファイル|1つ|~|
|発売日|2006年3月30日|~|
|価格|5,040円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|サンエックスオールスターズのテーマパーク仕立て&br()総計401枚のキャラクターカードを収録&br()ゲームそのものはあまり面白くない|~|
|>|>|CENTER:''[[サンエックスキャラクターゲームリンク>サンエックスキャラクターシリーズ]]''|
|>|>|CENTER:&color(black){サンエックスオールスターズ}&br()&color(black){''テーマパークであそぼう''}/[[キャラさがしランド>サンエックス キャラさがしランド]]/[[キャラクターチャンネル>サンエックス キャラクターチャンネル ~オールスター大集合!~]]|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-「たれぱんだ」や「リラックマ」などでお馴染みのブランド及びメーカーであるサンエックスのキャラクターが出演するゲーム。
--今現在ニンテンドーDSにおけるサンエックスオールスターズ関連のゲームは3作あり、本作はその内の初めてリリースされたゲームである。
-「サンエックスランド」というテーマパークを舞台に、様々なアトラクションを選んでプレイしていくのが目的となる。
-ゲームとしては完全一人プレイ専用。「つうしん」にてキャラクターカードの交換を行う際のみにワイヤレスを使った二人通信が可能。

**主なモード
-''スタート''
--本作におけるメインモード。
--サンエックスランドの全体MAPが表示されるので、プレイしたいアトラクションを選んでいく。
--詳細は下記の「主なアトラクション」の項参照。

-''アルバム''
--カードアルバムを鑑賞できるモード。
--サンエックスランド内にて入手した「キャラクターカード」が好きなだけ鑑賞可能。
--カードを選ぶとDS画面の上下による拡大表示がされ、カードの絵柄とその紹介文が鑑賞できる。

-''つうしん''
--DSワイヤレス通信にてお互いが所持しているキャラクターカードの交換ができるモード。
--このモードをプレイするにはDS本体と本ソフトが2つづつ必要となる。
--交換と銘打ってはいるが、実際のところは交換した側のカードはなくならず、お互いがノーリスクで同じカードを所持できる親切仕様となっている。
--通信プレイに対応しているのはこのモードのみ。

-''おまけ''
--様々なおまけが楽しめるモード。
--「ミニゲーム」「トリビア」「シナリオ」「サウンドテスト」の4項目があり、いずれもサンエックスランド内で特定条件を満たせば解禁できる。

**主なアトラクション
-サンエックスランドのアトラクションは以下のものがある。
--なお、キャラクターの存在を知らない方のフォローとして、公式サイトをキャラの欄にリンクしている。

|名称|担当キャラ|内容|
||||
|いせき|[[アフロ犬>http://www.san-x.co.jp/afro/afro.html]]|「アフロ犬の遺跡」アトラクションをプレイ|
|おみせ|[[こげぱん>http://www.san-x.co.jp/pan/]]|「こげぱんのお店」アトラクションをプレイ|
|まち|[[たれぱんだ>http://www.san-x.co.jp/suama/suama.html]]|「たれぱんだの町」アトラクションをプレイ|
|おうち|[[なんか。>http://www.san-x.co.jp/news/38/index.html]]|「なんか。のお家」アトラクションをプレイ|
|むら|[[にゃんにゃんにゃんこ>http://www.san-x.co.jp/nyanko/]]|「にゃんにゃんにゃんこの村」アトラクションをプレイ|
|もり|[[みかんぼうや>http://www.san-x.co.jp/mikan/mikan.html]]|「みかんぼうやの森」アトラクションをプレイ|
|おへや|[[モノクロブー>http://www.san-x.co.jp/monoboo/index.html]]|「モノクロブーのお部屋」アトラクションをプレイ|
|マンション|[[ワンルーム>http://www.san-x.co.jp/wanroom/index.html]]|「ワンルームのマンション」アトラクションをプレイ|
||||
|ミュージアム|----|「ミュージアム」に入館する|
|エントランス|----|モード選択画面に戻る|

-各アトラクションの説明。
--''メインアトラクション''
---そのキャラ専属のアトラクション画面に移行する。全部で8つのアトラクション(ステージ)がある(上記表参照)。
---どういうルールでゲームを進めるかは下記の「主なルール/アトラクション」の項参照。
--''ミュージアム''
---アニメーションによるミニシアターの数々を好きなだけ鑑賞できる。
--''エントランス''
---上記の通り、モード選択画面に戻る。

**主なルール
***メインアトラクション
-専属キャラクターを操ってアトラクションを歩き周り、ゴールを目指すのが大方の目標となる。
--各アトラクションはすべて''すごろく方式での移動''となっており、ルーレットを回しながらマスを進めていく。
--ルーレットの数は1~6まであり、ある程度の目押しは可能となっている。一人プレイ専用なのでアトラクションを終えるまで黙々と一人ルーレットを回していく事になる。
--マスの進み目は所々に分岐がされているが、どう進もうがゴールは固定となっている。また、進み方によっては同じマスに何度でも止まる事が可能。
--特にゲームオーバーになる様な条件は存在せず、原則的にマスはすべてプラス方面か何も起きないもののみで構造されている。
--なお、上画面はコイン枚数やすごろくの全体図などが示されたステータス表記、下画面はゲーム画面の表示となっている。

-マスの種類は以下のものがある。
--ジグソーピースが貰えないマス。
---「スタートマス」…ここがマスのスタート地点となる。スタート後も再度止まる事が可能だが、その場合は何の効果もない。
---「ノーマルマス」…何の効果もない、いわゆるはずれマス。各アトラクション共に最も配置量が多い。
---「ショップマス」…キャラクターカードなどの売品をコインと引き換えに購入できる。
---「特殊マス」…特定条件を満たしていれば、レアなキャラクターカードが貰える。
---「ゲートマス」…必ずゴールマスの手前に配置されている。ジグソーパズルが完成されていないとここから先に進めない。マスそのものの効果は特になし。
---「ゴールマス」…クリア条件を満たしてここにたどり着けばステージクリア。クリア条件を満たさないと前戻りの手間になってしまう。
--ジグソーピースが貰えるマス。
---「ルーレットUPマス」…数ターンの間、ルーレットの出目に大きい数が出やすくなる。それに加え、アトラクションポイントが1貰える。
---「ルーレットDOWNマス」…数ターンの間、ルーレットの出目に小さい数が出やすくなる。それに加え、アトラクションポイントが1貰える。
---「コインマス」…1~5と-1の出目のルーレットを回し、出た数のコインが増加(減少)する。
---「アトラクションポイントマス」…1~3と-1の出目のルーレットを回し、出た数のアトラクションポイントが増加(減少)する。
---「トリビアマス」…キャラクターに関するトリビアクイズが出題されるので「○」か「×」かで答えていく。正解だとコイン2とアトラクションポイント1が、不正解でもコイン1が貰える。
---「ミニゲームマス」…「真剣衰弱」「スライドパズル」「ジグソーパズル」のミニゲームのどれかがランダムで発生する。プレイの仕方次第ではコイン獲得のチャンスとなる。
---「イベントマス」…各アトラクションに3マス存在し、止まる度にミニエピソードが発生する。エピソード終了後はイベントポイントが1つ貰え、一度止まったイベントマスは何か別のマスに変化し二度と元には戻らなくなる。&br()          また、各アトラクションにてイベントマス3マスすべてに止まると、1回だけレアなキャラクターカードが貰えるボーナスがある。
--その他のマス。
---稀に友達キャラがどこかのマスに待機するイベントが発生する。友達キャラが待機するマスに止まるとコイン10が貰える。マスに止まるか、一定ターンが経過してもマスに止まれないと友達キャラは消えてしまう。

-ゴールに到達するには以下の3つのクリア条件が必要となる。
--ジグソーパズル
---ジグソーピースが貰えるマスに止まると、何かのジグソーピースが1つ貰える。それを12回貰うと「ジグソーパズル」が完成し、ゲートマスを通過できる様になる。
---貰えるジグソーピースがダブる事は一切なく、必ず12つ貰えばジグソーパズルは完成する。
---全く同じマスを何回止まってもジグソーピースを貰う事は可能。
--アトラクションポイント
---アトラクションポイントマスなどで入手できる「アトラクションポイント」を溜める事がクリア条件の1つとなる。
---プレイしているアトラクションによって必要な指定ポイントに相違がある。アトラクションを多くステージクリアすればする程に指定ポイントが高くなる。
--イベントポイント
---イベントマスで入手できる。3マスすべてのイベントマスに止まって、3つの「イベントポイント」を溜める事がクリア条件の1つとなる。

--以上の3条件を満たした後にゴールマスに止まると、各アトラクション専属のミニゲームプレイ後にステージクリアとなる。
---ミニゲームはクリアの成否に関わらずステージクリアには一切影響されない。よって、ゴールマスに止まった時点でステージクリアは確定となる。
---ステージクリアすれば、スタンプカードにクリアしたアトラクションによる専属のスタンプが押せる。8つのアトラクションすべてのスタンプを押せれば感動(?)のエンディングとなる。

-ステータス画面の表示の情報は以下の通り。
--「すごろくの全体図」…これを確認しながらマスを進めていくと攻略しやすい。
--「コイン」…所持しているコインの枚数。ショップマスで商品を購入するのに必要なもの。
--「アトラクションポイント」…所持しているアトラクションポイントの数。クリア条件に必要なもの。
--「イベントポイント」…所持しているイベントポイントの数。クリア条件に必要なもの。
--「ジグソーパズル」…ジグソーパズルの完成状況。クリア条件に必要なもの。
--「スタンプ」…これをすべて集めればエンディング。

--ステージクリアして次のアトラクションをプレイすると、コインとスタンプは引き継がれるが、他のものは初期化される。

***ミニゲーム
-ミニゲームについての詳細。
--ミニゲームには「ゴール後にプレイできる、そのアトラクション専用のミニゲーム」と「ミニゲームマスでプレイできる、全アトラクション共通のミニゲーム」の2タイプが存在する。
---前者は特定条件を満たす事で、ミニゲームをショップマスで購入でき、それはモード選択画面の「おまけ」にて好きなだけプレイできる様になる。
---後者はアトラクション内でしかプレイできない。ゲーム内容はどのアトラクションでも同じだが、ゲーム内の絵柄はアトラクション専属のキャラのものが使用される。
--各ミニゲームはプレイ前に「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「げきむず」の4つの難易度がら選択できる。特に難しい難易度を選んだからといって、何か特別な見返りがある訳ではない。
--操作系統は下画面によるタッチペン操作と十字キー/ボタンによる操作の両方に対応しており、好きなスタイルでの操作が可能である。
--ミニゲームの内容は以下の通り。

#region(ミニゲームの内容)
-アトラクション専用のミニゲーム
--「みつけてアフロ犬!」(アフロ犬の遺跡)
---上画面にアフロ犬が一匹表示されるので、下画面にいる複数匹のアフロ犬から同じものを選んでいく。
---制限時間以内に指定ノルマ数の正解をすればクリア。ノルマを達成しても制限時間が0にならない限りはゲームは続行される。
---難易度が上がる程に、下画面のアフロ犬の数が増し、「むずかしい」以上ではアフロ犬が動き回る故に対象の選択がし辛くなる。

--「やきたてこげぱん」(こげぱんのお店)
---下画面に6つのパンが切り替わりで焼けているので、いい頃合でそのパンにタッチなどを行って収穫する。
---パンのタイミングが早すぎると生焼け、遅すぎると焦げ焼けとなってしまい、共にノルマが得られない。
---制限時間以内に指定ノルマ数のパンを収穫すればクリア。ノルマを達成しても制限時間が0にならない限りはゲームは続行される。
---難易度が上がる程に、指定ノルマが増加され、制限時間が減少し、パンの焼き時間が高速化する。

--「つみたれぱんだ」(たれぱんだの町)
---上画面からたれぱんだが落下するので、下画面にいるたれぱんだをスライドなどで移動させて複数回キャッチしていく。
---落下たれぱんだのキャッチ位置にズレが生じるとバランス感覚が崩れて総倒れとなりクリア失敗。落下たれぱんだを完全にキャッチし損ねると同じくクリア失敗。
---落下たれぱんだをすべてキャッチし、バランス感覚を保った状態で倒れなければクリア。
---難易度が上がる程に、落下たれぱんだの数が増える。

--「わなげなんか。」(なんか。のお家)
---上画面になんか。がうろちょろしているので、下画面の輪っかを上方向にスライドなどで投げてなんか。の頭に入れていく。
---制限時間以内に指定ノルマ分の輪っかをなんか。に入れればクリア。ノルマを達成しても制限時間が0にならない限りはゲームは続行される。
---難易度が上がる程に、指定ノルマが増加され、なんか。の移動が機敏になる。

--「にゃんにゃんにゃんだ?」(にゃんにゃんにゃんこの村)
---上画面にコスプレしたにゃんにゃんにゃんこが一瞬だけ表示されるので、それが何なのかを三択から選んでいく。
---制限時間以内に指定ノルマ分を正解すればクリア。ノルマを達成すると即終了となる。
---難易度が上がる程に、指定ノルマが増加され、コスプレにゃんこに表示時間が短くなる。

--「みかんぼうやのうんどうかい」(みかんぼうやの森)
---「ぼうやチーム」か「オレンジチーム」のどちらかを選び、CPUと障害物競走で勝負する。
---このゲームはタッチペン操作のみに対応し、十字キー/ボタン操作は受け付けない。
---下画面に「はしる」「あるく」「ジャンプ」といったコマンドがあるので、タッチでそれを選んで適任の行動をする。間違えた行動をしたり、行動のタイミングを誤るとタイムロス。
---チームを先にゴールへ導けばクリア。
---難易度が上がる程にCPUの行動が的確になる。

--リバーシBoo(モノクロブーのお部屋)
---6 × 6マスのリバーシ(オセロ)でCPUと勝負する。
---ゲーム開始前に「先手」か「後手」のどちらかを選べる。
---ゲーム終了後に多くの駒を取得していればクリア。
---難易度が上がる程にCPUの賢さが増強される。

--ワンワンバブル(ワンルームのマンション)
---下画面にワンルームキャラが風呂にダイブするので、そこから沸く泡をタッチなどで割っていく。
---泡と一緒にワンルームキャラもまぎれており、それをタッチすると指定ノルマが増えてしまう。
---制限時間以内に指定ノルマ分の泡を割ればクリア。ノルマを達成しても制限時間が0にならない限りはゲームは続行される。
---難易度が上がる程に、指定ノルマが増加され、制限時間が減少し、泡とワンルームキャラの動きが激しくなる。

-ミニゲームマス専用のミニゲーム
--真剣衰弱(ミニゲームマス)
---12枚の裏返しカードが表示されるので、同じペアの絵柄カードを当てていく。
---許容ミス回数があり、それがなくなるとクリア失敗。許容ミス回数尽きずにすべてのカードをめくるとクリア。
---難易度が上がる程に、ペアの組み合わせ数と許容ミス回数が以下の通りに変わる。

|かんたん|[同じ絵柄4枚 × 3]|許容ミス回数「5」|
|ふつう|[同じ絵柄4枚 × 2] [同じ絵柄2枚 × 2]|許容ミス回数「5」|
|むずかしい|[同じ絵柄4枚 × 1] [同じ絵柄2枚 × 4]|許容ミス回数「6」|
|げきむず|[同じ絵柄2枚 × 6]|許容ミス回数「6」|

--スライドパズル(ミニゲームマス)
---3 × 3のスライドパズルがシャッフルされるので、それを元の形に戻していく。
---制限時間があり、それがなくなるとクリア失敗。制限時間が尽きずに元の形に戻せばクリア。
---難易度が上がる程に、制限時間が減少し、シャッフルの激しさが増す。

--ジクソーパズル(ミニゲームマス)
---12ピースのジグソーパズルを完成させていく。
---制限時間があり、それがなくなるとクリア失敗。制限時間が尽きずにジグソーパズルが完成すればクリア。
---難易度が上がる程に、制限時間が減少する。
#endregion

***トリビア
-各アトラクションを担当するキャラに関するトリビアが鑑賞できる。
--トビビアマスで発生し、「○」か「×」のクイズ形式にてそのトリビアが正しいか否かを答えていく。
--トリビアの問いに正解すれば、モード選択画面の「おまけ」にてそのトリビアを好きなだけ確認できる。なお、「おまけ」内でのトリビアはクイズ形式は省略されている。
--トリビアは各キャラ(アトラクション)につき以下の数が用意されている。
---「アフロ犬」「こげぱん」「なんか。」「にゃんにゃんにゃんこ」「モノクロブー」「ワンルーム」 ⇒ 各10つ
---「たれぱんだ」 ⇒ 8つ
---「みかんぼうや」 ⇒ 15つ

***シナリオ
-各アトラクションを担当するキャラのミニエピソードが鑑賞できる。
--イベントマスで発生し、計3回のイベントマスに止まる事ですべてのエピソードが鑑賞できる流れ。
--イベントを鑑賞すれば、モード選択画面の「おまけ」にてそのエピソードを好きなだけ確認できる。
--イベントは各キャラ(アトラクション)につき1つ(3エピソード)が用意されている。

***その他
-キャラクターカード
--カードマスで購入したり特定条件を満たせば、モード選択画面の「アルバム」のカードアルバムに追加されるカードが増える。
--全部で401枚のカードが収録されている。カードの種別と枚数は以下の通り。
---「アフロ犬」「こげぱん」「たれぱんだ」「にゃんにゃんにゃんこ」 ⇒ 各22枚
---「なんか。」「みかんぼうや」「モノクロブー」「ワンルーム」 ⇒ 各15枚
---その他のサンエックスキャラクターのカード ⇒ 253枚
-サウンドテスト
--特定条件を満たせば、モード選択画面の「サウンドテスト」にて本作に収録された楽曲を好きなだけ聞ける。
--全部で26曲が収録されている。
-ミニシアター
--特定条件を満たせば、サンエックスランドのミュージアムにてアニメーションミニシアターが鑑賞できる。
--全部で15作のシアターが収録されている。
-ストラップ
--特定条件を満たせば、サンエックスランドのMAP画面にストラップを付けられる。
--ゲーム的な意味は特になく、単にストラップが付くだけだが、それをスライドするとふるふると揺らせるお遊び効果がある。
--ストラップは1つしか付けられない制限がある。ストラップを持っている状態で新たなストラップは入手すると、前のストラップは消えてしまう。

----
**評価点
-サンエックスキャラの可愛らしさがちゃんと再現されている。
--アトラクションの専属キャラ達が非常に愛らしく、ファンにとってはこれだけでも嬉しいのではないだろうか。
--ドット書きで描かれたサンエックスランドが楽しげであり、すべてのアトラクションを攻略したいという意欲に駆られる。
--各アトラクションはすべてポリゴン描写だが、原作の雰囲気を損ねずに上手く箱庭感を表現できているのも見事である。

-豊富なおまけ要素。
--キャラクターカードは総計401枚となかなかの多さ。しかも、本作がリリースされる前に生み出されたサンエックスキャラクターをほぼすべて網羅しているという豪華っぷり。
---残念ながら専属アトラクションは存在しないが、「リラックマ」や「まめゴマ」といった有名どころのカードもばっちり収録。
---他にも「ペンシルクラブ」「ピニームー」「エスパークス」といった懐かしい80年代キャラや、相当なサンエックスマニアでない限りは知らない様なマイナーキャラも収録されている。
--キャラクターカード以外でも「ミニゲーム」「トリビア」「ミニシアター」といったファンに嬉しいおまけもあり、いかにこれらを解禁できるかというやり込みがある。

-上質なゲームテンポと万能な操作性。
--こういうキャラゲーにありがちなもっさり感はほとんどなく、テンポ良くゲームに集中できる。
--タッチペンと十字キー/ボタンの両者に対応している操作方法で、DSのゲームにありがちなタッチペン操作の押し付けは一切無縁。
---操作方法自体も簡単にできるものがほとんどで、子供にも十分楽しめる配慮を持っている。

**賛否両論点
-難易度は低い
--子供向けなので妥当と取るべきであるが、物足りないというプレーヤーもいる。

**問題点
-どのアトラクションも使い回しばかり。
--一見すると華があって楽しげな各アトラクションだが、どれもすごろくのマス配置が若干違うだけの似たようなステージでしかない。
--ミニゲームに関してもゴール後にプレイできる専属のものを除けば、どれも同じゲームの使い回しで新鮮味に欠ける。
--「このアトラクションならではのギミック」というものも特になく、悪くいえば外観とイベントを変えた以外は全アトラクション共に流用の集まりという事になる。
--はっきりいってキャラクターカード収集などの目的がなければ、相当味気ないプレイを強いられるのは避けれらないだろう。
--ゲームとは直接関係ないが、BGMにも使い回しが多い。ゲーム内の楽曲が26曲しかないので致し方ないが…。

-すぐ飽きてくるすごろく形式。
--そもそも一人すごろくを繰り返し行う事に楽しみを見出すのは難しい話である。
---特に明確なペナルティやライバル的な存在がいる訳ではないので、「このマスは絶対に止まらないとならない」という緊迫感もなければ、戦略を要する場面もほぼない。
---しかも、「ショップマスで買い物をしたい」「クリア条件を満たすマスに止まりたい」という時もルーレット任せなので、無駄に目的に手間がかかるという不便さも目に付いてしまう。
--最初のうちはルーレットを回す楽しみはあるだろうが、アトラクションをクリアする度に「''別にこれ、すごろくじゃなくてもいいんじゃね?''」と感じるのは必至だと思われる。

-ミニゲームの少なさ。
--全部で11種類しかミニゲームが用意されてないので、ミニゲーム集目当てで本作をプレイするのはほぼ確実に後悔すると思われる。
---ミニゲームのクオリティは格別悪い訳でもないのだが、どのゲームも軽いものばかりなので連続でプレイするのは流石に飽きる可能性が高い。
---地味な事だが、ミニゲームマス専用のものがモードの「おまけ」でプレイできないのも謎である。
--ちなみにミニゲームは必ずしもクリアする必要はなく、一部を除けば大方はスルーは可能ある。
---クリアできなくてもやり込みの妨げになるペナルティが存在しないのは、好意的にいえばお子様に対する救済処置といえる。

-一部の不便なところ。
--各アトラクションのポリゴンによる背景絵が凝っているのはいいが、それのせいで「マスが背景に隠れて視野が確認し辛い」という場面が多々ある。
---幸いにも上画面ですごろくの全体図が表示されるので、それを利用すればさほど大きな問題ではない。
--モード選択画面の「おまけ」に関して。
---ミニゲームを決定するとそれのキャンセルができなくなり、間違って選択するとそのゲームをプレイしないと再選択ができない。
---各キャラのトリビアを決定してもナンバー表示しかされない故に、見たいトリビアがわかりにくい。

-アトラクションにおける専属キャラの人選。
--当時のサンエックスキャラクターの中でも人気の高かった「リラックマ」や「まめゴマ」はキャラクターカードのみの収録である一方、「なんか。」の様なマイナー寄りのキャラもおり、一体どういう基準でこの人選が選ばれているのかがよくわからない。
---マイナーキャラまでいる事自体は良い事だが、それはやはり有名所がきっちりといてこそだろう。

-セーブ
--セーブファイルは1つしかないので不便である。

----
**総評
はっきり言ってゲームとしては面白くない。しかしながらサンエックスファンにとっては満足できるであろうサービスが満載でありファンアイテムとしての価値はある。~
今は安価で取引されており、色々と手軽になっているのでサンエックスのファンなら選択肢としては悪くはないだろう。

----
**その後の展開
-後発のサンエックスオールスターズのゲームは本作よりも作り込みが洗練され、概ね評判が良い模様。