この項目では『剣と魔法と学園モノ。』・移植作『剣と魔法と学園モノ。Anniversary Edition』を取り扱っています。
判定はいずれもなしです。
【けんとまほうとがくえんもの】
ジャンル | 3DダンジョンRPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | アクワイア | |
開発元 | ゼロディブ | |
発売日 | 2008年6月26日 | |
定価 | 5,040円 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
他社製品のソースコード流用作品 流用元から劣化はあるが完成度はそれなり |
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剣と魔法と学園モノ。シリーズ |
通称「ととモノ。」。
キャラクターメイキングやひたすらダンジョンに潜り戦闘を行うゲーム性など、『ウィザードリィ』シリーズを意識した作品。
だが、キャラクターグラフィックがいわゆる「萌え」系のデザインであることなどから、ややヘビーユーザー向けな印象のある同シリーズに比べライトユーザー向けの作品となっている。
+ | 種族一覧 |
+ | 学科一覧 |
「『ウィザードリィ』は理不尽なものだ」との理解があり、そのうえで学園モノとの融合に拒否反応が出ないならば、携帯機として十分遊べる仕上がりになってはいる。
ただし初心者が見た目で選んでしまうと大問題になる難易度となっている。
本作は過去にPS2で発売された『ウィザードリィエクス2』(以下エクス2)の完全なソースコード流用作品である。
ファミ通の紹介記事の時点で『エクス2』経験者にとってはなじみ深い名称やグラフィックが散見され、実際ゲーム内容も「表面的な類似」では済ませられないほど『エクス2』との共通点が多い。
というよりもテキストやグラフィックを差し替えた点以外は『エクス2』のほぼ丸写しという状態であり、アイテムデータのみ真似た『ウィザードリィ サマナー』がかわいく思えるほどだろう。もっともサマナーはオリジナル部分がどうしようもないのだが。
【けんとまほうとがくえんものあにゔぁーさりーえでぃしょん】
ジャンル | 3DダンジョンRPG | ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション5 Windows(Steam) |
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発売元 | アクワイア | |
開発元 | ゼロティブ | |
メディア | ダウンロード専売 | |
発売日 |
【Switch】2018年4月26日 【PS5/Win】2024年4月26日 |
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定価 | 2,480円 | |
判定 | なし | |
ポイント | 10周年の移植作 |
*1 本作ではAC(回避率)のほかにもDF(防御)という概念が存在し、DFを上げることで物理攻撃を食らった時のダメージを軽減できる。
*2 全魔法習得に必要な経験値は、司祭全習得 > 魔法使い全習得+僧侶全習得+超術士全習得。
*3 例えば「寄宿舎のおばちゃんの愛用鍋が壊れてしまったので何とかしてほしい」というものや「学園祭に使うネコミミを調達してほしい」クエストが存在する。
*4 ただし、最初に行く迷宮から低確率かつレベル1固定ではあるが中~終盤クラスの敵が出ることもある。
*5 「ホビット」のみ権利関係の問題で本作では「クラッズ」に変更されている。
*6 NPCのグラフィックには種族制限がないので例えば、外見はヒューマンのNPCだが実際の種族はエルフといったことが可能