【ぼくじょうものがたり おりーぶたうんときぼうのだいち】
ジャンル | ほのぼの生活ゲーム | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア | ゲームカード | |
発売元 | マーベラス | |
開発元 | スリーリングス | |
発売日 | 2021年2月25日 | |
定価 | 5,980円(税別) | |
判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
牧場物語シリーズ25周年記念作品 開拓がテーマで、牧場として使える敷地はシリーズ最大 ストーリー、環境など無視出来ない劣化点も多々 ゲーム発売後にシナリオ担当者が交代 |
|
牧場物語シリーズ |
『牧場物語』シリーズの25周年記念作品であり、シリーズの第32作目。
リメイクを除けば、20周年記念作品である『3つの里』以来5年弱ぶりの完全新作であり、リメイクも含めれば『再会のミネラルタウン』以来1年半ぶりの新作である。
本作では開拓をテーマとしており、森を切り拓いて牧場の敷地を広げていくことになる。
キャラについても立ち絵をなくし、3Dキャラで表現する等旧作とは異なる試みも多く見られる。
ゲーム全体を通して、牧場物語らしさを残しつつも、新要素として導入した要素の多くがファンの望むものと乖離していたといった印象であり、遊びやすい部分もあるが、細々とした不満点も散見される。
開拓
クラフト
博物館
キャラクター
動物
コロポン
その他旧作からの変更点
開拓関係
コミュニケーション関係
海に落とした財布を拾ってほしい
三毛猫を繁殖
牛にカレー
メーカーの仕様
アイテムの保管が面倒くさい
鉱山関連
処理落ち、ロード時間が長い
その他の問題点
+ | アップデートで解消済みであるが、発売当時問題点として指摘されていた点 |
出来ることが多い割に時間が足りない
結婚をなかったことにできる
主人公の男女による差がない
+ | 子どもについて(ネタバレ注意) |
期間限定アイテム等で詰むことがない
快適な要素は多い
動物を撮ることが出来るようになった
25周年記念であり、前作から実に5年弱の完全新作ということで期待された一作であるが、蓋を開けてみると不満点が多い作品となってしまった。
自分の好きなようにプレイしてもゲーム上のデメリットを受けることがほとんどないため、自らのプレイスタイルで遊べるのはメリット。
ただ、肝心の開拓要素や、人間関係については正直なところ粗が目立つ結果となってしまっている。
致命的な問題点というのはあまりないが、様々な面での問題点が積み重なった結果、特に旧作からのファンからは厳しい評価を下されてしまっている。
特に、前作である『3つの里』の評価が高かったことから比較されることが多く、『3つの里』の問題点を改善しつつ『3つの里』の評価点を劣化させた結果、シリーズファンから落胆されているのは皮肉なものである。