「ギネスとバナナは入りますか?」とは、CITY中学校の2年3組で作られた流行語大賞の候補単語である。
当時、流行語の所ことユーキャンは中学校から電話による直談判を受けるものの、最初はノミネートすらなされなかったが、後に京都アニメーションや角川書店によるテレビアニメの取材が放送されたことで、視聴者の間で本当に流行語となった不思議な経緯を持つ。
そんなわけありません。
これらの内容は
『CITY』の出来事が本当に起きてしまった時にこう書かれてしまうであろうというシミュレート記事となります。 いわゆる
ホラ話の一種と捉えてください。
概要
失恋から誕生したシティーフレーズ
担任による度重なる追試もあってほぼ夏休みを失った2年3組だったが、担任が「そんなものなのか、貴様らの夏休みというのは」と焚き付けたことで、生徒の間で流行語大賞に乗ることを目標にしたことがきっかけで作られたフレーズである。
元々は男子生徒の一人が同級生の女子生徒にフラレてしまったことは『ギネス世界記録』に認定されるのか、という質問から始まり、そこから「バナナはギネスに入りますか?」という衝撃的なフレーズを経由して現在のフレーズになったとされている。
なお質問の意図としては「『ギネス世界記録』とバナナはバッグに入りますか?」ということではあり、一応日本語としては成り立っている。
流行語の所への直談判とそのドキュメンタリーアニメ
シティーフレーズでもある「ギネスとバナナは入りますか?」は生徒の間でも流行語になることを確信し、担任はすぐさま「流行語の所」へ直談判しに電話をかける。
我々が住む現実世界では『新語・流行語大賞』を運営するのは自由国民社とユーキャンであるため、おそらくはそのどちらかに太いパイプを持っていたことで、直談判することには成功している。
しかし電話を終え、生徒には「人生は困難の連続である」と暗にノミネートすらされておらず、断られていたことを生徒に伝える。 かくして2年3組の夏は終わり、失恋した男子生徒は新たな冒険に繰り出すのであった……。
ところがこの様子を京都アニメーションがどこからかのルートから手に入れ、この様子をドキュメンタリーアニメとして制作出来ないかと打診し、角川書店の協力もあってテレビアニメの形で放送されることになった。
アニメはちょうどYoutubeで最近売り出し中のアイドルでもある「なぐもん」のプロモーションなども触れており、このシティーフレーズが人気を呼んでいることを伝えていた。
なお角川書店が関わっているのは、『ギネス世界記録』の本を角川アスキー総合研究所で販売していることも関係していた。
放送終了後の影響と本当の流行語へ
ドキュメンタリーのアニメ放送終了後、その強烈なフレーズもあってたちまち視聴者だけでなく、あらゆる世代にも波及。
なぐもん含めたYoutuberやインフルエンサーは「ギネスバナナチャレンジ」と称して、様々なバッグのサイズに『ギネス世界記録』と一般的なバナナ1本を入れるというショート動画をアップロードするムーブメントが起きている。
あまりにも爆発的な加速ということもあって『ネットミームかるた』も予定していた往年のインターネットミームを扱う前に速報の意味もあってこのフレーズを紹介したが、いつものパターンである紹介されたことによる失速は起きないどころか世界に広まっていった。
専門家いわく「非言語的でかつ誰でも世界記録に参加できるというお手軽さ」が爆発的な流行になったとされており、チャレンジによってはYoutubeの企画でギネス世界記録を成し遂げたパネルでチャレンジする者は、バッグやバナナを素材から作ってチャレンジする者も現れている。
中にはバナナの形状は解釈次第で「銃」にもなるということで、当時の世界情勢を皮肉にした平和への意味も込められた動画も存在していた。
当時のシティーフレーズから独り歩きを果たしたこの「ギネスとバナナは入りますか?」は、文字通り流行語として、そして新語でもあるということから、当時門前払いしていたユーキャンも無視できない状況となる。
ドキュメンタリーアニメでは当時のユーキャンが門前払いしていたという描写も含まれていたため、そうしたことによる炎上も発生してしまい、自由国民社が仲裁に入るなどの影響も及ぼした。
この年は政治や情勢、不謹慎な出来事なども様々発生して荒れに荒れまくった年だったということもあり、こうしたシュールでかつほとんどの人を傷つけないこともあって、その年の新語・流行語大賞にぶっちぎりの1位として受賞することになった。
なお授賞式にはこのフレーズを作った生徒・担任だけでなく、これらに関わった漫画家なども参加している。
これが本当だったら、一攫千金だったのにねぇ……
まぁ甲子園で優勝したんだからそれで良いでしょ……ではなく、この話は『CITY』に登場した単なる1フレーズなだけであり、現実世界で本当に流行語大賞のようなムーブメントは一切起きていない。
N121MTは「仮にムーブメントが起きる場合、あの『CITY』というアニメをドキュメンタリーとして扱う」といういつもながらのやり方と、『カンニコチャンネル』以上のミームの広がり方などもある程度はシミュレートしつつ確率はかなり低めのパターンでページを作っている。
また
スティックマン・クライシスのように、ページの至る所に『CITY』とは無関係の実在するモノなどが埋め込まれており、これによってますます架空の記事であることを証明しつつ遊び(と皮肉)を入れることに成功している。
ちなみにこの記事はアニメでそのフレーズがBS11で放送されてからわずか40分ぐらいで作成したものである。
くっそどうでもいい話
海外勢の視聴者も多い?
このフレーズが出てきたエピソードとは別である第11回の放送ではオープニング無しCM無しなどの超異例事態満載の中でエンディングには本編中に話が上がった『マンボNo.5』を使用した特殊EDとなっていた。
元ネタそのものはフジテレビ系列の『スターどっきり(秘)報告』の演出ではあるが、海外勢はこの楽曲に注目してYoutubeで公開されている『マンボNo.5』でもコメントが入っていた。
その中には『ドキドキ文芸部』の「Just Monika.」から派生した『Monika No.5』の元ネタでもあるルー・ベガの『マンボNo.5』(A Little bit of...)も対象となっており、数年の時を経て別のミームにも関係するという超異例の事態となっている。
なお『マンボNo.5』の話題になると、『極上パロディウス』のBGMでもあれば、高橋大輔のショートプログラムでも使われた楽曲でもあるため、何らかの理由で飛び散る可能性があるかもしれない。
(その割には第1回放送の『Shall We ダンス?』については一切触れておらず、特にアメリカ版の『Shall We Dance?』もあるというのにどちらにしろ触れていないのはかなり納得行っていないようである)
最終更新:2025年09月16日 01:13