死の海の支配

ここでは「死の海」が現実世界に到達した際にどうなるのかを記載したものである。 どこかのフリーゲーム作品の舞台ではあるが、作品やネタについては「ほとんど記載しない」とした。(広域な検索避け)


概要

第一辞書で作った「未来の世界地図」におけるネタの1つに、『「死の海」が支配する世界地図』となるものがある。 それをどのようにシミュレートするかの話を書いたら無意味にページが長くなったので第二辞書に独立化している。
当初はタイトル等も記載していたが、広域な検索避けを考慮してそのタイトルは全て消されている。 また2020年7月27日に国そのものもぼかすようになっている。

なお、この記事も怪文書の1つではあるのだが、どっちかと言うと動画のネタという意味合いで残しているので、単なる怪文書ではなくてネタ案として保管している。

シミュレートの条件

いくつかのシミュレートが必要とはしているが、死の海が最も過酷な状況下でも全世界を支配してしまうシミュレートをすることで短縮化することにしている。 以下はその条件である。

  • シミュレートは独自のステップ単位とした(日数だと微妙だし、月や年単位では足りない描写も多いので、とりあえずステップとしておいた)
  • STEP1はノーマルエンド1到達後から開始する(他は死の海が何らかの理由で封印されちゃったり、そもそもその先に進まないので全部棄却した。 ちなみに今回の検索避けに大きく関係している)
  • 海帝国及び死の海は「ポイント・ネモ」で起きたこととする(世界の海における「到達不能極」であり、最も陸地から遠い場所という一番過酷な状況ということにした)
  • 海帝国及び死の海以外の実在しない他国については存在しないものとする(本当はどこかに作りたかったのだが作っちゃうと「人類vs死の海」の構図が崩れちゃうのでヤメにした。 というか月だからあまり関係はない)
  • 死の海の存在そのものは先進国の監視によって気づいているものとする(アメリカや日本、中国やロシアなどの人工衛星や海域開発によって発覚しており、侵略そのものも気づいているものとしておく)
  • どの国からも敵と判定される国とする(つまり侵略以外に味方を増やす以外にない、というこれまた過酷な状況としておく)
  • 死の海側の超攻撃や、アメリカやロシア等の核兵器による最終兵器は一応封印(超攻撃と最終兵器はどちらも相互牽制で無効化するとした)
  • 最終的に全世界の陸地・海域を全て支配するところをSTEP127としてシミュレートの終了とする(127はちゃんとした意味がある、でもこのページは128である)

シミュレートのタイムライン

シミュレートとしては以下のように流れる見込みである。 なお、シミュレート時は「死海」と勘違いすることを防ぎ、早い段階に「海骨国」と仮命名させるようにしている。

  1. STEP1:赤い海の魔女が誕生、海帝国が完全に死の海に支配される
  2. STEP2:死の海が侵略を開始、日本・アメリカ・ロシア・中国が国際連合を通じて緊急総会を開き、全世界に非常事態宣言を告げる(事実上の開戦?)
  3. STEP3:死の海がピトケアン諸島に到達、1日で諸島を支配下に置く
  4. STEP4:国際連合が死の海を「海骨国」と呼称、どの国からも承認されないどこかの武装組織みたいな形になってしまう(以降は「海骨国」と表記、姫が作った海なので名前から取った)
  5. STEP5:海骨国がイースター島まで到達、兵備がまだ整っていない島ではあるものの援軍もあってなんとか3日は凌ぐ
  6. STEP6:その間に海骨国が南極に到達、1日足らずで南極を完全な支配下に置く
  7. STEP7:イースター島が海骨国の手に落ちる、南極で独立自治体として「アイスクリーム」が設立される(海骨国の同盟国)
  8. STEP8:日本とアメリカが共同海軍組織「ブルーマーメイド」を設立、そのまま臨時の共同連合国家となる
  9. STEP9:ブルーマーメイドにフランスなどを中心に各ヨーロッパ諸国も参加、イギリスや中国・ロシア・中東から東南アジア等の国はそれぞれの国家のままオブザーバーとなる
  10. STEP10:ハワイを除くポリネシアン・トライアングルが海骨国の完全な支配下に置かれる、カナダがブルーマーメイドに加入
  11. STEP11~15:チリに海骨国が押し寄せる、アルゼンチン・ブラジル等の南米諸国に応援を要請するも、南米大陸の南部側が完全に海骨国の支配下に置かれる
  12. STEP16:残った南米大陸の国家が臨時で「南米連合」を立ち上げ、海骨国と全面戦争を開始
  13. STEP17~28:南米連合側にブルーマーメイドが入り、なんとか南部側の一部を奪還できるが、ニュージランドがアイスクリームの手に落ちる
  14. STEP29~32:南米大陸の全領域が南米連合が奪還、オーストラリアの南東側がアイスクリームに支配、ポリネシアが海骨国が占領する
  15. STEP33:南米連合とメキシコがブルーマーメイドに加入、パプアニューギニアとインドネシアと残ったポリネシアがオーストラリアを母体に「シー・オセアニア」という連合国家体が誕生
  16. STEP34:南米連合とブルーマーメイドの成功、シー・オセアニアの影響によってアフリカ大陸の諸国で「ニューアフリカ」が結成される、イギリスがヨーロッパ諸国の流れに合わせてブルーマーメイドに加入
  17. STEP35:中国とモンゴルとネパールで共同政府「王朝」が誕生、台湾は日本の意思でブルーマーメイドに加入、韓国と北朝鮮は独自の国家「朝鮮国」を立ち上げる
  18. STEP36:旧オーストラリアの南全域がアイスクリームの支配に置かれ、ニュージランドが正式に海骨国の領土と化す
  19. STEP37~39:旧オーストラリアの西領域がアイスクリームが支配し、エアーズロックを壁に西南東側が海骨国の領土となる、中東での紛争が激化してサウジアラビアとアラブを中心とした「アラー・アッディーン」が結成される
  20. STEP40:旧パプアニューギニアの領域を海骨国が攻め始める、旧オーストラリアの北側は挟まれてそのままエアーズロックを中心とした領域まで引き下がってしまう
  21. STEP41~46:パプアニューギニアの領域を海骨国が支配、旧オーストラリアの全領域が完全に海骨国のものになる、ミクロネシアの領域が全て海骨国となる
  22. STEP47:フィリピンやタイなどの東南アジア諸国は「シー・オセアニア」に加入する、王朝が自国への侵略を懸念してブルーマーメイドへ正式加入、アラー・アッディーンが統治していない東側の国を王朝管理でブルーマーメイドへ加入
  23. STEP48:旧スリランカに海骨国が侵略し始める、オーストラリアの領域を「黒白国」として自治体設立する
  24. STEP49:旧マダガスカルに海骨国が侵略し始める、ニューアフリカが応戦を開始する
  25. STEP50:旧インドネシア南部に黒白国が侵略し始める、ブルーマーメイドはスリランカ・マダガスカル・インドネシアのどれを選べばよいかの決議が開始される(全てを守るのは不可能という結論に至ったらしい)
  26. STEP51:アイスクリームのほとんど逆に位置するグリーンランドが同国に侵略し始める
  27. STEP52:ブルーマーメイドがもたもたしているうちに旧マダガスカルが完全に海骨国の支配下に置かれる、ブルーマーメイドはインドネシア方面を重視
  28. STEP53~58:ニューアフリカの南東部が海骨国に支配され、ブルーマーメイドがグリーンランド領域のアイスクリームを押し返す
  29. STEP59:シー・オセアニアが旧スリランカの侵略を切り抜けるものの、ニューアフリカの南部が完全に海骨国となる
  30. STEP60~65:ニューアフリカの南部から砂漠地帯までが海骨国に支配される、アラー・アッディーンが残りのニューアフリカ領域を統治
  31. STEP66:ブルーマーメイドの動きに批判してヨーロッパ諸国が欧州連合を復活させて離脱
  32. STEP67~75:朝鮮国がブルーマーメイドに事実上の支配されるが王朝がブルーマーメイドから離脱してそのまま領地化、その隙に南米大陸の南部がアイスクリームに占領、シー・オセアニアがブルーマーメイドに統治される
  33. STEP76:王朝の独立で日本と台湾が同時にブルーマーメイドから離脱、台湾は日本の国家となる
  34. STEP77:ブルーマーメイドの離脱騒動に乗じてアラー・アッディーン内で内戦が勃発し空中解散、サウジアラビアなどの国が再び独立国家となる
  35. STEP78~83:インドネシア方面からパプアニューギニアの一部までブルーマーメイドがなんとか押し返す、南米大陸の支援不足がたたって全領域が海骨国に落ちる
  36. STEP84:旧メキシコ及びその湾内が海骨国の領域となる
  37. STEP85~90:アフリカ大陸で「シーアフリカ」と呼ばれる国家が誕生、アフリカ大陸の全域を支配する(実際は海骨国の一部であり、一見人類に味方するような国家に見せたものとなる)
  38. STEP91:ロシアが「世界統一政府」を立ち上げる
  39. STEP92~95:欧州連合→旧アラー・アッディーン各国→王朝→日本の順に世界統一政府へ加入、カナダの領域が再びアイスクリームに支配される
  40. STEP96~99:アメリカのアラスカがアイスクリームに支配、ブルーマーメイドが崩壊してシー・オセアニアが一時的に復活、シーアフリカが世界統一政府に加入する
  41. STEP100~102:アメリカがアイスクリームに支配されて北アメリカ大陸が全て海骨国となる、シー・オセアニアが世界統一政府に加入、その勢いでオーストラリアを奪還する
  42. STEP103:と思ったらオーストラリアと旧インドネシア~パプアニューギニア付近の領域が全て黒白国となる(実際はシーアフリカの攻撃によるものである)
  43. STEP104:世界統一政府がパニック状態に陥り、ロシア・王朝・日本がそれぞれ独立国家となり、インド付近の国家が「ヒンディー・ガナラージヤ」として独立する
  44. STEP105~107:シーアフリカの妨害工作によってイギリスが海骨国に支配される
  45. STEP108:世界統一政府はシーアフリカの行動を見抜きシーアフリカを統一政府から追放、シーアフリカも名前を偽る必要が無くなり海骨国と名乗る
  46. STEP109~112:西洋ヨーロッパ諸国が次々と海骨国に支配され、東ヨーロッパ諸国がロシアに支援を求めて次々と統治化
  47. STEP113:東ロシアからアイスクリームの奇襲攻撃を喰らい、あっという間に日本が黒白国の領域に化する
  48. STEP114:日本の領域に「オブストラクション・フォレスト」と呼ばれる独立国家を立ち上げる
  49. STEP115~118:王朝とロシアが東側から海骨国に攻められる、世界統一政府が再び回収するものの北極圏からの攻撃に耐えきれずロシアの領域が完全に海骨国のものとなる
  50. STEP119:ヒンディー・ガナラージヤが世界統一政府に加入、最終決戦が始まる
  51. STEP120~126:インド洋から海骨国、北極からアイスクリーム、太平洋からオブストラクション・フォレスト、大西洋から黒白国の攻撃を受けて次第に世界統一政府が小さくなる
  52. STEP127:世界統一政府が完全に討伐され、世界は死の海に完全制圧される

シミュレートにおける弱点

以下の弱点が一応存在しており、もっとシミュレートの精度も上げられるかもしれない。

  • そもそもこの海は現実世界と異なる次元にある(そういう設定であることが判明したが、ここは「メアリー・スー」を行使してあえて無視した)
  • 最初に南極や北極へ向かって氷を溶かしまくって海面上昇を引き起こし、優位な展開にできるのでは(それによって領域戦争の流れもだいぶ異なると思われる)
最終更新:2022年01月28日 10:20