フレアーアイシアン2(Flare Icean 2)とは、
考案しているゲームの1つである。 J.S.BUFFER氏が開発した『ゆきどけのかぜ -Legend of Flare Ician-』の非公式ファンゲームであり、同作品の続編として開発されている。
概要
これまで『ぷよぷよテトリス』や『テトリス武闘外伝』などの「ストーリー要素のついたテトリス作品」もプレイしてきた。 この『ゆきどけのかぜ』もその1つではあったが、セガテトリス準拠の操作性だったため少々不満を持っていた。
そこでこの作品をベースに「ガイドライン準拠の操作性」をもたせることになったが、あまりにも改造要素が多すぎることが判明。 更にモードを2つに分ける必要があったため、いっそのこと1つの別作品として作るということで、この『フレアーアイシアン2』が考案された。
かねてから「ストーリー要素のついた『テトリス』作品」も考案したため、そこまでの苦は無い。 しかし『ゆきどけのかぜ』の作風から大きく異なった『エースコンバット』のような軍事よりなストーリーが持たされている。
雰囲気的には同氏が開発した『ヤークトボンバー』に近いのだが、不謹慎ネタ等は排除されているため、全年齢対象作品になっている。
ストーリー
世界的な危機を迎えた「ゆきどけのかぜ事件」は、雪風兄妹によって解決はしつつあったが、まだ問題は残されていた。 その1つが事件の首謀でもあった組織の残党勢力であり、未だに落氷の危機は完全に去っていなかった。
彼ら2人でしか解消できないかと思われていたが、事件をきっかけに全世界共同の組織である「国際落氷対策委員会」が発足される。 世界中の研究者たちが募って、人間にも扱える対策兵器として「アイスブロックコントロールシステム」が開発された。
委員会の軍事部門の1つである「ブリザード分隊」にこのシステムが与えられ、部隊は残党勢力の掃討へと赴く。 果たして、この戦いに終止符を打つことが出来るのか……?
システム
基本的なシステムは『ゆきどけのかぜ』をそのまま利用しているが、一部のシステムで改修が行われている。
これまでのセガテトリス準拠ルールと、ガイドライン準拠ルールの2つが採用されている。 フリーゲーム版では『TGM』と同じ「クラシック」と「ワールド」で表記されている。
このため回転軸やテトリミノの色など、全てにおいてガイドライン準拠になっている。 また、次ブロックの表示画面も少し拡張されており、両ルールでもホールドが使えるなど、多くの改修が加えられた。
一番わかり易い「T-Spin Triple」などで、テトリスに匹敵するぐらいのスコア・攻撃力が与えられるようになっている。 またこれに加えられ、Back To Backも少し異なる形で採用されている。
なお、ネタということで「O-Spin」も搭載されている。
クラシックでのドライアイスはそのままのルールになっているが、ワールドでは20Gのルールに変更されている。
『ゆきどけのかぜ』の魅力でもあった各キャラクターについては、基本的に登場させない方針となっている。 これは「ブリザード分隊の活躍」のみを描いている関係上仕方ないことらしい。
ただし、ストーリーやムービーなどの演出にて言及されている場面もあるなど、名残そのものはある。 特に「彼らは修学旅行でミッションに参加できない」というセリフは、ある意味必見である。
キャラクター廃止によってスキル等のルールも『ヤークトボンバー』のような柔軟な方式に変更されている。 前作のスキルはもちろん、今作オリジナルのスキルも搭載されている。
基本的にアーケードゲーム志向のシステムとなっており、1プレイあたり5分を見込んでいるという。 このため1プレイに3ステージ分しかプレイ出来ないが、確実に3ステージプレイ出来るなどの配慮もなされている。
最終更新:2025年06月06日 17:57