King of City Pop(キング・オブ・シティ・ポップ)とは、
N121MTが勝手に考案しているドライブゲームである。
概要
2023年4月25日に考案されたポップミュージックドライブゲームというジャンルが与えられた作品で、『TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection』のレトロゲーム風MVを見てそのままゲーム化した作品である。
プレイヤーは山下達郎が乗る「ポルシェ・356Aスピードスター」を使って風光明媚な景色と共に山下達郎の音楽を聴きながら全5ステージを走破するというシンプルなゲームとなっている。
レースゲームとしていないのは『アウトラン』などのようにライバル車らしきものが存在せず、「フォード・サンダーバード コンバーチブル」や「フォード・F-100」がアザーカーで登場するぐらいなので、競うよりも運転の楽しさを重要視した関係でドライブゲームとしている。
N121MT曰く「みんなしてドラゲードラゲーと言ってるけど本当のドラゲーはこういうやつで、君たちが言っている80%以上はレースゲームと呼ぶのが正しいはずだ」と述べている。
ステージ構成
基本的なシステムは『アウトラン』と同じだが、ゲームをスタートできる地点が選択可能となっており、ステージ名もすべて山下達郎の楽曲となっている。(またそれに合わせてBGMもその楽曲が流れる仕様となっている)
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RIDE ON TIME |
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FUNKY FLUSHIN' |
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LET'S DANCE BABY |
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潮騒 (THE WHISPERING SEA) |
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LOVE SPACE |
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WINDY LADY |
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| CIRCUS TOWN |
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BOMBER |
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SOLID SLIDER |
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SPARKLE |
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PAPER DOLL |
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MORNING GLORY |
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愛を描いて -LET'S KISS THE SUN- |
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LOVELAND, ISLAND |
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YOUR EYES |
また下記のステージでは特別な演出が存在している。
スタート時はサーカステントからの登場する。 ゴール時にはサーカステント前にゴールするという演出となり、またステージ中にもサーカステント内を走るシチュエーションもある。
当たらない障害物としてサーファーのお客が登場する。 轢くことはできないようになっている。(仮に当たったとしてもその際はサーファーが大ジャンプして回避するアニメーションを表示している)
楽曲に合わせて警察車両である「フォード・ギャラクシー」が後ろから登場するが、ぶつかっても何も影響はない単なるお邪魔キャラとして機能する。
またステージの最後には後ろで猛追するのだが絶対に追いつかれずに減速するようになっている。(「ポリス泣かせ」なので)
本来の街灯の光り方が虹色っぽくなり、ディスコナイトな感じになる。
スタート時は白と青の航空機から登場する演出となる。 ゴール時は空港内を走行するシチュエーションとなり、最後には必ず滑走路で白と青の航空機の前でゴールする。
(これらはすべて主題歌となったドラマ『GOOD LUCK!』のANA・全日本空輸株式会社へのオマージュでもある)
スタート時は昼からとなるが、ゴール時には必ず夜となり、しかもゴール地点通過後も止まらずに背景の月に向かって走り去るという特徴的なエンドとなる。
(これは『TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection』のMVでも使用された演出をそのまま再現しているが、これはMOONという新しく立ち上げた個人レーベルへ向けた一種のシャレでもある)
登場車種
基本的にポルシェ・356Aスピードスター以外は乗車できないが、タイトル画面でコマンド入力したりゲームの設定画面などから別の車両に乗車することができるようになっている。
なおマシンにはそれぞれ特徴が違っており、ランキングについてもそれぞれ別で集計される設定となっている。
プレイヤー車。 (山口百恵の『プレイバック Part 2』とは関係がない)真っ赤なポルシェのオープンカーであり、アーケードチューンしているため最高速は356km/h設定となっている。
ギアは事実上のATである「CVT」と、「HIGH/LOW」、「1-4速Hパターン」、「1-5速シーケンシャルシフト」の3つのMTが用意される。 また急カーブには自動的に超安全な速度まで減速する「スーパーCVT」という初心者向けのギアも用意されている。
車両は『COME ALONG 3』のジャケットに登場したり、そもそもそのジャケットのデザイナーである鈴木英人氏が得意としている車両が元ネタとなっている。
アザーカー。 『COME ALONG 2』のジャケットに登場した車両が元ネタとなっている。
ギアはATの「CVT」と、MTに「HIGH/LOW」と「1-4速Hパターン」の2つが用意されており、スーパーCVTは存在しない設定となっている。
クリアした際に表示されるゲームオーバー画面でコマンドが表示され、クレジットを入れてからタイトル画面でコマンドを入力するとその車両でスタートする、中~上級者向けの車両という位置づけとなっている。
アザーカー。 どうも鈴木英人氏の作品に登場した車両が元ネタとなっている。
上級者向けの車両なのでギアは「HIGH/LOW」のみ。 RIDE ON TIMEからスタートしてYOUR EYESでゴールする最難関コースをクリアした時に表示されるゲームオーバー画面でコマンドが表示されるようになっている。
BOMBERステージに登場する『BOMBER』で毎回泣かされているPOLICEの車。 実際にギャラクシーは警察車両として活躍しているが、山下達郎の運転技術に毎回泣かされるという設定らしい。
ドライブゲームで警察車両を運転する作品としてジャレコの『シスコヒート』などが存在しており、『ニード・フォー・スピード』ではテイクダウンされたりストリートレーサーをテイクダウンしたりしているが、今作ではそのような演出はない。
ゲーム設定で「イベントモード」(大会用の設定)に設定するとこの車両を使用したBOMBER耐久ステージに固定される特殊なモードがある。 ギアはATの「CVT」か「スーパーCVT」のみとなっており、総じて初心者向けの車両でもある。
隠し車種。 山下達郎氏がずっと乗っていた愛車でもあり、2022年の廃車になるまで大切に乗り続けていたマイカーでもあった。
ギアはATの「CVT」と、「HIGH/LOW」、「1-4速Hパターン」、「1-6速シーケンシャルシフト」の3つのMTが用意されており、最高速も470km/hと『アウトランナーズ』で登場する最高速度と同じ値となっている。
ゲーム設定で「BMWモード」に設定するか、或いは山下達郎氏の誕生日である2月4日の時のみに乗車可能となっている。
最終更新:2023年04月25日 01:18