新解釈漢字(しんかいしゃくかんじ)とは、本来の漢字における成り立ちとかを無視した上でその漢字を全く別の見方から解釈する、漢字遊びの一種。
概要
ひらがな、カタカナ、ローマ字などと同様に、漢字も本来の成り立ちから作られるものが多いが、その漢字を本来の成り立ちを無視した上であえてその漢字を元に別の視点から見ていくというものである。
フジテレビの『IQサプリ』で行われた「合体漢字」もその一種であり、「命」のギャグで知られるゴルゴ松本は漢字を別の視点から見て道徳などの倫理教育に役立てている。
どれも本来の成り立ちからすれば邪道とも言えるものであり、ゴルゴ松本も「こじつけ」であることは認めている。 ただ日本・中国以外の漢字と馴染みがない人間からすれば、漢字は一種のアートにしか見えない国もあり、そうした見方も容認すべきではないかという意見も当然ある。
なおインターネットで漢字を扱うからと言って「U+6F22」と「U+5B57」とUnicode値で書いても新解釈漢字として扱うことはできないとされる。
よくある新解釈漢字
幸と辛
一本足す・一本消すの話が大抵出てくる。 ちなみにこの「一本」というのは他の新解釈漢字でも合体漢字でも頻繁に使われる常套手段の1つとされている。
Twitterではふんいきクリエイターかねちんの手によって、「辛の字に、1本の棒で上部分を吹っ飛ばして"¥"にし、"5,000,000,000,000,000"をくっつけてインターネットミームである"5000兆円"を作り出す」という全く新しい解釈方法が出ている。
またゴルゴ松本も「"幸"の字を180度回転させても"幸"に見える」という新解釈漢字も出しているが、綺麗に180度回転できるのか極めて怪しいのと、そもそも回転することがあるのかという話も出ている。
最終更新:2023年01月07日 14:57