規律に厳しく責任感の強い男で、同じく隠密任務を旨とする
鷲塚とは親しい仲であった。
「地獄門」の調査に就いていた零番隊であったが、任務の途中で命じられた
紫鏡の粛清に失敗し取り逃がしたばかりか
隊士に数名の死者を出す失態を演じてしまい、以来地獄門の調査は鷲塚の単独捜査任務となった。
小次郎は自らの汚名を返上し零番隊の存在意義を証明するため、仇敵紫鏡を追って一人地獄門へ赴く。
同じ新撰組所属の鷲塚と一部同じ技を使う他、突き系の攻撃が多い点で共通しているが、
溜めキャラである鷲塚とは違い同じ技であっても
コマンド入力になっている。
「最終・狼牙」の小次郎版、「狼牙・零」を決めると背景に大きく
「誅」の文字が浮かび上がる。
演出や技の性質はもとより、名前的にも鷲塚以上にかなりギリギリ。
というか、
これはもう完全にアレだろ!という驚異のネーミングである。
少々技にクセがあり、二人目の新撰組キャラであることや、
同じく新キャラである
響の人気に押されたこともあり、使用率はあまり高くなかった。
剣質「力」安定のキャラが多い中で、
守矢と並んで数少ない「技」安定の珍しいキャラ。
これは立ちB及びしゃがみBの発生が遅いため単発では使いにくく、連殺斬からしか有用性が無いこと、
「力」はしゃがみAにキャンセルがかからず、リーチが長く気軽に振れるキャンセル可能な技が立ちAしか無いこと、
昇華対応技である「無明剣」からの昇華は、1ヒット目限定でしかもタイミングがシビアであり、
少し昇華が遅れただけでガードされて
反撃確定のため使いにくく、
もう一つの昇華対応技の「無二・烈」は只でさえ発生の遅い防御不可斬りを非常に長い時間(2秒程度)溜めた後でないと
昇華できないので、決めるのは現実的ではない、などと言った問題があるためである。
また、潜在奥義が殆ど使い道が無いのに対し、乱舞奥義が
弾き以外にも確定ポイントがあり使いやすく、
「技」ならば連殺斬による
中下段の揺さぶりを含めた柔軟な攻めが可能となる事など、
様々な部分で「技」に「力」が負けてしまっているからである。
ただし
目押し連続技は一応可能なので2Cや4Aからの目押し、小技からの瞬塵→天地などで戦えなくは無いが、
目押しに使える技はリーチが無く、超インファイトで戦う必要性が出てくる為「技」に比べるとつらい所は多いだろう。
また「極」に関しては連殺斬からの昇華などの火力上昇があるが、
他のキャラ同様に防御力の低下とゲージ効率低下がかなり痛い。
トレモ(常時ゲージMAX)限定で「乱舞奥義→裏贄→狼牙・零」などのロマン連続技があるので、
ゲージが無限に存在するならロマンはある。
まぁ普通の条件では出来ないので、既にロマンとかそういうレベルを超えている気がするが・・・