「あなた…マルス?」
『ファイアーエムブレム 覚醒』では終盤に登場。担当声優は
大谷育江
女史。
ストーリーにも多少絡み、登場後の外伝をクリアすると主人公クロム一行の仲間になる。相変わらず強い。
この作品はマルス達がいた世界とほぼ同じだが、全てのキャラ・設定が総入れ替えになるぐらい(約2000年ほど)後の時代なので、
チキも成長してお姉さんキャラになっており、年齢は大体3000歳くらいになっている。本人もおばあちゃんと自称してるし。
ロリなチキを期待していた人には残念な結果になってしまったが、今作にはちゃんと幼女のマムクートも登場するのでご安心を。
チキはチキで相応に成長した分、美しさと落ち着きを兼ね備えた少女の姿をしているので、この覚醒版がツボに入った人も多い様子。
あと巨乳
ちなみに幼女時代のチキも配信チームからスカウト出来る。3Dモデルが本作の幼女マムクートの流用だが。
また配信キャラはクラスチェンジが自由のため、アーチャーにクラスチェンジさせると、モデルの都合でロリ巨乳となる。
2000年後も眠ったり、活動したりの周期を繰り返している様子で、眠りに就くまでに色々な事を体験しておきたい、という趣旨の言葉を漏らす事も。
眠りの期間も相当長めらしく、「う~ん、あと5年…」と発言するなど、笑えないワンシーンも。
「軍の中で一番、寝起きが悪い」らしく、実際朝は苦手と発言し、昼時間頃になってようやく目が覚めてくるとかなんとか。
また普段は物静かだが、時折子どもっぽい無邪気な反応も見せる。
あと神竜の巫女という役目でもあるが、極端に神聖視される事は嫌っている。
古の文献にはそれはそれは愛らしい姿で人々の心を癒したと書かれており、
現代でも「可愛らしい女の子が神々しく巨大な竜に変化する…そこが神秘的で素晴らしい!」と言われているそうで、
「私にはわからない世界ね…」と困惑している。
さらにその話の流れで当時着ていた衣装を無理やり着せられるという羞恥プレイを受けている。
大昔に会った事があるような気がする行商人アンナ(外伝以外シリーズ皆勤賞)が、彼女をダシに講演会やグッズ販売などでボロ儲けしていた事に腹を立て、
巫女の神聖さを不当に利用したとして食うぞ(意訳)と脅す姿を見せた事も(その金は全額寄付に回される事になった)。
…一応これでも好感度A(最大ランク)の会話である。
戦闘時には必殺の カットインで「近寄らないで!」と発言するなど、
超集大成たる『覚醒』に相応しい過去作のオマージュネタもふんだんに盛り込まれている。
お馴染みの竜石で竜に変身して戦う事も出来るが、
今作ではチェンジプルフという転職アイテムを使うと、魔道士とドラゴンナイトに転職する事が出来る。
そのため、斧や槍をふり回して敵をしばき倒すチキ様や杖で味方を回復させるチキ様、
更には 声がそっくりな某電気ネズミばりの雷(の魔法)を放つチキ様を拝む事だって可能なのである。逞しく成長したものだ。
また、DLCで入手出来る特殊転職アイテム「花嫁のブーケ」を使うと「花嫁」にクラスチェンジする事も可能。
こちらは槍・弓・杖を装備する事ができ、スキル「愛の叫び」で範囲内の味方全員の能力を上昇させたり、
スキル「絆」で周囲の味方のHPを回復させたり出来る。
ネタ職らしからぬ優秀なステータスとスキルを持ち合わせ、何よりも、ウェディングドレスを纏いながらアクロバティックに回避するため、当然見える。
…何がって?言わせるな恥ずかしい。
これにより彼女は『紋章の謎』に登場したファルシオン以外の全ての神器を装備する事が出来るようになった
(本作では過去作登場の名前を冠した強力な装備が結構登場する)。
かつての仲間達の武器を装備させるのも乙なものと言えよう。
一定確率で武器の消耗を無くすスキル「武器節約」を習得出来ないので、消耗は少なくないのが難点だが
(一応DLCマップの1つを使えば入手自体はいくらでも可能)。
基本的に高性能キャラであるが、マムクート族共通の弱点として、どのクラスになっても竜属性が付くため、敵の竜特効武器が痛い。
とはいえ、ストーリーの敵が使う竜特効の武器はドラゴンキラーという剣くらいなのであまり気にならない。
ドラゴンナイトの上級職「ドラゴンマスター」なら「剣殺し」スキルも取れるし。
DLCマップで使うならマムクート(スキルとして竜特効が付与)や聖書ナーガ(竜特効付き魔法)を持つ敵の攻撃を食らわないようにしよう。
なお、マムクートの武器である竜石/神竜石だが、本作ではどちらも店売り品となっている。
これまでは敵から奪うか秘密の店で買うしかない、基本一点もののレアアイテムだっただけに、技術の進歩すげぇ。
といっても実際の所、売ってる側は宝石としてしか認知してないようだが…。
その他の欠点として、転職先の都合で奥義攻撃スキルが一切覚えられない、支援を付けられる相手が少ない(最大で5人)などがある。
あとソーサラーとソードマスターになれないのでDLCマップで水着や浴衣が拝めない
また、今作では結婚システムがあり、プレイヤーの分身であるマイユニットはチキと結婚する事も出来る。
というよりチキはマイユニットとしか結婚出来ない。
結婚した場合はチキ依存の子供はいないため、マイユニ依存の娘のみ登場する(この点はヴァルム大陸や配信マップで仲間になるキャラ共通)。
チキを含めたマムクートとの間に生まれた子供(達)は竜の血を引くため、マムクートクラスを使えるが同様にクラスによらず竜特効を受けるようになる。
…マイユニットの出自設定も踏まえるととんでもない血統の娘になるが気にしてはいけない
チキによるとマイユニットはマルスと雰囲気が似ているらしく、
当初はマルスと重ねて優しい兄(チキの方が全然年上とかいってはいけない)を見るように見ていた様子だが、やがて1人の男性として好意を持つようになる。
ちなみにもう一人の主人公であるクロムはそのマルスの子孫だが、彼はマルスとはあまり似ていないとの事。
なお、本作では マルスの名を持つ人物がもう一人(配信マップで更に一人)登場しているのだが、その人物との絡みは特に無い。
…やはりパチモノではダメ、という事なのだろうか。
「…もう3000歳だもの、仕方ないわ…」
外部出演としては『PROJECT X ZONE2:BRAVE NEW WORLD』にもNPCとして『覚醒』設定で登場
(同作はバンダイナムコエンターテイメントの作品だが、開発が任天堂子会社の モノリスソフト)。
異世界からやってきた ユーリとフレンに対して「ナバールやオグマを思い出す」と発言している。
『 大乱闘スマッシュブラザーズ』では『スマブラSP』においてこの時代の彼女がアシストフィギュアとして参戦。
竜に変身して上空から放つ火炎放射が広範囲かつ大ダメージを与える強力なアシストキャラとなっている。
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