野原しんのすけ

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野原しんのすけ - (2021/03/20 (土) 23:50:19) の編集履歴(バックアップ)



「ほっほ~い!オラ、のはらしんのすけ。5さいだゾ!」

1990年に「週刊Weekly漫画アクション」(双葉社)で連載を開始し、
後に同社の「まんがタウン」に移籍して連載されていた臼井儀人氏のギャグ漫画『クレヨンしんちゃん』の主人公。
氏の没後も同誌にて、アシスタントら(“UYスタジオ”名義)により『新クレヨンしんちゃん』が連載されている。
埼玉県春日部市在住のアクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)に通う、恐らくは日本で一番有名な5歳児。

「ねぇねぇ おねいさ~ん 納豆にはネギ入れるほーう?」

ボーズ頭としもぶくれ顔が特徴で、よく「クリクリボーズ」「じゃがいも小僧」とも言われる。
原作では主に上記画像の服装だが、アニメ版だと赤いシャツに黄色い半ズボンで靴下を履いているなど微妙な差異がある。
笑う時は何故か必ず「こちら」に対してにやけた口元だけが見えるアングルになるため、どんな顔をしているのかは謎
(アニメでも絶対に描かないように指定されている)。

性格は父親の影響か祖父からの遺伝か、美人なお姉さんに弱く、お下品でエロ親父的な言動が多々見られる。
ただ本気で興奮すると、機関車のように暴走する。
マイペースであまり空気が読めない他、マセていて生意気な所もあり、
距離を置いてみると それなりに楽しいやつなんですが こうも近くにいると そのワガママさ ずうずうしさにうんざりです
という、2ndOPテーマ「夢のENDはいつも目覚まし!」の歌詞まんまの性格。
「いや~、それほどでも~///」
原作漫画だと特に顕著で、平気で(よく意味も分からず)大人向けのブラックジョークを飛ばす。
ただ、基本的には心優しく、特撮やアニメが好きなどこにでもいるお子様。
その性分から意図せず他人に迷惑をかけたり、子供ながらの悪戯心を出す事はあるが、悪意を持って他人を悲しませる事はしない。
特に、後に妹のひまわりが産まれてからは(紆余曲折を経て)兄としての自覚も身に付いたようで、
両親が不在の際や非常時にはミルクやおむつの世話をし、危険な状況から妹を守ろうと奔走する場面も度々描かれている。
身体能力は5歳児とは思えないほどに高く、プロが目を付けるほど。*1
頭や手先の器用さも中々のもので、5歳児でありながらボタン付けを習って一人で出来るようになったり、
幼稚園の工作で趣味のコスプレ衣装を作ったり、二台のパソコンを器用に使いぶりぶりざえもんのアニメを作り上げたりする。
ただ興味の無い物にはとことんドライな部分もある。
その性分ゆえ事態をややこしくしたり、逆にいつの間にか解決したりと、何かと問題の軸にいる事が多い
美人にはすぐ声をかけるナンパな性格だが、近所の女子大生「ななこおねいさん」こと大原ななこに対しては本気で恋をしており、
彼女の前では素直ないい子を演ずる。
逆に同年代の女の子には全く興味は無く、同じひまわり組の変わり者美人お嬢様・酢乙女あいからは、
熱烈なアプローチを受けているものの、意に介してないどころか不気味がっている。
また、そっちの趣味はないはずだが、何故か男友達の風間トオルに対してだけよくセクハラを行う。

マイペースで独自の価値観を持っており、周りの人間を自分のペースに巻き込むのが得意。
そんなしんちゃんを疎ましく思っている人間もいれば、快く思っている人間もいる。


作品概要等

連載開始当初のコンセプトは「幼稚園に通う子供を持つ大人向け」の漫画で、
「マセた悪ガキの対応に悪戦苦闘する親や先生」の奮闘ぶりをギャグにしていた。
話の中心こそしんのすけであるものの、主人公としてはどちらかというとしんのすけの母こと「野原みさえ」や、
父である「野原ひろし」、幼稚園の先生である「吉永みどり」の視点がメインになっており、
掲載誌が大人向けの雑誌だった事もあり、初期の原作では性的な単語やブラックなネタが多く扱われていた。
過激なあまり単行本未収録のエピソードもいくつか存在する。
なんと記念すべき第一話(しんのすけが転園してくる話)が未収録と言えばその凄さが分かるだろう。
アニメ化によって「野原しんのすけ」にメインの視点が変更され、
子供に人気が出た後は作者の配慮によって原作もソフトな表現になり、現在のファミリー路線へとシフトした

本作はギャグ漫画であり、主人公しんのすけの行為には「下品だ」「大人を馬鹿にしている」として批判されるものもある。
その為、子供に与える影響を心配してか日本PTA評議会が保護者を対象に行う「子どもに見せたくない番組」
アンケート調査では、例年上位にその名が挙げられる(『ボボボーボ・ボーボボ』がその地位を揺るがした事も)。
事実その影響力は高く、「ゾウさん」や「ケツだけ星人」、
「お?オラ○○だゾ」「実の母親であるみさえに対して「オババ」「ババア」等と呼ぶ」といった、
しんのすけの下ネタギャグや口調を真似する子供が多く現れ、社会問題として騒がれた事もある。
この批判へのある種の返答として、原作者自身が偽名を使って脚本を担当したエピソード「エンピツしんちゃん」がある。

一方で「ギャグによって道徳的なテーマを説教臭くする事なく自然に伝えている」として評価する声もある。
本作品はギャグを主体としながらも、根底のテーマとして家族愛や友情を描いた話が多い。
特に「劇しん」と呼ばれる劇場版アニメは感動的な結末が用意されたものが多く、毎年高い興行成績を上げている。
中でも原恵一監督の『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『アッパレ!戦国大合戦』の2作は、
付き添いで来ただけの大人も涙なくしては見れないとして非常に評価が高い。
『オトナ帝国』に至っては、主に斜に構えた映画ファンが愛好する雑誌「映画秘宝」の、
ハリウッド映画や邦画全てを対象とした2001年度年間ベスト10において、No.1の評価を受けてしまったほどである。
一方で、劇しん名物となっていたオカマが出てこなくなってしまったが、これは時代ゆえに仕方がない
(クレしんでのオカマの扱いは、現代ではLGBT差別に該当する内容なため)。

そして2009年には『アッパレ!戦国大合戦』を原案とした実写映画まで公開された。
山崎貴監督の『BALLAD 名もなき恋のうた』である。
あくまで"原案"という事で、『BALLAD』では、しんのすけを始め原作のキャラクターは登場していない。
例えばしんのすけは、川上真一という小学生に置き換えられており、設定上も年齢相応の性格をした普通の子供となっている。
また、真一の両親(ひろし、みさえ相当)は登場するが、兄弟・姉妹やペット(ひまわり、シロ相当)はいない。
ちなみに山崎監督は、高校時代からの親友でアニメ版に長く演出・絵コンテとして関わっている水島努監督に勧められて、
「劇しん」を見るようになり、『アッパレ! 戦国大合戦』に出会ったという。

2006年にオリコン・モニター・リサーチが行った「マンガ、ドラマなどに登場する理想のファミリーランキング」調査では、
野原家は3位にランクインしている。
また双葉社からは「クレヨンしんちゃん親子学」という子育て教本も出版されている。
さらに夫婦と子供のみの家族をあらわす「核家族」の例として野原家が小学校の社会の資料集にも載ったりしている。
余談だが、その反対の「大家族」の例には磯野家等が使われている。

批判は依然としてあるものの、前述のように作風がソフトになった事も手伝ってか、
昔と比べて子供への影響という観点からの本作に対する評価は高まる傾向にある。


「お前、逃げるのか? お前えらいんだろ。だからこんなことになったんだゾ!
 なのに、逃げるのか! 全部お前のせいでこうなったんだゾ!
 逃げるなんて許さないゾ!」
(映画『嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』より)

+ 仮面ライダーしん王
また、特番で『仮面ライダー電王』の面々とも共闘し、「仮面ライダーしん王」に変身して三段腹イマジンと対決した事がある。
さらにはしん王の特製ソフビまで発売されてしまった。
某画像掲示板ではしん王のライダーカードがコラ画像として製作されたりしている。
その後は20周年記念に『仮面ライダーフォーゼ』とおまけ短編で共演した事もあった。


アニメ版がこうして一時問題になりながらも作風の変化により国民的な作品になっていった一方で、
原作漫画の方では、しんのすけの通っている幼稚園の女性教員の彼氏がテロに巻き込まれ殺されてしまったり、
彼の飼い犬のシロの親が保健所の車に連れて行かれたりと、重い雰囲気の話が散見されるようになっていた。
これに関しては生と死について色々と考える事が多くなった作者が、しんちゃんを通して、生きる事、死ぬ事に関して、
読者に考えて貰おうと編集者と話していたという事があったという。
特に上記のテロ関連は、ファンのショックや議論が大きく巻き起こる程の鬱展開であり、
ニュースまとめサイトでも度々取り上げられ注目されていた。
そして、皮肉にも作者自身が遭難死した事でそれが強調される事になった…。

声優は『スターウォーズ エピソードI』のアナキン・スカイウォーカーや、
新機動戦記ガンダムW』のリリーナ、『THEビッグオー』のドロシー等の役で知られる 矢島晶子 女史。
矢島女史は美少年や美少女、大人の女性、動物など幅広い役を演じているのだが、
しんのすけのボイスで他作品のキャラを担当する事が恐ろしく少ない事、また同女史の演じるキャラの中では抜群の知名度を誇っている為、
所謂「○○と○○が同じ声優で驚いた」パターンに非常になりやすい。*2
特に『ガンダムW』のリリーナはよく取り上げられていて、美少女のリリーナとしんのすけの言動のギャップが激しい為、
中の人ネタとして多く使われている。ヒイロ~、オラを殺せば~?
また『さよなら絶望先生』の糸色望の妹・倫の声優も矢島女史なのだが、劇中で「背中をこちらに向け、見返りながら登場」するシーンがあり、
分かりにくいがこれはしんのすけのケツだけ星人をアレンジし「尻を向ける」ポーズになったという。
さすがに年頃の女性が生尻ぶりぶりやってたらヤバすぎるのだろう。
ちなみに、『スターウォーズ』をパロディした特別篇「クレヨンウォーズ」では、しんのすけがルークに相当する主人公を演じていた。
これが後のアナキン役に繋がった…かどうかは不明。
『勇者特急マイトガイン』ではヒロインの吉永サリーの声優が矢島女史であり、
放送局繋がりかボイスドラマにてしんのすけがゲスト出演し、主人公の旋風寺舞人と遭遇している。
美少女戦士セーラームーンSuper』では何故かしんのすけ(?)がゲスト出演。
女児向けアニメなのにちびうさに「ぞうさん」を披露する暴挙をやらかした。

この他、名探偵コナンのコスプレでケツだけ星人をしたり、更にみさえのママ友のCVが高山みなみ女史だった事で例のタイトルコールまでやっている。
ドラえもんとのコラボではのび太の恰好でお尻に刺したタケコプターを回している
(実は『ドラえもん』第1話でドラえもんがのび太の尻にタケコプターを付けたと言うネタ。最後はズボンが脱げてのび太が落っこちた)。
なお、矢島女史は諸事情により2018年6月をもって降板しており、翌7月より 小林由美子 女史がしんのすけ役を引き継いでいる。

海外の現地語版では子供が演じており、「納豆にネギ」の決まり文句がその国のメジャーな庶民の食べ物になっている。
ちなみに劇場版『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』における未来の青年しんのすけは 神奈延年 氏が演じている。

2013年に創刊した月刊アクションにて、劇中劇『アクション仮面』が単独漫画として連載開始。
リアル調の絵柄ながらも、王道ヒーロー活劇としてリメイクされた本作に、早くも読者からの期待が寄せられている。
……というか、第1話のモブに明らかにしんのすけ(&みさえ)と思しき親子が登場してたり。

同じく劇中劇『超電導 カンタム・ロボ』が超合金玩具で発売されている。

そして2014年4月。劇場版の公開に合わせ、ブシロードのTCG「ヴァイスシュヴァルツ」へ参戦した。
嵐を呼ぶ5歳児が魔法少女白き魔王エヴァ戦国武将艦娘やらフレイムヘイズらと戦うという光景が見られるようになったのである。
なんなんだこのカードゲーム

更には2016年4月、『スーパーロボット大戦X-Ω』へと期間限定参戦。遂にスパロボへの参戦まで果たしてしまった。
クレしん及びスパロボ誕生25周年を記念しての参戦である。
こちらではしんのすけの夢オチという設定となっている。シナリオ面では『STAR DRIVER 輝きのタクト』との絡みが目立つ。
『クレしん』イベントまとめ
ちなみに、同作プロデューサーは「出そうと思った事すらない」「えっ!?出すの?」だったとか。双葉社側は快諾してくれたらしい。

初音ミク右代宮縁寿ガルパンIV号戦車等のキャラ製作者でお馴染みのゆ~とはる氏が、まさかの実況プレイ動画を上げている。


MUGENにおける野原しんのすけ

数体確認されているが、残念ながら現在はいずれも入手不可能。

+ ムロ(仮)氏製作 SFCゲーム仕様
  • ムロ(仮)氏製作 SFCゲーム仕様
現在はサイト消滅で入手不可。
SFC用アクションゲーム『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』仕様のしんのすけ。
原作に合わせてしゃがみ移動や後ろダッシュが可能になっている。
また、原作にはガードは存在しない為、しんのすけの攻撃は全てガード不能。
自身もガードをする事は出来ないが、攻撃を食らうと怯んで一瞬だけ無敵になる
つまりは連続でダメージを喰らう事は無い(とはいえ、ダメージ量が少なくなる訳ではないが)。
通常技は原作同様、攻撃判定を持つジャンプとでんぐり返しのみ。
また、原作と同様のカードをゲージ技として使う事が出来る。
  • アクション仮面:一定時間無敵
  • シロ:シロ呼び出し
  • ぞうさん:3ゲージ使用(全画面テーレッテー)
  • 天使:ライフ回復
el氏が作製したAIが存在していたが、氏のブログが閉鎖されたため現在は入手不可能。
元ゲー同様走ってもそれほど速くはなく、「シロ呼び出し」と「ぞうさん」以外の飛び道具を持たない上にゲージ回収率が低く、
前述した2つの通常技は攻撃力が低いため、普通に戦えば弱キャラの部類と言える。
+ しかしゲージ回収率の低さを補えるタッグ戦では……?
こうなる
タッグでは相方がゲージを回収してガー不のシロで攻撃、もしくは即死技のぞうさんでテーレッテーといった具合で大暴れした。
また、シロのあまりの凶悪さに「狂犬シロ」「自重シロ」などといったタグが付けられたりした。
その暴虐っぷりはまさしくシロい悪魔

2009年7月20日の更新で、ストライカーとして友人をランダムで呼び出せるようになった。
同一人物が二人以上登場する事もあるが、これは原作ゲームでも普通に起こる事である。
  • 風間くん:飛び掛かって攻撃。
  • マサオくん:サッカーボールを投げ付けて攻撃。床に落ちたボールはしんちゃんが拾って投げ付けられる。
  • ボーちゃん:水袋を投げ付けて攻撃
  • ネネちゃん:シャボン玉で攻撃
そして、スタートボタンを押しながらキャラ選択すると、
アニメーションや攻撃手段などがSFC用アクションゲーム『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』のものに変更、
やはり原作と同様のアイテムをゲージ技として使う事が出来る。
  • アクション仮面:一定時間無敵&アクションビームで攻撃可能
  • こうもり:一定時間無敵&飛行可能、更に体当たりで攻撃可能
  • ぞうさん:3ゲージ使用(全画面テーレッテー)
  • フラダンス:全画面攻撃
また、体力の仕様がストック制に変更されており、
『クレしん1』モードなら3回、『クレしん2』モードなら5回攻撃を食らうと負けになる。
一般の格闘ゲーム同様のライフ制に変更する方法も記載されているので、ご安心を。

更に、ブラックカラー(『クレしん1』)とゴールドカラー(『クレしん2』)を搭載。
攻撃力1.8倍、ストライカー呼び出し待ち時間大幅短縮、ライフ制に変更していればライフも自動回復する。
ついでに、ぞうさん発動時のBGMテーレッテーにする事も可能となった。
ライフ制時のランクを想定するなら、
  • 1~3P(『1』モード):凶上位
  • 4~5P(『1』モード):凶最上位
  • 6P(『1』モードブラックカラー):狂中位
  • 7~9P(『2』モード):凶下位
  • 10~11P(『2』モード):凶中位
  • 12P(『2』モードゴールドカラー):狂下位
になると思われる。

あるキャラクターへの特殊勝利ボイスも用意している。
ちなみに、1Pカラーがアニメ版・2Pカラーが原作版の服である。
…分かってらっしゃると言わざるを得ない

2009年8月3日に五右衛門氏により両モード対応のAIが公開された。
その戦いぶりは正に、嵐を呼ぶ園児!?

+ ちょwwおまww氏製作 ニコ厨しんちゃん
  • ちょwwおまww氏製作 ニコ厨しんちゃん
ムロ(仮)氏のしんのすけを改変した「ニコ厨しんちゃん」。
氏のサイトが閉鎖されたため、現在は入手不可。
アクション仮面がカイバーマン、シロが愛犬ロボ「てつ」、ぞうさんがキーボードクラッシャーになっている。
2009年7月より前に公開されたものなので、ストライカーや『クレしん2』モードは備わっていない。

+ ちょwwおまww氏製作 シロ
  • ちょwwおまww氏製作 シロ
こちらも現在は入手不可。
同じくちょwwおまww氏によって製作された、シロのみが独立したキャラクター。
しんのすけとの主な変更点は、
  • シロのカードでしんのすけがやってくる(ぞうさんもしんのすけが行う)
  • でんぐり返しがないので通常攻撃がジャンプしかない
  • しんのすけの他に、イ゛ェアアアアみさえ?嘉神慎之介を呼び出せる(音声は野原家の皆さん)。
  • ゲージ溜めとシールド防御が可能
などである。
ちなみにシールドが成功するとライフが15ポイント回復する。

こちらも五右衛門氏によりAIが公開された。
まず1ゲージ溜めてアクション仮面で無敵、そのまま3ゲージまで溜めてぞうさんで大抵の相手に勝てるが、
流石にこの戦法は自重しているようだ。

+ !?氏製作 パチモノ仕様
  • !?氏製作 パチモノ仕様
2013年5月25日に公開されたしんちゃん。
氏のOneDriveが解約(もしくはアドレス変更)によりアクセス出来ないため、現在は入手不可。
『蠟筆小新』という(恐らく)中国製のクレしんパチモンアクションゲームをネタに無理矢理MUGENキャラ化したもの。
原作
キャラのスプライトも往年のファミコンやゲームボーイを思わせる古臭さ。AIもボイスも入っていない。

+ 余談
MUGENにおいて『クレヨンしんちゃん』と言えば、
当人を差し置いて活躍するひろし(イ゛ェア)みさえ(髪型)のネタばかりで、
本人を交えたネタは皆無……だったが最近同じ「しんのすけ」という名前の男と組んで同名キャラタッグトーナメントに出場した。
さらにMUGEN的な野原一家も登場した
そして映画では主人公VSラスボスの関係であったはずのマカオとジョマストライカーバイトとしても活躍中。

出場大会

出演ストーリー



*1
あくまでギャグ漫画のノリではある……と思われがちだが、実際はこの身体能力をガチで発揮している場面も幾らか見られる。
その中でも特に凄まじいのが映画『雲黒斎の野望』であり、この作品においてしんのすけは、特殊な呪文で大人の体に成長した後、
一切のギャグ描写抜きで殺人ロボットに乗ったラスボスを相手に刀一本で勝負を挑み互角に戦っている

変身など特殊な力を使わずとも、その身体能力は幼稚園児のそれをはるかに上回る。
武蔵野剣太に剣道を教わるエピソードでは、短期間の鍛錬で目覚ましい上達を見せ、
最終的に春日部市剣道大会幼年の部で準優勝している(なお決勝戦は試合放棄で不戦敗)。
出場までの過程でも、舞い落ちる木の葉を箸で両断し、最終稽古において剣圧で剣太の道着を切っていた。
いずれも達人級の腕前を持つ者だけが為せる技である(しんのすけ自身はこれらが成功していた事を知らない)。
映画『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では、コサックダンスや得意技のケツだけ星人で銃弾の雨を避け
また映画『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、高層タワー最上階に設置された装置をエレベーターに乗って起動しようとしている敵に対して、
しんのすけは満身創痍になりつつも階段でギリギリ追い付いた。幼稚園児どころか一般人にはまず不可能である。
最後の一件に関しては身体能力よりも精神力≒意志の力と見るべきであろうが、いずれにしてもその才能が並外れているのは間違いない。

ちなみに、前述したように大人のしんのすけは超人的な能力を誇っているのだが、
とあるエピソードにおいてはコンピューターが人類を支配する未来の地球において、
そのメインコンピューターを破壊して救世主となったという衝撃的な事実が語られ、
また後に公開された劇場版『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では、未来のしんのすけにはタミコという美人の婚約者がおり、
未来都市・ネオトキオの闇に覆われた空を光で照らす為に独裁者に立ち向かった事が語られている。
なお、この両者については、未来のしんのすけ自身が「好きなように生きろ」と5歳のしんのすけに言ったように、
映画のラストにおいて「この未来は、無限の可能性がある未来の一つ」と提示されている為、特に矛盾はない。
3rdOPテーマ「オラはにんきもの」でも「オラはすごいぞ 天才的だぞ 将来楽しみだ」と歌われている。
この様に、将来的には相当な大物になる可能性も非常に高いのだ。……なんと末恐ろしい五歳児。

*2
どうやら矢島女史は声を荒らげるとしんのすけボイスになりやすいらしく、
家庭で夫婦喧嘩になると突然しんのすけが登場して互いに笑ってしまい、そのせいで喧嘩が収まってしまうのだとか。
なんとも微笑ましいエピソードである。