流派
: 我流忍術
武器銘
: FUJIYAMA
出身地
: アメリカ・テキサス
生年月日
: 1759年7月25日
身長
: 112インチ(284.48cm)
体重
: 1380ポンド(625.95kg)
血ノ型
: A
家族構成
: 五人の子分
好きなもの
: 自分より太ったヤツ
嫌いなもの
: やせているヤツ
特技
: 忍術
宝物
: 今まで集めた財宝全部
+
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他 |
コンプレックス
: オバチャン顔
(ハクをつけるために顔にイレズミをしている)
尊敬する人
: いない
剣の道について
:
ジャマな奴をぶっ殺すだけのもの
平和を感じるとき
:
盗みが成功したときの酒盛り
好みのタイプ
: 実は忍術の師匠
現代社会での彼は…?
:
肉屋の主人
|
「いけねぇ、ミンチにしちまったぜ。
弱すぎるぅ~、グヒッ!!」
設定
出生時から体つきが良かったものの、そこまで異常な体型ではなかったが、
19歳の時の失恋が原因で異様に太ってしまう。
*1
だが盗みの才能は本物で、その巨体にもかかわらず身のこなしは軽く一度たりとも保安官に捕まったことは無かった。
しかしある日、銀行強盗に入ったところを不覚にも罠にかかって捕らえられてしまい、保安官に
「貴様のような悪党はいつかはこうなる運命だったんだよ。
ジパングのニンジャでない限り俺からは逃げられないのさ」
と言われ、「ニンジャ」 という言葉に興味を持ち彼から上手くニンジャの事を聞き出すと、
その夜のうちに脱獄しすぐさま日本へと向かった。
鎖国中の日本に密入国したアースクェイクは、出羽にて甲賀の抜け忍である綾女のもとで、
同じくアメリカからやってきた
ガルフォードと共に甲賀流の忍術を学んでいたが、
入門から半年ほどして 「ニンジャのテクニックは全て頂いた」 という発言をして出羽を去った。
(その半年間に山の動物をすべて彼が食いつくしてしまったので、これ以上ここで生きていけないという理由もあった)
なおガルフォードはアースクェイクより先に綾女に師事しているので、ガルフォードとは兄弟弟子となるが
アースクェイクが
パピーの食事を横取りするなどしたためその仲は非常に悪く、
出羽を去った後にガルフォードと再会した時にもアースクェイクは彼のことをすっかり忘れていた。
ただし、RPG版『武士道烈伝』では、その設定を改変してストーリー開始時まではガルフォードと兄弟弟子だったことになっており、
ガルフォードが主人公の時のみ、アースクェイクとのイベントが独自のものになったり、アースクェイクが加勢に来ることがある。
以後は学んだ忍術を自己流に改良する傍らで盗賊団を結成して各地を荒らし回っている。
子分は初代では3人 (細野トン吉、高橋チン平、坂本カン太:名前の由来はYMO) を連れていたが、
真サムでは2人 (コン八、キン三) が増えて、総勢5人になった。
どいつもこいつも見た目はちっちゃい色違いのアースクェイクという感じだが、別に息子とかではない。
アースクェイクが盗賊団に入る条件として、自分と同じような容姿であることを要求しているのかもしれない…。
ちなみに 「GFFFF」 という具合に変な笑い方をするのが特徴。発音は「グフフフフ」が最も適当だろうか。
+
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以下、ストーリーネタバレ注意 |
初代EDでは 天草四郎時貞を倒して財宝を奪い、勝利の雄たけびを上げるハッピーエンド(?)であった。
真サムでは悪事を続けるアースクェイクに 羅将神ミヅキが現れ、
「我が下僕となり、命ずる者を一人殺すたびに金塊をやろう」 と囁く。
即断で部下になったアースクェイクだったが、最後にはミヅキも始末して金塊を根こそぎ頂こうと企む。
EDでは財宝を取りそこなうが、はぐれたチン平が偶然にも魔界と繋がる穴を発見し、
すぐさま穴の中に飛び込んで財宝をゲットして大喜びしていたところに 黒子が現れ、
「あ~あ、入ったら二度と出られないんですけどね。
まあ、いいか。 これで静かになることでしょう」というオチ。
真サムは2Dサムスピの時間軸では最後に位置するため、これで死亡したかと思われていたが、
ポリの設定ではどうやら生きているらしい(背景などに登場)。
SVCや剣サムのEDも真サムと 全く同じオチだったが、なんと剣サムEDでは奇跡的に魔界から生還。
持ち帰った財宝を売り捌いて巨額の富を得、盗賊稼業から足を洗って アースクェイク財団を設立し、
表向きは実業家、裏では 世界の闇市場を動かすギャングスターとして君臨したという。
Ω ΩΩΩ<な、なんだってー!
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サムスピシリーズで最も体重の重い登場人物だが、身長は
タムタムの方が1cm高い。
タムタム以外でアースクェイクより背の高い登場キャラクターは、
妖怪腐れ外道ぐらい。
見た目は恐らく
ハート様のオマージュであると言われるが、特徴である口ひげや額の傷が無い事から、同作の修羅の国編に出てきた、
「ギョウコ」という、目の周りにくまどりのような化粧か入れ墨をしている
太った修羅の男ではないかという説もある。
『
龍虎の拳』 のズームインを除けば当時の格闘ゲームでは規格外の
巨大なキャラクターで、
これほどのキャラを処理落ちせずに動かせるMVS(ネオジオ)の脅威のスペックを多くのプレイヤーに知らしめた。
故に当時のSFCやMDといったコンシューマーへの移植時の最大のネックとなってしまい、
初代のSFC版やGB版では小さくなってしまい、MD版では
一人だけハブられてしまった。
でも後者でも「全然悲しく無いのはなぜだろうか」などと言われてしまったりする。
格闘ゲームの歴史が流れるにつれ、
センチネルや
オンスロート等の巨大キャラも数多く登場しているが、
それらに先鞭をつけたのは間違いなくアースクェイクであろう。
+
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う・ん・ち・く話 |
ゲーメスト増刊での開発スタッフの話によれば、実は初代での原案時は
スマートで髪の毛フサフサの超イケメンだったのだが、
開発が進むにつれて徐々に太りだし、最終的には 「洒落にならんよ~」
というほどに巨大化してしまったとの事。
「このゲーム中での最大のバクチといえるでしょう
(ゲームバランス?いやいや聞きたくない)」
とまで言わしめていた。
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「おめ~、ちったぁ肉つけなよ!グヒッ!!」
原作での性能
その3m近い巨体から繰り出す攻撃は、どれも破壊力が高く隙が大きいものばかりである。
一応ニンジャなので、信じられないことにこの巨体で三角飛びをやってのける。
初代では
対戦相手に投げられない
という前代未聞の特権を引っさげて登場し、投げられないのをいい事に
ジャンプ強蹴りのケツをガードさせて強引に放屁 (投げ技) をかますという
「ケツ投げ」が猛威を振るった。
これについて後にサムスピ零の火の玉アンソロコミックで「(初代サムスピで)最大の敵は
屁でした」と覇王丸が言うネタがあったりする。
CPU戦でも一方的に入るケツ投げ(もちろん対アースには入らないが)で簡単に勝ち進むことができ、
ラスボスの
天草すら一回投げた後はずっと画面端でガードし続けていれば簡単に勝ててしまえた。
しかし研究が進むにつれ、その巨体故に様々な昇りジャンプ攻撃がしゃがみ状態に入ってしまうことが判明し、
キャラによっては恐怖の
完全二択攻撃が成立してしまうため、対戦バランスはそこまで崩していない。
また通常技もジャンプ・屈み強斬りが強力なものの、全体的に発生が遅い上に隙が大きく、
必殺技も「ファットチェーンソー」とケツでバウンドする「ファットバウンド」がどちらも連打技のため使い勝手が良いとは言えない。
(ただし必殺技の数が少なく性能が良くないのは初代の全キャラに言えることである)
とはいえ、やはり投げられない=当て投げや着地投げ、ダッシュ投げが効かないことは大きな武器で、
基本的にガードを崩す手段が投げしかない初代において、しゃがんだアースクェイクの待ちを崩すのは至難の業。
また昇りジャンプ攻撃の中段も上記の通り
キャラによっては非常に強力だが、殆どのキャラは小斬りレベルだったり、
そもそも対アースクェイクの
中段を
持たないキャラもいる。
地味な所では
「ジャンプ弱蹴りが出た後は無敵」という現象も強力で、ダッシュの性能も良く意外と機動力も低くない。
これらの特性を上手く生かしてどっしりとした立ち回りで強引に投げを絡めてくるアースクェイクはかなり強い。
実際、初代稼働から約1年後に開かれたゲーメスト杯全国大会でも、
アースクェイク使いの猛者が決勝まで上り詰める、という大健闘を見せた。
真サムでは各キャラごとに用意された「対アース(兼
黒子)用投げ技」で投げられる(見た目は打撃)ようになってしまった。
また、初代では無理だった
半蔵や
ガルフォードの
コマンド投げも正常に喰らうようになった。
しかししゃがみ状態だと半数近くのキャラに投げられないため、結局はそれほど影響は無かったりする。
技の方では通常技に大幅な変更が行われ、使い勝手が格段と良くなっている。
立ち・屈み中斬りや、何故か下段避けを誘発してガード不能になる (一部キャラを除く) 立ち弱蹴りがその代表。
必殺技は「ファットチェーンソー」が一旦消えてから出るようになって更に使えない技になったものの、
新技として分身技「ファットコピー」、うつせみ技「ファットレプリカアタック」が追加されて忍者らしくなった。
他にも口から炎を吐く「ファットブレス」、武器破壊技「アースガッデム」も追加されている。
ちなみに真サムはCPU戦の難易度が高いことで有名だが、アースクェイクの屈み強斬りを喰らってくれる事が多く、
またしゃがんだアースクェイクを投げられないキャラも多いため、比較的簡単に勝ち進むことが出来る。
ラスボスの
ミヅキにも同じ事が言えるため、またもクリア率一位はアースクェイクとなってしまった。GFFFF。
SVCでは
色や
幻十郎といった他のサムスピキャラが原作準拠のボタン配置(弱・中・強斬り・蹴り)なのに、
何故かアースクェイクのみ他キャラと同じKOF準拠のボタン配置となっている。
(弱斬り・弱蹴り・強斬り・強蹴りと考えれば真サム再現とも言えるが)
そのため技の性質もサムスピとは大幅に異なり、飛び道具の屁「ファットバースト」の追加など、
性能は別キャラのような印象が強い。もちろん普通に投げられる。
この時使えた超必殺技「ファットギルティー」の性能が良く、後の剣サムでは使えなかった事に一部ファンはがっかりした。
が、そもそもアースクェイクファンが少数なのでたいした問題ではなかった。
そしてその剣サムでは、真までの性能をある程度踏まえた上で、性能以上に大きく戦法が変化した。
具体的には初代の大投げが必殺技になった打撃投げ「スカンクバースト」とダッシュ中斬りが出の早いダウンを奪える中段技になり、
これとダッシュ大斬りやダッシュ蹴りなど豊富な下段技(同じく出が早くダウンさせられる)、
それに投げ+αを加えた起き攻めの択一攻撃が非常に強力。隙も小さいため起き攻めに限らず連携も組み立てられる。
相変わらずダッシュも早く機動力があるため、この状態に持ち込むのもそうそう難しいことではなく、
さらに同様に三角飛び、そして剣サムで非常に強力な三角降りを持っているのは大きい。
攻撃力が低めなので何度も択一攻撃を成功させねばならないが、その分何度も何度も転ばされ択攻撃を喰らう相手の疲労度は高い。
MUGENでのアースクェイク
SVCをベースに、98と02選択式MAX発動、剣サムのファットギロチン、
特殊技の中段とスライディングを加えたKOF仕様になっている。
アースガッデム2003からファットギルティにドリームキャンセルすることができるようになった。
AIは無い。
現在は氏のサイト閉鎖により入手不能となっている。
AIは簡易的な物が標準で搭載されている。
ストーリーや大会でも出番は少ない。
改変自由であるため、稀にうp主自作のAIで動画に登場することがある。
上記ActJapan氏のアースクェイクを改変し、自作のAIを搭載した物。
∞ロダで公開されている。
改変は三角飛びの追加や投げの際のゲージ消費&回復など。
結構な強さのAIとなっているので、これからの活躍が期待される。
ちなみにこちらも現在は入手不能である。
動画での主な出番といえば、Gonzo-氏の
オロチの裏モードで
ストライカーとして稀に呼びだされる程度。
それでも、犬や
クールチョイに比べると影が薄い。
やはりキャラ自体の人気が・・・
出場大会
更新停止中
「人を憎んで罪を憎まず。
お宝のためにオレ達は戦う!
ナーンチャッテよ、GFFFっ!」
*1 0歳時で既に体重は4kgで、以降は
1歳:7kg
3歳:18kg
5歳:26kg
10歳:46kg
15歳:62kg
20歳:
512kg(19で失恋)
25歳:579kg
29歳:621kg
らしい。失恋が相当ショックだったのだろう。
そのうち
妖怪に
なってしまいそうな勢いである。
ちなみにBMIは623/(2.84)^2=77.2。(なおアメリカ基準の肥満定義はBMI30.0以上)
参考までに彼の対極に位置するであろう
タムタムは55kg・285cmということからBMIは55/(2.85)^2=6.8であり
こっちはなんとBMI10以下というよほどのチビでもない限りありえないレベル。
なんなんだお前らは。