イングランドに伝わる妖精。冬の季節にしか現れないとされる。
子供のように無邪気な性格だが、一度怒らせると氷漬けにして殺してしまう残酷さを持ち併せる。
その姿は雪だるまだったり白髪の老人や小人などの説がある。
冬が厳しいときはジャックフロストたちが悪さをしていると云われている。
「オイラは妖精ジャックフロスト。今後ともよろしくだホ~!」
豪血寺一族でおなじみのゲーム会社
ATLUS
の人気ゲームにして同社の代表作
真・?女神転生シリーズに登場する
悪魔。
青い帽子を被り、大きな黒い目をした
雪だるまで「ヒーホー」という独特の口調で話す。
氷結系の魔法を使うが、
火炎系魔法に弱い。
見た目は
愛くるしく無邪気な性格であるが、怒らせると危ない。
「デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ」から登場している古参で、当時は
マフラーを巻き、
傘を持った雪だるまとして描かれている。
当時の種族は妖魔、レベルはなんと38。集団で現れる割に頑丈で、高い知力で氷結を連発するため、危険度が極めて高い。
魔王バエルの城近辺に棲息する、冗談ではなく地上で屈指の(ここを境に舞台は地上から魔界へ移るのだが)凶悪な敵だった。
現在のデザインに確立されたのは「真・女神転生」からである。
キャラ・悪魔デザイン担当の金子一馬氏によると「
ドラクエ?の
スライム的な
マスコットを作りたかった」とのこと。
後の扱いを見ると、そのコンセプトは見事に成功したと言えるだろう。
勿論、見かけが可愛いという理由だけで人気を獲得した訳ではなく、
防御力を上げるラクカジャや回復魔法を伝統的に所持している等、戦力が揃えづらい序盤ではかなり有難い性能を有していることも理由のひとつである。
類似キャラで同じ妖精族の
ジャックランタンとは、「ヒーホーブラザーズ」や「デビルバスターバスターズ」などのコンビを組むことが多い。
ジャック・リパー?彼は妖精じゃないから……。
また、プリント倶楽部にも登場したことから一部では「
プリクラ君」の愛称で呼ばれたことがある。
さらには「プリクラの
バイキン」呼ばわりされたことも。
他にも、
学生服姿の「ヒーホー君」や
より強い力を求めカブキチョウの帝王に進化した「じゃあくフロスト」に
ジャックフロストの中でも偉大とされる
魔王「キングフロスト」、
女王のフロストクィーン、五色のジャックフロスト
(いちごフロスト、Bハワイフロスト、ミル金フロスト、メロンフロスト、レモンフロスト)が
悪魔合体して(見た目は並んでるだけ)
物理・魔法攻撃に対して完全無敵になったフロストファイブ、
『葛葉ライドウ』シリーズの主人公のコスプレをした「ライホーくん」、
同じく『ストレンジジャーニー』の主人公が装着する特殊戦闘服デモニカを装備した「デモニホ」などの
亜種が登場している。
『真・女神転生 デビルチルドレン』ではプレイヤー層に合わせ、
見習いの「プチフロスト」や赤の書で最初に戦うボス「ダイアナ」、フロスト族の救世主「フロスト
エース」、大魔王級の力を得た「ルシファフロスト」等の
様々なジャックフロストが登場していた。
黒の章で最初に戦うボス「ヘル」もジャックフロストをポリゴンにしたような姿をしており、企画段階では
フロストカイザーという名前だった。
それのアニメ版『真・女神転生 デビチル』でもジャックフロストが第二話から登場しており、CVは
氷上恭?子?氏。
上記の「じゃあくフロスト」のイベントからか、最近は上昇志向の強いキャラ付けがされる事も多い。
逆に、『女神異聞録 デビルサバイバー』ではとある人物から
「愛」を教わったジャックフロストが、
後に悪魔使いの不当な弾圧から仲間を守る正義の悪魔「まじん ジャアクフロスト」に成長した。
最後に愛は勝つ、やっぱり愛だよね!
さらに展開次第では悪魔でありながら悪魔使いとして、人間と同じ扱いで自チームに加入する。
『ストレンジジャーニー』ではTALKでのセリフに若干腹黒いものが混ざってたりする。
確かに名実ともにアトラスのマスコットと認知されてることを本人も自覚してるようだ。
MUGENにおけるジャックフロスト
MUGENではT-JIRO氏が3Dで製作されている。
パワー
ゲージをMPとして消費し、氷結系魔法を駆使して戦う。
出場大会
出演ストーリー