海ヘビ星座の市







 年齢:14才
 身長:170cm
 体重:56kg
 誕生日:2月10日
 血液型:B型


「ククク、このヒドラの毒牙に敵はいないのだ!
 きみ、勝敗はつねに顔できまるのだよ!」

+ 担当声優
平野正人
TV版
小野坂昌也
『冥王ハーデス編』、『天界編』、『聖闘士星矢Ω』、『Knights of the Zodiac』
吉野裕行
『ライジングコスモ』

『週刊少年ジャンプ』で連載されていた車田正美氏の漫画『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』の登場人物。
名前の読みは「ヒドラのイチ」。通称「ヒドラ市」。
日本出身で、フィンランドのホルツ湖で修行を受けた海ヘビ星座(ヒドラ)青銅聖闘士(ブロンズセイント)で、
元ネタはギリシャ神話に登場する蛇の怪物「ヒドラ」。
ギリシャ神話でヒドラというと「ヘラクレスが退治した九頭蛇」が有名だが、向こうは多頭であること自体が特徴なのに、
古い図案などでもうみへび座は多頭で描かれることがほぼなく、古代ギリシャの文献では隣接するカラス座とコップ座と関連付けられて、
「水汲み(コップ)をさぼってたカラスから、水汲みの邪魔をしたと冤罪を押し付けられた泉の蛇」とされている。
なおカラスの虚言はアポロンにはお見通しであり、カラスは罰せられ、蛇の冤罪は晴らされた。
市の聖衣(クロス)はレリーフに多頭要素は無いが、猛毒や牙部分が折れても再生するといった点にヘラクレスのヒュドラの要素も入っている。

なお、『聖闘士星矢』とは離れるが、星座には88星座にまとめられた後も蛇の星座が3つもあり、
  • 市の聖衣のモデルでもある「うみへび座(Hydra)」
  • 南天にある「みずへび座(Hydrus)」
  • へびつかい座を挟むように配置される「へび座(Serpens)」
それぞれラテン語でHydraは水蛇の雌、Hydrusは水蛇の雄、Serpensは蛇全般(ただし基本的に大蛇)を指す。
うみへび座はその中どころか、現存88星座中で一番巨大(しかも長いので見える範囲が広い)な星座だが明るい星が少なく目立たない星座である。

モヒカンで黒いまぶた(細めた目である可能性もある)という異相。蛇がのたうつような不気味な拳を放つ。
冒頭の台詞を言い放つようなニヒルな性格の持ち主。
銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)1回戦で、同じく青銅聖闘士の一人である「白鳥星座の氷河(キグナス ヒョウガ)」と激突。
両手と両膝からのヒドラの毒牙を浴びせるが、白鳥星座の聖衣(クロス)に遮られ(と言うか、氷河の凍気により毒が凍ってしまい)、
氷河の必殺技「ダイヤモンドダスト」を受けて敗北。
なお原典のヒドラは再生能力を止める為に切断面を炎で焼く必要があったのだが、
こちらは凍結させられた…とか関係なく、そもそも牙以外に再生能力は無かった様である。そういうのは鳳凰星座の一輝の担当だし

銀河戦争の後は修行地に戻って鍛え直し、聖域での戦いにはアテナを守るために星矢達から遅れて参戦。
無防備なアテナに襲いかかる聖域の雑兵を蹴散らし、その時にページ冒頭の台詞を言い放っている。*1
そして本人が美形とは言い辛かった為に読者からはネタにされ、
二次創作では「もしも市に負けたらあの台詞を言われてしまう=市に顔で負けたことにされてしまう」と敵軍に恐怖される始末。
尤も「顔で決まる」とは言ったが「美形度で決まる」とは言ってないので、「モブ顔には負けない」という意味かもしれないが
余談だが『Dr.スランプ』の扉絵でも、則巻千兵衛が「俺よりハンサムな奴は撃つ」と宣言して、「弾が幾らあっても足りないぜ」と突っ込まれていた。

冥王ハーデス編でも引き続き聖域の守りを務めるが、なぜか口調が「~ざんす」になってますます怪しさアップ。
後に『聖闘士星矢 Final Edition』でリライトされた時には全ての台詞が書き換えられ、冒頭の台詞も変更されている。

ヒドラの聖衣には拳やニーパットに毒の牙が隠されており、聖衣から抜け落ちても原典であるヒドラの首と同様に何度も再生する能力を持つ。
必殺技は手の甲や膝に仕込まれた毒の爪「メロウポイズン」。
この牙は当初「ヒドラの毒牙」などと呼ばれており、「メロウポイズン」の技名は後になって明かされている。
PS2用ゲーム『聖域十二宮編』ではこの技で雑兵一人を倒している。

(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より一部引用・改変)

アニメ版の続編『聖闘士星矢Ω』では、現役を引退して教官の座に就いたとは違い現役の聖闘士を続けているが、
老害丸出しだったり、新たに加わった属性要素に付いていけず15歳ぐらい下の同級生達から軽く見られていたりと、前作以上のネタキャラ扱いをされている。
一方で星矢を差し置いて(檄と共に)セミレギュラーの座に就いているため、扱いが良いのか悪いのか…。

そして白銀聖闘士への昇格を餌に敵軍に寝返るという事態まで引き起こしてしまった。
肩書も「水蛇座(ヒドラス)の市」に変更されている。
海ヘビから水蛇に変わっている事でも分かる通り、ヒドラスとはヒドラの複数形ではなく別の星座(ヒドラが雌、ヒドラスが雄)。
ヒドラのような多頭では無く、普通の蛇の形状で描かれる。

そして天馬星座(ペガサス)光牙(コウガ)ら次世代の聖闘士の前で吐露する、二軍故の悲しみ……。


「天馬星座ーーーーーッ!!
 おめぇにゃあわかるめぇ!!
 オレも星矢みたいに強くなりたかった!!
 星矢みたいに活躍したかった!!

      星矢みたいにカッコよく、まぶしく輝きたかったんだよーーーーーッ!!!」

当然と言うべきか、こんな覚悟で主役陣に勝てるわけもなく、結局光牙のペガサス流星拳の前に敗北。
改心してアテナ軍に復帰した。


MUGENにおける海ヘビ星座の市

Mu氏、Argol氏らが共同製作したものが存在。
ドットは『KOF』風の手描きグラフィック。
ボイスは日本語、イタリア語、スペイン語の3種類が別途公開されている。

操作方法は6ボタン方式で、必殺技のメロウポイズンもしっかりと再現されている。
また、LIFEが3000に設定されており、やたらとタフである。

出場大会

出演ストーリー



*1
『聖闘士星矢』を始め車田漫画ではおおむね正しいのだが、ごく稀にこの法則を打ち破る者もいる。

+ 世界の法則を超えた男達
  • リュムナデスのカーサ
海皇ポセイドンに仕える海闘士(マリーナ)の中でも強力な海将軍(ジェネラル)の一人で、「心の狩人」の異名を持つ。
対戦相手の心に浮かんだ愛している人物になりすます幻影を用いて不意打ちする戦法を得意とし、
なんと主人公である星矢をはじめ、氷河、瞬といった主役陣をことごとく倒してしまう。
ミロはポセイドン軍などアイオリアと二人で十分と言っていたが、二人ともこいつとの相性が最悪
最愛の弟である瞬にさえ躊躇しない一輝には通じず倒されるものの、
死の間際に一輝の心の奥底に居た真の想い人(エスメラルダ)を突き止める事には成功したという強敵であった。
まぁ変身前後の落差を強調するために不細工なのだろうが

外伝作品『海皇再起』では地上の危機に冥王ハーデスによって他の海将軍と共に一時的に蘇り、
ポセイドンの命令のもとで地上を守るために戦うことになり、真鱗衣(アークスケイル)を身に纏ってさらなる強化を遂げている。

  • 地暗星ディープのニオベ
冥王ハーデスに仕える冥闘士(スペクター)の一人。
冥界三巨頭や冥界の獄の番人といった役職持ちではないヒラの冥闘士ながら、牡牛座のアルデバランと相打ちという大戦果を挙げる。
「冥闘士のザコですら黄金聖闘士と同等以上、それが十数人も一気に聖域に攻め込んできた」という絶望的な状況を演出した。
が、後で黄金聖闘士の攻撃でばたばたやられ、どうやら強いのはこいつとミューだけだったらしいと判明する

初見殺しの不意打ちが決まっただけで、その後に相打ちに持ち込まれるという最期を遂げたが、
実はまともに黄金聖闘士を倒した冥闘士は彼しかいない
(ラダマンティスがハーデス城でアイオリア、ムウ、ミロを倒したのは結界で力が1/10になっていたおかげ、
 デスマスクとアフロディーテが情けないやられ方をしたのは冥界側を油断させるための演技だし、黄金聖衣を着ていない)。
逆に言うと敵にやられた黄金聖闘士は牡牛座しかいないわけで、ここがやはり星座カースト制度下位の悲しい扱い

  • 蟹座(キャンサー)のデストール
続編『冥王神話ND』に登場する、243年前の時代における蟹座の黄金聖闘士。
『冥王神話LC』の蟹座のマニゴルドによって救われた蟹座の読者を再び地獄の底に叩き落とした裏切り者のオカマ……かと思いきや、
実は心根はしっかりしており、顔の造りでは無く行動で「男」のなんたるかを示した人物。だが技は変態的なものが多い
冥界三巨頭の一人、天貴星グリフォンのフェルメールをピーチボンバー(通称:桃爆)によって倒す功績を挙げる。
蛇遣座(オピュクス)のオデッセウスからも「お前は最高の黄金聖闘士だ」と賞賛されている。


最終更新:2024年05月23日 15:05