オライオン


DCコミックに登場するヒーロー。初出は1971年の『New Gods #1』。
『DCアニメイテッド・ユニバース』での日本語吹替声優は 木村雅史 氏。
アポコリプスの支配者ダークサイドの息子。ヒーロー名はなく、本名で活動している。身長185.4cm。体重88.5kg。
なお、「オライオン(Orion)」というのはギリシャ神話の巨人オリオンの英語読みだが、アレスなどとは異なり、同名の別人。
なので百獣王ではないしサイバトロンの総司令官にもならないし、「らら~いおん♪」とも言わない。

ニュージェネシスとアポコリプスの戦争を防ぐため、ダークサイドはニュージェネシスの支配者ハイファーザーと「パクト」という協定を結ぶ。
結果、二人は互いの息子を手放して相手に育てさせる事になり、ハイファーザーの養子となる。
元来持っていた野蛮な気質は穏やかな住人が多いニュージェネシスでは目立つ存在であった。
やがて知覚力のあるコンピュータ「マザー・ボックス」を与えられ、
性格も外見も穏やかになっていき、ニュージェネシスのヒーロー、ライトレイと友人になる。
ある時、反生命方程式を探して地球に攻め込んでいるダークサイドを止めるためにライトレイと共に地球へ赴き、
ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカに所属してダークサイドと幾度も激突し、遂に彼を殺害してアポコリプスを支配する。
反生命方程式によって得た力を平和利用という名目で、アポコリプス、ニューゴッズ、地球の住人達を精神的に奴隷として支配してしまう。
そんな彼を見かねたMr.ミラクルによってクロックワークスとして知られる「宇宙の軸の守護者」の本拠地アビズマル・プレーンへテレポートさせられる。
そこで反生命方程式を譲り渡し、事実上破壊。「デス・オブ・ニューゴッズ」において謎の暗殺者とタイマンで戦った後、死亡した。

核戦争によって荒れ果てた世界「Earth-17」では、戦うためだけに育てられた獰猛な闘士であり、自らの怒りをエネルギーに変えられる

ヒーロー達が年老いて引退したものの、次世代の若手ヒーロー達の人命を顧みない横暴ぶりを制止すべく、
復帰して世代間闘争が勃発した世界「Earth-22」(『キングダム・カム』)では、
彼もまた年老いて父親ダークサイドと瓜二つの風貌となっており、アポコリプスに民主制をもたらしたものの、
専制政治に慣れきった民衆は民主的に彼を独裁者に仕立て上げてしまったという皮肉な社会となってしまっている。
地球の危機を救うために協力を打診しに来たスーパーマンもこの有様には絶句し、為す術も無く帰還するより他に無かった……。
その後、地球における軋轢はキャプテン・マーベルの犠牲により解決を見たが、アポコリプスの社会の改善は描かれてはいない。

同族の神と比較しても計り知れない力を持つばかりか、気性の激しい戦士としての本能を持つ。
装備している宇宙飛行用のグライダーによって、空間や次元移動も可能。

(参考資料:『DCキャラクター大辞典』)


MUGENにおけるオライオン

skhsato123氏によるキャラが海外サイト「The Mugen Multiverse」における氏のフォーラムで公開中。
ドット絵のベースはユリアンと思われる。
ニュートラルポーズでは掌にエネルギー発生のSEが鳴るため、少々やかましい。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、スーパージャンプやチェーンコンボが可能。
必殺技三種の神器が揃っており、上方まで届く赤い竜巻、地面全体と左右斜め方向へ放つ衝撃波、自分を中心に放たれる熱波、
正面へまっすぐに放つビーム、前方へ高速で体当たりをした後ゆっくりと画面端へ戻る突進技、画面端斜め方向へワープする移動技を持つ。
ビームは攻撃判定が特殊で、相手に近すぎると当たらないので注意。
超必殺技は腕に装着した砲身から放つ光弾と、炎を纏いながらの突進、正面へ向けて地面から中程にかけて放つビームの3種。
光弾は4割程奪う威力を持つが、攻撃判定がビームの必殺技版同様なので距離に注意。
AI並上位程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2024年09月29日 21:58