ウルトラの父




 身長:45メートル
 体重:5万トン
 年齢:16万歳
 飛行速度:マッハ15
 走行速度:時速1000キロメートル
 ジャンプ力:500メートル
 パンチ力:直径100キロの小惑星も砕く。
 キック力:ジャンプキックは原子爆弾10発分の威力。

若き勇者よ、行くが良い。
 かけがえのない星……地球へ!」

+担当声優(Wikipediaより引用・改変)
梶哲也
『ウルトラマンA』
鹿島信哉
『ウルトラマンタロウ』
石田太郎
『ウルトラマン物語』
塩屋浩三
『ウルトラマングラフィティ』
玄田哲章
『ウルトラマン超闘士激伝』
西岡徳馬
『ウルトラマンメビウス』、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』
『ウルトラマンフェスティバル2019 ライブステージ』
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』
『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い』
金子はりい(現・かねこはりい)
『ウルトラマンギンガ』
飯島肇
『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』

円谷プロの特撮番組『ウルトラ』シリーズに登場するウルトラマン。
初出は『ウルトラマンA』であり、
ウルトラマン達が所属し、M78ワールドにおいて宇宙の治安維持を担う「宇宙警備隊」の設立者にして大隊長。
妻にウルトラウーマンマリーことウルトラの母がいる他、
エースの養父かつタロウの実父であり、タロウの息子であるタイガは孫にあたる。

なお、「ウルトラの父」と言っても、タロウ以外のウルトラ兄弟とは直接的な血の繋がりは無く*1
その偉大さや人柄から実の父親のように慕われ尊敬されるが故に付けられた二つ名である
(要は「ウルトラの星(光の国)の父」と言う称号。そもそも「ウルトラ兄弟」も「盃を交わした義兄弟」的な意味である)。
なお酔った勢いで作った不義の子がいるという真偽不明の情報があるが当然公式であるはずが無い

後の映画『ウルトラ銀河伝説』で本名が「ウルトラマンケン」だと設定されたが、
この呼び方をするのは、同作で初登場したウルトラマンベリアルぐらいである。*2

なお、普段は威厳のある態度を崩さないが、
『A』においてノリノリでサンタクロースを演じたり、『タロウ』において怪獣を使って餅つきさせたり、
素の性格は結構茶目っ気タップリな御方らしい。
ただし父の登場した昭和第二期『ウルトラ』シリーズ自体、初代の生みの親である成田亨氏にブチ切れられるレベルで*3
コミカルな作風の強いシリーズだった事なども大いに考慮する必要はあるが。
また、時代が流れタロウがタイガにかつては自分も父に叱られたことを語った際に「じいちゃんが!?」と驚かれており、
言い方と反応から孫には甘い一面を見せていることが窺える。
そして『大いなる陰謀』でタイガと共演し、公の場では大隊長と呼べと叱るタロウに対して
「まあ良い、タロウ」と窘める子煩悩ならぬ孫煩悩っぷりを見せた。





宇宙警備隊設立以前から、「光の国」において侵略者に対応する組織に所属していたらしいが、
『タロウ』時点より約3万年前に起きた、エンペラ星人による侵攻を発端とした「ウルトラ大戦争」において、
敵の首魁であるエンペラ星人と一騎打ちの末に引き分けて撤退に追い込ませ、戦争の勝利に大きく貢献し、
それを機に設立された宇宙警備隊の隊長(よく間違われるがこの時点では大隊長にあらず)に任命された経緯を持つ。
この戦いで傷付いた父を、当時看護婦として従軍した母が手当した事がきっかけで、二人は結ばれたという。
当時の年齢は13万歳で、母は11万歳。
その名はM78ワールドの宇宙中に轟いているらしく、
宇宙各地でストリートファイトを繰り広げて悪名を響かせたジャシュラインに、
「宇宙警備隊大隊長を倒したともなれば、自分の名がさらに格段に売れる」と言わしめるほど。
ウルトラ戦士のみならず地球人からも尊敬されており、
ウルトラマンメビウス』ではウルトラの父降臨祭なる記念日まで制定されていることが描写された。

また、雄っぱい大胸筋の異様なデカさに定評のある昭和版スーツ(冒頭の画像)だが、
実はゾフィーのスーツを改造したものであり、よく見ると胸部の下にうっすら濃い赤のラインがある。
新規に造形された他のスーツには無い特徴だが、昭和版をモデルにしたフィギュアの中には敢えてこの赤いラインを再現しているものもある。

+戦闘能力
大隊長の地位は伊達ではなく、他のウルトラ兄弟とは一線を画す実力者。
上記のように走力や飛行能力自体は他のウルトラ兄弟と大差はないが、
パンチ力とキック力は明らかに桁がおかしい。
更に腰のウルトラバックルには「ウルトラアレイ」や「ウルティメイトブレード」などの様々な武器やサポートアイテムを格納しており、
それらを使用した戦闘も得意としている。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』において、
髭が生えておらずウルトラホーンも小ぶりの若い頃の姿が登場したが、
後に書籍で「髭が生えた姿はエンペラ星人との戦いの中で覚醒した強化形態」と明かされた。
その気になれば髭のない元の姿に戻る事もできるのだが、
かつて「ベリアルの乱」にて戦友たるベリアルに対し覚醒した力を使う事ができず、
被害を拡大させた後悔から元の姿に戻る事を封印し、以降は常時強化形態のままで活動しているとされた。
しかも、『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』の描写によれば、
素の状態でも当時光の国でナンバー2の実力者だったベリアルよりも強かったようである。
おまけに、後年の闇落ち後のベリアルでも、自前の卓越した戦闘センスに加えてレイオニクス化による身体強化を得ておきながら、
その状態ですらまともな戦いでは本気のウルトラの父に圧倒される程の隔絶した格の差があったことが描かれている。

スタミナも桁違いに高く、ヒッポリト星人戦では急いで駆け付けたのが祟ってエネルギー切れで敗北寸前になり、
エースに自分のエネルギーを渡して死亡するのと引き換えにヒッポリト星人を倒させたのだが、
ウルトラの父的にはエネルギー残量が枯渇寸前だったにもかかわらず、
そのエネルギーはウルトラ兄弟5人の復活を十分賄える程であった。
また、『ジード』ではベリアル相手に異空間「ウルトラコクーン」(作中ではフォースフィールドと呼ばれた)を展開して、
20時間も閉じ込めるという芸当を行い、コクーンが解除された後も息切れこそしていたがカラータイマーは青のままという余力を見せていた。
常時強化形態を保っているため、燃費はそれなりに悪いようだが、
少なくとも平時であればそれを補って余りあるエネルギーの総量を内包していると考えて間違いない。

昭和シリーズの頃は対ヒッポリト星人戦でのあっけない戦死の印象からあまり強い印象がなかったが、
メビウス』のラスボスとしてエンペラ星人が実際に登場、
更には『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以降、エンペラ星人やライバルだったベリアルの能力が盛られていった結果、
こいつらを相手に互角以上の戦いを繰り広げていたとされるウルトラの父の評価も相対的に上がっていく事となった。

そもそもウルトラ兄弟が2万歳前後なのに対しウルトラの父は16万歳であり、
「ウルトラビッグファイト」のケットル星人回によればウルトラ戦士の平均寿命は20万歳とされている*4ため
既に全盛期を過ぎていたと考えても不思議ではなく、それでも十分強すぎると言えるほど
(『ジード』におけるベリアルの発言を見る限り、彼が知る現役時代よりブランクがあるのは確かである。
 一方でベリアルの方はレイオニクス化により全盛期以上の能力になっている)。
このため、『A』時点で隊長職をゾフィーに明け渡しており、自身はあまり前線には出ず後進の育成を中心に活動していた。
また、エンペラ星人と相打ちになった際の古傷が腹部にあり、そこが明確な弱点となっており、
それを知っているベリアルには、実力で優っていながらも勝つことは難しい。


MUGENにおけるウルトラの父

元々MAX氏がプライベート用に製作したキャラが存在していたが、
2021年にカーベィ氏により許可を得た上で改変・調整されたバージョンが一般公開された。
『Fighting Evolution reverse』のネビュラコンボや『Fighting Evolution 0』のスピリッツシステムが搭載されている。
超必殺技は1ゲージ技の「ファザーショット」。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

また、カーベィ氏により若かりし頃であるウルトラマンケンも公開されている。
紹介動画


「光があるからこそ闇もある。
 闇があればこそ……また光もあるのだ。」

出場大会

  • 「[大会] [ウルトラの父]」をタグに含むページは1つもありません。

*1
一応、セブンは甥だが、マリーの姉の子なのでケンとの血縁関係はない。
余談だが、「両親がシルバー族なのにタロウはレッド族」な事に対して、
一部のファンからはマリーの浮気説ケンの浮気説が囁かれていたが、
「マリー側にレッド族の血が流れていた事による隔世遺伝」が公式設定となっている(甥であるセブンもレッド族)。
ちなみに孫のタイガの顔立ちはタロウやセブン・ゼロ親子のようなレッド族系だが、体色はシルバー族寄りになっている。
どうもこの一家の体色は父親に似ないらしい
一方でゼロはその体色から、レッド族のセブンとブルー族な嫁の混血なのでは?との推測が存在する
(セブンやタロウの嫁に関する公式発表は未だ存在しない)。

あと、上述したエースが養子という設定なのは、
当初は本当にウルトラ兄弟達の実父にするつもりで、劇中でエースに「父さん」と呼ばせていたため、
設定が固まると同時に、整合性を取るために後付けで養子ということになったらしい。
『ウルトラマン物語』などでその名残がみられるが、
正史ではウルトラの父を「父さん」と呼ぶのはエースとタロウのみで、
その他のウルトラ兄弟は「大隊長」「ウルトラの父」と呼ぶのが基本である。

*2
そもそもケンという名前が設定された事自体、ベリアルを「ケンへの嫉妬から悪堕ちした元戦友」と設定するにあたって
「ケンを称える『父』と言う称号をベリアルが使うとは思えない」という理由からである。
一方でベリアルとマリー以外には「父」呼びが徹底されており、ジードライザー等各種玩具も「ウルトラの父」名義で、
ネイティブな英語音声であるウルトラゼットライザーでも「ファザーオブウルトラ」と呼称される。

漫画版ではウルトラの父の兄であるウルトラマンジャック(新マンでは無い)という人物がおり、
兄の方は「ジャック」、弟の方は「ウルトラの父」と呼ばれる奇妙なシーンが展開されていた。さすがに兄からは「弟よ」と呼ばれていたが。
こうした実例を踏まえて、父では無く個人名が必要な場面もあると認識されたのだろう。

*3
尤も初代の頃から(元デザインには無かった)カラータイマーにぶちぎれた御方なので…
(結果的にウルトラマンを象徴するデザインになったのが皮肉ではある。
 そして2021年のリメイク作品『シン・ウルトラマン』では遂にカラータイマーが無くなる事に)。
また、ウルトラの母の胸の膨らみに対しても「地球人じゃねーんだぞ」とキレたとか。

そもそも苦心して作り上げた「宇宙の神」に後から電球やツノ、ヒゲ、おっぱいを足されたりラーメンを啜らせる等の言動をさせられたりするのは、
ウルトラマンのデザインに「神秘性」を求めていた氏にとっては安っぽく見えて我慢ならなかったのであろう
(一応カラータイマーに関しては「最初から注文してくれれば(ポン付けではない)整合性のあるデザインを考えた」とも答えており、
 セブンのビームランプ(ガッツ星人戦でウルトラ警備隊からのエネルギー供給を受けた額のアレ)はそのひとつなのだとか)。
ただし氏が『ウルトラ』シリーズ関連で手がけたデザインの権利は全て円谷に帰属する旨の契約を結んでいたので、
(道義的にはともかく)法律的には円谷サイドに非が無いと言うのが難しいところ。

*4
地球人に例えると、60過ぎの親父と10歳未満の子供達というくらいの年齢差になってしまうが…人間とは成長の仕方が違うんだよ、多分。
一応、タイガの設定に「4800歳=中学3年〜高校一年くらい」とあるのだが、
それをそのままウルトラ戦士の300歳=地球人の1歳に相当すると考えて計算すると、
ウルトラの父は533歳ということになってしまうので、やっぱり単純に当て嵌められなさそうである。
なので地球人に比べ早く成長し、若い時期が長い種族なのかもしれない。円谷の人そこまで考えてないと思うよ。
そもそも基準にしたタイガにしても、ゼロより1100歳も若いのに地球人換算だと同じ高1扱いされている時点で可笑しいので、気にしたら負け
(計算上、ゼロが高1相当ならタイガは中1相当になる)。

ちなみに現在では上記の通り髭を生やした姿は強化形態として設定されているのだが、
過去の書籍には髭を生やしていることについて「ウルトラの星の人々は4万歳を超えないと生えてこない」と記載されたこともあった。
「私はもう2万年も生きた」と語った初代もその尺度で考えるとまだまだ幼いと言って良さそうなレベルである。
漫画『超闘士激伝』のQ&Aコーナーでの説明だが、「ウルトラ族はプラズマスパークの光によって
肉体の老化による死は克服した超生命体へと進化し、深い傷を負わない限りは無限の命があると言っても良い」
「プラズマスパークの建造は26万年前で、最高齢のウルトラ族は20万歳以上(2003年設定では 30万歳 )のウルトラマンキング」と設定されており、
「超生命体へと進化した時点」で、寿命を前提とした換算に左程の意味はないのかも知れない。


最終更新:2021年09月12日 01:48
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