ジャック・ターナー



「不良にもメンツがあるんだ。
          女子供には手を出さねえ」

格闘スタイル: オリジナル喧嘩殺法
誕生日: 3月24日(27歳)
身長:184㎝
体重:138㎏
血液型: O型
国籍: アメリカ
職業: BLACK CATSのリーダー
宝物: グループの仲間とバイク
好きな食べ物: ジャンクフード
嫌いな食べ物: 中華料理
好きな音楽ジャンル: ハードロック
好きな言葉: 弱肉強食
好きな異性のタイプ: いい女
+ 『龍虎2』設定
あなたのライバルは?:ライバル?そんなものがいるなら、おめにかかりてぇぜ!
最近気になること:最近街で新たなグループが好き放題やっているようだ。ネオブラックキャッツの復活を早めねば
今大会参加について一言:かなり腕のたつ奴らが参加してるらしいからな。しかし、俺の新必殺技の前ではみんなひざまづくのさ

+ 担当声優
Michael Beard
『龍虎の拳』シリーズ
松尾銀三
『バトルスピリッツ 龍虎の拳』

龍虎の拳』シリーズのキャラクター。初代『龍虎の拳』ではステージ2に登場。
『龍虎2』ではMr.BIGにメンバーを引き抜かれ解散したBLACK CATSの立て直しのためにKOFに参加している。
ちなみに『初代』ではリョウユリ・サカザキの行方を尋ねられた時、ページトップの台詞を豪語していたが、
『龍虎2』での対ユリ戦ではユリ主体の掛け合いで「ヘッヘッヘッ、お嬢ちゃんたっぷりかわいがってやるぜ!」と言っていた。
『2』までの間に何があったんだジャック。
まぁジャック側の掛け合いだと「怪我をしたくなかったらとっとと消えな!」と言ってるので、本気ではないんだろうが…。
また、キング戦で「また会えてうれしいぜ。こんどはもっと痛めつけてやるぜ」とも言っていたが、
ジャックがキングを女だと知ったのは初代『龍虎の拳』よりもである。
いずれにせよ、格闘大会での対戦なのでストリートファイトではないにしても…。

このダブスタっぷりに対するジャックの弁解がこれ↓

俺は女子供にゃ手は出さねえ。これは俺の仲間にも徹底的にたたき込んでんだ。
無抵抗の女子供に手を出す、そんなチンピラみてぇなヤツは俺の仲間にゃいねえ。
だがな、歯向かってくるヤツは別だ。てめぇの身のほどってものをイヤってほど教えてやるだけだぜ。
ま、それでも良けりゃ、また相手してやってもいいんだがな

以上、『龍虎の拳2』のインタビューより。



設定

不良集団BLACK CATSのリーダー。自称「熊殺しのマッスルデビル」。
12歳の時に襲いかかってきたサーカスの熊を返り討ちにしたことがある。
その怪力に物を言わせて敵対グループの頭だったキングを一度倒したり悪事を働いてきたが、
初代『龍虎の拳』ではMr.BIGにメンバーを引き抜かれ、自身も傘下に下った。
ジャックは「あのときはああするしかなかった」と振り返っている。
『龍虎の拳2』では遂に組織を脱会。
Mr.BIGの組織内の立場が危うくなり(ギースのせい)、部下である自分も引き時と判断したためである。
しかしメンバーは既に引き抜かれていたので、新たなメンバー発掘のためKOFに参加する。
自称「復活のマッスルデビル」。EDでは「NEO BLACK CATS」として再結成を成し遂げている。
彼らの行きつけは酒場「マック」。1969年に建てられたハードロックバーで、『龍虎の拳2』のステージの背景にもなっている。

『龍虎2』を最後に格ゲーには登場していないが、『KOF』では未だにキングの「嫌いなもの」に「不潔な奴」として名前が挙げられている。
また、なんと恋愛アドベンチャー『Days of Memories』にも出演している。

+ 「鬼(デビル)の門番(ゲートマン)がいるからい──の!!」
また、悪名高い(誤植的な意味で)ボンボンコミックスのゴッセージ版『龍虎の拳』にも登場するが、
こちらでは本名を名乗らず「熊殺しのマックスデビル」としか名乗っていない。しかも微妙に違う。
というか、自分で「俺だ、マックスデビルだ」と言っているシーンがあるので、ゴッセージ版ではこれが本名なのかもしれない。
サウスタウン軍事基地の門番を担当しており、キングから場所を聞き出したリョウとロバートをドロップキックで迎え撃つが、
両側から覇王翔吼拳を放って挟み打ちにする「覇王翔吼圧狭拳」を受け、泡を吹いて一撃で倒されてしまった。
ちなみに、この時のやられ声が「ふびーーーーーーっ!!」だった。ですか先生。
しかも口から噛んでいたチューイングガムを唾液まみれで吐き出す有様(ご丁寧に、矢印で「Bubble Gum」と英語で補足されていた)。
その構図が汚いわ、醜いわ、アへ顔ダブル覇王翔吼拳喰らい顔だわ、ちびっこ読者に英語は読めないわで散々であった。
+ 閲覧注意

おまけに闘う前にクチャクチャガムを食いながらリョウ達を見下してナメてかかったので、原作とも微妙にキャラが違い、
何も知らない読者からも「あ、こいつすぐに倒されるだろうな……」とフラグビンビンにさせる見事な噛ませであった。
他のキャラクターが(藤堂ミッキーですら)リョウやロバートと善戦していたことを考えると、非常に扱いが悪いと言える。
まあ、見た目的にかませキャラにはうってつけだもんなあ……
ちなみにジョン・クローリーは戦闘シーンすら無くやられたのだが、こちらは一応組織の幹部っぽい所を見せているので……。

+ やっと会えたなリョウ…決着をつけようぜ
天獅子悦也版『龍虎の拳』では、冒頭で対戦相手のミッキーを叩きのめしたリョウを組織にスカウト。
根城としているバー「ストリートスターズ」で、さらわれたユリについて聞き込みをしようとしたリョウの力をテストするために腕相撲の勝負を吹っかける。
両者共に力が拮抗している中でカウンターが壊れ、痺れを切らしたことでロバートが同席したチンピラ達といざこざを起こしその場の勝負はお預けに。
次にリョウと遭遇したのはMr.BIGの「ブラックサバス作戦」進行中の工場地帯。
虎煌拳を喰らっても怯まないタフネスを吹っ飛ばすために覇王翔吼拳を出そうと気を高めるリョウに対して猛攻を仕掛けるが、
ユリ(と竜白)を開放したキングがリベンジのために怪我を押して駆け付け2対1の状況に。
超ドロップキックがベノムストライクと相討ちになり足が動かなくなった所を、覇王翔吼拳で海へ吹き飛ばされ敗北した。
その後はどうやったものか警察の追跡から逃げ切っている。
ちなみに、天獅子版『龍虎』で覇王翔吼拳の挟み撃ちを喰らったのはMr.BIGである。幸い顔は潰れなかった

続編の天獅子版『龍虎の拳2』にも登場。
ロバートから電話でタクマ影二の不意打ちを受けて負傷した報告を受けていた所を急襲。
空中投げや極ヒップアタックのスカし裏回りで意表を突くなど技に磨きを掛けてきたようだが、
ヘルダイビングの頭突きを虎砲で返され、1年前と同じ覇王翔吼拳でノックアウトされる。
「コミッショナーは誰だか知らねえが」という発言からすると既に組織からは離れているようで、そのまま出番終了となった。


性能

威力が高いが大振りな技が多く動作が遅い典型的なパワーファイター…なのだが、
器用に三角飛びはできる上に『龍虎2』ではまさかの空中投げ持ち。忍者ですら持っていないというのに。
だが、ダウン後の起き上がりの時間が格ゲー全体で見ても屈指の鈍重さなので、相手からすれば起き攻めし放題。
身軽なのかそうではないのかわしにも分からん・・・・。
先述の通り技が大振りで、特にジャンプ強攻撃や一部必殺技は技後に必ずダウンしてしまうので、
確実にヒットさせないと相手の目の前でとてつもない隙を晒してしまう。

また、彼を語る上で外せないのが隠し必殺技「ヘルダイビング」の存在。
この技、「コマンドが簡単・間合いが広い・高威力・ガード硬直無視*1通常技キャンセルで出せる」という素敵な性能で、
相手がこちらの攻撃に触れた時点で相手の体力を6割以上奪う。
CPU戦では初期状態だと使用できないが*2、対戦であれば最初から体力・気力共に最大値なので気軽に使用可能。


MUGENにおけるジャック・ターナー

+ Andre Lopes氏製作 ジャック・ターナーEX
  • Andre Lopes氏製作 ジャック・ターナーEX
ハイスコア選手権において体力鍛錬の行とセット(タッグ)で登場したことが有名か。
タクマテムジンストライカーとして召還することができる。
また、何処で習得したのか覇王至高拳デスペレイト・オーバードライブなどのオリジナル技(と言うかパクリ技)も持っている。

特に強力なのがテムジン召喚。
テムジンを攻撃しない限り、いつまでもその場に留まって蒙古竜巻激(通称:夏の悲劇)を出し続けるため、
タッグで2人とも喰らってしまうとほぼ脱出不可能となり、そのままタイムアップかKOされることも。正に夏の悲劇。
ハイスコア選手権体力鍛錬の行で最大の敵となる。
念のため言っておくが、これはDOS版とwin版の仕様の違いによって起こったただの不具合であり、本来意図したものではない。
修正方法はこちらを参照のこと。
KFM無双を見れば、夏の悲劇の恐ろしさがどれ程のものかが分かるだろう。
参考動画

AIは未搭載だが、某大会動画にてサクラカ氏によるAIパッチが配布されていた。

+ 大会ネタバレ
相次ぐ不具合(?)で失格になってしまった…。前大会は普通に出てたのに…。

+ ironjw氏製作 原作仕様+アレンジ
  • ironjw氏製作 原作仕様+アレンジ
原作再現だが、一部コマンド変更や2段ジャンプなどのアレンジも施されている。
AI及びエンディングが搭載されており、今後の活躍に期待がかかる。

+ NS氏製作 KOFXIII仕様
  • NS氏製作 KOFXIII仕様
綺麗なエフェクトや新しいシステムを引っさげて帰ってきたターナー氏。
基本的に原作で使った技を搭載しているが性能は再調整され、
NEO MAXには没グラフィックを使用したオリジナル技「震・ボディプレス」が搭載されている。
6段階にレベル変更可能なAIも搭載。


上記の他に、Brergrsart氏による改変キャラ「The Shockmaster」が存在する。
こちらは実在のアメリカの元プロレスラーであるフレッド・オッドマン氏をMUGENキャラ化したものである。

ニコMUGENにおいては、「ターナー氏」と呼ばれることが多い。
恐らくこれは墓標の「不破忍道入門」というコーナー(後に動画化)における彼の呼ばれ方が、
後にニコニコでアップされ、動画の人気が上昇するに伴い流布されていった結果だろう。





「なんど俺に挑戦してもお前の腕ではこのジャック様は倒せん。」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー

MUGEN STORIES INFINITY(ハイスコア選手権準拠)
アリスさん姉妹
世紀末MUGEN伝説
すごい漢シリーズ(ハイスコア選手権準拠)
無限ガンナー雛子
KING OF FIGHTERS X(K'からチェーンドライブを叩き込まれるだけの簡単なバイト)
R&Yの①日(町のチンピラ。よくソルの居酒屋に地上げに来る)


*1
ただし、これはジャックの専売特許という訳ではなく『龍虎2』のシステムによるもので、
テムジンもジャンプ強攻撃をガードさせると、着地後にコマンド投げやしゃがみ投げが確定したりする。
ジャックの場合はとにかく投げ間合いと威力と理不尽さが際立っており、
テムジンの場合は通常投げでハメができるため、気力も不要で体力制限も無しという、実に恐ろしい二人である。

*2
通常、超必殺技および隠し必殺技の消費気力は96(初期の気力MAX値と同じ)なのだが、
何故かこの技だけは気力を97消費するため、初期状態だと気力が1足りずに使用できないという謎仕様。
きっとターナー氏はその巨体を軽やかに動かすために他の格闘家達よりもちょびっとだけ気力が多く必要なんだろう、多分。


最終更新:2024年08月01日 18:09