タリア


「立ち塞がるなら薙ぎ払うのみ!いくわよ!」}

ザウスのシミュレーションRPGシリーズの『永遠神剣』シリーズ(PC版は18禁、PSP版はCERO C)の登場人物。
当然だがラーズ・アル・グールの娘ではないし、ミネルバの艦長でもない。
第三作『聖なるかな』、第四作『聖なるかなスペシャルファンディスク』、PSPの『聖なるかな ―オリハルコンの名の下に―』に出演している。
CVは韮井叶氏。


原作でのキャラクター

管理神達から分枝世界を守る事を目的とした組織「旅団」に所属している真面目な少女。斑鳩沙月からの増援要請を受けて「剣の世界」で合流する。
旅団のリーダーであるサレスに絶対的な信頼を寄せており、サレスの指示であればなんでも従う。
気が強く、他者を受け入れる柔軟さが欠けているため、人とよく衝突する。分かりやすく言えば空気が読めない娘。
しかし、他者への思いやりや優しさを持ち合わせていないわけではなく、むしろ仲間意識は人一倍強い。
特に相棒のソルラスカとはよく衝突をするが、これは喧嘩するほど何とやら。
料理も洗濯も掃除も、自分からは行わないので、自分の部屋を持つと物凄く汚くなってしまう。

所持永遠神剣「疾風(はやて)」は薙刀型の、常に風を纏っている神剣。
空気中の電気を集めて帯電させる事で弱い雷撃を使いこなす事が出来る。
守護神獣は大くらげ「漂う泡」。
見た目通りのんびりした性格だが、実はかなり知性が高い。
物事を深く考え、それに対して最適の答えを見付け出そうとする。
しかし、記憶容量がないので考えた事は常に忘れていく。…が、ソルラスカに別生物と勘違いされた事は執念深く覚えている。
せっかちなタリアにいつも深く考える癖を付けるべきだと伝えているのだが、全然伝わらない。

転生前の名は北天神・成長の神シェミン・プルト。当時は内気な性格だったらしいが、転生後文字通り成長した模様。どうしてこうなった


原作中の性能

前世のせいもあってか、リーンフォーサ(分かりやすく言えばレベル上げ係)としての性能はかなり高い。
しかし本作では%攻撃スキルを持っていないキャラの強さは、難易度が上がるごとに低くなっていくので…。
『聖なるかな』では青ユニットが例外を除いてどうしようもなく不遇であり、しかもルートスキルにより強化出来る青のヒロインが2存在するため
メインユニット中では2軍行き筆頭候補、下手すれば補助のサブユニットの方がコスト不要でレベルが上がるため使われる始末。
しかも相棒のソルラスカは%攻撃をガンガン覚え頼れる戦力になっていき、最強ユニットの最有力候補となるほどの強さとなるためk
最高難易度では最終的にはシナリオの力関係とは全く逆になってしまう。
参考動画


MUGENにおけるタリア

他の『なるかな』キャラと同じくIF氏製作のものが存在。現在は氏のサイトで公開されている。
『なるかな』キャラの中では比較的バランスが取れたタイプとの事。
他キャラが持っていない投げなども持っている。
瀕死時には、マグネシウムリb……前作のヒロインの一人が歌う事で攻撃するストライカー技も存在している。
原作の弱キャラっぷりが嘘のように強いが、永遠神剣の能力者は基本的に人間より遥かに強いという設定のため、この強さは実は原作通りだったりする。
また、タリアの攻撃は原作で言う%攻撃(敵ライフの量によって攻撃力が跳ね上がるイカレシステム)なので、ライフが高い相手に対し攻撃力が上昇する。
極端にライフが高くDEFが低い相手に攻撃すると一撃死したりするので注意しよう。
+ 超必殺技の性能

1ゲージ

スノーパルチザン
上から下に「疾風」を振り下ろす技は縦に発生が強い技。
フューリー
横に薙ぎ払う。発生も横に強い。

これらは通常コンボから繋がるため、コンボの〆として活躍出来る。また、空中ガード不可のため対空にも使える。
アヴァランチ
敵に突進して貫く。
コンボからキャンセルする事が出来ない。威力と発生は強いためカウンターとして使用出来る。
アイシクルアロー
沙月の技と同じく、敵の飛び道具攻撃に反応して発生する技。
飛び道具を多用する相手には効果を発揮する。

2ゲージ

チリングアッパー
下から衝撃波を発生させる、スノーパルチザンの強化技と言った所で用途や性能は大体一緒。
へイルストーム
唯一の飛び道具。
コンボから繋げられ、飛び道具と一緒に敵を動かしダメージを与えるため、状況によって威力が変化する。
画面端にいる相手なら生当てで1割強、画面端から離れていたら5割強のダメージとなる。
フローズンステイシス
全画面攻撃で攻撃した相手のゲージを減少させる。
約2ゲージ減少させ、さらにその間本体は行動が出来ると言う性能の高い技。

3ゲージ

サイレントフィールド
背景が青くなり一定間隔で神獣の漂う泡がガード不能攻撃の泡を行う。
この攻撃にゲージ減少効果が付いている。
サイレントフィールドは一度発動すると、ラウンドをまたいで持続する。

遠近バランスが取れたゲージ技配分であり、通常攻撃性能もそこまで低くないので、他キャラに比べ相性負けと言った要素があまりないのが長所。
青属性共通のゲージ減少(原作のマナ減少スキルの再現)が豊富のため、こちらのペースに引きずり込むと強い。
漂う泡は召喚さえしてしまえば次ラウンドにも持ち越せるため、可能ならば早めに召喚しておきたい。
バランス型故か、一点特化な黒属性の方々には一方的に潰されたりする。
性能でいうならば、『なるかな』キャラの中では中堅ぐらいの性能。

2012年2月25日に修正パッチが公開された。
このパッチを適用すると、攻撃が通常のダメージに変わる(%攻撃ではなくなる)他、Z.A.I.氏製作の相方ルプトナとの特殊イントロなどが追加される。

『なるかな』キャラではお馴染み、Silvan氏による外部AIが製作されている。
製作に際して氏が協力していたため、性能は氏のリクエストが大分入っているとの事。ただし修正パッチには未対応。
この他、Try氏によるAIも公開されている。
Silvan氏AI

+ 大会ネタバレ
オールスターゲージ増々トーナメントにおいて、
強いゲージ技とクラゲ召喚して相手のゲージを減少させる技によって数多くの敵を打ち倒し、見事ベスト16まで残ったが、
AIに不具合があった事が判明した結果最初から再試合となってしまい、途中で敗北。ベスト16の記録は水の泡となってしまった。
なお、このトナメの『なるかな』勢の中では一番長く生き残っていた。

出場大会

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最終更新:2023年05月20日 20:57
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