ツンベアー

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ツンベアー - (2022/01/02 (日) 18:30:41) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/15(日) 16:26:57
更新日:2023/10/28 Sat 11:10:41
所要時間:約 5 分で読めます





■データ


全国図鑑No.614
分類:とうけつポケモン
英語名:Beartic
身長:2.6m
体重:260.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:こおり
特性:ゆきがくれ(霰の時、回避率が1.25倍になる)
  /ゆきかき(霰の時、自分の素早さを2倍にする。また、霰によるダメージを受けない)
隠れ特性:すいすい(雨の時、素早さが2倍になる)

HP:95
攻撃:110→130 ※SMから
防御:80
特攻:70
特防:80
素早さ:50
合計:505

努力値:攻撃+2

■概要


鼻垂れ小僧クマシュンがLv.37で進化
クマシュンは一年中ネジやまで見かけるが、冬の間だけリュウラセンのとうの草むらに、野生のツンベアーが出現する。
股間付近に生える毛がなんだか卑猥である。なぜだか♀にも生えている。きが、くるっとる

吐く息を自在に凍らせることが可能で、氷のキバやツメを作り出して戦う。
また、この能力で海を凍らせ海上を歩くことも出来る。

単氷タイプだが、「なみのり」や「ダイビング」を覚えたり、隠れ特性が「すいすい」だったりと泳ぎも得意なホッキョクグマの印象がちらほら。


■ゲームでのツンベアー


クマシュンはネジ山や冬の7番道路で捕獲可能。
この辺りではバニプッチ系やフリージオ等、ドラゴン対策を担う氷ポケモンを揃えることができる。
中でもツンベアー系は戦闘・フィールドの両面で便利な存在。
技マシンで「シャドークロー」や「かわらわり」を覚えれば範囲が広がり、四天王戦でも活躍する。
「なみのり」「かいりき」「いあいぎり」を覚えるため、秘伝要員としてもそれなり。

セッカシティジムリーダーハチクはツンベアーを切り札として使う。
エンブオーでフルボッコとかやめたげてよお!

ORASでは四天王プリムが強化版で使用する。


■対戦でのツンベアー


攻撃種族値110を誇るが、氷特有の弱点の多さに加え、素早さの低さがネック。
同じ熊でもリングマと比べて中途半端な種族値配分なのも痛い。

耐久種族値自体はそれなりに高いが、いかんせん弱点を突かれやすい。
そのため、タイプ一致技は一撃もらわないと威力が上がらない「ゆきなだれ」より「つららおとし」がメイン。
一応「つららおとし」には怯み効果があるが、遅いので期待はできない。
さらに、「こおりのつぶて」を覚えないため散り際の最後っ屁をかますこともできず、物理アタッカーの優秀なサブウェポンである「じしん」も覚えられない。

その遅さからスーパーマルチトレインでは何もせずに落ちることが多く地雷の1匹として扱われた。
対戦でも「シャドークロー」や「つじぎり」などの差別点はあるものの、地面タイプ複合マンムーの劣化扱いされるマイナーポケモンだった。

しかし、BW2以降、隠れ特性「すいすい」の解禁と先制技「アクアジェット」の習得で最大のネックであった素早さがカバーされた。
最速で発動すれば最速150族まで抜けるという圧倒的な速さとなる。
こおり単タイプでありながら雨パ要員となれるのは大きな強みである。
雨のおかげで苦手な炎を軽減できるし、「アクアジェット」も雨で威力が強化されると良いことづくめ。
鈍足が解消されたことで3割の怯み効果のある「つららおとし」「いわなだれ」や、撃ち逃げ向きの「ばかぢから」も格段に使いやすくなった。
特にタイプ一致で高威力の「つららおとし」は「いのちのたま」を持てば「マルチスケイル」のカイリューもHP4振り程度なら一撃で倒せる威力。

地味に「アンコール」も使えるため、相手の上から嫌がらせすることもできる。
雨下では最速の「ぜったいれいど」使いという独自の強みも生まれ、「ねごと」と合わせて最速ねむねご零度もできる。

鈍足という一点が解消されたことで独自の戦法を展開できるようになったのは嬉しい所。

SMでは攻撃種族値がマンムーと同等の130に上昇し、第2特性に「ゆきかき」が追加された。
霰パでも使いやすくなったことや、鈍足をカバーする手段が増えたこと、相手のタスキに強くなったことは更なる強化と言える。
一方で雨と違って攻撃面や防御面での強化は少なく、氷単タイプでありながら依然雨パ要員として見た方が強力であるという少し変わった立ち位置である。

SWSHで登場したダイマックスはダイアイスによって自力で霰を振らせたり微妙なサブウェポンを高威力で使用出来る等使いやすさは向上している。

■アニメでのツンベアー


1.ラングレーの手持ち。
アイリスドリュウズ相手に引き分けるなど実力はある。

ドンバトルにおいて、素早い動きのバチュルに苦戦するも、「10まんボルト」を喰らってよろけ、自分が倒れた勢いで踏みつぶし勝利。視聴者の目を点にした。
なおこの時、ラングレーは動じないもののツンベアー自身は戸惑っていた。


2.ハチクの手持ち
やっぱりハチクの手持ちとして登場。
一緒に(アニメの中の)映画にも出演していた。


■余談


秘伝技を3つ覚えるため、「序盤に本編を進められない初心者用」との名目で「おたすけクマシュン」が配布された。

しかし、初めから秘伝技を覚えているなんてことはなく(戦闘時以外でも、バッジを持ってなかろうが秘伝技自体は使えるため)、
必要な秘伝マシンを手に入れる頃にはすでに代役がいる状態だったプレイヤーも多いだろう。

確かに上記の通り秘伝要員として使えるのだが、わざわざ配布する意味は薄かったような……

……ヒウンシティでもらえるアイテムのためのID稼ぎ?




元お助けクマシュン「べ…別に、追記・修正のお願いなんかしないんだからね///」

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