アンノーン(ポケモン)

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アンノーン(ポケモン) - (2022/02/10 (木) 02:29:44) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/12/28 Tue 23:01:00
更新日:2023/09/28 Thu 18:22:13
所要時間:約 7 分で読めます





ポケットモンスターシリーズに金・銀から登場したポケモン

●データ


全国図鑑No.201
シンボルポケモン
英語名:Unown
高さ:0.5m
重さ:5.0kg
タマゴグループ:未発見(性別不明)

タイプ:エスパー
特性:ふゆう(地面タイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」が無効)

種族値
HP:48
攻撃:72
防御:48
特攻:72
特防:48
素早さ:48
合計:336

努力値:攻撃+1、特攻+1


●概要


黒く薄っぺらい体に一つ目があるだけというシンプルな構造をしたポケモン

アルファベットのA~Zと「!」「?」に対応したような全28種類がおり、遺跡の壁や天井に張り付いていたりする。

なお、「!」「?」は『FRLG』で新たに発見されたもの。
この2種類は他のアンノーン達と違い、目の上半分を閉じた上目使いをしている。
寝ぼけ眼ではなく上目使いである
大事なことなのd(ry

生態がほぼ謎に包まれたポケモンで詳しい事はほとんど分かっていない。
一説には古代の文字と関係があると言われている。
文字が生まれてからアンノーンが誕生したのか、アンノーンが誕生してから文字が生まれたのかは不明で、世界七不思議の一つに含まれている。

基本的に大量の群れで行動する。
一匹だけでは何も起こらないが、複数集まると不思議な力を発揮する事もあるという…。
が、ダブル・トリプル両方のバトルで力が発揮されることはない。

色違い

ちなみにゲーム、アニメ共に伝説のポケモンとの何らかのかかわりがあることを匂わせる描写があるが、今のところは関係は明らかにされていない。


●ゲームでのアンノーン


金銀及びリメイク版のHGSSでアルフの遺跡にあるパズルを解く事で遺跡内部に出現するようになる。

パズルをひとつ解く毎に出現する種類が増え、4つ全てを解くと全種類が出現するようになる。
なおポケモン図鑑には初めて目撃したアンノーンの姿で登録されるようになっている。

遺跡内ではポケギアのラジオに変な電波音が流れるチャンネルがあり、それを流しているとまだ捕まえていない形のアンノーンが出現しやすくなった。
また、あまり知られていないが当時アンノーンの出現率はA~Yまでは均等だがZだけやや低く、
個体値によって形を決めていたので色違いはIとVの形しか存在しなかった(第三世代以降は全ての形に存在する)。

異なる地域で登場する事や姿、設定などポケモンの中でも一際謎めいており、様々な憶測を呼んでいる。
姿形から文字と何らかの関係があるようだが文字が先かアンノーンが先かは定かでない。
HGSSなどによると古代人はアンノーンと協力して生活していたようだが……?

ラジオのBGM(なぞのでんぱ)は不気味で怖いが、リメイク版の『HGSS』にて意思通達に用いる電波信号と判明した。


能力値が低く、覚える技も「めざめるパワー」だけなのでコレクション用に捕まえるだけの人がほとんどだっただろう。

金銀以降はFRLGのアスカナ遺跡や、DPtおよびBDSPのズイの遺跡、ORASのマボロシ洞窟の一部で出現する。

アンノーンが出現する場所では他のポケモンが出現しないので攻撃と特攻の努力値を貯めるのに便利……なのだが、
そういった状況自体がごく稀なのであまり有り難みはない(両刀アタッカーでも攻撃と特攻に振る数値が同じというケースは少ない)。


そしてストーリー内で決して従来のポケモンが出現しない第五世代『BW』の環境下でアンノーン「I」wwwwという目撃談が入る。
まぁ、ただのシンボラー上部の目である。

また、第二世代ではこいつを倒して努力値を稼ぐのが主流だったとか。
ポケスタ金銀で三倍速にしてフルドーピング&ポケルスで。


HGSS以降は出現機会が一切なく、第五~六世代にかけては「アンノーン難民」が続出。
そのためGTSでの需要は意外にも高く、なんと伝説のポケモンとの交換が成立するほどであった。
第七世代では金銀VCから連れて来られるようになるため、ある程度は落ち着いたが。

ただ、VCから連れて来られるようになったはなったのだが、
SM・USUMにおいてアンノーンが出現する場所はなくタマゴも生まれないため、
アローラマーク付きのアンノーンの入手方法がない
そのため、アローラマークポケモン限定のルールでは伝説のポケモンでもないのに環境から締め出されると言うまさかの事態に陥ってしまった。

第八世代の剣盾では「めざめるパワー」が廃止され、剣盾に限らず今後の登場自体が危ぶまれていたが、
BDSPでは「めざめるパワー」をアンノーン専用技として復活させた上で登場した。
Legendsアルセウスにも登場。ヒスイ地方各地でアンノーンを探し回ることになる。全種類集めると遺跡で通常出現するため色違いも狙える。

ポケモンGOでは、だいたい察せられることとは思うが超レアポケモンとなっている。
ごく限られたイベント中に一部の種類が稀に出現するのみで、全種類制覇は茨の道。
アンノーン専用のメダルも存在し、「!」と「?」を除く26種類を制覇するとゴールドメダルを獲得できる。

めざめるパワーしかないものの、ポケモンコンテストには出場できる。めざパは連続使用しても評価が落ちないためコンディションを上げておけば意外といけたりする。
ホウエン地方のコンテストを制覇したプレイヤーは次にシンオウ地方制覇を目指すだろうがここで問題が発生する。

出禁

悲しいかなシンオウ地方コンテストでは同じ技を連続使用できないようになっているため少なくとも2つ技がなければならない。アンノーンの思い出コンテストリボンは永遠に青色のままなのだ。

●対戦でのアンノーン


おぼえるわざがめざめるパワーのみ。
登場した第二世代の時点でスリーパーの完全劣化。
特性システムが登場した後も「ふゆう」持ちの単エスパーがやたら多く、それら全ての劣化。
種族値合計は進化前であるリーシャンにすら劣る。
故に、そもそも対戦で勝つために使われるということはありえない。

しかし、端からイベント専用に作られたポケモンであるため、この弱さは基本問題視されず
イベント面での扱いは非常に良いために不遇とも埋葬組とも扱われないことが多い。

また単純な戦闘面では論外だがネタ面ではかなり優秀でそのアルファベット状の姿を利用して文字を綴って相手の笑いを誘う事が出来る。

具体的には
NURUPOの順で繰り出してみたり(キノガッサには注意)
LOVEの順で繰り出して愛の告白をしてみたり(最後にラブカスを繰り出すとさらに良し)
…等々

発想次第で様々なネタが考えられるだろう。
「UNKO」とか「SEX」とか考えちゃった人は怒らないから正直に名乗り出なさい。

第七世代では上記の通り、アローラマーク限定ルールには参加できない。

第八世代ではめざパが専用技化したので、どのタイプの特殊技を使うかわからないという唯一無二の個性を得た。
まぁ、実際にはこだわり系で特攻や素早さを強化し4倍弱点を突くなどしなければ厳しいし、元々特殊技が豊富なポケモンを使った方が強力だし、そもそもBDSPにはレート対戦機能がないのだが…。

Legendsアルセウスではまさかの強化。
なんと必ず抜群になる。
めざフェアリーもこっそり登場し、もうミカルゲに悩まされることもなくなった。
この抜群狙い撃ち機能は非常に優秀でゴローニャにはしっかり水か草がランダムで選ばれる。
とはいえ特攻種族値72なのでお察しください

●アニメでのアンノーン


金銀編に登場。
サトシが保護していたヨーギラスの心の傷を具現化して異空間を生成し、サトシ達にヨーギラスの卵時代での出来事を見せた。
ヨーギラスが完全に心を開いたのを見届けるとどこかに消えていった。

映画『結晶塔の帝王』では結晶塔とエンテイの幻を作り出した事件の犯人。
タイトルの「ENTEI」の部分を体で表したりしていた。

ディアルガVSパルキアVSダークライ』の冒頭にも登場。
ディアルガのときのほうこうとパルキアのあくうせつだんの激突の際に生じた衝撃波に吹っ飛ばされていた。


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追記・修正はアンノーンだけで殿堂入りしてからお願いします。

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