キャプテン翼(TECMO版)

登録日:2011/06/29(水) 22:33:44
更新日:2020/06/20 Sat 12:28:51
所要時間:約 44 分で読めます




TECMO版キャプテン翼は1988〜1994年までに発売されたキャラクターゲームシリーズ。
ナンバリング作品はファミコン、スーパーファミコンでⅤまで発売されており、Ⅰ以外は完全ゲームオリジナルのシナリオで進められる。
他にゲームボーイとメガCDで1作ずつ発売されている。


【特徴】

他のサッカーゲームと異なり、その都度コマンドによりシュート、パスなどを選んで進めていく。
各選手には「ガッツ」(後述を参照)という数値化された体力があり、ガッツが減ると動きにキレがなくなったり、必殺技を使えなくなる。
各シリーズ基本的な流れとしては所属しているクラブチーム(又は学校)の大会→国際大会といった形で進んでいくが、トーナメントの対戦相手は明らかに暗黒武術会ばりに偏っているとしか思えない。


しかしながらこのシリーズを語る上で何といっても欠かせないのが(原作以上に)常人離れした必殺技と「ガッツ」の存在だろう。
必殺技は文字どおりのものばかりで放たれたら最後、「〇〇くん、ふっとばされた!」と実況のチャーリー高橋が叫ぶのがお約束。
しかもその際には銃殺されたんじゃね?と思ってしまう程の禍々しいSE付き。
特にガッツ消費の多いシュートの場合、
「〇〇くん、カットにいく!」
「〇〇くん、ふっとばされた!」
が4~5回続く。いやマジで。
なのに威力は変わらない
たまに威力が弱まってくれるので彼らの犠牲は無駄にはならない……事もあるが、全く威力が衰えないままゴールネットまで突き破る事の方が多い。
最終作にあたるVでは原作さながらにコンクリートの壁をぶちやぶる描写まで……。
キーパーもキーパーで「多分軸回転して止めに行ってる」「何が起こってるかわからないセービング」「超人的必殺シュートを二の腕で撃墜する」なんてのもいるし、
こんな必殺技が無くても「常にごういんなドリブルやシュート状態」とか「基礎能力の高さで勝負するので消耗しないのが理にかなっている」選手まで……。
プレイヤーが読み進めるだけでなく実際に攻略することで説得力が増しているものである。

ただ調子にのって多用していると前述の通り「ガッツ」が消費されるので試合開始早々に使えるものでもない。
もしも消費し過ぎるといざというときに、「くっ、ガッツがたりない!」と表示されてしまう。プレイした人ならば誰しもが経験あるはず。
最終的には必殺技どころか通常シュートすら撃てなくなる羽目に陥る。
なので景気よく最強のシュートを選ぶよりも、できるならガッツ消費の少ない技を多用したいが、強敵相手ではなかなかそういうわけにも行かず……というところがゲームのポイント。

一応ハーフタイム中やボールを持っていないときにガッツは回復されるが、フル回復は(石崎以外)期待出来ないのでご利用は計画的に。*1
ちなみに対戦相手はガッツ無限地獄
日向くんや立花兄弟が敵のときはフルボッコ注意。
一応Vからは無限ではなくなっているが、それでもネオタイガーショットを6~7回は平気で撃ってくる。(こっちは3〜4回)*2


【各シリーズの特徴】

◆「Ⅰ」

原作の中学生編とジュニアユース編を元にしており、ナンバリングシリーズ内で唯一原作に準拠している作品。ちょっとしたアドベンチャー要素もある。
ここでの立花兄弟は敵だと最凶、味方だと(ry


◆「

ゲームオリジナルのストーリー。
原作版ワールドユース編にも影響を与えている作品。
神ゲーと評される程、シナリオ・BGM共に評価が高い。

だがこちらのシナリオに比べて原作が酷いために「WY編以降は同人誌」と呼ばれるはめに…

翼くんは単身ブラジルへ。
そこで作中でも1、2位を争うヘタレキーパー、「ブラジルの森崎」ことレナートくんや、唯一の拠り所バビントンくんと会う。
翼VS全日本という地獄の黄金カードを経て、全日本に戻った翼はワールドユース大会に臨み、最強のブラジルチームと戦う。

原作の最後で語られた「まだブラジルと戦ってないから世界一になったとは思っていません」という未完の物語を最後まで描いたストーリーで、
ここまでやりきってこそ真の原作完結と言える内容だった。


◆「Ⅲ」

この作品からスーファミ版になる。
東西のドイツ統合を記念したユニバーサルカップの開催など時代背景がわかる作品。
全作品の中でも難易度は高め。全体的にはIIよりも難易度を抑えるシステムになっているはずなのだが、ラスボスのドイツが強すぎる。だがシュナイダーのファンにとってはむしろ歓喜。
まさかフランスの新田と言われるボッシ&フランスの森崎と言われるアモロに苦しめられるとは思わなかった。
一方でアメリカ勢からミハエルなる薔薇の似合うネタ選手が登場。石崎に対するライバル要素を持ってしまった。


◆「Ⅳ」

ここから舞台はプロへ。
この作品、シリーズ屈指のクソゲー。
能力補正がおかしいせいで、浮き球シュートに対しては若林くんも森崎くんサイドの仲間入り!
※森崎くんが若林くんサイドに行くわけじゃありません。
それでもこの作品、キャラの数はシリーズ最多。しかもマルチエンディング仕様。
もっと違うところで手間掛けろ。

一方キャラ層は厚い、熱い。
凄い勢いで色々ふっとばすペルー所属の最強のモブキャラオルミーガ様をはじめ、
35億円プレーヤー(笑)マッツォ、41歳ネルソンくん奇跡(笑)の壁シューマッハ、
ネルソンと同タイミングで登場する、イベント成長付きの極めて珍しい後輩系選手マウリシオ、
「しね、つばさ!」とか言ってくるスーパーラフプレイヤーなポブルセン、
雨の日になって真の力を発揮する珍選手フライハイト…と個性豊か。*3


◆「Ⅴ」

それまでのコマンド選択に加えて他のサッカーゲームのようなリアルタイムシミュレーション方式になった作品。
しかし、この作品では何故かIVまでのオリキャラが大量リストラに遭っている。
IIからの皆勤はレナートジウゲルティスだけ。バビントンすら消えたのは寂しい……。
さらにチート過ぎる能力を恐れてかコインブラ様は選手として出てこない。*4
しかも新田が超強化されてラスボスチームの一角になるという驚異の展開。
一方、原作でも名前だけしか触れられていなかったロベルトの師・ジョアンが描写されている珍しい特徴もある。


◆「VS」

ゲームボーイで発売。ⅡとⅢの間に発売された。
原作の「小学生編」の後、日本代表を結成し「ワールドジュニア」に挑むアニメ版の要素を含めたオリジナルストーリーになる。
設定は小学生編だが、中学生編の必殺技やJr.ユース編のキャラクターも登場している。
対戦モードや全ての選手に固有の名前が用意されるなど、本作で初めて登場した要素もある。


◆「キャプテン翼」

メガCDで発売。ⅣとⅤの間に発売された。
原作の冒頭から「中学生編」までを再現。



【人物紹介】

・原作無印から登場


主人公。初代ではおおむね原作と同じ筋書きを辿り、ロベルトと共に念願のブラジル行きを果たす。
IIからブラジルのクラブチーム・サンパウロFCに所属、伝説のスーパーストライカー・ジャイロの逸話をもとに必殺シュート「サイクロン」を開発。*5
サイクロンは威力は凄まじいが欠点も多く抱えるシュートで、何度も改良が繰り返される。
4からプロ入りを果たし、ブラジルのサンパウロFC、次いでイタリア(セリエA)のUSレッチェに所属。
なぜか行く先々のチームに森崎級ザルキーパーが待っているという不運の持ち主で、彼らはプレイヤーから「ブラジルの森崎」「イタリアの森崎」と呼ばれる事になる。


翼の親友。全体的に能力が高く、翼とのパスワーク「ゴールデンコンビ」で中盤を支える。
低い浮き球で「ジャンピングボレーシュート」、高い浮き球で「オーバーヘッドツインシュート」と両方に必殺技を持ち、攻撃役としても使いやすい選手。
翼がブラジルに渡ったため南葛高校のキャプテンとして全国大会を戦い、後にフランスのプロチームに所属する。

日向
日本の誇るエースストライカー。原作で見せたネオタイガーショットはもちろん、新作のたびに破壊力を増した新必殺技を修得して行く。
3:ライトニングタイガー 「ミューラー!てめえのどてっぱらをえぐってやるぜ!喰らえええええっ!」
4:ドラゴンタイガー   「シューマッハ、餌食になれ!」
5:ファイナルタイガー  「喰らえ!シニョーリ!」
……と、毎回相手選手に向けてぶちこむのがお約束。その威力は最終的にコンクリートの壁を貫通するに至る。殺す気か。
彼が最も輝くのは味方では無く敵に回った場合であり、敵の時はガッツ無限なのでタイガータックルでボールを奪い、強引なドリブルで吹き飛ばしつつ突破、上記の必殺シュートを無尽蔵に繰り出してくる。
そうした試合のこちらのGKは森崎、レナート、メオンなどザルキーパーばかりで、当然為す術もなく宙に舞う。

松山
超遠距離から撃っても威力が減衰しないイーグルショット、味方全員を敵陣に突撃させる「なだれ攻撃」で活躍。
翼や日向がいない事も多い全日本では彼が影のキャプテンと言える。
ゲームでは北海道に残らず、イギリスのプロチームに入る。

三杉
心臓病に苦しむ天才。ガッツ消費が他の選手より多く、使い果たしてしまうと次の試合で使えなくなるというハンデを抱える。
短時間で一気に使い切るのではなく、適度に休ませつつ全試合フルスタメンで活用するのがゲームでのお約束。
強力な必殺シュート「ムーンスライダー」を開発するが、ガッツ消費が膨大すぎて、怖くて使えない。

立花政夫、立花和夫
スカイラブハリケーンでおなじみの双子。その連携は攻撃だけでなく守備にも発揮され、試合中は縦横無尽にフィールドを飛翔する。
さらにシリーズが進むとさらに強力な新技を開発していく。

早田
カミソリタックルでボールを奪い、カミソリパスで味方にボールを渡すという重要な選手。
必殺タックルと必殺パスを両方持っている世界で唯一の選手で*6、全日本に決して欠かせない重要な戦力。
翼の最強シュート「ブーストサイクロン」は必殺パスを受けて繰り出すのだが、本来の設定である日向からのパスよりも早田の方が多用される。

次藤
巨漢DF。体格を活かした必殺ディフェンスで活躍し、ボールを奪ったら強引なドリブルで強行突破。また、立花兄弟の発射台としても活躍する。
必殺シュート「佐野とのコンビプレイ」は次藤のシュートを佐野がヘディングで軌道を変えるフェイントプレイなのだが、
「次藤君の 佐野とのコンビプレイ!」と実況され、得点後には「これがワシの 佐野とのコンビプレイ タイ!」と手柄を総取りする発言でプレイヤーのツッコミを誘う。
なお、原作では「ワシと佐野のコンビプレイタイ!」と正しい表現である。

石崎
いかなるシュートも顔面で阻止する根性の男。膨大なガッツを消耗するが一撃で死に至ることは無いので気軽に特攻させられる。
3から、ゲームオリジナルキャラのミハエルがライバルとして登場。必殺シュート「ヤマザルバスター」を修得し、攻撃面でも活躍する。
4ではブラジルに渡り、サンパウロFCで翼と共に戦う。

新田
「ノートラップランニングボレー隼シュート」が長すぎるので「隼ボレーシュート」に呼び変え、やたらとゴールポストに当ててくれる、いまいち頼りないFW。
翼を超えようとする向上心は他の日本選手には見られないものがあり、4では自費留学でブラジルのサンパウロに入団、5では最強軍団カンピオーネの一員となって全日本を相手に戦う事になる。
ストーリー上では見違えるような強さになっているはずなのだが、データ上はあくまで新田は新田である。
せっかく修得した新必殺技「ファルコンダイブ」「芸術的ドリブル」も、ガッツ消費が大きすぎて簡単に力尽きるというオチが待っている。

森崎
「森崎君 吹っ飛ばされた!」で有名なザルキーパー。序盤は嫌でもこいつで戦わねばならない試合が多数用意され、原作以上のザルっぷりをプレイヤーに見せつけてくれる。
しかし彼もただやられるばかりではなく、3では性能が向上し、4では翼と対戦する試合があり翼の必殺シュートを止めるという名場面がある。

若島津
原作では若林のかませだったが、ゲームでは優秀。十分に正GKとして活躍できる実力を持ち、時には若林よりも強い事もある。
「三角飛び」「浴びせ蹴り」「牙龍三角飛び」といった必殺技を駆使して戦うが、ガッツの消耗に気をつける必要がある。
主に近距離・短期戦の若島津と、遠距離・長期戦の若林とで特徴分けが為された。
日向と一緒に海外移籍しており、敵として現れることも。

若林
日本最高のGK……のはずだがゲームでは若島津に脅かされる事も多い。
2や3では敵のシュートがあまりにも強すぎて若林ですら止められず、森崎同様「若林君 吹っ飛ばされた!」と無惨な姿を晒す。
特に3で「ネオファイヤーショットは俺が必ず止める!」と宣言しておいてボコボコにされる姿は涙無くしては語れない。
4からPA外のシュートに対して強烈な補正がかかる特殊能力を得て、ようやく本来の実力を得た。

シュナイダー
若林のPA外補正を貫通する特殊能力を持つドイツの若き皇帝。
3ではラスボスを務め、長い前口上の後に放つ必殺ネオファイヤーショットは若林を軽々と粉砕する。
5ではヘルナンデスを軽く撃破して体育座りの屈辱を味わわせている。その後フランツ監督*7の指導を受けて、さらに強力な必殺技「フレイムフラッシュ」を修得。

ハンス
ドイツのクラブチーム、ハンブルガーSVのGK。と言っても「誰だそいつ」と思った方が大半であろう。
若林が少年時代にドイツに渡った時、日本人だからと若林を集団でいじめて、後に一人ずつ殴り返されたいじめグループの一人である。
原作ではその後二度と登場する事は無く、すでに消えていった人物かと思われたが、なんとプロ入り後を描いた5のハンブルガーで若林の控えGKをやっていた。
彼は若林にやられた後、心を入れ替えてプロ入りするまで成長していたのだ。
当然能力は若林に及ぶべくも無いが、森崎・アモロ・レナートらザルキーパー共よりは確実に強く、他のチームに行けば正GKの座を掴める実力を持っている。
もし彼がフランス人だったらアモロを押しのけて代表GKになっていたところだ。
彼がここまで成長していた事も、その実力がありながら若林の控えに甘んじている事も、全ては実力で若林を超えるためという大望あっての事なのだろう。
表に出てこない、語られる事のないドラマがここにある。まさか同名の別人とか言わないよね?

ピエール
フランスのキャプテン。原作ではスライダーシュートを二度目で防がれてしまったが、それを克服するためナポレオンとのツインシュート「スライダーキャノン」を開発。
エッフェル攻撃から繰り出されるスライダーキャノンは若林を軽々と粉砕する。
初代のアドベンチャーパートでは「翼、金持ちはいいぞ」と謎の迷言を残す。あんたそんなキャラじゃ無かっただろ……。

ナポレオン
フランスのストライカー。エッフェル攻撃から繰り出されるスライダーキャノンは若林を軽々と粉砕する。
原作で初登場時に見せた岬とのコンビプレイの縁があるからか、フランスで岬と同じチームでプレーする場面もある。
後に日本のプロチームでプレーするという意外な展開も。
翼と同じく、行く先々のチーム全てでザルキーパーが待っているという悲運の持ち主。
そのキーパー運の悪さは翼を上回り、フランス代表アモロ、ゲーム最弱GKジュスト、本家本元森崎と泣きたくなるような顔ぶれ。

ボッシ
フランスのFW。原作ではよくゴールを外すザコ同然のキャラだったが、なんと必殺シュート「サーブルノワール」を修得し、なかなかの強敵となっている。

アモロ
フランスのGK。原作では一度もボールに触れなかったという酷いザルキーパー。
ゲームでは、3まではそこまで酷い性能ではなく「弱小キーパー」ではなく「平凡なキーパー」という感じの強さ。なのでアモロに必殺シュートを防がれてしまう事も……。
4からは本来の弱さとなり、センターサークルからドライブシュートを撃っても入ってしまうほど弱い。
フランス代表はプロになってもこいつよりマシなのはいないのか……。*8

ディアス
アルゼンチンのキャプテン。自他共に認める天才選手。「よし、行くぞ!」の台詞と共にドリブル性能が向上する特殊能力を持つ。
翼の必殺シュート「サイクロン」を身につけ、さらに強力になって挑戦してくる。
4では展開次第で翼に勝って喜ぶ場面も。

ヘルナンデス
イタリアのGK。異名の「黄金の右腕」は必殺セービングとして活躍する。
原作では攻撃力の無さに苦しんだイタリア代表だが、ゲームではランピオン、ストラットと攻撃担当キャラが追加されていき、
さらにゾフ、ロッシなど守備陣も尋常でない能力のプロ選手が現れて豪華なチームになって行く。4のルートのひとつではラスボスを務める。
5ではシュナイダーにやられて体育座りで苦悩するが、次の対戦では心機一転シュナイダーを封じて驚かせている。

ビクトリーノ
ウルグアイのキャプテン。原作無印では翼と戦う機会が無かったが、ゲームでは対戦できる。
ゲームオリジナルキャラのダ・シルバと繰り出す連携シュート「パンサーストリーム」は非常にかっこいい。

ロブソン
イングランドのキャプテン。原作無印では翼と戦う機会が無かったが、ゲームでは対戦できる。
原作でピエールのシュートを防いだ場面から強力なDFとして全日本に立ちはだかり、
さらに攻撃はゲームオリジナルの選手が務めて、なかなか手強いチームになっている。

ロベルト本郷
元ブラジルの選手。引退後は日本に渡り、翼の師匠となる。
原作終了後、翼を伴ってブラジルに帰国。自身が監督を務めるサンパウロFCに入団させる。
ワールドユースではブラジル代表の監督として翼と対決。「スーパーストライカーを目指せ」という手紙から、翼は必殺シュート「サイクロン」を編み出していく。
4から全日本の代表監督に招かれ、5では自身の師であるジョアン監督と対決する。

・IIから登場

ジウ
サンパウロFCのFWで翼のチームメイト。
ボレーシュートやヘディングが多少得意だが得点力はあまり高くなく、翼にほぼ全ての負担がかかってくる事を知らしめてくれる。
そんな彼だが4ではプロ昇格を果たし、多数のキャラがリストラに遭った5でも続投。
5ではジョアン監督の指導のもと、かなりのパワーアップを遂げているが残念ながら使用機会は最初の1試合だけ。

バビントン
テクモ版最大の人気キャラ(味方側)。サンパウロFCのチームメイトの中で唯一頼りになる相棒で、多量のガッツを消費してしまう必殺技を持たないため、かえって試合中長持ちする。
翼がドライブオーバーヘッドをゴールポストに当ててガッツを使い果たした時、最後の頼みの綱はバビントンのボレーシュートである。
ブラジル人では無くアルゼンチン人で、世界大会ではアルゼンチン代表として対戦する。
ディアスを裏から支える地味だがやっかいな難敵となり、やけにいいところでこぼれ球を拾ったりサトルステギに高いパスを送り込んだりして能力値以前に戦術で全日本を詰ませてくる。
なんと能力値では大幅に負けているはずのディアスと互角に戦った事があるそうで、ディアスが天才ならバビントンは秀才。
そんなバビントンですらプロの壁は高かったようで、4のアルゼンチン代表の中では一番能力が低く*9、5では代表入りできなかった。
隠れた「シリーズの顔」であっただけに、彼の不在を悲しむファンは多い。

レナート
サンパウロFCのゴールキーパー。プレイヤーからは「ブラジルの森崎」と呼ばれるザルキーパーで、プロ入り後はあまりの下手さに「ポストの方がまだマシだぜ!」とチームメイトから罵声を浴びる。
それでも名物キャラとして5まで続投……だが控えGKなので出場機会は無い。
実は3では結構守ってくれるが、使用機会はわずか3試合。前作でその守備力を見せてよ……。

ドトール
サンパウロFCのDF。通称「地を這うドトール」。スライディングタックルと、低い浮き球への対処が得意。実はボレーシュートをやらせてもなかなかの得点力で、FWにコンバートしても結構活躍してくれる。
後にブラジル代表選手に選ばれ、翼たち全日本の前に立ちはだかる。
なお「ドトール」とは現地の言葉で「医者」の意味で、英語で言えば「ドクター」のこと。ドトールコーヒーも語源は同じである。

アマラウ
サンパウロFCのDF。通称「宙を舞うアマラウ」。高い浮き球への対処が得意。実はヘディングをやらせてもなかなかの得点力で、FWにコンバートしても結構活躍してくれる。
後にブラジル代表選手に選ばれ、翼たち全日本の前に立ちはだかる。

カルロス
フルネームはカルロス・サンターナ。同名の人物が漫画版にもいるが「同名の別人」くらいに設定が違う。
ブラジルに渡ってからの翼のライバルで、漫画版と違って良識ある好人物。分身ドリブル、ミラージュシュートといった超人的な技を繰り出してくる。
5では原作者のいらん介入により名前をサンターナに変えられ、チームメイトに反乱を起こされ二軍を率いて孤軍奮闘という酷い扱いを受ける。

ザガロ
ブラジルの選手。日向小次郎の色違いという見るからに恐ろしい男で、当然のごとく強引なドリブルで敵を蹴散らし、キーパー殺しの必殺シュート「ダブルイール」で敵GKを天高く吹き飛ばす。
ところでイールとはうなぎのことだ。かばやきにすると美味いぞ。(ロベルト本郷:談)

ネイ
ブラジルの選手。カルロスの分身ドリブルを上回る「消えるフェイント」でプレイヤーの度肝を抜く。
彼が放ったシュートを、トニーニョがさらにボレーシュートで加速を付けるブースターシュートを繰り出してくる。
最後に蹴ったのはトニーニョなのだが、実況は「ネイ君のブースターシュートが日本ゴールに突き刺さったァ~~!」とネイの得点扱い。

トニーニョ
ブラジルの選手。ネイの相棒。上記の通り、ブースターシュートでは酷い扱いを受ける。
単独ではとにかくドライブシュートが大好きな奴で、ボールを持ったら即発射。遠くからでも撃ち込んでくるので結構あっさりと取れてしまうボーナスステージみたいな扱いになってしまっている。

リベリオ
ブラジルの選手。バナナシュートを操るMF。
2の試合後半ではコインブラが彼に代わって出場し、3以降ではスタメン落ちしてしまうため一人だけ影が薄い。
ところで翼は試合前に「まずは中盤の司令塔サンタマリアをマークして、カルロス、ザガロ、ネイ、トニーニョへのパスを封じるんだ」と言うが、一人だけ忘れてないか。
まるでリベリオがいなくなることをあらかじめ知っているかのような……。

サンタマリア
ブラジルの選手。バナナシュートを操るMF。
コーナーキックでは彼がバナナシュートを撃ってくることが多い。
上述のようにチームの司令塔としての役割を担っているが、能力的にはエースストライカーで、必殺パスや必殺ドリブルは持っていない。

ジェトーリオ
ブラジルの選手。DFだが能力的にはエースストライカーで、ドライブシュートを使う。守備用の技は全く持っていない。
ブラジルは確かにオールスターチームではあるのだが、攻撃陣ばかりかき集めたようなチームで、全体の構成が偏っているのが欠点。
トニーニョとジェトーリオがドライブパスを使って来たらもっと強かったのだが。

ディウセウ
ブラジルの選手。エースストライカーだらけのブラジル選手の中で、たった一人しかいない守備用必殺技を持つ選手。
しかし能力的には彼も攻撃向きで、必殺のキャノンヘッドは若林を軽く吹き飛ばす。

メオン
ブラジルの選手。ドライブシュートの対処に定評があるGKで、ブラジルでの翼の最初の強敵だった。
2ではドライブオーバーヘッド、3ではサイクロン、4ではメガロゾーンシュートと毎回イベントで必殺シュートに撃破される名かませ役。

ゲルティス
ブラジルの選手。翼たちと同年齢ながら、早くからプロ(イタリアのセリエA、インターミラン)でプレーしていたGK。
暗黒空間をワープする秘技ダークイリュージョンを操り、尋常では無い防御力を見せる。
会話シーンは少ないが義に厚い人物で、4ではストラット、5ではカルロス(サンターナ)がゲルティスに救われている。
5まで続投した数少ない選手の一人。

コインブラ
フルネームはアルツール・アンチネス・コインブラ*10。2の真ラスボス。完成されたスーパーストライカー。テクモ版最大の人気キャラ(敵側)。
常時ドリブル倍速でボールを持ったら誰も追いつけない、運良く接触できても最強の基本ドリブル値で必殺タックルすら余裕で回避、
マッハシュートは相手GKの眼前で見えなくなり「なにィ!ボールが消えた!?」と絶望の声を上げさせる。
あまりの実力の高さのため高圧的な性格だったが、全日本戦の敗北と、カルロスの労りを受けてチームに溶け込んでいく。
3ではカルロスとのツインシュート「リーサルツイン」で殺人的破壊力を発揮、若島津だろうが若林だろうが吹き飛ばして日本ゴールをぶち抜いてくる。
4では弱体化しつつも、南米選手権で翼と一緒にブラジル代表に選出され、プレイヤーに歓喜をもたらした。
あのリーサルツインを自軍で撃てる!あのドリブル倍速でボール持ってひたすら逃げ回れる!もはやインチキくさい無茶苦茶な強さ。
……それが祟ったか、5では大怪我をして入院。復活を誓うものの、残念ながら続編が出ることは無かった。

カペロマン
ドイツの選手。ライン際にいると能力が上がるという特殊技能持ちで、必殺サイドワインダーは非常に強力。
ほとんどの場合ライン際にいるので、むしろ「うっかり中央に来てしまってGKの目の前でサイドワインダーを撃つと、普段より弱体化している」といった印象。
ドイツがラスボスとなる3では大きな出番をもらい、全く目立てなかったマーガスを追いやってしまった。

メッツァ
ドイツの選手。珍しい必殺パス「トップスピンパス」を操る。
彼がボールを持ったらパスを阻止することは不可能に近いため、ほぼ確実にシュナイダー、マーガス、カペロマンのいずれかにボールが渡ってしまうという難敵。

サトルステギ
アルゼンチンの選手。ブラジルにも来ており、序盤でも戦う事になる。
必殺ヘディング「ダイナマイトヘッド」はとてつもない破壊力を持ち、DFを4人吹き飛ばす→GKを吹き飛ばす→カットに来た選手を吹き飛ばす→ゴールネットを突き破るという光景を当たり前のように見せてくれる。
ディアスのドライブシュートをやっとのことで防いだと思ったら、「サトルステギ君、高いボールに動きを合わせる!」との実況で絶望に叩き込まれるのはアルゼンチン戦の定番。
後方にいたバビントンがこぼれ球を拾ってこいつに高いパスを送り込んだ時はリアルで「バビントンーーーーー!!!」と叫びたくなること請け合い。そして吹き飛ぶ若林、貫通されるゴールネット……。

ランピオン
イタリアの選手。「ローマの鷹」の異名を持つFW。攻撃力の無さに悩んでいたイタリア待望の必殺シュート持ち。
必殺ヘディング「ロケットヘッド」はとてつもない破壊力を持ち……以下サトルステギと同様。
それでもイタリアは地上用の必殺技が無いのでまだマシである。

ダ・シルバ
ウルグアイの選手。ブラジルにも来ており、序盤でも戦う事になる。
3でドリブル技「パッションスタンピード」、ビクトリーノとのコンビネーション技「パンサーストリーム」を使うようになり、どちらも非常にかっこいい。
原作キャラとテクモ版キャラのコンビという珍しいキャラクター。

ロリマー
イングランドの選手。変な軌道で地面を跳ねるバウンドショットという必殺シュートを使う。簡単に取れそうなのだが、なぜかボールに触れたGKは吹き飛ばされてしまう。
地面を跳ねているボールに向かって、豪快に叫びつつゴールポストから三角飛びで襲い掛かり、逆に吹き飛ばされる若島津の姿は必見。いったい何が起きてるんだ……。

イスラス
オランダの選手。ドリブル1.5倍の特殊能力と、必殺ドリブルとして名前そのまま「高速ドリブル」を持つFW。必殺シュートはオーバーヘッドキックだけだが、高い実力を持つため得点力もなかなか高い。
高水準でまとまった能力を持つ強敵で、ユース時代は「シュナイダーに匹敵する天才」とまで評価されていた。
だがプロ入り後はぱっとせず、オランダ代表の選手たちがあまりに強すぎる事もあって代表入りはかなわず。

ラシン
ソ連の選手。分身セービングという超常現象を見せるGK。

ジャイッチ
ポーランドの選手。ローリングセーブという絶技を繰り出すGK。それに何の意味があるんだとか言ってはいけない、たぶん。

マッハー
ポーランドの選手。実は1から登場している。
ドリブルが通常選手の2倍の速さというとんでもない能力があり、必殺シュートは無いものの、その攻撃力は脅威の一言。
後に「よし、行くぞ!」と本気を出したディアスや、コインブラもこの倍速ドリブルを使ってくる。

リ・バンクン、リ・ハンネ
中国の選手。立花兄弟のごとく空中サッカー「昇龍脚」を繰り出す中国雑伎団。
父親が横浜で料理店を営んでいるそうで、日本語も堪能。

キム
韓国の選手。漢字で書くと金。
個人では必殺技を持たないが、シャとツインシュートを放ってくる。

シャ
韓国の選手。漢字で書くと車。
日向の色違いで、やっぱり強引なドリブルを使う。キムとツインシュートを放ってくる。

・IIIから登場

ミハエル
アメリカの選手。石崎を「サルザキ」と呼びライバル視する稀代の変人。
わけがわからん実力を持ち、必殺ドリブル「ローズダンサー」、必殺シュート「ローズバスター」で日本を混乱の渦に陥れる。
このローズバスターを石崎が真似して「ヤマザルバスター」を開発、石崎の主力技として活躍し続ける。
3:相手との接触でお気に入りのソックスが破れてしまい、怒りでシュナイダー並にパワーアップする
4:投げキッスしたりウインクしたりとオカマ度が上がり、さらに変態度アップ
5:突如神の愛に目覚め神父の服装で登場、神の力で新必殺技「ホーリークロス」を繰り出してくる
と毎回強烈な新ネタを引っさげてくる。

ラムカーネ
ベルギーの選手。試合の前半はほとんど無敵状態だが、後半から能力がガタ落ちするという三杉君のようなGK。
後半残り15分はもう立っているのがやっとの状態まで能力が落ち込むのだが、控え選手はいないんだろうか……。

・IVから登場

ストラット
イタリアの選手。プロに入った翼が出会う最初のライバル。
サンパウロのチームメイトとして出会うが、実は故国イタリアで練習中に親友バンビーノに大怪我を負わせてしまい、罪の意識からチームを逃げ出してブラジルにやってきた過去を持つ。
翼との出会いで過去を振り切ることができ、新必殺技メガロゾーンシュートに開眼。
後に元のチームに復帰し、ルートによってはラスボスとして翼の前に立ちはだかる。

バンビーノ
イタリアの選手。ストラットの親友で、練習中に重傷を負ってしまう。後にリハビリを経て復帰、ストラットとの友情を取り戻す。
ショットガンドリブルという凶悪な必殺ドリブルを持っており、プレイヤーからは「怪我したのは本人が悪いのでは……」と推測されることも。

ファンベルグ
オランダの選手。当時の世界最高のストライカーで、翼にプロとしての実力や心構えを叩き込む、「乗り越えるべき先輩」として登場するラスボス。
特筆すべき必殺技を全く持たず、絶対的な能力値の高さだけで翼たちの必殺技を上回る性能を見せるという大人の戦いぶり。
それでありながら彼の通常シュートは七色に光り輝き、若林からPAの外から5点奪ったという恐ろしい強さを持っている。
またオーバーヘッドキックは「オーバーヘッド」で名前が区切られ、別格の位置づけ。

ピピン
フランスの選手。クラブチームではファンベルグと同じACミランに在籍。
若林からPA外から3点を奪った恐るべき選手で、彼の存在が大きすぎてピエールもナポレオンも霞んでしまうほど。
だがそんな彼ですらアモロのザルっぷりだけはどうしようもない。
ガッツ消費500という膨大なスタミナを消耗するネオサイクロンを使う翼に、その技はプロとして感心できないと苦言を呈する。
しかしピピンのホーミングショットもガッツ消費500なんだが……。

ポブルセン
ドイツの選手。サッカーを楽しむ心を全く持っておらず、「サッカーなんて所詮勝てばいいんだよ、勝てば!」と言い放つ。
ブラジルでプレーする希望があったが、こんな性格のためロベルトに断られており、それを逆恨みして翼に「死ね」「くたばれ」と襲い掛かってくる危険な男。
それでも若林によれば「根はいい奴」らしいのだが、そうした場面が描かれる事は無かった。

フライハイト
ドイツの選手。旧東ドイツの天才で、雨の中で最高の能力を発揮するという珍しい選手。
4つあるルートの1つでラスボスとして登場するが、他のルートでは出てこない。雨が降らないのでベンチにいるのだろうか……。

マッツォ
イタリアの選手。35億円という高額の移籍金でユベントスに入団した選手で、その事ばかり自慢してくるが、実力は全くたいしたことが無い。
こいつに大枚はたいてしまった経営陣は後で糾弾された事だろう。

ディーノ
イタリアの選手。マッツォと同じくユベントスに在籍するが、金にはこだわらずチームを愛する人格者のGK。
好対照の二人と同時に出会った翼は、プロのサッカー選手として生きるうえで大切な事とは何かを学んで行く。

シューマッハ
デンマークの選手。あのブラジルを6-0で破り、「カルロスもコインブラもたいしたことは無かったな」と豪語するGK。奇跡を起こす必殺セービング「ミラクルウォール」を使う。
旧ラスボスをかませにする恐るべき強敵が現れた……かと思いきや、実際戦ってみるとそんなに強くない。大言壮語が過ぎたため日向の新必殺技ドラゴンタイガーの餌食となる。
いったいどうやってこいつがブラジルに勝ったのだろうか?テクモ版のストーリー中で最大の番狂わせである。

ネルソン
サンパウロFCにやってきたベテラン選手。
41歳という高齢で全盛期は過ぎているが、技の能力値は全選手中最高で「頭脳的なドリブル」を駆使する熟練の選手。
翼にもプロの心構えを教え諭して成長を促してくれた頼れるベテラン。
だが実況は「ネルソンくん」扱いである。

マウリシオ
サンパウロFCにユースチームから昇格してきた、翼の後輩にあたる選手。
最初の頃は生意気な性格だったが、チーム内で孤立したところを翼に救われ、以後は素行も改まり良き後輩として成長して行く。
何度もイベントを起こして必殺シュートを修得させていく必要があり、手間がかかるが成長に期待できる。
5ではイタリアのサンプドリアに同名の選手がいるのだが、必殺技を全て失っており、顔を見ても4のマウリシオと同一人物なのかどうか良く分からない。

タファエル、ランペドーサ
ブラジルのクラブチームに所属するGK。必殺技は無いが非常に能力が高く、あのゲルティスにも匹敵する。(必殺技の補正まで考慮すればゲルティスが大きく上回るが)
南米選手権では当然彼らが起用されるべきなのだが、なぜか実力が劣るメオン、レナートが選抜される。彼らがいてくれればもっと楽に戦えたのに……。

バティン
アルゼンチンの選手。カージャレとツートップを組み、ディアスを中心にさらにアルゼンチンが強化された。*11
もういい歳した大人なのに「カージャレくん!」「バティンくん!」と呼び合い、ハイパーツインショットを繰り出す。
翼と岬が30歳、40歳になってもきっとこんな感じなんだろうな……。
5では相棒のカージャレが不在だが、単独で撃てるシュート「パティゴール」を編み出してくる。

オルミーガ
ペルーの選手。会話も無く、顔グラフィックも無く、必殺技も無く、事前情報すら無い完全なモブキャラなのだが、
全ての行動に吹き飛ばし能力が備わっているため翼たちがあっけなく吹き飛ばされるという謎の強豪。
オールスター戦で使う時はこの特殊能力が消えており、本当にただのザコになってしまっている。使わせてくれよ。

あずきざわ、こばやし
日本の大学チーム、南武大フースバルのMF。必殺技は持たないモブ選手だが能力がなかなか高く、明らかに来生や滝より優秀な選手。
毎回「なんで代表入りしてるのか分からない」と言われる来生たちを外してこいつらを入れろという声もプレイヤーの一部にある有望株。
(実際に出たとしても翼や日向や松山ほど強くは無いので、スタメン起用される事は有り得ず、それなら来生たちでいいという事にもなってしまうが)

くわた
日本の大学チーム、南葛ウイングスのGK。必殺技は持たないモブ選手だが能力は恐ろしく高く、なんと若島津を上回っている。(基本能力値だけでなく必殺技まで考慮すれば若島津の方が強い)
なぜ代表入りしていないのか全く理由が分からない謎の強豪で、「森崎を外してこいつを起用しろ」というツッコミは絶えない。
なお、日本の大学のモブGKたちは全員森崎や中西よりも高性能である。それでいいのか。特に中西よ。

・Vから登場

カルネバーレ
イタリアの選手。翼が入団したUSレッチェの中心選手で、「強引なドリブル」を使うが足が遅く、ヘディングを得意とするが必殺ヘディングは無く、あんまり強くない。
弱小チームで頑張ってセリエA昇格を果たした事を誇りにしており、このチームの中では「助っ人外人」となる翼に頼って戦う事を嫌がっていたが、
翼がチームに溶け込んでくるに連れて心を開いてくれる。

ブルノ
イタリアの選手。レッチェのGK。プレイヤーからは「イタリアの森崎」と呼ばれ、その実力は森崎・レナートをも下回る悪夢のザルキーパー。
翼は入団するチームを間違えたとしか思えん。4のエンディングではローマに入団する事になっていたはずなのだが……。

ジョアン
原作では名前だけ出てきたロベルト本郷の師匠であり監督*12
貧しい家庭に育ったロベルトを見出しサッカー選手として大成させるが、ロベルトはその恩に応えるため無理なプレーを行い、試合中の事故で網膜剥離を患い引退を余儀なくされる。
それにショックを受けたジョアンは「もっといいコーチングができていれば」と責任を感じ、その重圧に耐えかねて一時サッカー界を去る。
日本に渡ったロベルトが大空翼と出会い、後にブラジルに帰国し監督としてサッカー界に戻った事でジョアンも活動を再開。
だが、「世界最高の選手たちを育てあげる」との一念に駆られたジョアンは、ある種狂気じみた言動を取るようになっていく。
日本代表として戦歴を重ねつつも才能を生かし切れていなかった新田瞬を鍛え上げ、以前とは別人のような動きをさせるまでに至り、
同様に世界中で育てた弟子達を集めて史上最強軍団「カンピオーネ」を結成。ロベルトが率いる全日本最後の敵として姿を現す。

シニョーリ
ブラジルの選手。ジョアン監督の弟子の一人で、前作最強チームのACミランを一人で撃破する実力を持つ。
天才的な個人技を誇り、その実力を見せつけられた日向が一時スランプ状態に陥るほどであったが、チームプレーは全く身についていなかった。
その事をカルロス(サンターナ)のプレーを見せられることで反省し、「サッカーはみんなでやるものなんだ」と考えを改める。
凄まじい実力を持つ選手だったがカンピオーネには入団できず。入団できていれば、実力的にカンピオーネ攻撃陣で二番目の強さになるはずだった。

アルシオン
国籍不明。カンピオーネの選手。ワールドトーナメント決勝がデビュー戦となる新人選手だが、その実力は世界のいかなる選手をも超越しており、
地上最強の必殺シュート「スターバースト」、フィールド全体を見下ろせるほどの超高高度から蹴り降ろすオーバーヘッドキック「シューティングスター」を繰り出す。
これほどまでの力を持ちながら、最高の個人技を持った選手を11人集めただけのカンピオーネは全日本のチームワークの前に苦戦を強いられ、
チームプレーの大切さを悟ったアルシオンはハーフタイム中にジョアンの指示に反乱を起こす。
そして後半戦では最高の個人技による超高速芸術的パスワーク「ラ・オルケスタ」を編み出し、新田との連携シュート「シャドウストライク」で日本に立ち向かう。

サビチェビッチ
国籍不明。カンピオーネの選手。若林やミューラーを越える基本能力のうえに、必殺セービング「ダブルアームスマッシュ」で必殺シュートを弾き返す世界最強のGK。
これまで必殺シュートによって吹き飛ばされてきた歴代GKたちの逆襲とばかりに、必殺シュートをさらに上回るパワーで殴り返す姿はもはや格闘技である。
若林が「サッカーは格闘技だ」と語ったことがあったが、そういう意味じゃ無いだろう……。

ジウマール
元ブラジルの選手。クリア後に挑戦できる特別試合、引退したブラジルの名選手たちを集めたスペシャルチーム「カナリアスターズ」のGK。つまり実在人物である。
カナリアスターズにはペレ*13やジーコ*14らが揃っており、カンピオーネよりも強いというまさに伝説の存在。
オールスターモードで、カナリアスターズの選手の中で唯一選択できてしまえるので、誰もゴールを奪えないクソゲーと化す。そして2P側はサビチェビッチを取るのでやっぱりほとんど誰もゴールできない……。



【各シリーズでよくあること】

  • 味方GKのセーブ数<ポスト(主に森崎、レナート)
  • 井沢、バビントンあたりにお世話になる
  • 敵のシュートが強すぎて若林ですら防ぎきれない。通称ザル林。後期になってようやく落ち着いた…
  • ザガロというロベルトのヒントの迷言のせいでネタキャラなオリジナル選手。ただし強い
  • 経験値によるレベルアップの関係上、立花兄弟に格差が生まれる
  • 試合中の様々なイベントを逃す
  • スカイラブストームがスカイラブじゃない
  • 実況「じとうくんの さのとのコンビプレイ!」
  • 浦辺ヘアーキャラの大量発生
  • 何かと早田が便利
  • ビクトリーノよりダ・シルバの方が手強い
  • ヤン兄弟って誰?
  • 回を増すごとにネタ度が強化されるミハエル
  • 高い球をカットに行く場合、5mは飛ぶ。
  • 必殺シュートより必殺ドリブルの方が点が決まる。
  • トーナメントの組み合わせがあり得ない(ブラジルフランスイタリアドイツオランダ【更に予選ではアルゼンチン・イングランドetc.】)
  • 残り時間わずか!→必殺シュート!→〇〇くん、カットにいく!→だが、とどかない!→ピィィィ!(試合終了)

……こんな要素がありつつも愛されているのは確かな模様。

チャーリー高橋「うぃきごもりくんのついき・しゅうせいだぁ!」


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*1 Vでは負けている時に一度だけガッツ回復できる救済措置ができた。

*2 Vでは敵のガッツは2500くらいあるらしい。それでもなんとか敵をガッツ切れに追い込む事は可能。

*3 実はフライハイトは、実在の選手フリッツ・ヴァルターが元ネタである。「雨の日になると本気出す」というサッカー選手が本当にいたのだ。他にもラスボスのファンベルグ(ファン・バステン)や強敵でありプロの先人ピピン(パパン)など、多数の選手が当時の実在選手が元ネタになっている。

*4 アクションゲーム寄りになった今作であのドリブル倍速能力がそのまま搭載されたら、本当に誰も阻止できなくなる。ゲームにならない。

*5 ジャイロが使用したサイクロンがどのようなシュートだったかは誰にも分からなくなっており、翼のサイクロンはあくまでも翼のアイデアで考え、翼の努力で造り出した翼のオリジナルシュートである。

*6 後に日向がタイガーパスを覚えて二人目になる。

*7 実在の「皇帝」フランツ・ベッケンバウアーと思われる。

*8 フランスのクラブチームのGKジュストはアモロや森崎より弱い。

*9 プロ入り一年目の新人がアルゼンチン代表のスタメンというだけでも驚異的な抜擢であり、周りは全員プロの先輩たちなので、本来これは仕方が無い事なのだ。

*10 実在する名選手ジーコの本名と同名だが、彼は「キャプテン翼世界におけるジーコ」ではなく、ジーコとは別人。コインブラの他にも、キャプテン翼には漫画・ゲームどちらも実在選手から引用された名前のキャラクターが数多く登場する。

*11 そのためFWのポジションに入れなかったサトルステギが代表から落ちてしまったのは少し残念である。

*12 ゲームから約20年後になってようやく原作(の続編)に登場したが、容姿性格共にゲーム版とは別人である。

*13 本名はエジソン・アランテス・ド・ナシメント。アランテスの登録名で登場する。

*14 本名はアルトゥール・アンツネス・コインブラ。アンツネスの登録名で登場。ここで本物のジーコが出てくるので、コインブラはジーコとは別人だと確定した。