コイン(マリオシリーズ)

登録日:2022/12/21 Wed 02:33:11
更新日:2024/09/04 Wed 22:43:12
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\チャリーン/
( ( I ) )



この項目では、任天堂ゲーム作品『スーパーマリオシリーズ』に登場するコインについて紹介する。

▽目次


概要



キノコやフラワー、スターと並んでマリオの象徴ともいえるアイテム群のひとつ。
マリオブラザーズ』の時点からスコアアイテムとして既に登場しており、歴史は他のアイテムよりも少し長い。

基本的に空中に浮いているかブロックの中に入っており、触れるか入っているor乗っているブロックを叩くことで獲得することができる。
キノコやフラワーと違って変身用アイテムとして使われることはまず無く、ほとんどのシリーズで初出時のようにスコアを稼ぐためのアイテムである。
マリオに関係する他の任天堂作品で登場した場合もスコア関連の仕様に関わることが多い。
そのため、スコアに興味のないプレイヤーにはスルーされることもある。
プレイヤーによっては「コインを (一枚も) 取らないようにする」という縛りプレイに挑む変態もいたりする。

基本的な形状としては両面とも中央が「1」の形に彫られた厚みのある円盤型。
だが『スーパーマリオ64』など一部の作品では☆マークのレリーフになっていることもある。

取った時のチャリーン!という軽快な効果音でも有名。
スーパーマリオPPGでは「とったらコイ~ンと音がします」という説明がされている。
他の任天堂作品における似た立ち位置のアイテムを獲得した時や、VCなどによるリメイクされたファミコン作品の起動音などに使われることもある。
スーパーマリオサンシャイン』や『Newスーパーマリオブラザーズ』などでは起動時のNintendoが表示される際にも流れる。
スーパーファミコンくらいの時期には任天堂のCMでも使われていた。
過去作プレイヤーにとっても馴染み深いのではなかろうか。

なお、キノコ王国のコインは世界的に見てかなり価値が低いらしい。
初代『マリオ&ルイージRPG』ではキノココイン⇔マメーリアコインの価値の違いによりクッパの身代金を支払えないという一幕も。*1
物語後半になると99999999999999(99兆)キノココインが99マメーリアコインとかいうふざけたキノコ安が起こっている。
ルイージマンション』ではキングテレサの頭の王冠がコイン1枚分の価値しかないことも考えると、キノコ王国の物価はかなり安いのかもしれない。*2
ピーチ姫がしょっちゅう誘拐されるから情勢不安扱いで価値も低いのだろうか。



主な用途



  • 1UP
残機の存在するマリオ作品では必ずと言っていいほど存在する用途。
基本的には集めたコインの枚数が100枚になる度に、集めた数がリセットされてマリオの残機が1つ増える。
残機が少ない状態かつキノピオの家などが周りにない状況であれば、この手段がゲームオーバーから逃れる地道かつ一番楽な手かもしれない。
ぶっちゃけそれでも無限1UPする方が手っ取り早いかもしれないが

1UPの変換レートが100枚以外の枚数のタイトルも存在する。
ヨッシーのロードハンティング』では60枚毎に1UP。
アーケード版『VSスーパーマリオ』では手軽に1UPさせないためか、筐体設定で100/150/200/250枚から変更可能になっている。
その仕様に合わせてか、所持コインの桁は3桁まで表示される。
『64』や『サンシャイン』など「コイン100枚で隠しアイテムが現れる」作品の場合、50枚集めるとステージクリア時に1UPとなる。

スーパーマリオ オデッセイ』や『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』といった残機の概念が無い作品でも普通に登場する。
両作品共にミス時のペナルティとして残機の代わりにコインをいくらか落とすようになっている。金は命よりも重い
ショップでの買い物に使ったりアイテムが貰えたりとこれらの作品でもコインは別用途で使うことも多いため、ミスは極力避けたくなる。

後述する『Newスーパーマリオブラザーズ2』では大量にコインが獲得できる環境が整っていながら、100枚1UPの仕様はそのまま。
なので、恐ろしい勢いでコインと共に残機が増えていく。ゲームオーバーになることはまずないだろう。
ただしそんなことは織り込み済みと言わんばかりに残り人数は3桁……どころか999で止まらず百の位から順番に王冠に変化する*3

  • スコア
スーパーマリオブラザーズ』においては、1枚獲得する毎にスコアが200加算される。
ただし、マリオのゲーム作品においてスコアがゲームに影響することはほとんどと言っていいほど無い。
スーパーマリオブラザーズ3』ではスコアが一定以上になるとアイテムが貰える神経衰弱ができ、スーパーマリオランドではスコア10万点ごとに1回コンティニューができたりするが、それを意識して集められることはまず無い。
それ以外の作品でもスコアアタックなどをしないのならば、プレイしている間に気にされることはまずないだろう。

しかし『Newマリ2』では「コイン100万枚の獲得」がゲーム中でのもう一つの目標となる。
また『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『Newスーパーマリオブラザーズ U』では「コインバトル」というモードもある。
このモードではプレイヤー同士でコイン獲得数を競うので、ゲームクリアのための要素としての側面が強い。

  • 回復
『64』『サンシャイン』『スーパーマリオギャラクシーシリーズ』といった3Dマリオで採用されていた用途。
ライフが減った状態でステージ内にあるコインを獲得すると、なぜか1枚につき1回復することができる。
そのため、ボス戦時にフィールドに置いてある分はすぐ取らずに温存しておくのも手。

ゲーム制作的な観点で考えれば、「スコア上昇」と「回復」アイテムを分けないことで簡素化。よりとっつきやすくなる配慮……なのかもしれない。
作品によっては難易度との兼ね合いかどれだけ瀕死だろうと水に潜って顔を出せば一瞬で全快する仕様なこともあるので深く考え出すとマンマミーア
なんなら水面から出さえすれば足でもいい

  • 買い物
コイン(硬貨)なので、やはり買い物にも使われる。単位は大抵「コイン」。(→架空の通貨)
RPG作品や『マリオパーティシリーズ』など、買い物の概念がある作品では必ず取引にコインが使われる。
アクション作品でも『オデッセイ』では通常のコインとその土地専用のローカルコインを用いてお土産や衣装の購入が可能。

……が、アクション作品で3桁枚しか貯められなかったことを意識しているのか、シリーズを通して価値はデフレ気味。
RPG作品では終盤の敵でも200コイン落とせば景気良く落としたと言っていいほどである*4
『マリオパーティシリーズ』では30コインあれば最上位アイテムの購入が可能というレベルまでデフレしている。
逆に『マリオ&ルイージRPG2』や『ペーパーマリオ オリガミキング』ではインフレの傾向があり*5、その価値は作品によってかなりムラがある。

スーパーマリオギャラクシー2』ではステージ内にいるハラペコチコを変身させるために食べさせることもある。
あげる前にミスしてしまうと最初から集め直しになるのでくれぐれも慎重に。

  • コースクリアアイテムの獲得
『64』や『サンシャイン』など黎明期の3D作品で採用されている用途。
1つのステージに隠されているコインを100枚集めるとパワースターやシャインといった、コースクリアになるアイテムを獲得することができた。
ただし、いずれも100枚目を獲得した場所に出現する。変な場所で100枚目を獲得してしまうと取るのに苦労することも。

オデッセイ』では少し毛色が違うが、コイン100枚でパワースターにあたる収集物であるパワームーンを上記の買い物で購入できる。
収集用というよりは、パワームーンを取れない人のための救済措置や手っ取り早く先に進みたいという人のための要素。
こちらの場合、ストーリークリア後は無限に買えるようになる。

ワンダー』でも同じように、ショップでフラワーコイン100枚と交換してもらえる。こちらは1つ限り。

  • 新コース・実績の解放
普通のコインではなく特定の種類のコインをコンプリートすることで新しいコースが解放されたり、パーフェクトクリアの実績が取得できたりする。
ほとんどの作品ではやりこみ要素であり、必須では無いことが多い。

  • ブロック化
『スーパーマリオブラザーズ3』以降登場したPスイッチ*6を踏むことで、一定時間レンガブロックやクルクルブロックに変化する。
作品内ではこれを足場に急ぐという旨のコースもしばしば。
もちろんその逆で、スイッチでブロックがコインに変わることで道が拓けるパターンもある。

  • メッセージの表示・ルート案内
コインが矢印(→)の形や扉の形になっている時、そこには隠し通路や隠し扉があるという製作者からのヒントである。
そうでなくとも、迷いやすい公式ステージではコインを追いかけていればクリアできたりすることもよくある。
作品によっては「YOU ARE SUPER PLAYER」等の直接的な文字の形に配置されていることも。

  • ヒント
一見安全地帯がなさそうな複雑な仕掛けの中にコインが置かれている場合、そのあたりが安全地帯になっていることがある。
また、マリオが行けない場所やコウラ投げなどを使っても手を出せないところにコインやハテナブロックが置かれることはまずない。
この旨のアドバイスは『マリオメーカー2』でもされていたりする。

  • 武器
スーパーマリオランド3 ワリオランド』では、10コインを消費して後述の10ゴールドコインを取り出せる。
これはセーブポイントでの中間セーブやゴールのドクロの扉を開けるのに使うのが基本だが、投げる事で投擲武器として使う事も可能である。

ちなみに、双葉文庫のファミコン冒険ゲームブック『スーパーマリオブラザーズVol3 マリオ軍団出撃』*7では、ピーチ姫がコイン投げを使って戦う。
当作品でのピーチ姫はマリオやルイージと共にクッパ軍団と戦う戦士の一人であり、回復アイテムのマジカルロッドと並ぶメインウェポンとなっている。

  • マリオカート
『マリオカートシリーズ』ではストック数に応じてマシンの最高速を上昇させたり、バトル「あつめてコイン」で収集するアイテムとして登場する。
マリオカート7』以降の作品では10枚までストックできるが、アイテムに当たるなどしてクラッシュすると手持ちのコインを3枚落としてしまう。
スーパーマリオカート』と『マリオカートアドバンス』では他のマシンとぶつかってもコインを1枚落としてしまう。
さらにコインが1枚もない状態でぶつかるとスピンしてしまうため、後発作品以上にコインの獲得が重要となる。



主な種類



  • コイン

ごく普通のコイン。

基本的な特徴は上記で述べた通りだが、『マリオブラザーズ』では連続で取るとスコアが高くなる。
シリーズによっては彫られた数字の分の価値がある大きなコインもある。

  • 赤コイン

赤い色のコイン。主にステージ内の至る所に隠されていることが多い。

登場する作品においては基本的に複数枚集めると何かが起こる。
『64』や『サンシャイン』などの3D作品では、特定シナリオで隠された8枚すべてを獲得するとパワースターやシャインが手に入る。
『Newマリ』などの2D作品では、コース中にある赤リングを通過すると出現する。8枚全て取るとパワーアップアイテムが手に入る。
アイテムが手に入ることは共通だが、重要度には割と差がある。

ヨッシーアイランドシリーズ』ではステージ内にある通常のコインの中に20枚混じっており、獲得した枚数がスコアに影響する。
巧妙に隠されているのですべて集めるのは至難の業。

  • 青コイン

青い色のコイン。作品によって用途は大きく異なる。

『64』では通常のコイン5枚分の価値がある。そのため先述のコイン100枚獲得を狙う際には最優先で取りたい。
2D作品では基本的に通常のコインと変わらず、Pスイッチ起動中に出現する単なる色違いという扱いになることが多い。
『Newマリ』では色も青というより淡い水色である

そしてこのコインを語る上で外せないのが『サンシャイン』での用途。
各ステージに30枚ずつ*8隠されており、10枚毎にシャインと交換できる。
だが完全にノーヒントかつ『64』以上に巧妙に隠されている上に、一部は特定のシナリオでしか獲得できない
マップの広さや操作性などもあって、シャイン120個達成の最大の障害となったプレイヤーも多いだろう。

  • ドラゴンコイン & ピーチコイン

スーパーマリオワールド』で登場するコイン。大きな小判型のコインにヨッシーのレリーフが施されている。

ステージ内に5枚置かれており、基本的に通常のコインと仕様は変わらないが、5枚すべて獲得するとコインのカウントにかかわらず1UPできる。
ステージによっては6枚ある所もあるが、1UPには5枚回収すればOK。なお6枚目を取ればさらに1UPできる。

SFC版では特に獲得する必要はなかったが、アドバンス版では「全ステージのドラゴンコイン回収」も完全クリアの条件になっている。
達成するとデザインがピーチになったピーチコインが代わりに配置される。


  • コントロールコイン
初出:スーパーマリオワールド

『スーパーマリオワールド』で登場するコイン。

コイン自体は普通のものだが、ブロックから出ると列をなして溢れ出し、マリオたちが進む方向についてくる。
階段状に並べてPスイッチでブロックに変えれば、通常では登れない高い場所への足場にもなる。

  • ニコニココイン
初出:スーパーマリオワールド

『スーパーマリオワールド』で登場するコイン。スマイルマークが描かれている。

ピンクの木の実を二個連続で食べたヨッシーの卵から現れるボーナス雲が落とす。
通常のコインとしてカウントされるだけでなく、10枚取ると雲は次から1UPキノコを落とすようになる。
マリオが食べれば大きな笑顔の光輝くニコニコマリオに……

  • アドバンスコイン、e+コイン
初出:スーパーマリオアドバンス4

『スーパーマリオアドバンス4』の追加コースにあるコイン。

コレクション系アイテムであり、マップの城で鑑賞できる。

  • スターコイン

Newスーパーマリオブラザーズシリーズ』に登場する、スターのレリーフが施されたコイン。

各コースに3枚ずつ隠されており、ゲーム内で総取得数が記録される。
消費することで看板で塞がれた道を開通させてキノピオの家や隠しステージ、ワープ大砲を解放することができる。
シリーズにおけるやりこみ要素の1つであり、コンプリートするのはなかなか難しい。

『Newマリ2』のクリア後ステージでは代わりにムーンコインが出現するほか、『3Dランド』ではスターメダルに変わっている。

  • ハテナコイン

スーパーマリオギャラクシーシリーズ』に登場する、ハテナマークのレリーフが施された巨大なコイン。

道中や隠し部屋に置かれており、取るとアイテムが出現したり仕掛けが起動したりする。

  • パープルコイン

スーパーマリオギャラクシーシリーズ』に登場する、紫色のコイン。

いたずらコメット/いたずら彗星のパープルコメットのステージで出現し、100枚集めるとパワースターが出現する。
クリア後や終盤に出現することが多い上に一部には制限時間も設けられるため、いずれのステージも高難易度揃い。
特に難しいとされるステージ「パープルコイン オン ルイージ」で散ったマリオとルイージはおそらく星の数ほどいるだろう。

レリーフが☆型なことと100枚集めるという点から、先述の『64』のオマージュが強いと思われる。

  • ピンクコイン
初出:スーパーマリオメーカー

『スーパーマリオメーカーシリーズ』に登場する、鍵のレリーフが施されたピンク色のコイン。

全て集めるとドアを開けるためのカギが手に入る。
1つのエリアに5枚ずつ、計10枚までコースに設置できる。

  • 緑コイン
初出:NewスーパーマリオブラザーズU

緑色のコイン。

『NewスーパーマリオブラザーズU』では赤コイン同様、リングを潜ることで出現。
3枚で1つとカウントされるコインとなっており、出現した分を全て獲得すると赤コインと同様アイテムが出現する。
スーパーマリオ3Dワールド』では8枚獲得でグリーンスターに変化する。

  • ローカルコイン

『オデッセイ』に登場する、マリオとキャッピーが訪れる先で使われている紫色のコイン。国毎に固有の形状をしている。
月の国では『ギャラクシー』のスターピースだったり、キノコ王国では『64』準拠の形状だったりと中にはファンをニヤリとさせるものも。

各地に100枚前後隠されており、いずれもクレイジーキャップでの買い物に使用される。
パワームーンの獲得にも使われるが、コンプリートのために全部集める必要はなく、クッパのamiiboがあれば隠し場所がわかる。
先述の青コインに比べると非常に良心的。

『オデッセイ』ヒット後に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではマリオの技に小ネタとして登場。
上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」を当てた際に、通常のコインに混ざって偶に都市の国のローカルコインが出てくることがある。

  • フラワーコイン

『ワンダー』に登場する、フラワー王国特有の紫色のコイン。
通常のコインと同程度のサイズの1コイン、各ステージに3枚ずつ点在する大型の10コイン、ワンダー中に出現する小さな0.1コインの3種類が存在する。

1UP用の通常コインとは別カウントで貯めることができ、ショップでの通貨として用いられる。

色合いや独自の形状、用途からローカルコインの一種と思われる。
しかし『オデッセイ』でのそれとは異なり通常のコインよりやや貴重な程度で入手量に限度はない。
フラワー王国がキノコ王国とそう遠くない位置にあるからだろうか?

なお、ワンダーでも通常コイン100枚で1UPできるのだが、一方でショップで1UPキノコが5フラワーコインで売られている。
ここから単純計算で、1フラワーコイン=20コインと推測できる。

  • カエルコイン
初出:スーパーマリオRPG

『スーパーマリオRPG』に登場する、カエルとオタマジャクシの街リップルタウンで通貨として使える緑色のコイン。

マップの隠し宝箱に入っていたり、ミニゲームの報酬等で手に入る。
安定して確実に入手できる手段が無い分、これで買えるアイテムはどれも強力かつ便利。
ただしマップに隠されている方はこれまた隠し場所が巧妙かつ一度チャンスを逃すともう取れなくなるものもある。というか最序盤に1個ある

リメイクでは雑魚敵の中にたまに出現する強化個体からも落ちる様になり、ミニゲームが苦手な人でも集めやすくなった。


兄弟シリーズとも言える『ドンキーコングシリーズ』のコイン。

各ステージに1枚ずつ隠されており、シリーズにおけるやりこみ要素のひとつとなっている。
『スーパードンキーコング2』では何故かマリオも39枚集めているらしい……
詳細は個別項目を参照。

  • 10ゴールドコイン

海賊から財宝やコインを集め、ワリオ城の建設を目指す『スーパーマリオランド3 ワリオランド』に登場するコイン。「十」と書かれて一回り大きい。

敵を攻撃したり、セーブポイントで中間セーブを行ったり、ゴールのドクロの扉を開けたりすることが可能。
本作では雑魚敵をタックルで倒すとコインが手に入り、コースクリア時に累計されて枚数に応じてエンディングが分岐する。

コインが10以上集まっていて、敵やを持っていない時に上+Bボタンで10コインを消費して取り出せる。
取り出した状態では敵と同様にBボタンで投げることができる。
敵を攻撃した場合は一定時間内なら回収も可能だが、扉やセーブポイントに使った場合は投入口に消えてしまい回収不能となる。
宝の部屋に繋がるカギ穴のあるドクロの扉に投げた場合も、開かないまま回収不能となる。
特定の場所と方法で敵を倒すことで直接入手することもできる。入手するとコインカウンターが10増える。

ワリオランド2 盗まれた財宝』では、ワリオの顔が描かれた一回り大きいコインとして登場。
通常のコインがコース上にあるのに対し、隠し部屋や取りにくい場所にある。

  • 6つの金貨

『スーパーマリオランド2 6つの金貨』に登場する、マリオランドにあるマリオ城のゲートを開けるために必要な金貨。

名前の通り6種類存在し、各絵柄はツリーゾーン/スペースゾーン/マクロゾーン/パンプキンゾーン/マリオゾーン/タートルゾーンを表している。
マリオがサラサ・ランドの宇宙怪人タタンガ退治に行っている間にマリオ城を占領したワリオが各ゾーンにばらまき、手下たちに見張らせている。
ゲームオーバーになると今まで集めた金貨が全て没収され、再び各ゾーンボスと戦わなければいけない。

重要アイテムだがバリエーションの増やしようが無く本作にしか登場しないため、この項目で扱うにはちょっと例外かも知れない。



余談


スーパーマリオブラザーズ』では画面上のシステム表示に、小さいコインのアイコンと共に獲得コイン枚数が表示されている。
だが1-2などの天井に登れるコースで天井に登ると、マリオと画面上のシステム表示が被ってしまう。
この状態だとマリオの股間をアイコンの場所に合わせられるため、これを利用して金玉っぽくする「キンタマリオ」なる小技が流行した。
またスーパーマリオの状態でしゃがみ、アイコンの点滅が暗くなった状態でポーズをかけると「ウンコマリオ」になる。
『スーパーマリオコレクション』版では残念ながら出来なくなった。

マリオ&ルイージRPG』ではこれを意識したと思われる小ネタとして、特定の動作を行うとルイージの股間をマリオが叩いてコインを獲得できる。
実質無限に稼ぐことができるがルイージのHPが犠牲になるので、ルイージのことを考えてほどほどにしてあげてください。
回復ブロックの近くで敢行すれば無限に出来るが、プロセスに含まれているチビマリオが回復ブロックを叩くと解除されてしまう。
そのため若干効率が悪かった……のだが、リメイク版ではチビマリオのまま回復するようになったため、効率が急上昇した。

漫画『スーパーマリオくん』の記念すべき第一話のコロコロ掲載時にもネタにされてたが、後に修正されている。
どうもなかった事にしたい節があるようだ


2006年のアメリカの経済雑誌『フォーブス』で「架空の富豪15人」が発表された際、そこでマリオが第15位にランクインしたことがある。
選抜理由は「あれだけコインを集めてるから」だそうで、推定資産は10億ドル(当時レートで1200億円)。
ちなみに日本のキャラで唯一のランクインである。



追記・修正は100万枚のコインを集めながらお願いします。

コイン総数↓

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最終更新:2024年09月04日 22:43

*1 所持キノココイン=10マメーリアコイン。所持コインを10枚未満にすると価値が逆転するが、結局ストーリーは変わらないためホッスィーによる出任せの可能性が高い。

*2 コイン1枚が5000G。クリア時にオヤ・マー博士に建ててもらえる屋敷を最高ランクにするには1億G=コイン20000枚分(3DS版うらやしきでは1億3000万G=コイン26000枚分)必要。コインに換算するとクオリティの割には超格安……が、『ルイージマンションシリーズ』のお金の価値は本編やRPG作品とはかなり異なるため、参考程度の話ではある。

*3 実際の最大人数は999+100+10+1で1110人となる。この仕様は『3Dランド』が初出。

*4マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』が顕著で、最終ダンジョンのネオクッパ城ですら3桁枚落とす敵は少ない。そのくせ終盤の戦いに耐えうる装備品には平気で数百コインも要求される。いくらマクラノ島が観光地とはいえ足元見過ぎである。

*5 前者はブラザーアイテムを買い込むためのバランス調整だと思われる。後者はバトルの仕様上そもそも敵の出現数がかなり多いため、獲得量が多くなるのは必然。またヒントで景気よく使ってもらうためだとも思われる。

*6 当時の名称はスイッチブロック。特徴的な「P」の文字はこの時からあったが、いつの間にかPスイッチに名称が変わっていた。

*7 本家『マリオ3』とは無関係のオリジナルストーリーで、こちらの方が先に発売されている。

*8 ドルピックタウン・コロナマウンテン・エアポートは10枚ずつ。