ズミ(ポケモン)

登録日:2013/10/30 Wed 20:28:41
更新日:2025/10/23 Thu 17:56:50
所要時間:約 3 分で読めます






この 痴れ者 が!



ズミとは、『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター X・Y』。

CV:吉野裕行(アニメ版)/堀越省之助(『ポケモンマスターズ』)



◆概要


カロス地方ポケモンリーグ四天王の一人で、みずタイプの使い手。
ちなみに四天王初のみずタイプ使いでもある。

白いコックコートを着て水色のスカーフを首元に巻いている、三白眼の金髪の青年。
伝説と称されるほどの凄腕のシェフとしての顔も持っていて、ミアレシティのレストランでは彼の評判を聞くことができる。
ザクロマーシュジムリーダーとも親交があり、彼らに料理を振る舞っているんだとか。

芸術家気質で神経質な面もあるが、ポケモンやポケモン勝負には彼なりのポリシーを持っていて、その考えはカリンレンブのそれにも通じる。
また「道は果てしないが生きる限り上を目指していく」といった言葉から、向上心の強い性格であることもうかがい知れる。


やがて 薄れ 消えゆく ものを 記憶に 刻み込むため
全身全霊を 打ちこむ! それが 人生 です

ポケモン勝負に おいて 弱い ポケモンなど いません
弱い トレーナーが いるのみです

ポケモンの よさを 見極め こだわり 強さを 引きだしなさい



◆ゲームでのズミ


使用ポケモン

■ポケモンリーグ


ポケモン勝負も 終われば 勝ち負けの 記憶すら 薄れゆく
そこに 全身全霊を 打ちこむ 生き様は まさに 芸術

  • ブロスター ♂ Lv.63 みずのはどう/はどうだん/りゅうのはどう/あくのはどう
  • ギャラドス ♂ Lv.63 たきのぼり/こおりのキバ/じしん/りゅうのまい
  • スターミー  Lv.63 なみのり/サイコキネシス/マジカルシャイン/ひかりのかべ
  • ガメノデス ♂ Lv.65 シェルブレード/ストーンエッジ/クロスチョップ/シザークロス

もらえる賞金:13000円


旧作からギャラドスとスターミー、今作からブロスターとガメノデスを起用。
なお、ストーリー上で今作の2匹を使ってくるトレーナーはズミが初めてとなる。

全員でんきタイプが弱点なので、ミアレジムで貰える「10まんボルト」を是非とも活用したい。

覚えている技が全て波動系のブロスターは、特性『メガランチャー』により全ての技の威力が底上げされているので、油断は禁物。

ギャラドスは「りゅうのまい」で積んだ後に「たきのぼり」や「じしん」といった高威力の技を繰り出してくる。

スターミーは威力と命中率が安定した技を使うほか、「ひかりのかべ」で特攻アタッカーの足を止めようとしてくる。

ガメノデスは高威力の接触技を多く使用し、これも自身の特性『かたいツメ』を最大限に活かした技構成となっている。


新規の2匹はそんなに早くないので先手を取れば沈めやすいが、仕留めきれないと反撃で一撃で倒されてしまう恐れもある。
特にブロスターの場合はみず、かくとうドラゴンあくに弱点を持つポケモン以外で対応した方がよい。
スターミーに「ひかりのかべ」を使われた時のことを想定して、物理アタッカーを育てて充てた方がよいかもしれない。



バトルシャトー


道は 果てしない 究めるなど おこがましい
だが 生きているかぎり あがく
美味しい ものを 求め 強さを 求めて……!

  • ブロスター ♂ Lv.55 みずのはどう/はどうだん/りゅうのはどう/あくのはどう
  • スターミー  Lv.55 なみのり/サイコキネシス/マジカルシャイン/ひかりのかべ
  • ガメノデス ♂ Lv.55 シェルブレード/ストーンエッジ/クロスチョップ/シザークロス

爵位はデューク。
殿堂入り後 & 主人公の爵位がデューク/ダッチェス以上で来場するようになる。

また、挑戦状を出すことにより、使用ポケモンのレベルが変動する。
ただし、技構成はその時点でのレベル技 後ろ4つ という初代仕様となる。

+ 挑戦状
【挑戦状】
  • ブロスター ♂ Lv.60 うちおとす/アクアジェット/だくりゅう/あくのはどう
  • スターミー  Lv.60 こうそくスピン/じこさいせい/スピードスター/あやしいひかり
  • ガメノデス ♂ Lv.60 つじぎり/シェルブレード/クロスチョップ/ストーンエッジ

【青い挑戦状】
  • ブロスター ♂ Lv.45 つるぎのまい/クラブハンマー/みずのはどう/うちおとす
  • スターミー  Lv.45 こうそくスピン/じこさいせい/スピードスター/あやしいひかり
  • ガメノデス ♂ Lv.45 げんしのちから/つめとぎ/れんぞくぎり/つじぎり

【赤い挑戦状】
  • ブロスター ♂ Lv.65 アクアジェット/だくりゅう/あくのはどう/りゅうのはどう
  • スターミー  Lv.65 こうそくスピン/じこさいせい/スピードスター/あやしいひかり
  • ガメノデス ♂ Lv.65 シェルブレード/クロスチョップ/ストーンエッジ/ロケットずつき

【黒い挑戦状】
  • ブロスター ♂ Lv.75 だくりゅう/あくのはどう/りゅうのはどう/はどうだん
  • スターミー  Lv.75 こうそくスピン/じこさいせい/スピードスター/あやしいひかり
  • ガメノデス ♂ Lv.75 シェルブレード/クロスチョップ/ストーンエッジ/ロケットずつき

スターミーは石進化ポケモン故にレベルアップで技をほぼ覚えない*1ので技構成に変化は起きない。その結果、四天王のポケモンとは思えない程に悲惨な技構成となってしまっている。


勝利するとたまに「でかいきんのたま」をくれる。



◆余談


なお、勝負をする前に主人公にポケモン勝負は芸術に値するかを尋ねるが、これに「いいえ」と答えるといきなりブチギレる


この 痴れ者 が!
胃袋に モノを 収めること
ただ それだけが 目的ならば なぜ 料理人が いるのだ!?
食べれば なくなる ものを より おいしくするため 苦労する
それが 料理人の 心意気 トレーナーも 同じで あろうが!


一見すると自分の意見を他人に押しつけているとも見えるが、
これの理由としては、彼は全ての事柄に意味を見出だすことを大事にしていることが、関係しているのかもしれない。
バトルシャトーで勝負して勝った時にまれにアイテムをくれる際、主人公に全ての事柄に意味を見出だすことを説くようなセリフがある。


また『ポケットモンスター サン・ムーン ウルトラサン・ムーン 設定資料集』には、マオが同じ料理人ということからか彼を思い浮かべ憧れているらしきカットがあり、その後スマホゲーム『ポケモンマスターズ』において対面を果たした。


名前の由来はバラ科リンゴ属の植物「酢実(ズミ)」。
逆にしたら「水」だからとかではない、多分。
花言葉は「追憶」。
彼の独特のポリシーも、料理人として、トレーナーとして厳しい修行を積んだ所以なのかもしれない。



◆アニメでのズミ


2014年4月3日放送の『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカActⅠ(アクトワン)~』にてアニメ初登場。
カロス四天王では初のアニメ出演である。

原作では店の有無について言及されていないが、アニメではある街に自身の店を構えており、バトルのために訪れた主人公アランの挑戦を受けて立った。
パートナーはメガシンカするカメックス。なお、キーストーンは首元に巻いたスカーフの結び目の留め具に、メガストーンはカメックスの額にバンドのようなもので付いている……なぜ額なのだろうか。

アランはリザードンを繰り出していたため、タイプの相性的にかなり不利ながらも善戦して食い下がってはいたが、最終的にはズミが彼を下して勝利を収めた。
ズミは「追い詰められた」と言っていたが、終始余裕をもってバトルを展開していたことからも四天王としての高い実力を窺わせる。
また料理人らしくバトルや対戦相手を「まずは前菜といきましょう」「久々に骨のあるとてもいい素材だ」といったように、料理にまつわるものになぞらえていた。

アニポケではゲーム中の性格とはまるで異なるキャラ付けをなされることがままあるが、おおむね原作通りと言っていい。


本編とリンクする物語であるからには今後サトシ一行と出会う可能性はあるのか、そしてあのセリフは聞けるのか……と思ったがそんなことは無いまま『XY』編は終了した。


なお、後年の『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』にてドラセナが登場したことをもってカロス四天王は全員アニポケに声付きで出演を果たした。
だがズミはアニポケには一番早く出たものの、2022年4月現在出番は特別編のみで、本編には未登場である。





そこの お方 おたずね したいことが あります
追記・修正は 芸術 足りえるでしょうか

 はい
→いいえ

この 痴れ者 が!
項目に 情報を 収めること ただ それだけが 目的ならば なぜ wiki籠りが いるのだ!?
時間が 経てば 忘れられる ものを より 忘れにくくするため 苦労する
それが アニヲタの 心意気 追記・修正も 同じで あろうが!

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最終更新:2025年10月23日 17:56

*1 唯一覚えるのが「あやしいひかり」。『X・Y』ではLv.22で覚える。