コゴミ(ポケモン)

登録日:2020/05/23 (土) 08:51:33
更新日:2025/03/06 Thu 21:33:21
所要時間:約 6 分で読めます






さあっ!
アタシの とうしに ひを つけてね!


コゴミとは『ポケットモンスターシリーズ』の登場人物である。



人物

ホウエン地方バトルフロンティアにある施設「バトルアリーナ」のフロンティアブレーン。肩書は「アリーナキャプテン」。
両側がカールしたようになっている金髪の少女。青いタイツの上に黒の道着を着ている。
アリーナのからておう達からは「大将」と呼ばれている。

「大将」と呼ばれている割には「ウィーッス!」「ぅうーん…」等どこかノリが軽く、ギャルのような印象を与える。
その見た目通り活発な性格であり、熱い闘志を持っている。
だが主人公と初めて会った時には見た目だけで「弱っちい感じ」と判断していた。
勝利すると、4周目では銀のガッツシンボル、8周目では金のガッツシンボルを刻んでくれる。


バトルアリーナ

  • ポケモン3匹による勝ち抜きバトル
  • 1番手のポケモンから順番にバトルに参加する
  • ポケモンが負けるまで交代出来ない
  • 「ほえる」「ふきとばし」「バトンタッチ」といった入れ替えに関するわざは使用しても効果なし
  • 3ターン経過すると判定となり、「こころ」「からだ」「わざ」の3項目を評価され勝敗が決定する

●こころ
攻撃わざを使うと評価が上がり、防御わざを使うと評価が下がる。

●からだ
バトルによってどれだけHPを減らされたかを評価。
バトル前と比べ、バトル後のHPの割合が多いほど評価が上がる。

●わざ
相手のタイプに対し有利なわざを出すと評価が上がり、今一つのわざを使うと評価が下がる。

この施設の最大の特徴は、3ターンが経過すると判定に持ち込まれる事。
3ターンが過ぎても決着がつかない時は判定に持ち越され、勝った方は引き続きバトルに出られるが、負けた方はひんし扱いとなり次のポケモンに交代する事となる。
ちなみに引き分けとなった場合はダブルノックアウト扱いとなる。

この施設ではポケモンの交代は出来ず、1番目から順番にバトルに出す事となる。
そのため1番手のポケモンとエントリーの順番が何よりも重要となってくる。
弱点が少なく、なおかつ様々なタイプの弱点を突けるようなポケモンをエントリーさせておけば、「からだ」や「わざ」で高評価が得られやすい。
バトルの性質上耐久型に仕上げたポケモンは不利であるので、アタッカー型のポケモンで挑むと良い。
また、「ねむり」「まひ」といった相手のわざを封じるような状態異常わざを使うと判定でも勝ちやすい。
だが相手もそれらのわざを使ってくる場合があるので、状態異常を回復させるようなどうぐは必ず持たせておきたい。
この「判定」のせいで、倒しきれなかった時意外なポケモンに泣かされたり、順番固定の関係でどうあがいても勝てないことがあるので意外と大変。
特に交代さえ出来れば簡単に勝てた相手に耐久戦術などで粘られ判定で自分の強いポケモンを落とされた時は精神的にかなり来るだろう。
判定そのものは簡単なシステムで有利に働くこともそれなりにあるが、交代が出来ないこと及び手持ちの順番で絶対に勝てない相手と対面させられることがあること、金シンボルが8周と地味に多いことなどから実は施設としての難易度は高めな方である。


使用ポケモン

※レベルは「レベル50」なら50、「オープン戦」なら最低60(こちらの最高レベルに合わせられる)。
※以下のポケモンを上から順番に出してくる。

●銀シンボル(4周目)

ポケモン 持ち物
ヘラクロス カムラのみ メガホーン
きしかいせい
がんせきふうじ
こらえる
ブラッキー たべのこし だましうち
サイコキネシス
のしかかり
あやしいひかり
ヌケニン ひかりのこな シャドーボール
おんがえし
つばめがえし
あやしいひかり

●金シンボル(8周目)

ポケモン 持ち物
ブラッキー カゴのみ すてみタックル
サイコキネシス
あやしいひかり
ねむる
ゲンガー たべのこし ゆめくい
サイコキネシス
さいみんじゅつ
みちづれ
キノガッサ ラムのみ きあいパンチ
ギガドレイン
ずつき
キノコのほうし

※性別はランダム


ヌケニンはとくせい『ふしぎなまもり』で弱点以外のわざを無効化するので、対策していないと積んでしまう。
ブラッキーは耐久力が高めなので、どうしても勝てそうにない時には判定に持ち込むのもアリ。
これは金の時も同様。

8周目では「あやしいひかり」「さいみんじゅつ」「キノコのほうし」を使用し相手の行動を封じてくる。
『ラムのみ』を持たせたり、『マイペース』や『ふみん』のとくせいを持つポケモンがいると無効化できる。
……「闘志」を試される施設の割に、やってることがちょっとせこいのは内緒。



他作品での活躍

第6章に登場。
セレモニーでは司会を担当し、デモンストレーションバトルの実況を行った。
ジュカイン(52.2kg)、サマヨール(30.6kg)、ウソッキー(410.0kg)を一度に運べるほどの力持ち。
使用ポケモンは、ブラッキー、ヘラクロス、ヌケニン。

セレモニーに乱入したエメラルドの事を快く思っておらず、彼がファクトリーを攻略した時にはその事を慌て気味にアザミに知らせていた。
エメラルドがジラーチを探していると知った時は出鱈目だと決めつけていたが、詳しく話を聞くうちにジラーチを狙っている人物がバトルフロンティアに潜んでいると考えるようになる。
それでもエメラルドへの疑惑は晴れなかったが、アトリエの穴で甲冑の男と戦った事で疑惑が確信となり、エメラルドの話を信じる事にした。

エメラルドの実力を認めていたので、アトリエの穴の一件後すぐに自ら4番手に名乗り出る。
アリーナでは最初から自分が相手をし、全力で試合を行う。
3匹目のヌケニンで戦っていた時には「こらえる」でウソッキーの「いわなだれ」を耐えきるが、最後の勝負は闘士全開でウソッキーに「ソーラービーム」を浴びせる。
強烈な攻撃にウソッキーは倒れそうになるが、エメラルドの応援で何とか踏ん張る。
そして判定の結果エメラルドに旗が上がり、勝利したエメラルドの闘志を認め金のガッツシンボルを与えた。

その後は眠ってしまったエメラルドと手持ちを宿泊施設まで運ぶが、彼を着替えさせようとした時に彼の体の秘密を知る事となる。

第13章では、他のブレーンと共にトクサネシティへと向かい、新生マグマ団・アクア団の制圧を行う。
その後はグランメテオΔ破壊のために迎撃チームに加わった。

  • アニメ

アドバンスジェネレーション』のバトルフロンティア編に登場。
2番目のブレーンとして登場。こちらでの対戦ルールは2対2のシングルバトル形式となっている。
見た目に合わせてかくとうタイプの使い手となっており、ハリテヤマチャーレムを使用する。
同じかくとうタイプのエキスパートという事で、タンバジムのシジマとムロジムのトウキを尊敬している。
ロケット団が乱入してきた時にはチャーレムで一掃したが、サトシとの試合ではジュプトルとカビゴンに敗れた。


余談

名前の由来は、コウヤワラビ科の多年生シダの一種「クサソテツ」の若芽「コゴミ」と思われる。
ちなみにコゴミの髪型は植物のコゴミによく似ている。

ソード&シールドではコ『ゴミ』がNGワードに引っかかってしまい、主人公やポケモンのニックネームに彼女の名前をつけることはできない。*1






ふーん‥‥ へーえ‥‥ へえぇぇ‥‥

なんて いうかー しょうじき いって
かなり よわっちい かんじ なんだけどー

ついき・しゅうせい させても
だいじょうぶ なのかなー?

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  • かくとう
最終更新:2025年03月06日 21:33

*1 Switch本体にも同様の理由で不可