こおり(ポケモン)

登録日:2021/01/24 (日曜日) 13:15:32
更新日:2022/06/15 Wed 18:18:42
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ポケットモンスターシリーズの状態異常。タイプについてはこおりタイプ(ポケモン)を参照のこと。

身体が凍り付いてしまい、一切の行動が不可能になる(一部の技を除く)。
同じく行動不能になるねむりと違ってターン数に制限は無いが、毎ターンに20%の確率で回復する(第三世代以降)*1
ねむりと違って継続ターン数に限定が無いため、こおった瞬間に即解凍されることもあれば、相手が積み終わるまでの長期間にわたって解除されないこともある。
また、ほのおタイプの攻撃技を受けることでも回復する。
第五世代以降は、こおり状態になったポケモンのアニメーションは凍り付いたように停止する。
ちなみにこおったままポケモンキャンプに出した場合も霜のエフェクトと共に硬直してしまう。

こおりタイプのポケモンはこおり状態にならないが、「みずびたし」等でタイプを書き換えられているとこおる。

ただ、その強力な効果に対して、対戦ではそれほどマークはされていない……
その理由は、狙って発動できないためである。

他の状態異常では、その状態にするための変化技が存在する。

ねむり    :さいみんじゅつ、キノコのほうし など
どく/もうどく:どくガス、どくどく など
やけど    :おにび
まひ     :でんじは、へびにらみ など
こんらん   :ちょうおんぱ、あやしいひかり など

しかし、「当たればこおらせる」という変化技は存在せず、こおりの発生は攻撃技の追加効果に頼るしかない。
さらに、第二世代以降の対戦で使用出来る技で、こおらせる追加効果の確率はせいぜい10%。他の状態異常にする追加効果は30%や100%などもあるのに。
つまり、無理に対策してもなかなか役立つ機会が無いのである。

しかし、〇〇クオリティという言葉が存在する通り、こおる時はこおるし、溶けないときは中々溶けない。
必ず一定ターンで解除されるわけではないので厄介。


特に初代では、対戦でこおり状態を自力回復する手段がなく、自然に溶けることも無かった
ダブルバトルも存在しないので、相手からやけどの追加効果のある技や「くろいきり」を受けるしか回復手段はなかった。
加えて「ふぶき」が命中率90%、こおる確率が30%であったため、「ふぶき」は威力120・30%の確率で永久に行動不能という恐ろしい技だった。
ふぶき」の項目を見ればわかると思うが、初代がふぶきゲーと言われる理由はここにある。

第二世代では行動時に25/256の確率で回復するようになった。
また、「ふぶき」は命中率70%、こおる確率が10%*2になった。

第三世代以降は上述の仕様で安定している。


■こおり状態に関係がある主な技

  • ふぶきれいとうビームれいとうパンチ などのこおりタイプの技
10%の確率でこおらせるこおりタイプの攻撃技。というかこおらせる技の大半がこおりタイプである。
初代では上述の通り「ふぶき」でこおらせる確率は30%だった。

  • トライアタック
デメリットがないノーマルタイプの特殊技の中では威力が高いものの、覚えるポケモンは少ない。
20%の確率でやけど・まひ・こおりのいずれか一つの状態異常にする。すなわち、こおる確率は6.67%。
狙った状態異常にすることはしにくいものの、単なるメインウェポンとして使うこともあるので追加効果に泣くことも。
ポケモンXDでは「トライアタック」持ちトゲピーが入手出来たため、多くのプレイヤーが「てんのめぐみ」持ちトラアタトゲキッスを粘っていたとか。
剣盾ではハピナスが「てんのめぐみ」で「トライアタック」が使えるようになり、より脅威性が増した。

  • ひみつのちから
地形が雪原・氷上のとき、30%の確率でこおらせる。もちろん通信対戦では不可能。

  • ダークフリーズ
ポケモンXDに登場したダークわざ
ダークフリーザー専用技。もちろんXD以外では使用不可能。

  • いてつくしせん
10%の確率でこおらせるエスパータイプの攻撃技。
「10%の確率でこおらせる」という追加効果の技が本編ゲームでこおりタイプ以外に付与されるのは初めて。
ガラルフリーザーの専用技。やはり初代「ふぶき」使いはダークポケモンになろうとリージョンフォーム(別種説あり)になろうとこおりが芸なのだろうか。


■こおり対策

なかなか発動しないこおり状態だが、対策法はしっかり存在する。
ただ、対人戦でこれらの要素をこおり対策のためだけに持たせることは少ない。
なお、「ラムのみ」「みがわり」「ミストフィールド」など状態異常全般を防ぐ効果については解説を略す。

  • こおりタイプ
最初に述べた通り、こおり状態にならない。
ただ、こおりタイプ同士の戦いになるため、互いに有効打がないこともしばしば。

  • かえんぐるませいなるほのおフレアドライブクロスフレイムもえつきるかえんボール
こおり状態でも使用可能な技で、自分のこおりを溶かしてから発動する。
全てほのおタイプの技。

  • ねっとうスチームバーストねっさのだいち
これらはほのおタイプの技ではないがこおり状態でも使用可能で、自分のこおりを溶かしてから発動する。
3つとも「30%の確率でやけどさせる非ほのおタイプの技」という共通点がある。
なお、最初に述べたほのおタイプの攻撃技同様、相手のこおりも溶かすので注意。

こおり状態にならなくなる。こおりを溶かすことは出来ないが、10%の確率を恐れることはなくなる。
ただし、「ばんのうがさ」はにほんばれ時のこおり状態無効も打ち消してしまう。

  • マグマのよろい
こおり状態にならない特性
所有者はマグカルゴバクーダだが、いずれも他の特性を持たせた方が役立つか。

  • りんぷん
攻撃技の追加効果を受けなくなる特性。
こおり・ひるみは追加効果でのみ発生するため、かたやぶり持ちでなければ実質こおらない・ひるまないといえる。

こおり状態を回復させるきのみ


■ポケモン不思議のダンジョン

「わるいじょうたい」のひとつ。表記は「こおりじょうたい」。
この状態を発生させる技は本家に準ずる。不思議のダンジョンシリーズ独自のや仕掛けでこおり状態を誘発するものはない。技効果も一部除き本編に準ずる為扱いは原作通り

こおりじょうたいになったポケモンは一切行動不能になるが、こおっている間はほのおタイプの技以外の全てのダメージを無効化する。
ターン経過かほのおタイプの技をうけることで状態異常が解除される。

ねむりとは異なり、予防する道具がなく、専用の回復アイテムもない。
回復には共通で状態異常を解く技や道具が有効だが、ダメージ無効化であるために危険度が低い。混戦で仲間の行動不能を解きたい時などでなければ、貴重な回復手段を消費してしまうよりも、素直にこおりが溶けるのを待ったほうが得策な場合もある。
ローグライクは期待値の高さよりも確実に生存する手段の選択が要されることが多いので、こおり状態は本家以上に影が薄い。

DXでは攻撃によりダメージを受けるが、その時に氷が割れて元に戻るという仕様が追加された。

Pokémon LEGENDS アルセウス

まさかの廃止。とはいえひるみやねむりなどもオミットや変更されており*3、その一環だろう。

ただ、こおり状態のみ今後の存続が危ぶまれている。
理由はこおり状態の代替となる状態異常「しもやけ」。特殊わざの威力がさがり行動後ダメージを受ける。さしずめ特殊版のやけどとなっている。
効果がガラッと変わってる上にやけどの対という個性もあるため、第9世代のポケモンSVでは差し替えられることが危惧されている。


■余談

  • スカイフォルムシェイミがこおった場合、ランドフォルムに戻る。
    が、そもそも氷4倍なのでこおり状態になる状況自体がとんでもなくレア。

  • ポケモンカードゲームには存在しない。こおり状態を誘発する技については、効果がまひねむりで代用されることが多い。
    特に効果が近いのはねむりで、「ポケモンチェックのたびにコイントスをし、表が出たら回復する」という仕様。

  • ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイイーブイの相棒技は進化先の8匹のタイプにちなんだ技構成になっているのだが、
    中でもほのお技のめらめらバーンでんき技のびりびりエレキは、威力90に加えそれぞれ確定やけどまひにする強力な状態異常付加効果を持つ。
    ではグレイシアに対応するこおり技はどうかというと、「全員のステータス変化を元に戻す*4こちこちフロスト。さすがに確定でこおり状態では強力過ぎる故か、そうはならなかった。



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最終更新:2022年06月15日 18:18

*1 25%説あり

*2 正確には「ポケモンスタジアム」から

*3 いわゆる完全に行動できなくなる状態異常がオミットされてる。

*4 こおりタイプの変化技「くろいきり」と同じ効果