登録日:2012/05/26 Sat 23:35:47
更新日:2026/05/21 Thu 17:09:58
所要時間:約 25 分で読めます
『
ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』(
Pokémon XD: Gale of Darkness)とは、『
ポケットモンスター』シリーズのゲーム作品の一つ。
2005年8月4日に
ニンテンドーゲームキューブ向けに発売された。
開発元は前作同様ジニアス・ソノリティ。キャラクターデザインも同様にヒロモト森一。
購入特典のメモリーカードや予約特典ディスクは、本作ではどちらも無い。
【あらすじ】(公式サイトより一部抜粋)
ポケモン総合研究所に住む主人公は研究所で起こったある事件をきっかけに、「何者かによってココロを閉ざされ戦闘マシンとなったポケモン」=「ダークポケモン」にまつわる冒険に巻き込まれることに…。
一体、誰が、何のために、罪の無いポケモンを戦闘マシンへと変えていくのか!?
ダークポケモンを救い出せるのは
スナッチマシンを使いこなせる主人公だけ!
巨大な悪に立ち向かう冒険が、今、始まる!!
【主な登場人物】(多少ネタバレ有)
◆
主人公
ポケモン総合研究所に住む少年。ポケモンバトルの腕前は研究所内のトレーナーでは一番とのこと。
父親から貰ったイーブイがパートナーであり、大事にしている。
詳しくは
項目参照。
◆マナ
主人公の妹。かなりおてんばだが、無邪気で年相応な女の子。
どのくらいおてんばかと言うと主人公の事を家来扱いしたり、研究所内のスタッフやチョビンとは「遊んであげる」と言う程である。
プラスルとマイナンを連れているもののポケモンバトルは行わない。
彼らのニックネームはそれぞれ「プラプラ」と「マイマイ」だが、「プラプラ」の方は最序盤のあるイベントを見ない限り、一切判明しないままとなる。知っていた人はかなりマニアックだぞ!
カミンコ博士の屋敷地下のクレーンエリアにはチョビンの発明品を勝手に拝借した上で書かれた彼女の日記が存在する。
◆リリア
主人公とマナの母親で研究所の研究員。彼女の夫は作中では死別しているため未亡人。
クレイン博士が誘拐されていた間は、所長代理として研究所内の所員たちをまとめ、リライブホールの開発を進めた。
母として主人公を見守るものの研究所の仕事が忙しいためか研究所から遠くへと出向く事はなく、
序盤以外では見せ場がないため空気気味だが、シナリオの進行状況によって会話内容が変わるようにはなっている。
ちなみに学生時代はモテモテのマドンナだったとの事で、同じく学生だった当時の主人公の父親とクレインがアタックしたものの
結局リリアが選んだのは主人公の父親だった…という話が研究所内のモブNPCから聞けたりする。
あいてが みぼうじん だぞ! チャンスだ クレイン!
◆クレイン
ポケモン総合研究所の所長で主人公の父親……ではない。
主人公の父親とは昔からの研究仲間で、彼が死去してからはその研究を引き継ぎ、総合研究所の二代目所長となった経緯を持つ。
所属する研究員と共にスナッチマシンやリライブホールを開発しているため、実は凄いお方。
ダークポケモンのリライブを研究していたからか物語序盤に敵組織に拉致られるというまさかの
ヒロイン属性持ち。
救出後は特に出番がないものの、会いに行くとリリア同様にシナリオの進行状況に応じて会話内容が変化する。
また、終盤ではメールで主人公を呼び出し、研究所の地下部屋に隠していた
マスターボールを主人公へプレゼントしてくれたりもする。
◆主人公の父親
ポケモン総合研究所の先代所長で、主人公の父親。既に故人であり、彼が名前で呼ばれるシーンは一切無い。
研究所のスタッフやご近所さんからは広く慕われており、頭が良い上にポケモンバトルも右に出る者はいなかったと評されている。完璧超人か
前述したリライブホールは当時生きていた彼がダークポケモンの存在を憂い、クレインとの共同研究によって開発がスタートしたものである。
◆カミンコ博士
自身の屋敷で色々な発明をしているマッドなサイエンティスト。
彼の発明はいずれも下らないイタズラめいた物か悪質極まる物が多く、当然周辺の人々からは不平不満の嵐。しかし本人は何がまずいのか全く分かっていない。
技術力と頭脳は本物だが、生かし方を盛大に間違った残念な天才。
研究所のモニターを見ると、画面に映るチョビンが発明品をランダムで紹介してくれる。
これらの発明品の一部は「誰かから貰った」とか「押し売り」で流通しており、オーレ地方の住民を困らせ続けている。
なお、そのターゲットは中年のおっさん・じいさんと、高齢者を狙った詐欺行為を働いているかのような描写も。
そんな製作者であるカミンコや押し売り営業しているらしいチョビンは、この事について全く悪びれている様子が無い。いつか訴訟されそう
モンスターボールのような色合いをしたポール。ボールではなく、ポール。特に使い道は無い。
パイラタウンのフレンドリィショップではコレを貰ってしまったと語るNPCのじいさんがおり、「こんな赤と白のポールを貰ってしまったワシは大馬鹿者じゃ!」と悔いている。
性能も外見も普通の電球だが、消費電力が10倍の金食い虫。逆に凄い。
普通の健康サンダルのようだが、イボイボが全部ツボを外している。
履いているだけで不健康になるという、新手の嫌がらせグッズ。
アゲトビレッジのポケモンセンターではコレを貰い、履き続けているNPCのじいさんが存在。
案の定、痛がっているわけだが大丈夫なのだろうか。
普通のラジオだが、午前2時になると「タ・ス・ケ・テ……」という怪音声が流れるように仕掛けてある。
吸い込んだホコリを後ろのファンからまき散らし、辺りにホコリを散乱させる。アホか。
テレビなどの録画・録音を設定時間より5分早く終了する。
人が前に立った時だけ作動する。食べ物が傷むが原因はなかなかわからない。
フェナスシティにてこの冷蔵庫を使っている民家があり、食べ物が傷みやすい事に悩んでいる。
300日しかない。これは発明なのか?
陸の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。チョビンに与えられたが主人公には勝てなかった。
しかしチョビンが搭乗する戦闘用マシンとして使われる事に。なお、乗りながらポケモンバトルする意味は特に無い。
海の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。
完成直前だったがメカ・グラードンの敗北に腹を立てたカミンコがパーツ屋の主人であるルースに譲り渡し、それを惜しんだルースが完成させた。
ニケルダーク島周辺の渦潮を突破できる唯一の手段であり、主人公に与えられ活路を開くカギとなった。
エンディング後のオーレコロシアム1セット目ファイナルのラブリナに一度勝つと発生するイベント内で登場。
コレを付けたポケモンの言葉が分かるようになるという凄そうな発明品だが……そこはカミンコ謹製の発明品。
オーレ各地にいる人と共に暮らすポケモンがコレのせいで鳴き声すら発せられなくなる上、この機械自体が外せなくなるというトラブルに見舞われてしまう。
カミンコから解除方法を聞いた主人公は、この機械を解除して回る…中々に面倒なお使いイベントをやるハメになるのだった…
◆チョビン
カミンコ博士の自称一番弟子(というか弟子は彼1人)。
屋敷へ訪れる主人公を毎回泥棒と勘違いして戦いを挑む…が、弱い。
何回か勝つとメカ・グラードンに乗り、戦いを挑むようになる。
手持ちも何故かいきなり強くなる。
◆ローガン&セツマ
前作ヒロインの祖父と祖母。5年後の本作でも健在。
伝説のトレーナーであるローガンは相変わらず村中を走り回れる程に元気もりもり。
相棒のピカチュウもまだピンピンしており、本作では最序盤にて「5年ぶりのバトル」として戦う機会がある(レベルは50から12へと下がっている)。
シャドーの本拠地が判明し、そこへ主人公が単身で乗り込むと「応援」という名目でメールを何通か送って来る。
件名が誤字っていたり、文面が途中で切れていたり、自身のピカチュウが主人公を応援している事を伝えたり、しょうもないダジャレを言い含めているだけだが…
エンディング後はオーレコロシアムへ招待するという名目で総合研究所を訪問し、再度主人公とバトルする。
この時はピカチュウだけでなく、ピチューやライチュウも使っている。専用技である「ボルテッカー」も放つぞ!
セツマは前作同様、家から出る事がないのでやはり影が薄い。
しかしエンディング後に少しだけ出番があり、メールで主人公を呼び出し「村にいるポケモン達の声が出なくなった」と伝える。
このサブイベントを完全に終わらせると、お礼として第三世代内では激レアアイテムである「しあわせタマゴ」をポンとくれる。
なお、主人公が初めてローガン家を訪れた際、セツマと会話するのだが、
その時の選択肢で「いいえ」と答えると「もしかして……カミンコ博士のところの押し売りですか?それならお引き取り下さいな」と言ってくる。
せっかちなローガンと違って、落ち着いて物事を判断できる一面がある事が窺える。
◆メチャリッチ
お地蔵様にも見える大金持ち。アルドスとエルデスという二人のお供を連れている。
何らかの仕事でオーレ各地を巡りながら視察しており、アイオポートで休息する度に入り浸っている船乗りたちへ豪勢に奢っているという。
◆アルドス
メチャリッチの側近の一人。青い服を着ている。
メチャリッチに逆らう者は誰であろうが成敗する形で行動し、それ以外の事には無関心。どことなく冷たさを感じる男。
ザクスカに絡まれた主人公とマナの前に立ち、ザクスカのダーク・ザングースを攻撃させる間もなく瞬殺。
そんなザクスカイベント後にクラブ亭のVIPルームへ行くと、メチャリッチ一行と再会できる。
この時のアルドスに話しかけると「愚か者をこらしめただけだ」「礼は一度でいい」「早く家に帰れ」などと冷たくあしらってくる。
◆エルデス
メチャリッチの側近の一人。赤い服を着ている。
アルドスと違い、率先して動いたり語る事はないものの小さな子供にも優しく接してくれる温和な男。
主人公がバトル山を初めて訪れた際、非番だったエルデスと出会う。
彼の話によると「若い頃は強くなりたいと願ってバトル山で修行に明け暮れており、それが現在の地位に繋がった」との事。
しかし今は「私のためにポケモンには無理をさせてしまっているのではないか」と思ってもいるようで、
若い主人公にかつての自分を重ねたのか「君も強くなるなら強くなろうとする理由を考えた方がいいよ」と述べ、去っていくのだった。
なお、彼の名前が判明するのはストーリー終盤と遅い。
バトル山のエリアリーダーを務める男。担当エリアは5年前と変わらず、最初のエリア1。
使用ポケモンこそ少し変わってはいるものの、エリア1担当なので低レベル。ワンパン不可避。
本作では砂漠にある研究施設に怪しい奴が出入りしているという情報の確証を得るため、彼に会いに行くという形。
…別に彼じゃなくても良かったんじゃないかという役回りである。これ以降は出番無し。
パイラタウンをまとめる有力者。
野生ポケモンが現れるポケスポットの捜索で躍起になっていた事もあり、現在はパイラコロシアムの運営責任をシルバに委任している。
本作では口癖のように「イヤッハ~!」と言ったり、キャスターの名前を何度も言い間違えたりするなどで陽気でお茶目なおじさんに。
各ポケスポットで中々見かけないナックラー・アメタマ・ウパーを求めており、主人公に捜索を依頼。
捕まえて見せるとそれぞれアサナン・ツボツボ・ヨーギラスと交換してくれる。
ギンザルの弟分であり相棒の少年。現在はギンザルに代わり、パイラコロシアムの運営責任を担っている。
それもあってか本作では彼がギンザル家から一歩も外に出なくなった。
復活したシャドーの動向を気にしている節があり、彼らの本拠地が判明した際に会いにいくと「潜入したい!」とか「変装したい」と口にする。
しかし自身に果たされた責任を放棄する事になってしまうため、シャドーが壊滅する事を祈るだけに留めるのだった。
フェナスシティの現市長。前市長とは全く違う人だが、これはその前市長が諸事情により下ろされたからである。
シャドーのフェナスシティ乗っ取り計画に気付き、トレトレリーダーのセイギに手紙を書いて届けようとするも
彼も捕らわれの身となり、トレトレ地下に監禁されてしまう。
主人公の活躍によって住民達と共に救出された後は市長の家へと戻り、お礼として「がくしゅうそうち」を手渡してくれる。
その後はストーリーが進むとラルガタワーコロシアムが運営再開したという報告のメールを送ったり、
彼自身に会いに行くと「前の市長はシャドーのボスだった」という話が聞ける。
町外れのスタンドにいるライダーの男。
やはり最初はスタンド内に座っているが、彼に話しかけたかどうかに関わらず主人公がスタンドから出ると興味が湧いたのか呼び止めてバトルを仕掛けてくる。
彼のセリフやイベント演出は前作とほぼ同じ。本作ではジグザグマとマッスグマしか使わない。
◆
ミラーボ
ご存知
ルンパッパ大好きなアフロダンサーの元シャドー幹部。
現在はシャドーを脱退しており、ヘボイ&トロイと共にオーレ地方をさすらっているが、シャドーの面々と直接関わる場面等は無い。
本作ではどこで手に入れたのかわからないダークポケモン(ダーク・ビリリダマ、ダーク・ノズパス)に加えて、
物語中でスナッチし損ねて逃げられたダークポケモンを独自のルートで捕獲・使用したり、
最終的には秘密工場からヘボイ&トロイが盗んできたダーク・
カイリューを繰り出してきたりと
「ミラーボレーダー」で居場所を探知したプレイヤーから常にストーキングされる。
◆ヘボイ&トロイ
ミラーボの手下。
ミラーボがシャドーを脱退してしまったため、手下というより腰巾着と例えた方が良いだろうか。
本作の彼ら2人はミラーボに付いて回っているだけで、トレーナーとして戦う機会は一切無い。
ミラーボの出現場所兼居場所を突き止められる「ミラーボレーダー」を作成したのはヘボイである。
さすらいの身の上となったミラーボについて行ってるためか、常に極貧生活を強いられているようで
パイラコロシアムにミラーボが出場している間は「ベッドで眠りたいよ~!」と言い漏らしたりも。
100ポケドル払ってパイラスーパーグランドセントラルホテルに泊まれない程に貧乏なのか…?
【スナッチ団】
前作ではシャドーと手を組み、彼らの下請けとして暗躍していた窃盗団。本作ではシャドーから見放されており、一方的に手を切られている。
前作主人公によりアジトは爆破され、組織は壊滅し、5年の月日が経過した事で「スナッチ団」という存在そのものが忘れ去られつつあった…
だが…彼らは死滅していなかった。
◆
ヘルゴンザ
スナッチ団のボス。
スナッチ団再興の為に主人公からスナッチマシンを
強奪する
はかいこうせん厨。
5年前と比べて団員は減ってしまい、アジトは未だに壊れたまま。
本作では主人公から奪ったスナッチマシンでシャドーの面々が使うダークポケモンを根こそぎスナッチし、シャドーを壊滅させようと目論むが、
肝心のスナッチマシンが子供である主人公にフィットした小型版であったため、彼のムキムキな腕とはサイズが全く合わず結局使えなかった。
取り返しにやってきた主人公とのポケモンバトルに敗れると、バトルの腕前を認めた上でスナッチマシンを返してくれる。
前作同様
エアームドを使うが、ダークポケモンではない。
オーレコロシアムで戦う際も手持ちに加えていることから、エアームドに相当思い入れがあることがうかがえる。
◆
ヤッチーノ
スナッチ団団員でヘルゴンザの右腕的ポジション。
前作にも登場していたが当時は1回だけしか出て来ないという空気すぎるモブ団員だったため、5年間でだいぶ出世したものと見られる。
クサイハナの「ねむりごな」で相手を眠らせる便利な奴。ある意味リアルファイト。
本作でもダークポケモンを使いオーレ地方の支配を目論む悪の組織。
5年前にシャドーのボスが逮捕された事で組織そのものが壊滅したと思われていたが、実は水面下で活動を続けていた。
リライブ不可能な究極のダークポケモンを造り上げ、それを用いて世界征服をしようと企む。
前作から続投している構成員は誰もおらず、幹部は全員
ゴーグルやサングラスを付けている。
◆
ラブリナ
ピンク色の巨大なツインテールとスレンダーな体型が特徴のシャドー幹部。
初音ミクっぽいが、こっちのほうが世に出たのは先。彼女のみ、ゴーグルを額につけていて裸眼を晒している。
喋り方も今時の女子で幼い雰囲気だが、後の二人に比べると俄然まともな紅一点。
アホの子っぽい感じがするものの頭は良いらしく、シャドーのラボにて本作のダークポケモンの研究を担っていた。
部下達を使いクレイン所長を拐ってダーク・ルギアの調整を完璧にしようとするが断固拒否された上、主人公に救出されてしまったため失敗。
結局ダーク・ルギアの調整は自らの手で行い、完成させたとの事だが…?
可愛い&美しいポケモンを主に、メロメロや毒々、回復技などで粘り強く戦う戦術を得意とする。前作のヴィーナスのようなポジション。
最初の幹部だからか、全体的に手持ちの
種族値が控えめ。
◆ワズル
ソフトクリーム頭のシャドー幹部。全身タイツのような珍妙な服装の変人。
一人称が「ワシ」だったり、それなりに高齢の様子。場面によっては「ワタシ」を使ったり、口調自体が異なっていたりとキャラが安定してないのは内緒
オーレ征服のあかつきにはシャドー総帥からオーレ知事の座が約束されているらしい。
「フェナスシティ支配作戦」の指揮を担当し、フェナスシティの住民の多くを捕え、トレトレ地下へ監禁。
その後、フェナスシティへ取材に赴いたレイラ一行をフェナススタジアムに軟禁という形で拘束していたが主人公に倒される。
この時、無様に逃げ去っていく姿をカメラでバッチリ撮られており、それをオーレ全土にテレビ放送で流されるという羞恥プレイを受けるはめになった。
なお、ラブリナとゴリガンを「役立たず」呼ばわりしているが、彼のみ独自の活動拠点を持っておらず、通常の幹部としての仕事が不明。
むしろシャドーの戦力補強に最も貢献していない疑惑がある
星に関係するポケモンや弱点の少ないポケモンを主に使用する。一方、コンボや独自の戦術といった要素は薄い。
クリア後は一点して爆発パに。
◆ゴリガン
まんまゴリラのシャドー幹部。
「リブラ号回収作戦」の指揮を執ったほか、ダークポケモン製造を担うシャドーの秘密工場の工場長を務める。
脳筋丸出しかつ短気な面が目立ち、どう見ても肉体労働しかできそうにない男だが、
生産ラインの調整など細かい部分は彼直属の優秀な部下達が頭脳労働で補っていたのではないかと見られる。
戦闘前のモーションで何故か
歌う。
前作のダキムポジションで彼と同じく、「
じしん」を好んで使う。
主人公が負けたらウホッと叫んで喜ぶため是非みて欲しい。
クリア後は「いかく」持ちで揃えたパーティ。
◆ダカッチャ
シャドー戦闘隊長の肩書を持つ大男。一般構成員よりは格上だが、幹部たちよりは格下。
ラブリナの部下が落とした、シャドーの極秘計画が入った「データロム」を取り戻すために解析中のONBSに襲撃。
「データロム」のみならず、その解析データをも消すことに成功した用心深い男。
しかしスレッドにデータの中身を見られたとまでは思っていなかったようで、極秘計画の一部が露呈してしまうのであった。
「ふみつけ」で怯ませる戦法を使ってくる強敵。彼には勝っても負けてもイベントが進むが、再登場はしないので、仮に負けた場合リベンジの機会はない。
◆
シャドー総帥
シャドーのトップに立つ人物で、本作のラスボス。腕の立つ側近を2人連れている。詳細は項目で。
ネタバレ注意。
◆
ダーク・ルギア(XD001)
シャドーがどこからか捕えて来たルギアを元にして作り上げた究極のダークポケモン。
普通のダークポケモンは心を閉ざしているだけだが、ダーク・ルギアはリライブ不可の究極のダークポケモン(eXtra Darkpokemon)として開発された結果、身体も闇を感じさせるような色に染まりきっている。
プロローグではシャドーの指揮下で輸送船リブラ号を襲撃。リブラ号を丸ごと奪い去るという大々的犯行をやってのけた。
しかしダーク・ルギアがリブラ号を砂漠に落とすヘマをやらかしてしまい、リブラ号から秘密工場へポケモン達を輸送する事になった。
リライブには特殊な方法が必要だが、
ぶっちゃけ真面目にスナッチしていればラストダンジョンに突入する前に条件を満たせ、他のダークポケモンのように心を開く過程が必要無く一発なので、スナッチしてからわざと全滅後(またはエンディング直後)に即リライブ完了できる。
この個体は
デオキシスの
専用技「
サイコブースト」と「フェザーダンス」を習得する。
じしんも取り戻すよ!
【物語の舞台】
前作から5年後の
オーレ地方が舞台。
しかし前作では行けたが本作では行けない場所や、施設の中身自体が大きく変わっている場所もある。
詳しくは項目参照。
【前作からの変更点、新要素】
◆
全体的な雰囲気の変化
前作が割とダークかつアウトローな雰囲気で、
厨二臭い所もあったが、本作では比較的従来のポケモンらしく変更されている。
(例)
- 主人公の年齢は低め(おおよそ10代前半)となり、研究所に住む普通の少年に。
- 移動は大型バイク→スクーターに。
- 最初のポケモンはレベル25~26のエーフィ&ブラッキー2匹→レベル10のイーブイ1匹だけになり、進化先を選べるようになった。
◆ダークポケモンが使うダーク技の増加
前作のダークポケモンだけが使える特殊なわざは、タイプなしの物理攻撃技「ダークラッシュ」しか無かったが、本作では大幅に増加。
その「ダークラッシュ」は反動ダメージが無くなった代わりに威力は大幅に下げられた。
本作ではこれらの技は「ダークわざ」と分類されており、特殊攻撃や変化技も存在。
中には普通のポケモン達が使うものより凶悪な性能を持つものもある。
◆リバース状態
前作のハイパー状態にあたる。こちらが使うダークポケモンが技による攻撃を終了した際、ダークオーラが逆流して陥る事がある状態。
この状態になるとターン終了時に一定のダメージを受けてしまう上、リバース状態中のポケモンには回復アイテム等が使用できない。
ハイパー状態と違って逆利用できる性質は一切持ち合わせておらず、なる事自体がデメリットでしかない状態となっている。
なお、リバース状態はダークポケモンのリライブが進むにつれて発生しやすくなる。
これは作中でも説明されているが、リライブを進める事で元のポケモンに戻りつつある状態だと自身が放つダークオーラに耐えられなくなるからとの事。
対処法は前作と同じくバトル中によびかけるか、コロンマッサージを行う事で我に返る。
リバース状態のポケモンによびかけるとリライブゲージが減るので、バトル中になってしまったら早くよびかけてあげよう。
◆敵がダークポケモンを複数匹使用する
前作のダークポケモンは敵1人につき1匹しか繰り出してこなかったが、本作の終盤からは2匹繰り出すトレーナーが存在。
1匹だけしか使わないトレーナーも勿論いるが、大抵の相手は2匹持ち。むしろ終盤では2匹持ってない相手の方が珍しいレベルでダークポケモン達と相対する事になる。
ラスボスの側近はそれぞれ3匹と4匹を使用し、そんなラスボスに至っては
手持ち6匹がダークポケモン。
前座のダーク・
ルギアも合わせれば合計7匹という超豪華メンバーで主人公をもてなしてくれる。
◆ダークポケモンの見直し
前作では出現するダークポケモンは即戦力級のポケモンが少なく、タイプの偏りも多く見られた。
しかし本作ではタイプもある程度バラけており、カビゴンやスターミー、ボーマンダ、カイリュー、三鳥といった強ポケのほかヒメグマやラルトス、ビリリダマ、ロコン、キノココなど進化させれば頼りになるダークポケモンが多くなった。
中でもカモネギ、ガラガラ、ラッキーは専用アイテムをスナッチした時点で所持しているので彼ら(特にガラガラ)も頼りになるだろう。
またポケスポットの野生を含めればズバットやココドラといった進化すれば強力なポケモンも入手可能。
またリングマやヘルガー、ハリテヤマといった即戦力級のポケモンも進化させることで前作同様使える。
但し完全に偏りが改善された訳ではなく、じめんタイプがポケスポットやギンザルから貰えるヨーギラス(バンギラスまで進化すればじめんは消えるが…)を含めると12匹と明らかに多い。だったらわざマシン28の入手手段くれ
またむしタイプもポケスポットやギンザルからのツボツボを含むと10匹もおり、こっちも明らかに多い。
◆ダークポケモンの習得技の見直し
前作のダークポケモン達はリライブを進めていきリライブを完了させても、
ショボすぎるレベルアップわざ・ほぼ適当にあてがわれたわざマシンわざ・そもそも覚えてる奴が少なすぎるタマゴわざだけと
お世辞にも喜べない技のラインナップで、その大半が即戦力として採用できる程の性能は有していなかったが…
本作ではダークポケモン達の初期技が見直されており、わざマシンわざとタマゴわざから使いやすい技を覚えたポケモンが多くなった。
◆ダークポケモンがリライブ完了時に通常では覚えない「特別なわざ」を思い出す(通称、XD技)
ダークポケモンのリライブを完了させると全てのダークわざを忘れ去り、元のポケモンに戻るのは前作と同じだが
本作のダークポケモン達は「特別なわざ」という、通常の方法では覚えられないわざをリライブ完了時に思い出す。何を思い出すかはポケモン毎に固定。
その特別なわざは「てだすけ」「バトンタッチ」「このゆびとまれ」「あまえる」「うたう」等、仲間を助けたり相手と触れ合うようなフレンドリィなわざが多い。
…「リフレッシュ」という使い道がまるで無いわざを覚えてしまうポケモンも割といるが。ポケダンの世界であれば重宝される技だけど本家シリーズでは…
なお、本作のダークポケモンの中にはどういうわけかそれらに該当しない特別なわざを持つポケモンもおり、
トライアタック(&てだすけ)
トゲピーや、きんぞくおん
サンダー、
サイコブースト(&フェザーダンス)
ルギア等が存在。
魅力的な技を覚えるポケモンがいる一方、ポケモンによっては
厳選に非常に苦労する場合も多々ある。
最近「
乱数調整」の方法が見つかり、厳選が多少楽になった。
第7世代までの作品では、この方法でしか覚えられない技を持つポケモンが多く、それらの技を覚えたポケモンを使いたい場合は本作が必須だった。
第8世代以降はレート戦で使えなかったり、作品間を移動すると技がリセットされる仕様もあってか、わざマシンやわざレコードでそれらの技を簡単に覚えられるようになった。
そのため、現在では第7世代以前にて使うという目的にて厳選されている。
◆よびかけるの仕様変更
本作でも通常のバトル中は「よびかける」のコマンドが表示されている。
リバース状態および眠り状態のポケモンによびかける事で状態を回復できる点は前作と同じだが、
それらの状態になっていないポケモンによびかけると、そのポケモンの命中率ランクが1段階上昇するようになった。
これにより「うたう」や「さいみんじゅつ」等の命中率の低い技が格段に使いやすくなり、
命中補助用に「ヨクアタール」を買う理由が無くなった(=お財布に優しい)他、よびかけたのに無視される可哀想な主人公を見なくて済むようになった。
◆
レポート(セーブ)場所が自由に
前作は各所の
パソコンでしかセーブできないという謎仕様だったが、
本作では本編ポケモンシリーズと同じくメニュー画面にレポートが追加されたため、どこでも自由にレポート可能となった。
◆ポケスポット
野生ポケモンが出現する場所。合計3箇所存在するが、それぞれに3種類しか出現しない。
1個300ポケドルで販売されている「ポケまんま」をスポット中央に仕掛けておき(1つのスポットに最大10個まで)、野生ポケモンを1匹誘きだしてバトルするという回りくどい形式。
仕掛けたポケまんまは野生ポケモンが出現すると時間経過により食べられていき、全て食べられると逃げてしまう。
まんまと食い逃げされる前に現地へ急行し、容疑者野生ポケモンと戦って現行犯逮捕ゲットする必要がある。
ポケまんまの配置数が多いほど食い付く時間が長くなるため、長時間の足止めが期待できる。
なお、ポケまんまを食べるスピードはポケモンの種類によって異なり、レアなポケモンほど早食い。よく噛んで食えよ
狙うならケチらず常に最大まで置いておこう。
たまにアイオポートの漢方屋のゴンベが食い荒らしにくる。
大食いなので食べるスピードが早い(レアなポケモンと勘違いしやすい)上、漢方屋のババァがトレーナーのためゴンベをバトルで
●ねぃ!!成敗したりもできない。完全にお邪魔キャラである。
食い逃げされる前に犯行現場を目撃すると後から漢方屋のババァも現れ、どれだけ食われたかに限らず「ポケまんま」10個と、漢方薬4種の内どれか1つをランダムでお詫びとして貰える。
また、初めて目撃した後はアイオポートのフレンドリィショップ2Fで漢方屋がオープンする。
…漢方屋がオープンした後でも
ゴンベは何度でも現れては食いにくる可能性があるのだが。きちんとボールに入れて管理しとけ
そして「ポケまんま」がゴンベに食われるシーンを目撃する度にババァからの詫びの言葉も雑になっていく。
ウソハチ捜索イベント中はウソハチもポケスポットに現れる事がある。
こちらも別のトレーナー(モブ幼女)が持つポケモンだが臆病な性格で、最初に出会ったリブラ号から逃げ出した後は食べ物を求めてポケスポットに現れ出す。
普段からあれこれ無駄に食べまくってるであろうゴンベと違い、ウソハチは食べ物に困っている事により現れるため、犯行理由は異なる。なお、ウソハチも早食い。
ポケスポット内でウソハチを見つけた場合はゆっくりと近づく事でウソハチを確保でき、持ち主のトレーナーへ引き渡せる。
走って近付くと逃げてしまい、誘き寄せるところからやり直しになるため、さっさと確保してやろう。
砂漠に住むポケモン達が現れる…が、レアポケモン枠のナックラー以外はレベルアップで覚える技が全体的にショボい。
地面タイプのくせに地面タイプの攻撃技をまるで覚えないため、戦力として活用する場合、技マシン必須なのが痛い。痛すぎる。
中でもグライガーは捕捉率60と低くて捕まえにくい上、「どくばり」や「すなかけ」による嫌がらせ戦法を行うため、捕獲作業が難航しやすい。
それでいてレベルアップ技があまりにもショボすぎるため、捕獲後にアタッカーとして使うのは厳しいと言わざるをえない。
地面・飛行の複合タイプなのでリライブホールの配置用ポケモンとしては使いやすいが。
サポート要員として大いに活躍できるハネッコが出現!可愛いし、リライブホールでも役立つぞ!
レアポケモン枠のアメタマは『ルビー・サファイア』でもレアポケ、『エメラルド』では出現すらしないのでそれらで捕まえてないなら捜索する価値はある。オアシスの割にみずタイプがアメタマしかいないのは内緒だ。
…ゴマゾウ?ドンファンになれば強力な地面技である「じしん」を覚える(レベル49)けど習得が遅すぎるし、他の習得技は微妙だよ。
ゴマゾウ時は特性「ものひろい」だが『エメラルド』準拠の本作ではレベル依存なので、役立つ物は拾い辛い。ドンファンに進化すると「がんじょう」に変化してしまうのも痛い。
ズバットは最初こそ脆いがゴルバット→クロバットと進化させれば高速アタッカーとして活躍させられるため有用。
ココドラは戦力活用するには癖が強めだが、リライブホールの配置用ポケモンとしては相性補完に使いやすい。
ウパーは「あくび」や「じしん」等、役立つ技を覚えてくれるがレアポケモン枠で中々出ないのが憎い。
◆リライブホール
シャドーのラボでクレイン博士を救出すると完成し、利用可能になるシステム。
パソコンに預けたダークポケモン1匹をステージ中央に配置し、その周囲に通常のポケモンを4匹まで配置して触れ合わせる事で
手持ちに入れなくてもリライブゲージを減らしていってくれるという前作の育て屋の強化版ともいえる画期的なリライブシステム。
配置したポケモンの数と相性により、リライブゲージを減らす速度を上げられる。
合計9ホールあるものの、通常のポケモンが多くいないと動作しないため、完成直後から少しの間は効果を実感し辛い。
ダークポケモン達のリライブを完了させたり、ポケスポットに現れる野生ポケモンを捕まえたりすればステージ配置用の通常のポケモンを増やせるため、
スナッチ&リライブを徹底しながらプレイすると終盤では逆にリライブが中々追いつかない事態に発展したりする。
◆バトルディスク
ラルガタワーで購入したり、オーレ地方各地で拾ったり貰ったりで入手可能なバーチャルバトル用のディスク。
全部で50枚あるがシナリオが進まないと入手できない物も多々ある。ちなみに全部揃うのはエンディング後。
集めたディスクはラルガタワー内にて使用可能で、バーチャル空間で指定ターン以内に相手を倒す詰めバトルを行う事が出来る。
バトル内容はディスク毎に異なり、初回クリア時は各ディスクに応じた景品が貰える。
「1ターンで
ヌケニンを6匹倒せ」等と、当時のダブルバトル処理ならではの問題も。
◆技教えばあさんと技教え人
本作のアゲトビレッジには技教えばあさんが存在。
コイツはアゲトビレッジ入口から左へ行ったところにある洞窟に潜んでおり、話しかけると技を教えてくれる。
教わる際の対価は不要で、ストーリーの進行状況によって教われる技が増えていくが、それぞれ一度ずつしか教えてもらえない。
コイツが教えてくれる技は全12種類。「でんじは」のように使えるものから「ゆめくい」のように使い道に乏しそうなものまで両極端。
なお、このラインナップ上には「あくむ」「ゴッドバード」「じばく」とGBA版の技教えに無かった技が3つ存在する。
前者2つはともかく、「じばく」は第一世代同様にカビゴンやミュウツーも覚えられるので、彼らを「じばく」させたい場合はコイツから教わろう。
後者の技教え人はバトル山に存在。ただしコイツに技を教えてもらえるポケモンは本作では入手できないミュウのみ。GBA版と連動しない限り、利用できない。
質問の回答に応じて、決められた範囲の技からランダムで4つ教えてもらえる。何度でも教われるが1回の習得にポケクーポンが5000ポイント必要。
ランダムで習得可能な技の中には「さいみんじゅつ」「ナイトヘッド」「だましうち」「でんじほう」「なりきり」「ねこだまし」とコイツからでしか覚えられない技も含まれている。
◆わざ名人
前作ではわざの思い出しを担当する存在がおらず、一度忘れてしまった・習得レベルを通り過ぎたレベルアップ技を思い出させたい時はGBA版に送らないと出来なかったが
本作のバトル山には「わざ名人」を名乗る、わざの思い出しを担う男が出現。コイツの力を借りる事でGBA版へ送らずとも技の思い出し習得が可能となった。
これにより前作ではどうあがいても「ねこだまし」を覚えられなかったダーク・マクノシタが、今作では覚えられるようになった。
ただし1回の利用にポケクーポン1000ポイントを対価として要求される。無いままよりマシだがいささか高くねぇか
◆本作単体で入手できるわざマシンの見直し
本作だけのプレイで入手できるわざマシンもある程度見直され、前作では手に入らなかった「わざマシン03(みずのはどう)」「わざマシン04(めいそう)」「わざマシン08(ビルドアップ)」「わざマシン39(がんせきふうじ)」「わざマシン40(つばめがえし)」「わざマシン50(オーバーヒート)」など、本家シリーズだとジムリーダーから貰えた有用性のあるわざマシン群が本作ではちゃんと手に入る。
ただし、これら技マシンの入手方法はバトル山の各エリアリーダーを倒し、各エリア間のブレイクルームを訪れる事(それぞれ初回到達時のみ)。本家シリーズ同様、1プレイ1個限定なので使う際はよく考えてから。
序盤でも簡単に勝てて到達しやすいエリア2突破で貰える「わざマシン03」のような物から、レベル60台のポケモンがひしめくエリア9を突破する事で貰える「わざマシン40」のようにシナリオ上で使わせる気がない配置設定の物もある。
一方で「わざマシン07(あられ)」と「わざマシン37(すなあらし)」と「わざマシン46(どろぼう)」は有用性の低さが祟ってか、前作では手に入ったのに本作ではGBAと連動しないと手に入らないようになった。
「わざマシン21(やつあたり)」と「わざマシン28(あなをほる)」と「わざマシン43(ひみつのちから)」に至っては前作と同じく本作でもGBAと連動しないと入手不可能のまま。
ジニアスさんは地面タイプのポケモンと「わざマシン28」に何か怨みでもあるのだろうか
ひでんマシンが本作のみでは手に入らないのも前作と一緒。よって「なみのり」や「たきのぼり」は本作でも習得手段が無い。
そのせいで最初の相棒であるイーブイをシャワーズに進化させると「わざマシン03」から習得可能な「みずのはどう」をメインウェポンにせざるを得なくなる。
似たようなポケモンに最序盤でスナッチ可能なダーク・タマザラシもリライブ完了後から戦力として活用する場合、「みずのはどう」を覚えさせないと「みずでっぽう」しか水技が使えないポケモンと化す。砂漠まみれの荒地が多いからって習得技まで水不足にすんなし
◆一部の技のエフェクトや効果音が変更
ポケモンコロシアムでは言い方は悪いが陳腐だったり使い回しに等しいエフェクトの技が多数見られたが、
本作では一部の技のエフェクトが作り直されたり効果音が変更された。
エフェクトからは「みずあそび」や「ハイドロポンプ」といった水タイプの技の透明感が増していたり、
「れいとうビーム」や「ぜったいれいど」といった氷タイプの技は氷結感が増したりしている。
効果音は「あまごい」や「あめふらし」によって発生した雨が、雷の鳴り響かない単なる土砂降りになっていたり。
これについては前作の雷雨そのものな方が迫力があって良かった層もいるかもだが
◆良点
前作(ポケモンコロシアム)では第2世代のポケモンでルギアだけが唯一補完されておらず入手不可能だったが
本作はルギアがダークポケモンとして登場するため、スナッチ&リライブする事で入手可能。
ルギア自体はファイアレッド・リーフグリーン・エメラルドでも捕獲可能なのだが、
それらは過去に配信された「しんぴのチケット」というアイテムが必要であり、誰でも行けるわけではない。
よって通常プレイの範疇で第3世代産のルギアが欲しい場合は本作ポケモンXDのプレイが必須。
本作は『エメラルド』発売後に出された…いわゆる第3世代晩年の作品にあたるため、『XD』で入手できるポケモン達の中には第3世代内だとレア度の高い種族も含まれている。
いくつか例を挙げると『ルビー・サファイア』では野生出現するが『エメラルド』だと出現しないアメタマ・ルナトーン・ザングース等。
『ファイアレッド・リーフグリーン』におけるバージョン限定出現のストライク・エレブー・ブーバーや、サファリゾーン限定種のガルーラ・ラッキー・ケンタロス等。
特にサファリゾーンの3種はどれも出現率と捕捉率が低い事に加え、独自の捕獲ルールと逃走判定による運の要素まで絡むため入手が難しい。
そちらでの捕獲に難儀していたり、サファリゾーンそのものがお嫌いな場合はポケモンXDをプレイする事で解決が見込めるかもしれない。GBA版で長時間粘って捕まえる方が早いかもだが
そういったレアポケモン達が補完されている本作をプレイする事でGBA版のぜんこく図鑑を完成に近づけられるが、全てのレアポケモンが補完されている訳では無い点には注意。
具体的には…
- 3匹の中から1匹しか入手できないカントー・ホウエンの御三家ポケモン
- どちらか片方しか入手できないカントー・ホウエンの化石ポケモン
- 進化道具が『ルビー・サファイア・エメラルド』限定で1個しか入手できず、かつ二者択一となるハンテール・サクラビス
- 『リーフグリーン』限定のヤドン系統
- 「出現ポイント」という特異な性質を持つために遭遇する事自体が難しいヒンバス系統
- 準伝説や禁止伝説に該当する本作内では捕獲できない伝説のポケモン達
これらのポケモンの大半はGBA作品でないと手に入らない。
特にヤドン系統が本作で補完されなかった点はかなり痛く、ぜんこく図鑑を完成させるには『リーフグリーン』が必須となる。
他にもレアポケモンと言えそうな種族は何体かいるが、バージョン問わず入手可能だったり単に出現率が低いだけだったりと、バージョン限定枠や1プレイ1匹限定ではないものが多く、上記のポケモン達よりかはまだ手に入りやすい。
また、ぼっちプレイヤーによっては通信進化ポケモンの入手もネックになるだろうが、
本作とGBA版で通信交換を行えば、それを経由する事でもポケモンを通信進化させられる(前作『ポケモンコロシアム』と同じ仕様)。
GCとの通信プレイの際はGBAケーブルが別途必要だが、GBA本体は1台だけでいいため、第3世代内で通信進化ポケモンが欲しいなら是非とも利用したい。
第3世代内では屈指の激レアアイテム「しあわせタマゴ」を必ず1個入手できる。
ただし入手するにはオーレコロシアム第1セットに優勝後に発生するセツマのサブイベントを終わらせなければならない。
このサブイベントはオーレ地方各地を行ったり来たりする内容のため長ったらしいが、
ファイアレッド・リーフグリーンのサファリゾーンでのみ野生出現し、捕獲にまで難儀するラッキーから手に入れるよりかは遥かにマシな入手方法となっている。
◆欠点
主人公が10代後半の青年でアウトローかつ殺伐とした雰囲気のオーレ地方を旅するというコンセプトは
これまでのポケモン作品には無かったため、(
賛否両論もあれど)新鮮味が強かったが……
本作の主人公は10代前半の少年。作中設定の都合もあるとはいえ、少年が行き来すると悪影響を及ぼしそうなアンダーは本作には存在せず。
人物の態度も敵であるシャドーの面々は主人公をお子様と侮って見る者が多く、
喧嘩っ早い者が多いであろうパイラタウンの住民も相手が小さい子供だからか軟化気味。
これらの要因によりオーレ地方特有の殺伐とした雰囲気が全体的に薄れてしまっており、
前作の世界観が好きだったプレイヤーは物足りなさを感じる事も。
前作ではダークポケモンのスナッチに成功すると、そのダークポケモンが即座に手持ちへ加わる(手持ちに空きが無かった場合はボックスへ送られる)ようになっていた。
この仕様はイベントによる連戦などで特定のダークポケモンだけを厳選入手したい時や、スナッチ後にわざと自滅して一旦戻りたい場合に有効だった。
…しかし本作のダークポケモンはスナッチに成功しても、その相手にバトルで勝利するまでは手持ちに加わったりボックスへ送られない「保留状態」になる仕様へと改悪変更されている。
なのでスナッチ成功後にバトルで負けてしまった場合はスナッチが無効となり、スナッチに使ったボールも戻ってこないため、無駄になってしまう。
勝利しないと仲間にできないという事は詳細な能力確認が一切出来ないのと同義であり、ラスボスのダークポケモン6匹なんかは勝利後にエピローグ→エンディング(半ば強制レポート)となるため、通常の方法だと厳選はほぼ不可能。
そうでなくても終盤以降はダークポケモンを2匹以上使うトレーナーが多くなるため、彼らの場合も1匹だけしか実質厳選できないに等しい。
ダークポケモンの個体性能が決定されるのは前作同様にそのダークポケモンと初めて戦った時であり、まだ繰り出されていないダークポケモンは不定のまま。
なので1匹ずつ見れて、そこから即自滅すれば見たポケモンの個体性能だけは固定化できるが、通常プレイの範疇だとあまりにも時間がかかりすぎるし、結局は捕まえないと能力値判定ができないので地獄である。
さらに本作のダークポケモンで特性を二種持つ個体は、敵として戦闘する度に特性が変わる事があるという謎仕様も存在。
例えばデルビルは特性「もらいび」「はやおき」の二種を持つポケモンだが、初戦闘時は「もらいび」だったのに再戦した際は「はやおき」に変わっていたという感じ。
スナッチ成功で入手すればその時の特性で完全に固定化される……のであれば良かったのだが、第四世代以降でそのポケモンを進化させた際にはもう片方の特性に変化してしまう可能性があるという嫌な仕様付き。
個体値が良くて特性も使える方でゲットできたポケモンが、進化後に使えない方の特性に変わってしまったという悲劇はXD産ダークポケモンあるある。XD産「てんのめぐみ」トゲピーが「はりきり」トゲキッスになったりとか…
本作で使われているコロシアムはパイラコロシアム、ラルガタワーコロシアム、オーレコロシアムの3種だけ。
それぞれレベル20、レベル40、レベル60(※対戦施設かつ『エメラルド』のオープンレベル方式)となっている。
育成・金策の稼ぎ両面で使えるのが実質2ヶ所だけは少なすぎる。
アンダーコロシアムとボトムコロシアムはアンダーが埋め立てられているため、消滅。
フェナススタジアムはフェナスシティに現存しているが、ラルガタワーがフェナスシティの管理施設となった本作では
バトル会場がラルガタワーコロシアムに移行してしまっており全く使われなくなってしまった。
アンダー関連は行けないから仕方ないにせよ、フェナススタジアムはまだバトル会場として使っても良かったのではなかろうか…
本作のオーレコロシアムはダブルバトル専門の対戦施設だが
第3世代晩年に出された作品なのもあり、ちょっとやそっとのポケモンや腕前では満足に勝ち進めないほど攻略難度が高い。
ラブリナが登場する第1セットは変化技をふんだんに使うポケモンが多いだけで各々のパワー自体はさほどでもないが、ワズルが登場する第2セットが問題。
1回戦が
バンギラスの「すなあらし」を主軸とした「すながくれ」による害悪回避パ。2回戦は一撃必殺技が中心の運ゲーパ。
ファイナルのワズルは大爆発パと厄介極まりない戦法を使う奴が目白押し。…第2セットの時点で容赦が無さ過ぎにも程がある。
それに加えて、このオーレコロシアムでは第3世代の対戦施設おなじみのタワークオリティに似た何かが頻発しがち。
敵側の「せんせいのツメ」「ひかりのこな」「のんきのおこう」「きあいのハチマキ」が大変都合のいい場面で発動する事もしばしば。
こいつらのせいで理不尽な運負けも割と起こり得るが、何度負けても諦めず挑む事が肝要である。
■おまけ
バトル山の35番目のトレーナーは、
サボネアと
チリーンを繰り出してくるが、戦闘前に
「わたしと同じ 組み合わせの
ポケモンを つれている人が
いるんだって。 見たことある?
と言ってくる。
サボネアとチリーンを使うトレーナーと言えば、アニメ
AG編中盤辺りで
見覚えが…
2026年3月18日、「ニンテンドーゲームキューブ
Nintendo Classics」にてアーカイブ配信が開始された。但し既に配信されているSwitchの『FRLG』やポケモンHOMEの連動は
出来ない。
このため本作でスナッチ→リライブしたストライクを
ハッサムにする事は出来ず、バトル山のミュウ専用わざ教え人もSwitch2版では実質上の記念碑と化してしまった。
但しその分『FRLG』では出来なかったステートセーブ&ロードが可能になっており、
例えスナッチが出来なくても、セーブ→ロードを繰り返せば簡単にスナッチが出来るようになった。
初回クリア後は盤面がシャッフルされ難易度が急上昇するバトルDEビンゴもカンニングが出来るためポケクーポン稼ぎに使いやすくなっている。
なおSwitchの『FRLG』とは異なりニックネームの制限は無い。
追記修正はダーク項目をリライブしつつお願いします。
- むしろコロシアム的なアウトローな感じで突き抜ければ良かったのにと思わなくもない -- 名無しさん (2013-10-14 15:08:43)
- リライブが楽になったのはよかったけど、前作に比べると色々物足りない。厨二路線は続けて欲しかった -- 名無しさん (2014-02-22 18:13:02)
- 当時としてはDPに先駆けてゴンベの鳴き声が聞けたっけな。ってか1ターンでヌケニン6匹倒せってどうやるんだ? -- 名無しさん (2014-08-22 14:51:11)
- 当時のダブルバトルの戦闘不能→交代のタイミングやすなあらしをうまく使うと抜け殻掃除はすぐ終わります -- 名無しさん (2014-09-01 02:19:14)
- デスゴルドの「死ねぃ!」には驚かされた。 -- 名無しさん (2014-09-02 14:45:22)
- ↑3 まきびしを使っておくと、控えのヌケニンが出てきた瞬間瀕死になる。最初の2体はすなあらしで倒す。 -- 名無しさん (2016-02-01 21:47:33)
- バトルディスクの詰将棋ぶりが高難度過ぎたなあ 開発は違うけどこれをより磨き込んだのがポケウッドって感じがする -- 名無しさん (2018-05-06 17:49:17)
- もしSwitch用のHDリマスター版として出してもあまり売れなさそう -- 名無しさん (2023-03-27 20:16:53)
- 20周年だしアニメに表の世界では資産家だった悪党と戦ったリュウトが出てきたり面目を潰された経験持ちのスナッチ団と成り行きで共闘して荒事や汚れ仕事してもらうとか…無理か -- 名無しさん (2025-03-22 07:14:26)
- ↑×2 やかましいわ -- 名無しさん (2025-03-22 09:08:52)
- 旅パを固定するかリライブしては変えを繰り返すかで序中盤がきついか終盤がきついかかなり変わった気がする。ポケコロと比べると便利にはなったけどヌルゲー化しちゃったからなぁ GC二作はまさにあちらが立てばこちらが立たずだよ -- 名無しさん (2025-03-22 10:08:23)
- 2005年8月4日発売 -- 名無しさん (2026-01-23 13:03:24)
- あられとすなあらしって有用性低いの?霰パとか砂パで使わん? -- 名無しさん (2026-02-05 15:13:26)
- ↑第3世代のあられは吹雪必中効果がない上にゆきがくれもアイスボディ持ちもいない(ついでにゆきふらし持ちもいない)、砂嵐は最大の強みである岩タイプの特防増加がない+ガブリアスやグライオンといった強いすながくれ持ちがいないから微妙 -- 名無しさん (2026-02-18 18:04:11)
- やっぱ連携ダメだったか…NintendoとClassicsHOMEって物理的な何かで連携できないのだろうか。とはいえポケスタは「ゲームボーイで育てたポケモンは〜」 -- 名無しさん (2026-02-28 06:22:34)
- ↑ミス やっぱ連携ダメだったか…NintendoとClassicsHOMEって物理的な何かで連携できないのだろうか。とはいえポケスタは「ゲームボーイで育てたポケモンは〜」としか表記されてなかった(これだけだとVC版なら出来るのか?と少し分かりにくい表記だった。実際は無理だったけど。)から、今回は割とどこからも連携できませんというのは分かりやすい表記だったな。と。 -- 名無しさん (2026-02-28 06:24:48)
- 一切の連動が出来ないとなるとオーレコロシアムが無理ゲーになるな… クラシックス下での配信である以上はいずれ来るポケモンコロシアムも同じ仕様だろうし、FRLGと通信可能な買い切り枠で展開してくれねぇかなぁ -- 名無しさん (2026-02-28 14:07:04)
- もし今後WiiClassicsというのができて、バトレボが配信されるとしたらレンタルパス縛りになりそう。 -- 名無しさん (2026-02-28 14:25:46)
- しかしコロシアムより先にXDが配信されたのか未だに分からない。 -- 名無しさん (2026-04-19 11:13:34)
- ↑コロシアムは連動できるようにする予定があって連動なしのXDを先に……とか? XDだと連携してやれることは実質交換だけだから、コロシアムやバトル山のあるコロシアムで連動できた方が面白いし。XDも限定技とかリボンとか需要はあるんだけどね -- 名無しさん (2026-05-13 16:34:36)
- ↑コロシアムはカードeを使う要素や拡張ディスクがあるから、それらのデータを入れている準備をしている可能性もあるのではないかと。 -- 名無しさん (2026-05-15 15:17:19)
最終更新:2026年05月21日 17:09