バンドーラ一味

登録日:2022/08/20 Sat 13:42:57
更新日:2024/12/03 Tue 17:41:17
所要時間:約 10 分でお読みよ!






はははははは!

トットパット!

ブックバック!

グリフォーザー!

プリプリカン!

地球を石ころの星にするよっ!!


『恐竜戦隊ジュウレンジャー』新番組予告より


バンドーラ一味とは、スーパー戦隊シリーズ第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の敵勢力である。

クリーチャーデザイン:篠原保(幹部・ドーラタロス)、野口竜(ドーラモンスター)


【概要】

魔女妖怪妖精といった伝説上の存在として語られる古代からの地球の住民達によって成り立つ勢力。
組織としての正式名は持たず、バンドーラ一味というのも便宜上の名称でしかない。

1億数千万年前の恐竜時代に地球を我が物とすべく、ジュウレンジャー達五大部族と熾烈な戦いを繰り広げるも敗北。
1名を除き、首領も含めた側近達全員が一つの大きなカプセルに封印され、地球から離れた惑星ネメシスにて眠り続けていたが、
時が経った1992年、ネメシスに降り立った宇宙飛行士達がそのカプセルをいじった事で復活を果たすと、そのまま活動を再開し、再び地球を支配すべく様々な悪事を働いていく。
本拠地は月面にそびえ立つ「バンドーラパレス」で、復活した際に占拠したビルをそのまま改造して造り出した。


【組織内の空気】

人間(主に子供)を相手に害を成す立派な悪党だが、組織内の風土は本当の意味でアットホーム
今までの、そしてこれ以降の多くのスーパー戦隊の敵組織と比較しても、バンドーラをボスに据えている以外では基本的に対等な関係であり、そのバンドーラも部下達には常にフランクに接している為、上下関係は希薄。
そんな緩い雰囲気故か構成員同士の仲も基本的に良好であり、裏切りや腹の内の探り合いとも無縁で、和気藹々とした空気を貫いた。
加えて全員庶民派で生活感を漂わせる発言も何かと多く、単なる悪者集団に留まらない温かさやシュールさは、それまでになかった作品全体のファンタジー的な要素もあって当時視聴していた多くの子供達を虜にした。
前作敵組織が互いにいがみ合い、潰し合いを行っていたのとは色んな意味で対照的なものとなっている。

幹部のうち純粋な戦闘要員が少ないという、後の邪命体エヴォリアン並に貧弱な人材層の薄さだが、それを補うぐらいにバンドーラが強いため、実質的にはあまり問題にはなっていない。

そんな雰囲気もあってか、最終回でジュウレンジャーが乗り込んできた際には、戦闘力のないトットバットやブックバック、そもそも戦闘描写がなかったプリプリカンまでもが前に出てきて一斉にバンドーラを守る態勢を取るなど、結束力は非常に強固。
最終決戦ではバンドーラが魔法の力を失ったところで、大獣神が作り出した封印の壺(操縦機能が無い宇宙船みたいなもので、部屋があるのが確認できる)に再度封印されて宇宙を漂流するという結末を迎えたが、まだまだ諦めていない様子。
ちなみに戦隊悪役の組織としては珍しく、全員生き残っている上に最終的に一人増えた。

『Dolla!~魔女バンドーラのテーマ』というキャラソンがあり、アラビアン風の明るい曲調と誰でも歌いやすいサビの歌詞、1番・2番の間に入るバンドーラのラップ調のセリフパートが特徴。

【構成員】

首領

  • 魔女バンドーラ

おお我が故郷地球よ……私は約束通り蘇った。
1億7千万年の恨み、今こそ知るがいい!

演:曽我町子

一味の元締めである自称「史上最大の魔女」
茶色い装束を纏った中年女性の姿をしており、銀髪を2本の角のように結っている。
元々はジュウレンジャー達と同じく恐竜時代に栄えた古代人一族・ダル族の女王だったが、ある日息子のカイを恐竜に殺された事からその憎しみに燃え、復讐の為に大サタンと契約して魔女となった。

「生き物が何もいない不毛の大地こそ純粋で美しい」と宣う歪んだ思想を持ち、そのためなら地球を「なんて汚い星」、逆に愛を信じる人間をゴミと断定したり、その中でも大の子供嫌いという偏屈な性格の持ち主。
その為、ジュウレンジャーと親しくなった子供達に目を付けては、その心身を弄ぶ悪逆非道な作戦を実行し、多くの人々を混乱に陥れる陰湿で極悪な人物だが、
一方で気分が高揚すると部下と共にミュージカルのような歌*1と踊りを披露したり、断食ダイエットを行って立てなくなるほどフラフラになるといった愉快かつ人間臭い面もあり、
悪の大ボスでありながら豊かな感情表現の数々もあって妙に憎めない部分も多い。
また、部下が大なり小なり成果を上げたのならば、それを素直に評価して相応の褒美を用意したり、普段から彼らともコミュニケーションを取る事も欠かさないなど、部下思いかつ面倒見の良い性分でもあり、その人望は非常に厚い。
そのためか「バンドーラ様が部下に対して咎めた」シーンは基本的に軽度な問題行動*2意図したものではないが、作戦が遅れるような行動*3で、組織の分裂や倒壊を招きうるようなものは一切なかった。怒られた部下たちもちゃんとなんで怒られたのかを理解し、しっかりと反省している。
組織を率い、動かしていく能力には実際に優れているタイプの首領と言えるだろう。

ちなみに子供嫌いとなったのはカイを失ったトラウマが原因であり、最終回で再封印された際はグリフォーザーとラミィの間に産まれた子供を見て思いっきり絆されていた。

先端に赤い宝玉と三日月のレリーフが付いた魔法「ドーラセプター」を常に持ち歩いており、そこから破壊光弾を発射して敵を攻撃する。
また、月面のバンドーラパレスからドーラセプターを「大地に眠る悪霊達よ。ドーラ○○に、はっ!力を与えよ!!」の口上と共に地球へと投げつけ、
地面に突き刺して大地に眠る悪霊達を呼び起こし、ドーラモンスターに憑依させて巨大化させる事が可能。
その対象はドーラモンスターのみならず、グリフォーザーやラミイ(ラミイスコーピオン)にドラゴンレンジャー、なんと人間の子供までもを巨大化させている。
「史上最大の魔女」と称するその実力は伊達ではなく、対象を一瞬で異空間に転送する、壊れた物を即座に修復する、キングブラキオンすらも飲み込むほどの地割れを引き起こすといった強力無比な魔法の数々を操る他、確実に相手を陥れる作戦を思いつく戦略眼や機転にも長ける。
魔法の自転車*4を漕ぐ事で空を飛べる他、自身の戦闘力も異常に高く、ジュウレンジャーでも一人ずつでは全く勝ち目がなく、大獣神すら翻弄するほど強い。
おまけにフットワークも軽く、ドーラスコープで地上を見張りつつ、チャンスと見ればすぐさま移動して暗躍するという、戦隊もののボスとしては完璧に近い御仁。
だが、この世界の魔女は「涙を流すと魔力を失う」という特性があり、カイとの二度目の別れの際に号泣した事で元の普通の人間に戻ってしまい、慌てふためいたところを前述のように封印の壺の中に側近共々閉じ込められてしまった。

残酷さ・恐ろしさを持ちながらも、相反するユーモラスな側面も両立させているという難しい役柄を見事に実現した演技とキャラクター性から、
歴代スーパー戦隊シリーズの悪役の中でも特に高い人気を誇っており、部下達にならって「バンドーラ様」の愛称で親しまれている。

演じる曽我氏は他の戦隊でもその他の特撮でも様々な役柄で出演されている「特撮界の女王」の異名を持つ御方であるが、とりわけバンドーラは「はまり役」と称する程の深い思い入れがあるキャラだった模様。
重そうな衣装にもかかわらず楽しげな雰囲気で軽快に踊るなど、ベテランでなければこなせないようなシーンもちらほら。
北米版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のスタッフにもその熱演は高く評価されたようで、原作の演技を再現できる女優がいないという理由から日本の映像が向こうでもそのまま使われていた*5


側近

  • トットパット

今こそ人間の血を、たらふく吸いまくる時だ!

演:日下秀昭
CV:篠田薫

吸血鬼の子孫。
毛むくじゃらで長身痩躯の体型と、モノクルを付けた青白い顔が特徴で、甲高い声で話す。
せっかちな性格で、のんびり屋のブックバックにいつも苦言を呈したり厳しいツッコミを放つが、何だかんだでいつも一緒に行動する凸凹コンビになっている。
曲がりなりにも吸血鬼だというのに今まで血を吸った事がない上、空も飛べないというへっぽこな部分も数多く、加えて本人も無自覚に間抜け気味。
一応本人なりにこれらを克服しようとしているものの中々報われず、手柄を立てた暁にはバンドーラに翼を付けてもらおうと考えている。
戦闘能力もほとんど備えていないが、頭脳面は多少働くらしく、人を凶暴化させる秘薬でダンメイをツッパリ(不良)に変えてジュウレンジャーの分断に成功した事もある。
卵料理はゆで卵派。

  • ブックバック

僕ちゃん、頭良くして欲しい~!

CV:渡部猛
スーツアクター:渡辺実

妖精ピクシーの子孫である小鬼
青白い体に古代の剣闘士のような恰好をした、ずんぐりむっくりとした体形をしている。
いつも行動を共にしているトットパットとは対照的に、常にマイペースでのんびり屋で、頭もあまり良くないために彼からツッコまれる事も多く、手柄を立てた暁にはバンドーラに頭を良くしてもらおうと考えている。
「僕ちゃん」という一人称に舌足らずで幼げな口調を用い、無邪気な子供のような振る舞いと行動パターンが目立つが、それ故の狂気を垣間見せる場面もある。もちろん忠誠心や「バンドーラ様が言ってるように、悪いことをしよう」という意識は高い。
要するに2人そろって「やる気も意識もちゃんとしてるのに空回りする」役回りである。
トットパット同様戦闘能力は皆無だが、いつも携帯しているショルダーバックには様々な物が入っており、
トットパットと共にドーラトトイスを制作した際には、その時の持ち物をあるだけつぎ込み、強力なドーラモンスターの誕生に貢献した。
卵料理は目玉焼き派。

  • プリプリカン

わしの芸術と一緒にしないで欲しいわい。プリプリ……

CV:大山豊
スーツアクター:飯干隆子

妖精レプラコーンの子孫。
眼鏡と青いエプロンを常に身に着けている老妖精で、怒ったり不機嫌になると「プリプリ」と呟くのが口癖。

ドーラモンスターの製作者であり、粘土細工を作ってはそれを特殊な機械に入れる事でモンスターに変えている。
この手のキャラの例に漏れず職人気質でこだわりが強く、気に入らない粘土細工は捨ててしまうため事実上の遅筆タイプだが、
劇中ではその失敗作を無理矢理引っ張り出された挙句に、それから生まれたドーラモンスターが思わぬ成果を上げる事が多かった為、自分の芸術性と噛み合わず苦言を呈したり頭を抱える事がしょっちゅうだった。

また、基本的に粘土細工作りは一人で行っており、その際の疲労に耐えかねて一度は助手を雇おうとバンドーラも巻き込んだ面接を取り付けた事もあった。

…とはいうものの、戦闘員たるゴーレム兵を焼き釜で量産するのもプリプリカンの役目。芸術家としてとバンドーラ一派のスタッフとしてで板挟みになることも多かっただけで、彼も職務意識そのものはしっかりと持っている。

  • グリフォーザー 

バンドーラ様。喋れるようにしていただき、誠に光栄に存じます。

これからは今まで以上に忠誠を誓います。

CV:千田義正→徳丸完
スーツアクター:坂本隆

ライオンのような紺色の顔と黒い大きな翼を持ち、黄金の鎧で全身を武装したグリフォンの戦士。
バンドーラ一味の数少ない戦闘要員であり、武器である長剣「グリフォカリバーIV世」を振るって何度もジュウレンジャーに牙を剝いた強敵。
単純な剣術はもちろん、剣から放つも駆使した戦闘スタイルはジュウレンジャーのみならず大獣神すらも苦しめる程強力で、
劇中ではドーラモンスターの護衛役や共闘役として何度も前線に立ち、頻繁に巨大化も行った。ある意味「巨大化は死亡フラグ」という戦隊のお約束を何度も破った逸材である。
当初は言葉を放せず、唸り声を上げるばかりだったが、第20話以降は恐竜の卵を奪取したラミィの頼みによって、バンドーラの魔法で人語を話せるようになった。
口数は少なく、間抜けな言動もあまりなかったものの、トットパットやブックバックと不死の薬を盗みに行った際には、山分けしようとしたのがばれてバンドーラに揃って杖でシバかれるという貴重なギャグシーンも見せた。

先述のように妻のラミイに対して「戦に女は不要だ。女は家に帰って洗濯でもしていろ」と発言するような(2020年代からすると前時代的な)お堅い面もある*6が、
本来は愛妻家で夫婦仲は今でもお熱く、最終回で封印された後、彼女との間に産まれた我が子を抱いて仲睦まじく立っているくらいには円満である。

  • ラミイ 

さ~て、どうやってとどめを刺そうかしら?

演:河合亜美

第19話から登場した女幹部。
バンドーラ一味の秘密捜査官として、恐竜時代から恐竜の卵を狙って活動していた。
その為、先の戦いには不参加だったが、それによって一味の中では唯一封印と追放を免れており、初登場回にてバンドーラの呼びかけに応じて再び戦いの表舞台へと舞い戻った。

グリフォーザーの妻であり、彼同様に一味の希少な戦闘員として巨大ブーメラン「ラミイブーメラン」を武器に、身軽な動きで相手を翻弄する。
夫同様にジュウレンジャーを圧倒する実力者で、夫婦でのコンビネーションも抜群。
純粋な戦闘技能に加えて、複数のサソリが纏わりついた岩に変身出来る他、巨大化時には異形の姿「ラミイスコーピオン」へと変貌を遂げる。
戦士だけあって男勝りな性格の持ち主で、グリフォーザーの発言にも抗議する程だが、基本的に彼の事は「ダーリン」と呼んで大切に想っている。
他にも見え見えのバレバレなサングラスの女やアナウンサーに化けて暗躍したり、メイとコスプレ対決を起こしたりと、ある種のダークヒロインとして物語後半を彩った。


その他関係者

復活直後の彼の憎しみに目を付け、バンドーラが魔剣ヘルフリードをちらつかせて一度は共闘関係を結んだものの、ゆくゆくはバンドーラすらも出し抜こうとしていたのもあって早々に決裂した。
詳しくは個別項目参照。


地球を滅ぼしたいのはママも同じだろう。大サタンを手伝って、地球をボロボロにしてやるんだ!

演:高橋一生

第47話から登場した白装束の少年。
その正体はダル族の王子にして、バンドーラの死んだはずの息子。
生前、いたずら感覚で恐竜の卵を割って遊んでいたところを親の恐竜の逆鱗に触れて追い回された挙句、崖から落ちて死亡した。子供といえど、残当の所業
しかし、大サタンの手で復活すると、その悪意に突き動かされるままに地球に侵攻し、ジュウレンジャーに最後の戦いを仕掛けた。
ある意味では『ジュウレンジャー』という物語における全ての元凶だが、それがほとんど自業自得である事は誰も知る由がない。

生前の記憶こそ引き継いでいるものの、その心は既に大サタンに支配されており、
母親であるバンドーラが抱きつこうとしても「生者の温かい手で触られるのが嫌」と冷淡な態度で避けるなど、
「自分の手で温められない」と嘆いていた前作の幹部とは真逆の対応を見せている。

戦闘においては念力や瞬間移動といった様々な超能力でジュウレンジャーを翻弄する他、自分専用のドーラモンスター・ドーラタロスを操縦しての巨大戦もこなす。
なお、ドーラタロスを操る際には、白装束からプロテクターとスコープを付けたパイロットスーツ姿にコスチュームチェンジする。

演じていたのは今や主演も務める俳優へと出世した高橋一生氏。32年後にはなんと同じ恐竜の女性戦士と結婚した。
スーパー戦隊シリーズでは多数ある、ブレイクする前の俳優・子役が出演していたケースの一つである。

  • 大サタン

演:浦野眞彦
CV:加藤精三

本作のラスボス
五大部族の伝説にも語られる大悪魔であり、バンドーラを魔女に変えた張本人。
かつて究極大獣神との戦いに敗れて地獄へ逃亡したが、バンドーラの儀式によって再び地球へと現れた。
その姿は青白い顔に氷柱のような髪が生え並んだ巨大な生首だけのものであり、含み笑いを上げるだけで言葉はほとんど話さない。
目から放つ光線や、人間には猛毒となる吐息が武器な他、ドーラモンスターに憑依する事でその力を飛躍的に向上させる事が可能。
また、死者すら蘇らせる事も出来る。
一度はサタンフランケとなるも、復活した究極大獣神にまたも敗れ、宇宙に追放されたが、物語終盤に再び地球に飛来。
カイを使者としてバンドーラ一味に送り込んで手下とし、一度は自身の力やカイが操るドーラタロスの力で全ての守護獣を倒してジュウレンジャーを完全敗北に追い込んだが、
彼らによって魔法界に囚われている守護獣を救い出されると形勢が逆転し、最期は究極大獣神の「グランパニッシャー」で完全に止めを刺された。

地上に呼び出すためには13人の子供を生贄として埋め込んだ「悪魔の塔」を地上に立て、その上で呼び出しを行う魔女が、失敗すれば自身の命を失う「黒魔術最大の秘法」を唱え続けなければならない。
ただし、一度召喚に成功すればこのプロセスは簡略化が可能。具体的には悪魔の塔は生贄がいらなくなり、召喚の呪文も短縮される。


【ドーラモンスター】

いわゆる「今週の怪人」枠。
プリプリカンが作った粘土細工をモデルに、特殊な機械を通す事で誕生する。
だが、中には一味と関係ない者を洗脳した存在についても同類として扱われるなど、実際の定義は「一味配下の怪人」程度である模様。
理性や強さは様々で、幹部同様に流暢に言葉を話す者もいれば、野生の獣のような唸り声をあげるだけの者も存在する。

後に新発見の「ドキータ粘土」から作られた強化タイプのモンスターも登場し、新武器・サンダースリンガー以外での対処が難しくなった。

名前の付け方は全て「ドーラ○○」で、基本的には想像上のモンスターがモデルだが、中には騎士忍者といった職業であったり、亀やウツボカズラといった生物モデルも存在するなどばらつきもある。


戦闘員

  • ゴーレム
ドーラモンスターと同じ粘土から誕生する下級戦闘兵。
ゴツい体型の黒い上級兵士と、スマートな灰色の下級兵士の2種類がいるが、後半になると前者はあまり登場しなくなった。
言葉は一切喋らず「ゴロゴロゴロ」という鳴き声のみを発するが、これが彼らの言語らしく、会話をしているシーンもある。
元が粘土そのものなので、あらゆる場所に神出鬼没に現れる。

これもドキータ粘土で作られた再生・分裂能力持ちが投入され、ジュウレンジャーを苦しめたが、
特効武器のサンダースリンガーが投入された事であっさり対処され、以後は通常のタイプに戻っている。



大地に眠る悪霊達よ。ドーラ追記・修正に、はっ!力を与えよ!!



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  • 全員生存
  • 正式名称不明
  • 魔族
最終更新:2024年12月03日 17:41

*1 放送当時、日本コロムビアから発売された『ソングコレクション』では、この歌は「Dolla! 〜魔女バンドーラのテーマ〜」として収録。アラビアン風の曲調で合間にはバンドーラがラップを歌うパートもある。歌うはもちろんバンドーラ役の曽我町子氏。部下達に名前で呼び掛ける箇所で、音源や歌詞カードでは途中参加したラミイの名前はないが、劇中で披露された際には彼女も含めて「さあ、行くよ!」と歌い上げられている。

*2 喋れるようになったグリフォーザーが「前線戦闘は男性の仕事ではないか」と発言した、など

*3 プリプリカンの失敗作入れの中に十分使えそうな作案が入っていた、など

*4 前輪が大きい古いタイプのもの。

*5 口パクを合わせるため、一部には日本で追加撮影された映像も使われている。

*6 ちなみにバンドーラの耳に入り、「女をバカにすると承知しないよ!」と怒られてしまった。言うまでもなくグリフォーザーにとっての主君=バンドーラは女性であり、かつ結構自分でも出撃するのも大きかったのだろう。