スーパー戦隊の敵組織

登録日:2017/06/18 Sun 15:24:00
更新日:2025/09/13 Sat 08:53:37
所要時間:約 67 分で読めます






主役は怪人だ!


※引用: 『百化繚乱 上之巻』帯文




【概要】

スーパー戦隊シリーズにおける永遠の人類の敵対者にして敵役。それが悪の組織である。極稀に和解するのもいるけどネ

当然ながらヒーローとは切っても切れない関係であり、(2024年現在で)48年間続く戦隊シリーズでもその関係は健在。
彼らは日夜自分達の野望や目的のために計略を巡らせ、人々やヒーローに危害を加えていく。

組織の目的については幾つかパターンがあり、悪の組織らしく、主に
  • 世界(宇宙)征服
  • 人類への復讐
  • 思う存分暴れたい
の3種類が主流であるが、中には単に金儲けをしたいだけの連中もいたりと色々個性がある。
組織構造も単に秘密結社や悪の帝国、徒党を組んでいるだけの者からカルト教団、古代から伝わる魔物、異世界や異次元の住民など多種多様。

また大きな特徴として挙げられるのが個性豊か過ぎる敵役デザインだろう。
45年以上ほぼ毎年休まず放映し続けているだけあってその数たるや極めて膨大。
『ゴーカイジャー』までの時点でその数は2000体近い数の怪人達が登場し、その殆どが屍となった。
その上デザインのバリエーションも豊富。中には1~2週で使い捨てるにはあまりに惜しい造形のゲスト怪人も非常に数多く存在。
3作目の『バトルフィーバーJ』以降は巨大化した怪人や巨大な追加敵との第2ラウンド戦もお約束になった。
最早戦隊怪人=スーパー戦隊シリーズの裏の主役といっても過言ではない。

怪人以外にも、組織のトップや幹部級の面々から下っ端戦闘員に至るまで、これまた個性的な者達が多数存在している。

最近ではインターネットの発達もあり、テレビ朝日の公式HPで倒された怪人達の解説に加えて小ネタが収録されるようになった。
笑えるものから「あれ、コイツやっぱアカン奴だったんじゃね?」と思えるものなど小ネタの種類は多様である。
ただし『ゴーバスターズ』以前の戦隊はHP運営が終了してしまい、怪人解説も見られなくなっているので注意が必要。


この項目では組織概要と担当したデザイナー関係について簡単ながらまとめている。


◆70~80年代

シリーズ黎明期。
昭和特撮なだけあって概ね「世界征服」が行動目的であるが、黎明期ということもあって以後の敵組織と比べても非常に異質な組織もある。
「黎明期=テンプレな悪の組織」と考えるのは早計。ギャグ色の強めな組織だってこの時期に存在するのだから。


◆90年代

時代は平成真っただ中。
とはいえ世界(宇宙)征服や星々の破壊・蹂躙を目的とした王道のスタンスは今までと変わりない。
組織全体がギャグ色が強めだったり、イロモノ集団としか言いようのない組織が豊富となったのはこの頃からだが、その一方で
  • 黒幕として組織を裏で支配し構成員を平気で使い捨てる
  • 自分の障害になれば仲間どころか肉親すらも陥れて死に追いやる
  • 洗脳等の手段で敵の恋人や肉親同士を殺し合わせる
  • ヒーローの素顔を暴いた上で社会的抹殺を目論む
等の手段を選ばぬ極めて残酷な悪役や組織が数多く登場しており、そのあまりの悪辣さは演じる役者すらも辟易した程だったと言う。
戦隊シリーズの悪役デザインの常連とも言うべき篠原保氏もこの時期から幾度もメインデザイナーを担当するようになった。
その他、今まで通例だった戦闘機ポジションに当たる兵器は激減している。


◆00年代

21世紀に切り替わり、各年ごとに一風変わったコンセプトを打ち出すようになってきたのがこの年代。
行動目的が金儲けだったり、複数の組織の寄り合い所帯だったり、そもそも個人個人が好き勝手に暴れてるだけだったりと、今までとは異色な敵が増えている。


◆10年代

映像技術の発達に伴い、スケールのデカい悪の組織が増加傾向。
反面顔出し幹部の数が全体的に大幅に減っているのも特徴。
ベテラン声優による安定した敵役の演技が見れると取るか、顔出し幹部がいなくなって寂しいと捉えるかは人それぞれだろう。



◆20年代

遂に平成を跨ぎ令和に突入。
この時代になると一般怪人枠は「共通素体のボディ」を使い回しながら頭部や胴体などを新規造形していく流れへと変化。
一般怪人と巨大戦担当が別個体の戦力であることが多くなり、昔のように一般怪人がそのまま巨大化して戦う流れはめっきりと減った。
また男女問わず、昔のように顔出し幹部が多くなってきたのも見所の一つ。



◆番外



【代表的なデザイナー】

  • 石ノ森(いしのもり) 章太郎(しょうたろう)
日本で知らぬ者はいないであろう特撮界の大巨匠。
仮面ライダーのイメージが強い御方だが、ゴレンジャーの原案はそもそも石ノ森氏である。
彼がいなかったらこのシリーズは存在していなかっただろう。

  • 久保(くぼ) 宗雄(むねお)
東映特撮の企画を手掛ける『企画者104』に所属していたデザイナー。
スパイダーマン』のデザイン作業を経て、『バトルフィーバーJ』に参加。
しかしラフデザインしか進んでいなかったヒーロー側に加え、敵側のデザインまで引き継ぐ羽目になり、突貫工事で大変だったという。
その後も『ゴーグルファイブ』まで4作連続で参加し、ヒーロー側デザインとの差別化に四苦八苦しながらも戦隊怪人という未開の地へ先陣を切った影の功労者と言っても過言ではない。

  • 野口(のぐち) (りゅう)
戦隊シリーズのみならず東映の特撮ヒーロー番組全体を支えた、今は亡き偉大な巨匠。
『デンジマン』~『チェンジマン』のアイキャッチイラストを手掛けたと言えばわかる人もいるだろうか。
左右非対称デザインや有機物と無機物の融合というコンセプトを見事に昇華させ、師匠の石ノ森章太郎テイストに縛られない独自の路線を開拓。
40年以上の永きに渡り続くことになるスーパー戦隊シリーズの黎明期を支えた最大の立役者である。
その後も『ジェットマン』『ジュウレンジャー』やメタルヒーローシリーズのデザインワークを手掛けその腕を存分に見せたが、2012年に病没。

  • 出渕(いずぶち) (ゆたか)
闘将ダイモス』にてデビューしたメカニックデザイナー。『機動警察パトレイバー』メインメカデザイナー*40などで著名か。
『ダイナマン』で初メインデザイナーを務めた。
アニメチックなアプローチを取り入れた、今までの特撮怪人とは全く毛色の違うスタイリッシュな怪人・悪役デザインが好評を博し、
以後『フラッシュマン』までの4年間に渡りメインデザイナーとして最前線で戦い続けた。
「戦隊悪役」という概念をさらに進化・深化させた立役者その2。

  • 篠原(しのはら) (たもつ)
多分、野口氏に次いで戦隊悪役界最大の功労者。
手掛けた作品数は『ターボレンジャー』から数えて驚異の累計16作品
おまけに少しスパンが開いたかと思いきやそのスパンの間は別の作品で怪人を手掛けるという仕事の過密ぶりが特徴。
『カクレンジャー』まで参加した後は、『超光戦士シャンゼリオン』を挟んで一旦怪人デザインから離れた時期こそあったものの、『仮面ライダー龍騎』から復帰して以降2019年までの17年間ひたすら休まず怪人デザインを描き続けた訳の分からない御仁(誉め言葉)。
近年ではアイデアも枯渇気味と自嘲しており、アイデア作り兼マンネリ回避ために作品ごとに複雑なコンセプトを決めて書いているのが特徴的。
流石にスタッフも篠原氏に頼り過ぎたと反省したのかは不明だが、近年では篠原氏に頼らず新規のデザイナーをメインに取り立てている。
……といってもやっぱり安定性が段違いなのか、幹部枠のみ篠原氏が手掛けるパターンもあった。
このように長年に渡って活躍してきた御仁だが、『ゴジュウジャー』の途中で降板したことをXで自ら明かした。

  • さとうけいいち
アニメーター。
戦隊以外では『THEビッグ・オー』のメカデザインや『TIGER&BUNNY』の監督として知られる。
『ガオレンジャー』で初参加すると、以後『ハリケンジャー』で単独メインを張り、その次にデザイナー殺しなエヴォリアンのデザインを単独メインで引き受けた結果かなり疲労困憊したとか。
かなりしっかりした画風は野口氏も太鼓判を押しており、『アキバレンジャー』では野口氏が手掛けた機械生命体の二次創作を手掛けている。

  • 森木(もりき) 靖泰(やすひろ)
主にアニメ作品を中心に活躍するメカニックデザイナー。有名どころだと天のゼオライマー*41やΞガンダムが氏のデザインワークス。
超人機メタルダー』にて怪人デザインを初めて手掛け、戦隊ではPLEX側のデザイン作業*42を経て『オーレンジャー』にて怪人デザイナーとして初参加。
以後、『デカレンジャー』でメインデザイナーを務め、『ゴーバスターズ』でも最も多くの本数を手掛けた。
『メタルダー』での経験から、下半身に力を入れずに上半身をボリューム良く描くことでカッコイイデザインに仕上げる手法を得意とするが、『ゴーバスターズ』では他デザイナーへの対抗意識からそのルールを敢えて破り全身隈なくデザインしてやり切ったと語っている。

  • 韮沢(にらさわ) (やすし)
平成ライダーシリーズ』などでの輝かしい功績で有名な今は亡き天才造形作家。かのモモタロスのデザインを決めた御仁。
『ゴーカイジャー』にて戦隊に初参加し、ライダー怪人の時とは別の切り口で独自のデザインワークスを展開。
結果、戦隊怪人としての法則性は守りつつも唯一無二とも言える個性的なクリーチャーが多く誕生する事になった。
生前のインタビューにて『次にオファーさえあれば、またスーパー戦隊シリーズに参加したいですね。』と語っていたが、2016年2月に若くして病没。
『ゴーカイジャー』が最後の東映特撮参加となり、2度目の戦隊登板は叶わず仕舞いとなってしまった。

  • K-SuKe(けーすけ)
『ゴーオンジャー』で戦隊に初参加、『ゴーバスターズ』で怪人デザインを務め以後コンスタントに悪役デザインを手掛けることになるデザイナー。
本職は児童向け書籍などを中心に手掛けるイラストレーターで、過去にはゲーム会社のコナミにも在籍していた。
複数のモチーフや要素を押し込めた「ジオラマ怪人」というとんでもない発想を成し遂げるなど非常にアイデア力が豊富な方。今度は篠原氏じゃなくてこの人に頼りっぱなしじゃないですか東映さん……?
また『キョウリュウジャー』や『ゼンカイジャー』などの「自身がメインデザインを務めつつ他者と共作した作品」ではなぜか出演者に好きな怪人を聞くと自身が担当していない怪人が挙げられるという妙なジンクスを持っている。
氏も次の久先生と同じくポップなデザインで仕上げることを得意とするため、『キョウリュウ』の時のように改心して悪事を辞める・止めた怪人キャラをきっちり「それらしく」デザインできる人でもある。

  • (ひさ) 正人(まさと)
『ノブナガン』『ジャバウォッキー』『エリア51』などを代表作に持つ漫画家。
父は同じく漫画家のヒサクニヒコ氏。
『キュウレンジャー』で初参加し怪人デザインだけでなく主要人物のキャラデザやコンセプトアートも担当した。
後に『ルパパト』『リュウソウジャー』のデザインワークに3年連続で参加。さらには、令和ライダーの『仮面ライダーゼロワン』で劇中に出てきた漫画『パヒューマン剣』の作画や、『仮面ライダーリバイス』の怪人デザインも担当している。
アメコミを彷彿とさせるポップな作風と古生物、オカルト、兵器などの小ネタが詰まったデザインが特徴的であり、手がけた怪人達のなかには自身の漫画に登場するキャラクターに酷似した奴が時々出てくることもある。


【関連書籍】

あまりにジャンルがマニアックすぎる上、ウルトラ怪獣やライダー怪人ほど知名度が高い奴が少ないためか設定資料があまり出回らないことが多かった戦隊悪役界隈であったが、2012年には『ゴレンジャー』~『ゴーカイジャー』に登場した怪人デザイン画のみを集めた画集『東映スーパー戦隊シリーズ35周年作品公式図録 百化繚乱』が上下巻で販売された。
上巻は『ゴレンジャー』~『カクレンジャー』まで、下巻は『オーレンジャー』~『ゴーカイジャー』まで収録されている。
下巻は上巻では惜しくも収録されなかった銀河闘士合身銀河闘士のカラーデザイン画が載っている他、次作『ゴーバスターズ』のデザインに関する言及もチラッと書かれてるので、上巻よりも価格が高い。
ちなみに怪人以外にも担当デザイナーが手掛けた劇中のキャラのイラストも解説として一部掲載されているので怪人しか載っていない訳ではない。
デザイン画と実物の着ぐるみでデザインやカラーリングなどが違ったりすることが多いので、その違いを比べることで新鮮な気分を味わえる。

1巻で定価5000円オーバーとサブカル系資料本では値が張る部類なのだが、発行部数がそもそも少なかったのか現在では絶版状態な上にプレミアが付いて価格も絶賛高騰中*43
安い買い物とは言い難いが、貴重な当時のデザイナー達の感想や制作秘話、怪人以外の小道具などのデザイン資料、デザイナー自身による各怪人の解説が読めるので資料的にも価値のある一冊。
もし定価で買える機会があれば、興味のあるファンは買ってみることをお勧めする。

ゴーカイジャー以降の怪人の設定画を見たい場合は、各戦隊の『公式完全読本』を買うと設定イラストを見ることが可能。
その他だと特撮関連雑誌『宇宙船』に年1回のペースで付属する別冊付録「宇宙船イヤーブック」に収録されている。*44

…と、長らくゴーカイジャー以降のデザイン画集は発売されていなかったのだが、2022年11月に怪人ファン待望となる『ゴーバスターズ』~『ゼンカイジャー』まで(と『ゴーカイジャー』)の怪人デザイン画をまとめた画集第3弾『スーパー戦隊怪人デザイン大鑑 戦変万化 2011-2021』が発売された。
『百化繚乱』同様の大判印刷で怪人たちのデザインだけでなくデザイナーのコメンタリーもしっかり見れるのでファンなら手に取る価値があるのではないだろうか。
そして2023年11月30日にはデザイン画集第4弾『スーパー戦隊怪人デザイン大鑑 戦変万化 1975-1988』の発売が決定。
本のタイトル通りゴレンジャーからライブマンまでのデザイン画を収録、デザイナーのコメントも『百化繚乱』から再録されている。
フォーマットは先に発売されていた『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』や『平成仮面ライダー怪人デザイン大鑑 完全超悪』を踏襲しており、数作置きに章立てした構成になっている。
ついでに本書はシリーズ化するとも告知されており、実質百化繚乱上下巻の復刻に等しい朗報に、買い逃してしまい悔し涙を呑んでいたで怪人ファンからは喜びの声が上がった。
その告知通り、2024年11月29日に第5弾となる『スーパー戦隊怪人デザイン大鑑 戦変万化 1989-1999』が発売。こちらはターボレンジャーからゴーゴーファイブまでで、百化繚乱時代には未発掘だったデザイン画*45も掲載された。


追記・修正は、『百化繚乱』上下巻や『戦変万化』を片手にお願いします。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年09月13日 08:53

*1 最終回でシャインが遠くから通信を送ってただけと知った鉄の爪が騙されたと悔しがる描写があり、劇場版ではシャインについて一切触れない。

*2 増尾隆幸氏も参加していたとする資料も存在するが、同年に『宇宙空母ブルーノア』に参加していた事もあり、実際には怪人デザインは手掛けていない。

*3 『アイ・シティ』などで知られる漫画家。久保氏とは大学時代の同級生でもあり、『組曲バトルフィーバーJ』のジャケットイラストも手掛けている。

*4 第15話のカタツムリ怪人と第16話の格闘技怪人が該当。その内前者は久保氏のラフデザインが元になっている。

*5 旧作3本の組織は首領は異星人のようだが、組織自体は地球で設立されている。

*6 第7話のヤキュウモンガーを担当。本作を最後にシリーズからは離れ、翌年の『宇宙刑事ギャバン』にてメインデザイナーとして活躍した。

*7 当時レインボー造型企画に所属していた造形作家。第39話のムカデモンガーを担当。

*8 超星神シリーズやウルトラシリーズなどで知られるベテランの造形作家。レインボー造型企画の前澤範社長からの勧めで第44話のムササビモンガーを担当。

*9 第19話のガマモンガー、第21話のイソギンモンガー、第27話のエイリアンモンガーが該当。このうちガマモンガーは板橋しゅうほう氏によるものとする文献もあったが、本人により否定されており、他デザイナー6名にも確認した結果、これらのデザイン担当者は不明でいずれも同一人物の手によるものという結論に至った。

*10 デスギラー将軍などの幹部デザインを担当。本業はイラストレーターであり、シリーズでは『オーレンジャー』まで劇中イラストを手掛けていた。2020年5月逝去。

*11 久保氏によればこの人物によるサインが入ったデザイン画が複数確認されているとのことで、デザインを描ける造形スタッフ側の人間ではないか(意訳)と推測している。

*12 第6話のサイカンスを担当。その後、いちごはうすのメンバーとして『マスクマン』『ライブマン』に参加。影夢優名義で成年向け漫画家としても活動。

*13 第28話のタコカンスを担当。本作を最後にシリーズからは離れている。

*14 ガンダムシリーズのコミカライズなどで知られる漫画家。本作ではゲスト怪人4体分に加え、プロップデザインも手掛けた。

*15 代表作に「魔ジン伝(ジンは神と人を合成した文字)」「魔獣結社」など。「真・女神転生IV」にも悪魔デザイナーとして参加。

*16 主に成年向けのフィールドで活動。ジャレコの脱衣麻雀ワイルドアームズ 2nd IGNITIONのモンスターデザインなどを担当。旧名はとろろいも1号。

*17 後年幻星神ジャスティライザーにデザイナーとして参加。

*18 『ジェットマン』から『カクレンジャー』まで番組の設定資料を担当。その傍ら怪人デザインも数体手掛けた。2023年1月逝去。

*19 言わずと知れた『牙狼-GARO-』シリーズの生みの親にして篠原氏の師匠でもある映画監督。野口氏とは『仮面ライダーBLACK RX』でも共に仕事をした間柄で、敬愛を持って接した数少ない人物と評している。

*20 第1・2話の次元虫の親虫、第27話の亡霊次元獣軍団、第34話のジゴクメドゥーサは数えず

*21 大サタンはバンドーラ一味の仲間ではないので除外。

*22 野口氏のデザインが印象と合わなかった為河野氏がスケッチした西洋甲冑が決定稿となった。野口氏のデザインは後にドーラナイトに。

*23 『ほとんどデザインが要らない』というオーダーを受けてザックリ描いたラフが採用された。

*24重甲ビーファイター』ではメインデザイナーを担当。2000年代には『真佐木一佐』名義で東宝の『超星神シリーズ』にも参加した。近年では造形作家としても活動している。

*25 サボテン将軍の頭部ギミックのみ担当。本格的な参加は翌年以降となる。

*26鎧伝サムライトルーパー』の鎧デザインで知られるデザイナー。戦隊は本作のみの登板で、どちらかというと『ゴジラVSデストロイア』や『超星神グランセイザー』などの東宝特撮に参加する事が多かった。

*27 クラウド在籍時代の篠原氏の後輩で、現在はPLEXのデザイナーとしてヒーローデザインを多数手掛けている。

*28 ただし翌年の『カーレンジャー』ではゾンネットが、そのパワレン版ではオリジナル顔出し悪役のディバトックスが登場しているので、この要請はこの1回限りだった模様

*29 脚の先端部の詳細設定は野口氏が追加で製作した

*30 デザイン事務所在籍時に『特捜ロボ ジャンパーソン』にて怪人デザインを手掛けた経験があり、学年詩のイラストや付録なども手掛けていた。

*31 デザイン会社『スタジオ・メルファン』に勤めていたイラストレーターで、野崎氏の後輩にあたる。前作では味方キャラ・ダップのデザインで参加していた。

*32 カプコンのグラフィックデザイン出身のイラストレーター。戦隊関連ではカードダス『レンジャーズストライク』や『スーパー戦隊バトル ダイスオー』のカードイラストを数点手掛けた。

*33 組織拡充などのため宣伝・勧誘活動を行うこと

*34 本編ではTask.2にてボウケンブルー/最上蒼太が操作するタブレットの画面で名称が確認できるのみ

*35 デザイン制作会社『京田クリエーション』に所属するイラストレーター。デーボ・アキダモンネのデザインに加え、その攻撃案も採用された。

*36 例として、デーボ・ペシャンゴはスクラップカー、フォーククロー、ハエ叩き、ランマーなどを盛り込んでいる

*37 Space.18にて、ジャークマターが支配しているのはこれまでの戦隊がいた宇宙とはパラレルワールド的な別の宇宙と描写された

*38 映画ルパパトの怪人など、元々仲の良い者同士が協力し合う場合はある。

*39 ゴーマ族・ブルーレイ係長、機械生命体・スマホモンガーなど

*40 というか原作漫画版の時点で、直接の著者となるゆうき先生と共に「制作チームのリーダー格」を務めている

*41 ついでにグレートゼオライマーも仕上げそのものはスパロボ開発室だが、原案は森木先生が作っている

*42 『ジェットマン』のジェットイカロスなどを担当。

*43 ネット通販だとサイトによっては1冊数万円になっている。例えばAmazonだと上下巻セットで10万円近くにまで達してしまった

*44 ただし収録された一体一体のサイズは小さめ

*45 これらの怪人は百化繚乱用に新規のイラストが描き下ろされており、戦変万化でもおまけとして掲載されている