ミミズズ

登録日:2022/12/09 Fri 00:20:40
更新日:2023/11/18 Sat 07:19:47
所要時間:約 4 分で読めます





敵に襲われると体毛をこぶしのように使いパンチの嵐をお見舞いするのだ。


乾燥した砂地に棲んでいる。土の中の鉄分を食べて金属の体を保っている。


ミミズズは『ポケットモンスター』シリーズで登場するポケモンの1種である。

■データ

全国図鑑No:968
分類:ミミズポケモン
英語名:Orthworm
高さ:2.5m
重さ:310.0㎏
タマゴグループ:りくじょう
性別比率:♂50♀50

タイプ:はがね

特性:どしょく(じめんタイプの技を受けるとダメージを受けずに回復する。)
隠れ特性: すながくれ(砂あらしのとき回避率が上がる。)

種族値
HP:70
攻撃:85
防御:145
特攻:60
特防:55
素早さ:65

合計:480

努力値:防御+2




■概要

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」にて初登場したポケモン。
全身が金属で覆われたミミズのような姿をしており、体の側面にある水色の穴が窓のように見えることからリニアモーターカーを思わせる。
2.5mと大柄なポケモンだが、円らな瞳と緩い口元のユーモラスな顔をしている。

乾燥した砂地に生息しており、普段は地中に潜って鉄分を食べることによって金属の体を保っている。

外敵に襲われた際には穴から水色の腕のようなものを出してパンチの連打を繰り出す見た目によらず武闘派なポケモン。
ちなみにこの腕のようなものはミミズズの体毛である*1

なお、ミミズっぽい見た目だがむしタイプではないし*2、地底生活をする動物モチーフだがじめんタイプではないし、パンチどうこうという設定があるがかくとうタイプではないし、当然と言えば当然だがみずタイプではない。なんというか色々と釈然としない気がする。
タマゴグループに至っては陸上グループなのでケンタロスを旦那にしているミミズズ♀だの、ピカチュウを嫁にしているミミズズ♂だのもいるかもしれないが、そもそも現実のミミズに性別はない。
何なんだお前ら。

■ゲームでのミミズズ

本編では「レジェンドルート」における秘伝のスパイスを守るヌシの一角として登場。ヌシの中では3番目に強い。
東3番エリアの高山地帯を住処としており、そこで働く作業員から巨大な何かが潜って移動していたという目撃情報もあることからか「潜鋼のヌシ」と呼ばれている。
その巨体故に地崩れを多発させていたようである。

東3番エリア物見塔付近に大きな顔を出しており、近づくと潜って逃げていくためコライドンミライドンに乗って追いかけよう。
一度目の戦闘に勝利するといつものように逃走するので巣まで追い詰めよう。追い詰めるとペパーが駆けつけるので二人で倒すことになる。

物理耐久は非常に高いが、特殊耐久は脆いのでなるだけ特殊技で攻めていきたい。
ただし特性は「どしょく」でじめんタイプの技は逆に吸収されてしまうので、初見時にはこれに驚いたトレーナーもいたとか。

倒せばスパイスが手に入り、ライドアクションの「大ジャンプ」を習得できる。
ちなみにペパーからは図体のわりに円らな瞳で笑ってしまったと言われていた。

こちらも他のヌシと同じく本来の大きさに戻ったヌシミミズズが佇んでおり、話しかけるとバトルになり、ゲットすることが出来る。

また別ルート「チャンピオンロード」ではライバルのネモが、最終戦にて繰り出してくる。

■対戦でのミミズズ

見た目に反して非常に高い防御力を持つが、並程度の攻撃以外は平均以下。
物理に強く特殊に弱い、はがねタイプらしい種族値配分となっている。

専用特性「どしょく」はじめんタイプの攻撃を無効にしてHPを回復すると言う、「ふゆう」の上位互換とも言える効果を持つ。
さながらじめんタイプ版「ちょすい」で、はがねタイプでありながら弱点のじめんタイプが効かないという強力な個性を持っている。「ふゆう」と違ってフィールドの効果を受ける点も見逃せない。
但し完全上位互換と言うわけではなく、まきびしやねばねばネットは踏んでしまう。タイプの都合気にする程ではないがどくびしも踏む。
このため12ものタイプに耐性を持ち、相手が「かたやぶり」持ちでない限り弱点はほのおかくとうのみになる。
テラスタイプがでんきなら弱点が無くなる。

特に物理アタッカーは対はがねタイプ用に「じしん」を覚えさせていることが多く
この特性のおかげで対抗手段すら封じてしまい、高い物理耐久も手伝って一方的に有利な展開に運ぶことが出来る。
またダブルバトルでは味方が「じしん」で全体を攻撃しながら自身は回復することが出来るため、ダブルバトルでの適正も高い。
砂地に生息するポケモンらしく隠れ特性は「すながくれ」となっているが、「どしょく」との相性が良すぎるため忘れてしまっていいだろう。

攻撃技はタイプ一致技の他に「じしん」・「ロックブラスト」・「がんせきふうじ」などを覚え、またスリップダメージ狙いの「まきつく」や反射技「メタルバースト」、更に高い防御と相性のいい「ボディプレス」を覚えてくれる。
ただパンチを得意とするという設定に反してパンチ技は覚えない。あくまで腕を模した体毛だからだろうか?

メインの運用となる補助技は「ステルスロック」に「ボディプレス」とも相性のいい「のろい」・「てっぺき」・「とぐろをまく」と物理方面を更に強くする積み技を覚えてくれるが、特殊耐久を強化する技は覚えない。
そして自身の最大HPを半分削る代わりに交代先に「みがわり」を残すことが出来る「しっぽきり」を覚えることが出来る。素早さの低さを活かして交代先に「みがわり」を残す状態にして控えのポケモンのサポートに有用。

総じて味方のサポートやサイクル戦に特化したポケモンであるといえる。
ただし特殊耐久はからっきしなため不意に強力な特殊技を撃たれてあっさり落ちないように注意。

■余談

ミミズがモチーフなポケモンだが、ミミズは湿った土地を好む生物に対してこちらは対照的に砂漠などの乾燥地域に生息する。
砂漠に生息するという繋がりでゴビ砂漠に生息すると言われている巨大なミミズのようなUMAである「モンゴリアンデスワーム」もモチーフに入っているのかもしれない。
また、現実のミミズと違い顔があるのはミミズトカゲがモチーフではないかと言われている。
「スパイス」との関わりから、往年のSF作品「デューン」を想像した人も。

特性のどしょく(土食)はミミズが土を食べることから来たと思われるが、流石に現実世界のミミズは土は栄養にできない。あくまで土ごと食べて中の有機物を消化しているだけである。…まあポケモン世界ではヨーギラスが成長のために山一つ食べたりするので、さほど変わった食生活でもないだろう。




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最終更新:2023年11月18日 07:19

*1 現実のミミズもごく短く目立たないが毛が生えており、これをスパイクにして地中を進んでいる

*2 分類的にミミズは昆虫ではなく環形動物というゴカイなどの仲間なのだが、昔は獣・鳥・魚のどれでもない形の小動物全般を「ムシ」と呼んでいたのでその感覚から虫とみなされやすい生き物である。