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ミライドン

登録日:2022/12/02 Fri 00:45:28
更新日:2026/08/17 Mon 01:01:35
所要時間:約 12 分で読めます




出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、2話『サトシVSカスミ!うみべのいっきうち!!』2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ミライドンは『ポケットモンスター』シリーズで登場するポケモンの一種である。


■概要


バイオレット」のパッケージを飾る伝説のポケモン
対になる『スカーレット』のパッケージポケモンはコライドン

タイトル通り全身が紫色を基調とした東洋龍を思わせる体形をしているが、液晶のようなドット調の目や二本のアンテナやメタリックな外皮と機械で出来たドラゴンのような姿をした近未来チックなポケモンである。

二つの形態の持ち主であり、戦闘時に見せる「バトルフォルム・コンプリートモード」とライドオン時に見せる「ライドフォルム・リミテッドモード」がある。

バトルフォルムでは脚部のジェットエンジンで低空を浮遊し、アンテナから電流のようなエネルギーが放出している。

ライドフォルムではエネルギーの放出はなくなり、四足歩行で地面を歩くようになるため、一気に生物感が増す。どこぞかのゴボボボ言ってるゴキブリみたいに伝説の威厳がないとか言ってはいけない。しかし主人公がライドオンしている際で引っ込め、胸部のチューブとバトルフォルム時での尾を丸めてタイヤの様な形となり、それを地面に転がすことでバイクのように疾走することが出来る。

名前の由来は「未来」に「ライドオン」を組み合わせたものだと思われる。


■ストーリーでのミライドン


パルデア地方の中心にあるパルデアの大穴の中から姿を現し、そのまま猛スピードで滑空してパルデアの空を飛び回っていたが、やがて力尽き、コサジの小道灯台付近の浅瀬に落下して倒れているところを主人公に発見される。
衰弱していたミライドンを助けようと母親からもらったサンドイッチを渡し、それを食べると少しだけ回復したのかバトルフォームに変形して、主人公を入り江のほら穴を通ってコサジの小道へと導こうとしてくれる。
しかし途中でデルビルの大群に遭遇。これは咆哮で追い払うものの、直後に彼らの親玉と思われるヘルガーと更に大勢のデルビルに襲われてしまう。
弱っている今の状態では流石に全員を相手する力は残っておらず、ネモがいる場所まで主人公を運んで逃亡することを決意。
主人公を腕に乗せて洞窟から脱出し、辛くも窮地を脱するのだった。

しかしそれによって残された力をすべて使いきってしまい、以降はバトルフォルムになることが出来なくなってしまった。
その後ミライドンを知るペパーからミライドン用のモンスターボールを渡されて以降は主人公の宝探しの旅に同行するようになる。

シャープな見た目とは裏腹に無邪気で素直で甘えん坊と、なんとも愛嬌のある性格をしている。プレイヤーからは愛情を込めて「駄犬」呼ばわりされることも。
ストーリーでは主にレジェンドルートで登場。主人公が食べるサンドイッチを欲しがったり、ペパーに叱られてびっくりしたりと終始コミカルな様子を見せる。
また、ピクニックをした際には他の手持ちポケモンたちと一緒に外に出してあげることができる。他のポケモンのようにキャンプ近くで自由に寝たり走り回ったりしており、サンドイッチを作れば一緒に食べる。洗ってあげることもできる。
公式サイトの「表情の変化が少なく、眼球の色や瞳の変化のみ見られます。しかしそれも無機質で、感情の機微を読み取るのは難しいでしょう。」とはなんだったのか…


■ライドフォルム


序盤で仲間になって共に行動するという伝説のポケモンの中でも異例な展開となるが、前述の通り力を失って本来の力を発揮できないため戦闘にも参加できず、ライドフォルム時の能力の大半も失ってしまっている。

しかし「レジェンドルート」にてペパーが探し求めていた秘伝のスパイスを使ったサンドイッチを欲しがって食べたことがきっかけで、スパイスの効力で徐々にだが本来の力を取り戻すことが出来ることが判明。以降はレジェンドルートに登場するヌシを倒してスパイスを入手する度にライドフォルム時に出来ることが増えていく。

  • ドライブモード
従来の自転車、あるいは『LEGENDSアルセウス』のアヤシシに相当する能力で、最初から使える姿。
仲間にした当時は徒歩より早い程度の速度で移動することしか出来ないが、レジェンドルートを進めていくと高速移動する「ダッシュ」と高く跳躍することが出来る「大ジャンプ」、崖を自由に登ることが出来る「がけのぼり」を習得することが出来る。
特に「がけのぼり」は行動の自由度が一気に上がり、世界が変わるといっても過言ではない便利な能力。
ちなみにダッシュ中に方向転換を行うとどこかで見たことのあるムーブでターンを行う。
ミライドンでロースト砂漠とか東3番エリアを走るとどことなくこの作品に見えなくもない

なおがけのぼり未習得の状態で崖を登ろうとするとズルズルと滑り落ちる挙動しかできないが、裏技的な挙動として、崖下を向いた状態で滑り落ちる挙動になる事で、後ろ向き=崖上に向かってジャンプして崖を登る事が可能。
これを利用するとがけのぼり未習得の状態で本来がけのぼりが無いと行けない場所に行く事が可能。

  • フロートモード
なみのり、『LEGENDSアルセウス』のイダイトウに相当する能力。
脚部のジェット噴射で水上を自在に移動できる。また「ダッシュ」と組み合わせて高速で移動することが出来る。

  • グライドモード、フライトモード
『LEGENDSアルセウス』のウォーグルに相当する能力。
頭のアンテナからグライダーのようなエネルギーの幕を張ることで滑空することが出来る。
ただしウォーグルと違ってその場で急上昇するわけではない上にある程度飛ぶと急降下するため、それに比べると利便性は大きく落ちる。
DLCストーリーをクリアして「フライト」を習得すれば上昇も下降も自由自在、グライドモードでの急降下も無くなるが、
フライトモードは進路や着陸位置の微調整が難しいため、グライドモードと比べると一長一短といったところ。


旅を通じて能力を少しずつ取り戻していくミライドン。
しかしすべての秘伝のスパイスを摂取してもバトルモードだけにはなることが出来なかった。

やがて主人公は三人の仲間と共にある場所に行くことになるのだが…


























以下、物語の根幹に関わるネタバレがあります。未プレイの方は注意して下さい。





















































○○に預けていたミライドンは……

タイムマシン研究で初めて未来から転移できたポケモンだ。



登録日:2022/12/02 Fri 00:45:28
更新日:2026/08/17 Mon 01:01:35
所要時間:約 10 分で読めます


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古い書物に名があるテツノオロチらしい。

雷で大地を灰に変えたという。



詳細は よく わかっていない。

モトトカゲに 似た 印象だが はるかに 強く 冷酷なのだ。


■データ


全国ポケモン図鑑番号:No.1008
分類:パラドックスポケモン
英語名:Miraidon
高さ:3.5m
重さ:240.0㎏
タマゴグループ:タマゴみはっけん
性別比率:ふめい


特性:ハドロンエンジン(登場したときエレキフィールドをはる。エレキフィールドだと未来の機関により特攻が高まる。)

種族値
HP:100
攻撃:85
防御:100
特攻:135
特防:115
素早さ:135

合計:670

努力値:特攻+3



■真の概要


正体はフトゥー博士が開発したタイムマシンにより未来から転送された最初のポケモン。
また博士の解析によると現代に生息するモトトカゲの未来の姿であることが判明しており、伝説のポケモンでありながら一般のポケモンと明確に血縁関係を持つという異例な存在となっている。
また後述のようにストーリー上で同種の個体が複数登場する等、これまでパッケージを飾った伝説のポケモンとは一線を画しているといえる。

古い書物によると、他の未来から来たパラドックスポケモンと同じく「テツノ」が付いたテツノオロチという二つ名を持っていることが判明した。

で大地を灰燼に帰してしまうほどの力を持っているとされる上に主人公が連れている人懐っこい個体とは異なり、本来は冷酷で狂暴な性質をしているという。
一応人間には慣れているらしいが、人格までも見抜く鋭い洞察力と観察力の持ち主で人間を厳しく選定し、戦闘では相手の行動を先読みする冷静沈着な性格。また感情の機微を読み取るのも難しいという。

そのためなのか、もう一つの個体を入手してもライドポケモンとしての使用は不可能となっている。

主人公が連れている個体を見ていると意外に思うかもしれないが、もう一体目の個体に見られる冷酷さを考えるとあちらこそが本来の生態で主人公の方はかなり特異な例なのかもしれない。

また未来から来たパラドックスポケモンは現代にいる元のポケモンより一回り小さくなっているという共通点を持つが、ミライドンのみ元の種類よりも巨大になっているという特徴がある。

近年の伝説系の例にもれず色違いは長らく未解禁だったが、2025年9月、全国のゲーム取扱店で『Z-A』発売記念として色違い個体が入手できるシリアルコードが配布された。この辺の流れは前作の剣盾姉弟に似ている。本編とは逆にスカーレット版でのみ入手可能で、バイオレット版では色違いコライドンが入手できる。
他の未来パラドックス達と同じく発光部以外がメタリックな銀色で、非常に格好良い。
ちなみにスペックはレベル100でプレシャスボール入り、性格ひかえめで個体値はこうげき以外がV、技はイナズマドライブ・かみなり・オーバーヒート・はかいこうせんという構成で固定されている。「とんぼがえり」を採用しないなら本編で入手できる個体と比べて「イカサマ」や混乱の自傷ダメージを軽減できるため、上位互換である。


■ストーリーでのミライドン


フトゥー博士の依頼で立ち入りが禁止されているパルデアの大穴にやってきた主人公一行は博士の待つゼロラボに入るために四か所の観測ユニット内にあるロックを解除して回っている最中にミライドンの真相を聞かされる。

そして実はミライドンはもう一匹いることが明かされる。

このミライドンは主人公の持っている個体の家族なのでは?と期待していたのだが、いざゼロラボの出入り口前で再会するやいなや、怯えて抵抗も出来ないのにもかかわらず、容赦なく痛めつけようとするほど狂暴で冷酷な性格だった。
その後、博士から主人公の持っている個体は縄張り争いに敗れたことが原因で大穴から逃げてきたことが明かされる。大穴に入る前から怯えていて、道中でモンスターボールから出ようとしなかったことはこれが原因だったのである。

そしてタイムマシンを止めるために博士が用意した戦闘プログラムに乗っ取られたフトゥーAIとの死闘が繰り広げられ、見事勝利をおさめ、タイムマシンの停止に成功したかと思われたが、AIすら知らなかったセキュリティ「楽園防衛プログラム」が起動。
切り札ともいえる「楽園の守護竜 ミライドン」が牙をむいて襲い掛かってくる。
しかも抵抗するにしてもモンスターボールにはロックがかけられてポケモンを出すことも捕獲することも出来ないという絶体絶命の窮地に陥る。

しかしロックから唯一逃れていたポケモンがいた。
それこそが主人公と共に冒険をしてきたミライドンであり、ミライドンが入っていたボールは博士が管理していたものであるためロックされずに済んだのである。
そして主人公達を守るために立ち上がり、遂に本来の力を完全に取り戻し、バトルフォルムとなってかつて打ちのめされた強敵に戦いを挑む。


戦闘は殆どイベント戦に近く、2ターン後に能力を上げて殲滅しようとしてくる。
こちらのミライドンを完全に舐め腐っており、堂々と初手にちょうはつをかましてくる

なんかヤバいよ○○!
な なんとかこらえて……!

ボタンの呼びかけ通りにミライドンが覚えている「こらえる」を選択すれば次のターンに放たれる「はかいこうせん」を耐えることが出来る。*1

よく耐えたな!
オマエならやれる……やれるぞ!

するとミライドンの特攻が二段階上昇する。

うそ!倒しきれない!
このままだとまずいよ!

だがそれでもあと一歩足りず万事休すかと思われたが…

ね ねえ
○○のテラスタルオーブ光ってない?

すると今まで何も反応がなかったテラスタルオーブが突如輝きだし、その後にミライドンの全能力が一段階上昇する。


○○!ミライドン!

テラスタルで決めちまえ!!


弱点のドラゴンタイプ・テラスタルによる渾身の「テラバースト」が遂に楽園の守護竜を打ち破り、パルデアの危機を救ったのである。}

その後タイムマシンを止めるために未来へと旅立っていったAIの旅立ちを見届け、主人公たちと共に帰路に就いたのだった。


  • クリア後
敗れた個体はその後パルデアの大穴のゼロラボ付近の坂の上に鎮座しており、近づくとミライドンとの戦闘になり、ゲットすることが出来る。レベルは72。
この個体はでんきテラスタル・性格:ひかえめで個体値も攻撃・特攻・素早さの3V固定であるため、厳選要素は捕獲するモンスターボールの種類くらいしかない。
育成上噛み合ってはいるが、博士が手なずけられなかったような奴がひかえめなわけあるか*2
まだ二体同士の確執は残っているようで、捕まえた直後に主人公が持っている個体に喧嘩を吹っかけていた。

一方主人公が持っていた個体はこれまで通りライドフォルムで移動できるが、手持ちを一つ以上明けておくとバトルフォルムに変身して戦闘に参加できるようになる。
またこのドラゴンテラスタル個体も性格:きまぐれ、HP・攻撃・特攻・素早さの4V固定となっている。
ただし、ライドフォルムになれる個体は他にいない上、バトルフォルムになるとライドオン出来なくなるため、戦闘では実質二体目のミライドンを運用していくことになるといえる。
ライドフォルムになれる方はボックスに預けることも交換に出すことも不可能。ただし、バトルボックスを起動するとミライドン専用のボックスが用意されており、そこからバトルボックスに移動できるため、通信対戦やランクマッチ等に連れていくことはできる。


■対戦でのミライドン


ゼクロムに次ぐでんきとドラゴンの複合の伝説のポケモン。

全ポケモンの中でもトップクラスの速さである素早さ種族値135に、これまた高めの特攻種族値135を持つ。他の能力も特殊耐久寄りの無駄のない配分となっている。
特攻種族値135はカイオーガパルキアディアルガレシラムなどの150やミュウツーの154などに劣り、禁止伝説級としてはやや控え目に思える。
だが、実際は後述の特性により特攻の上昇があるため、特化時の特攻種族値は換算すると197という禁止伝説の中でもトップクラスの特殊火力を持つ。
具体的には上記の特攻種族値150族のポケモンの1.2倍程度の特殊攻撃力となる。

専用特性の「ハドロンエンジン」は登場時に「エレキフィールド」を展開する上、自身の特攻を約1.33倍に上げるエレキメイカーの上位互換。物理攻撃の方が高いのに技の噛み合いが悪く特殊型にせざるを得なかったカプ・コケコは泣いていい
この「エレキフィールド」に接地しているポケモンは敵味方関係なく電気技の威力が1.3倍に強化され、更に「ねむり」状態にならなくなる。

ミライドンは高火力特殊アタッカーであり、でんき技には後述の専用技も含めて優秀な特殊技が多く揃っているため、
この状態で放たれるでんき特殊技は 特攻アップ+タイプ一致補正+フィールド補正 による相乗効果で積み技を使わなくとも高威力となり、並の特防を持つポケモンだと図鑑説明通り簡単に灰と化してしまう。

専用技の「イナズマドライブ」は威力・命中100の強力な技であり、弱点をつけば更に約1.33倍も威力が増加し、特性で発動したエレキフィールドの効果も合わさって絶大な破壊力を出すことが出来る。

具体的にタイプ一致補正×ハドロンエンジン補正×エレキフィールド補正(×イナズマドライブ弱点補正)となり、1.5×1.33×1.3(×1.33)倍。
等倍でも2.6倍、2倍弱点なら6.9倍 という威力である。これだけ強力だと、等倍でも不一致二倍弱点技でダメージを与えるのとそこまで威力に差がない為、サブウェポンを覚えさせる必要も少なめ。
ただし、特殊技ではあるが直接技であることから「ゴツゴツメット」や「ニードルガード」等直接攻撃に作用する道具や技などには注意が必要。
どうでもいいが、演出は完全に飛鳥文化アタックに見えるが…、ここは世界一速いハリネズミブラジルの緑の肌の男が繰り出す技に似てると言っておこう。

その他のメインウェポンとしてはタイプ一致の「りゅうせいぐん」。「りゅうせいぐん」の撃ち逃げと相性がいい「ボルトチェンジ」
殴り合いに強くなるHP吸収技の「パラボラチャージ」が採用されることが多い。ダブルでは全体攻撃できる「ほうでん」も採用されている。

サブウェポンには「ラスターカノン」「ソーラービーム」「マジカルシャイン」「パワージェム」「オーバーヒート」などがあり、
さらにカウンター技の「ミラーコート」を覚えることが出来るが、でんき技やドラゴン技との噛み合いが悪く採用はあまりされていない。
でんき技との相性補完としてみずタイプこおりタイプの「テラバースト」が一部採用されている。

ちなみに威力の下がらない「かえんほうしゃ」と「だいもんじ」は覚えられない。
また「ボルトチェンジ」ではじめんタイプ相手に交代できないことから「とんぼがえり」を採用するケースも存在する。

補助技では「めいそう」「きんぞくおん」などを覚えるため、高い火力を更に伸ばすことが可能。
地味に「リフレクター」「ひかりのかべ」を覚えるがミライドンに起点を作らせるのはもったいないと思う人もいるだろうが壁貼りミライドン型も一定数おり結果を残している。

欠点は特性との相性の良さ故に、フィールドを上書きされるとコライドン並みに火力が大幅に下がってしまうことだろう。特に対戦でメジャーなゴリランダーイエッサンは優秀な技も所持しているため、これらへのカウンターは必要。一応、シングルではフィールドの制限時間を上書きし続けられるメリットもなくはないが。最も伝説二体のGSルールになってからは共存するケースも増えている。
でんき技のゴリ押しになる場面も多く、じめんタイプは勿論、「ちくでん」や「ひらいしん」といった特性で無効化されると辛いところ。特にランドロスは「ねっさのあらし」「だいちのちから」に加えて「ヘドロばくだん」でメジャーなフェアリーテラスタルであってなお挟み撃ちにしてくる難敵。「りゅうせいぐん」で早急に処理してしまいたい。スカーフ持ってたらお察しください。
ミライドンを止めるためのじめんテラスまで増えているので考えなしに電気技を撃っていると大きな隙を晒してしまう。
カウンターとして強力なのは「メガホーン」の扱うことのできるテツノイサハテツノワダチ*3、ゴリランダーのグラスメイカーに相乗りして「ウッドハンマー」の威力を上げ、ゴリランダーそのものは「ツタこんぼう」で焼却できる炎オーガポン*4、専用技「すいりゅうれんだ」が強力で「アクアジェット」で追撃性能も高いウーラオスれんげきのかたあたりか。尚、ゴリランダーは基本的に厳禁。
逆説的に電気無効ポケモンが居なければミライドンで「ボルトチェンジ」しているだけでパーティーは半壊することになるが・・・。*5

自身の弱点のこおりタイプの技である上に展開したフィールドを破壊されてしまう「アイススピナー」はミライドンにとって最も厄介な技といえる。
パオジアンカイリューといった主要な使い手には注意が必要だろう。

コライドンは8割近くがほのおテラスによる「フレアドライブ」ぶっぱが主流だが、
ミライドンに関してはテラバーストによって電気技と相性補完を行える「みず」「こおり」、火力を底上げする「でんき」
技の通りと耐性が優秀な「フェアリー」の4種にキレイに分かれているためコライドンに比べて型が読みにくい点も優秀。

禁止伝説が解禁されたレギュレーションG以降はシングル、ダブル問わず安定した活躍を見せている。
シングルでは主にテツノツツミテツノドクガ、エレキシードを持ったオオニューラと組んだ対面構築に
「とんぼかえり」を覚え相性補完を整えながらサイクルを回せるハッサム連撃ウーラオスやアーマーガアなどと組んだサイクルが主流。ミライドンのテラス次第で炎テラスゴリランダーで詰む可能性があるのは秘密
一方ダブルでは当初はこだわりメガネを持たせ「ほうでん」「パラボラチャージ」「マジカルシャイン」で範囲攻撃を連打する型*6が多かったが、レギュレーションI以降伝説選出枠に余裕が出来た事で「ボルトチェンジ」を主体とした開拓が進み、環境に同速帯やミラーが多い事を意識した「こだわりスカーフ」、特殊方面への耐久を伸ばす「とつげきチョッキ」型などが環境に進出。*7チョッキ型は「マジカルシャイン」に代わってこくばじょうのすがたのバドレックスに強くなる「バークアウト」を覚えていることが少なくない。
組ませるパラドックスポケモンはテツノツツミとテツノブジンに加え「クォークチャージ」によって規格外の攻撃力を確保し「トリックルーム」構築にも強く出られるテツノカイナが主流だが、カプ・コケコがいない今作において待望の「エレキフィールド」展開を担いつつ構築の主軸に出来る高スペックであり、ミライドン参戦以降テツノコウベテツノイサハといった、不遇扱いされていたパラドックスポケモン達の採用率まで引き上げている*8

難点は採用される持ち物の採用率として上述した「こだわりメガネ」「こだわりスカーフ」「とつげきチョッキ」が主流な都合、「まもる」を殆ど搭載できず交換先も含めて攻撃が素通しになる点。*9
リキキリンを筆頭に隣に先制技無効特性持ちを従えてねこだまし軍団から守りつつ攻撃する型も存在し、WCS2024マスター部門・WCS2025ジュニア部門では優勝の実績も出している*10
「ボルトチェンジ」でサイクルを回しつつ「エレキフィールド」の展開で厄介な「キノコのほうし」を封殺できる点や構築に合わせて耐久や素早さを自在に伸ばせるカスタム性能の高さ、足りない攻撃範囲を補いつつ削り役、スイーパー双方に回れる火力も素早さも担保している点、伝説枠の1匹目としても2匹目としても優秀な点などが評価されレギュレーションIからは同枠内の採用率1位を独走している。

総じて伝説のポケモンの名に恥じない強力なポケモンであり、レイドバトルにおいても心強い味方となってくれる。
戦法としては「きんぞくおん」で相手の特防を下げて「めいそう」や応援の「いけいけドンドン」でバフをかけた後に「イナズマドライブ」などで大ダメージを与えるというのが基本となる。
また特性によってパラドックスポケモンの特性を発動させたり、エレキフィールドのお蔭でねむり状態にする技を防いだりとサポート能力も優秀。
ただしフィールド技で上書きしてくるポケモンもいることとフィールドは相手にも効果がある点には注意が必要。味方にいるオリーヴァやゴリランダーが天敵と言ってもいい。
技は「イナズマドライブ」と「きんぞくおん」の他に威力は低いが攻撃と同時に回復が出来る「パラボラチャージ」や相手のフィールド技の発動を防ぐ「ちょうはつ」あたりが候補。
持ち物は無難に「いのちのたま」を使うのも良いが、「きんぞくおん」が音技なので「のどスプレー」で特攻を上げるというプランも取れる。
どちらかというと一撃必殺型といえ、一撃必殺が難しくなる★6以上になると本領をそこまで発揮しないしなにより対戦の方で使いたいため、素直にハラバリーに任せるのもよいだろう。
入手時点で高レベル高個体値且つテラスタイプも「でんき」固定、何よりも「パラボラチャージ」をハラバリーに遺伝させられる為、それまでの繋ぎとして使うのが最適解か。*11

同じでんきタイプでは強力なテツノカイナがいるが、こちらは特殊アタッカーなうえに特性発動によるサポートで相性もいいので差別化は容易。


■アニメでのミライドン


なんと、前回のコライドンから続き『めざせポケモンマスター』の2話のおまけコーナーである「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」にてバトルフォルム・コンプリートモードの姿で初登場。
ロケット団がゲットしようとするも、「10まんボルト」のぶっぱであっさり撃退。   

ムサシ『10まんボルトでぶっ飛ばされるのは、』コジロウ『いつものお約束だけど...』 ロケット団『やなカンジー!!』

〆の一句は「ミライドンはみらいっぽい」。

第8シリーズでは第3話から使用されたエンディング映像で登場。


■ポケットモンスターSPECIALでのミライドン


16章に登場する、本作のキーポケモン。
主人公の一人バイオレット・ラングのライドポケモンで、彼はミライドンの力を取り戻すことを目的にしてペパーと秘伝スパイス集めをしている。
やはりサンドウィッチが大好きで、秘伝スパイス入りのサンドウィッチを食べる度に能力が戻り、14話時点では「ダッシュ」と「なみのり」のライド能力が戻っている。人懐っこい性格で、ボタンにも懐いている。別名「テツノオロチ」。

余談だが、『ポケスペ』は前バージョンの設定に準拠している事が多い為、男主人公の名前や、伝説ポケモンなどが明確に後者準拠のものになっているのは初である。


■余談


  • 従来のように自然現象等を司る強大な力を持った存在だったり、人間との関りにまつわる伝説や設定を持っているものが多かったりする伝説のポケモンの中では一際異質な設定に加えて、人懐っこかったりサンドイッチが大好きで主人公が食べていると欲しがったりと、何とも愛嬌のある姿からトカゲだけど大型犬のような親しみを感じるファンも多い。
  • 序盤で主人公のピンチに駆けつけ、しかもお姫様抱っこで救出するというイケメンぶりに骨抜きにされた人も少なくないとか。ちなみに対となるコライドンの方もなかなか見た目もイケメンでもある。カッコよくて甘えてくるなんてズルいって沼に落ちるって……。
  • 楽園防衛プログラム戦のミラーマッチは、ゲームシステム上「勝ちイベント」そのものの扱いになっており、「こらえる」を選択して耐えるべきターンでは、なかよし度(なつき度)を最大まで上げていないと発生しないミライドンは ○○を 悲しませまいと 持ちこたえた!」で堪える。まさしくこれまで一緒に旅をしてきた中で育まれた絆を感じさせる演出となっている。ちなみにバトルフォルム解禁後にステータスを確認すると出会った場所と日付は灯台の下で出会ったときが基準で、仲良し度も最大の状態となっている。
  • ちなみにハドロンエンジンの“ハドロン”とは素粒子標準模型において強い相互作用で結びついた複合粒子のグループで、強粒子とも呼ばれる。ネーミングからコードギアスに出てくるガウェインハドロン砲を思い出す人もいるであろうが、いわゆる粒子エネルギーのエンジン、つまりイオンエンジンの事であろう。…という事は無敵超人無敵鋼人のロボとほぼ同じ動力だという事になるが…。
  • なお、エンジンを載せているのにそれでもサンドイッチとかを食べているのはどういう事か……と思うが、まあ、世の中にはコーラを燃料にするサイボーグどら焼きを食べる猫型ロボットもいるので、彼もゴミからでもエネルギーを生み出せるタイムマシンと同じ原理なのかも。
  • 2024年3月には、かのトヨタ自動車と株ポケが組んで試乗できる(ほぼ)実寸大ミライドンを製作・展示して反響を呼んだ。*12ちなみにバッテリーは『SV』のキーアイテムにして大好物のサンドウィッチの形をしているという心憎い仕様。また、初音ミクとのコラボ、『ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE』でも各タイプミクのトリ担当、ドラゴンミクのパートナーとして選ばれている。
  • ダッシュ中に急に方向転換をすると金田バイクのスライドブレーキをする事が可能でコライドンももちろん可能だがミライドンはその見た目ゆえ1番AKIRAっぽくなる。方向転換中にBボタンを長押しするとスライドブレーキの時間も長くなるのでAKIRAっぽく撮影したいのならば試してみよう。


追記・修正はミライドンに乗って宝物を見つけた人にお願いします。

この項目が面白かったなら……\アギャッス/

最終更新:2026年08月17日 01:01
添付ファイル

*1 「こらえる」を押さなかったとしても、「ミライドンは〇〇を悲しませまいと持ちこたえた!」で耐えられる。

*2 コライドンの場合はいじっぱりで、ストーリー的にも納得できるのだが……

*3 オーガポンにも共通するが、前者はくさ技も扱うことが可能

*4 ついでにミライドンの苦手なフェアリー技を「このゆびとまれ」で余裕を持って回収できるため、一石二鳥

*5 それはダブルバトル名サポーターのガオガエンとて例外ではなく、後述するエレキシードリキキリンと合わせて本領を発揮させてもらえずに格好の鴨にされることもしばしば

*6 こだわりメガネと合わせることでほぼすべての相手を確殺できる「イナズマドライブ」「りゅうせいぐん」に脱出兼並大抵の相手なら即死火力を出せる「ボルトチェンジ」、範囲攻撃であり、尚且つフェアリーテラスタルを活用することでテラスタイプ一致技でダブルKOも狙える「マジカルシャイン」を覚えた型は2024年の世界大会マスター部門で優勝の実績を治めている。この型は一部界隈で「アルベガミライドン」と呼ばれているとか

*7 一方「テラバースト」を採用する余裕が殆どない為か、テラスタイプに関しては殆ど「フェアリー」と「でんきで固まっている。

*8 対の古代ポケモンを強化するひでり持ちがコライドン以外にもグラードン・コータスと対戦でも高い評価を得ている強者が揃っているのに対し、エレキフィールド持ちがミライドンの他にはカプ・コケコのリストラもあってメジャーでないバチンウニだけであるのも影響していると思われる

*9 逆手に取った「おんみつマント」採用型も一定数存在するが……

*10 こうしたリキキリンは場持ちをよくするためにエレキシードを所持していることが多く、前述の二体ともエレキシードを所持・「イカサマ」「トリックルーム」でミライドンに強い両バドレックスににらみを利かせていたのが共通していた

*11 他の「パラボラチャージ」習得ポケモンはパルデアにはデデンネしかおらず、小柄な為マップ上で見つけにくく「今から捕まえに行こう!」と思うと意外なほど手間だったりする。

*12 コライドンの方は翌年にホンダによって製作されている。