登録日:2022/12/02 Fri 00:45:28
更新日:2025/03/04 Tue 16:19:09
所要時間:約 12 分で読めます
出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、2話『サトシVSカスミ!うみべのいっきうち!!』2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
■概要
タイトル通り全身が紫色を基調とした東洋龍を思わせる体形をしているが、液晶のようなドット調の目や二本のアンテナやメタリックな外皮と機械で出来たドラゴンのような姿をした近未来チックなポケモンである。
二つの形態の持ち主であり、戦闘時に見せる「バトルフォルム・コンプリートモード」とライドオン時に見せる「ライドフォルム・リミテッドモード」がある。
バトルフォルムでは脚部の
ジェットエンジンで低空を浮遊し、アンテナから電流のようなエネルギーが放出している。
ライドフォルムではエネルギーの放出はなくなり、四足歩行で地面を歩くようになるため、一気に生物感が増す。
どこぞかのゴボボボ言ってるゴキブリみたいに伝説の威厳がないとか言ってはいけない。しかし主人公がライドオンしている際で引っ込め、胸部のチューブとバトルフォルム時での尾を丸めてタイヤの様な形となり、それを地面に転がすことでバイクのように疾走することが出来る。
名前の由来は「未来」に「ライドオン」を組み合わせたものだと思われる。
■ストーリーでのミライドン
パルデア地方の中心にある
パルデアの大穴の中から姿を現し、そのまま猛スピードで滑空してパルデアの空を飛び回っていたが、やがて力尽き、コサジの小道灯台付近の浅瀬に落下して倒れているところを主人公に発見される。
衰弱していたミライドンを助けようと母親からもらった
サンドイッチを渡し、それを食べると少しだけ回復したのかバトルフォームに変形して、主人公を入り江のほら穴を通ってコサジの小道へと導こうとしてくれる。
しかし途中でデルビルの大群に遭遇。これは咆哮で追い払うものの、直後に彼らの親玉と思われる
ヘルガーと更に大勢のデルビルに襲われてしまう。
弱っている今の状態では流石に全員を相手する力は残っておらず、
ネモがいる場所まで主人公を運んで逃亡することを決意。
主人公を腕に乗せて洞窟から脱出し、辛くも窮地を脱するのだった。
しかしそれによって残された力をすべて使いきってしまい、以降はバトルフォルムになることが出来なくなってしまった。
その後ミライドンを知る
ペパーからミライドン用の
モンスターボールを渡されて以降は主人公の宝探しの旅に同行するようになる。
シャープな見た目とは裏腹に無邪気で素直で甘えん坊と、なんとも愛嬌のある性格をしている。プレイヤーからは愛情を込めて「駄犬」呼ばわりされることも。
ストーリーでは主にレジェンドルートで登場。主人公が食べるサンドイッチを欲しがったり、ペパーに叱られてびっくりしたりと終始コミカルな様子を見せる。
また、ピクニックをした際には他の手持ちポケモンたちと一緒に外に出してあげることができる。他のポケモンのようにキャンプ近くで自由に寝たり走り回ったりしており、サンドイッチを作れば一緒に食べる。洗ってあげることもできる。
公式サイトの「表情の変化が少なく、眼球の色や瞳の変化のみ見られます。しかしそれも無機質で、感情の機微を読み取るのは難しいでしょう。」とはなんだったのか…
本編でミライドンを巡る物語は完結するため、追加DLCでは本編程大きな出番はない。しかし、もちろん相棒ポケモンとして、異国の冒険にも同行している。
『碧の仮面』では、例の如くサンドイッチという言葉に反応するとボールから飛び出してくる。
これが未来の音声認識だ。ストーリーでの出番はほとんどこれだけだが、主人公が特別な存在であるという
スグリの劣等感を煽る間接的なきっかけになってしまった。
『藍の円盤』では
ネリネが調合した
飛行能力増幅の丸薬を貰い、高度上昇の
飛行能力を獲得。四天王チャレンジで活躍した。
また最終局面では自己判断でボールから飛び出し
テラパゴスの攻撃からスグリを庇うというシーンが見られる。テライケメン。
藍の円盤のストーリー終了後に再びネリネに会いに行くと、件の丸薬をたくさん貰うことができる。これで、飛びたいときに適宜食べさせることでいつでも自由に飛行できるようになる……と思ったら
貰ったその場で一度にたくさん食べてしまい、なんと丸薬なしでも常時飛行が可能になった。
ひでんスパイスを使った強力な丸薬であるため、本来であれば効きすぎて危険であるのだが、基礎能力が極端に高い伝説のポケモンであったため何も問題はなかった。
■ライドフォルム
序盤で仲間になって共に行動するという伝説のポケモンの中でも異例な展開となるが、前述の通り力を失って本来の力を発揮できないため戦闘にも参加できず、ライドフォルム時の能力の大半も失ってしまっている。
しかし「レジェンドルート」にてペパーが探し求めていた秘伝のスパイスを使ったサンドイッチを欲しがって食べたことがきっかけで、スパイスの効力で徐々にだが本来の力を取り戻すことが出来ることが判明。以降はレジェンドルートに登場するヌシを倒してスパイスを入手する度にライドフォルム時に出来ることが増えていく。
従来の
自転車、あるいは『
LEGENDSアルセウス』の
アヤシシに相当する能力で、最初から使える姿。
仲間にした当時は徒歩より早い程度の速度で移動することしか出来ないが、レジェンドルートを進めていくと高速移動する「ダッシュ」と高く跳躍することが出来る「大ジャンプ」、崖を自由に登ることが出来る「がけのぼり」を習得することが出来る。
特に「がけのぼり」は行動の自由度が一気に上がり、世界が変わるといっても過言ではない便利な能力。
ちなみにダッシュ中に方向転換を行うと
どこかで見たことのあるムーブでターンを行う。
ミライドンでロースト砂漠とか東3番エリアを走るとどことなくこの作品に見えなくもない
なおがけのぼり未習得の状態で崖を登ろうとするとズルズルと滑り落ちる挙動しかできないが、裏技的な挙動として、崖下を向いた状態で滑り落ちる挙動になる事で、後ろ向き=崖上に向かってジャンプして崖を登る事が可能。
これを利用するとがけのぼり未習得の状態で本来がけのぼりが無いと行けない場所に行く事が可能。
なみのり、『LEGENDSアルセウス』の
イダイトウに相当する能力。
脚部のジェット噴射で水上を自在に移動できる。また「ダッシュ」を習得していれば、高速で移動することが出来る。
『LEGENDSアルセウス』の
ウォーグルに相当する能力。
頭のアンテナからグライダーのようなエネルギーの幕を張ることで滑空することが出来る。
ただしウォーグルと違ってその場で急上昇するわけではない上にある程度飛ぶと急降下するため、それに比べると利便性は大きく落ちる。
「フライト」を習得すれば上昇も下降も自由自在だが、進路や着陸位置の微調整は難しいため、「グライド」と比べると一長一短といったところ。
また習得以降はグライドモードでの急降下が無くなるという仕様もある。
旅を通じて能力を少しずつ取り戻していくミライドン。
しかしすべての秘伝のスパイスを摂取してもバトルモードだけにはなることが出来なかった。
やがて主人公は三人の仲間と共にある場所に行くことになるのだが…
以下、物語の根幹に関わるネタバレがあります。未プレイの方は注意して下さい。
タイムマシン研究で初めて未来から転移できたポケモンだ。
登録日:2022/12/02 Fri 00:45:28
更新日:2025/03/04 Tue 16:19:09
所要時間:約 10 分で読めます
古い書物に名があるテツノオロチらしい。
雷で大地を灰に変えたという。
詳細は よく わかっていない。
モトトカゲに 似た 印象だが はるかに 強く 冷酷なのだ。
■データ
特性:ハドロンエンジン(登場したときエレキフィールドをはる。エレキフィールドだと未来の機関により特攻が高まる。)
種族値
HP:100
攻撃:85
防御:100
特攻:135
特防:115
素早さ:135
合計:670
■真の概要
正体はフトゥー博士が開発したタイムマシンにより未来から転送された最初のポケモン。
また博士の解析によると
現代に生息するモトトカゲの未来の姿であることが判明しており、
伝説のポケモンでありながら一般のポケモンと明確に血縁関係を持つという異例な存在となっている。
また後述のように
ストーリー上で同種の個体が複数登場する等、これまでパッケージを飾った伝説のポケモンとは一線を画しているといえる。
古い書物によると、他の未来から来た
パラドックスポケモンと同じく「テツノ」が付いた
テツノオロチという二つ名を持っていることが判明した。
雷で大地を灰燼に帰してしまうほどの力を持っているとされる上に主人公が連れている人懐っこい個体とは異なり、本来は冷酷で狂暴な性質をしているという。
一応人間には慣れているらしいが、人格までも見抜く鋭い洞察力と観察力の持ち主で人間を厳しく選定し、戦闘では相手の行動を先読みする冷静沈着な性格。また感情の機微を読み取るのも難しいという。
そのためなのか、もう一つの個体を入手してもライドポケモンとしての使用は不可能となっている。
主人公が連れている個体を見ていると意外に思うかもしれないが、もう一体目の個体に見られる冷酷さを考えるとあちらこそが本来の生態で主人公の方はかなり特異な例なのかもしれない。
また未来から来たパラドックスポケモンは現代にいる元のポケモンより一回り小さくなっているという共通点を持つが、ミライドンのみ元の種類よりも巨大になっているという特徴がある。
■ストーリーでのミライドン
フトゥー博士の依頼で立ち入りが禁止されているパルデアの大穴にやってきた主人公一行は博士の待つゼロラボに入るために四か所の観測ユニット内にあるロックを解除して回っている最中にミライドンの真相を聞かされる。
そして実はミライドンはもう一匹いることが明かされる。
このミライドンは主人公の持っている個体の家族なのでは?と期待していたのだが、いざゼロラボの出入り口前で再会するやいなや、怯えて抵抗も出来ないのにもかかわらず、容赦なく痛めつけようとするほど狂暴で冷酷な性格だった。
その後博士から主人公の持っている個体は縄張り争いに敗れたことが原因で大穴から逃げてきたことが明かされる。大穴に入る前から怯えていて、道中でモンスターボールから出ようとしなかったことはこれが原因だったのである。
そしてタイムマシンを止めるために博士が用意した戦闘プログラムに乗っ取られたフトゥーAIとの死闘が繰り広げられ、見事勝利をおさめ、タイムマシンの停止に成功したかと思われたが、AIすら知らなかったセキュリティ「楽園防衛プログラム」が起動。
切り札ともいえる「楽園の守護竜 ミライドン」が牙をむいて襲い掛かってくる。
しかも抵抗するにしてもモンスターボールにはロックがかけられてポケモンを出すことも捕獲することも出来ないという絶体絶命の窮地に陥る。
しかしロックから唯一逃れていたポケモンがいた。
それこそが主人公と共に冒険をしてきたミライドンであり、ミライドンが入っていたボールは博士が管理していたものであるためロックされずに済んだのである。
そして主人公達を守るために立ち上がり、遂に本来の力を完全に取り戻し、バトルフォルムとなってかつて打ちのめされた強敵に戦いを挑む。
戦闘は殆どイベント戦に近く、2ターン後に能力を上げて殲滅しようとしてくる。
ボタンの呼びかけ通りにミライドンが覚えている「こらえる」を選択すれば次のターンに放たれる「
はかいこうせん」を耐えることが出来る。
するとミライドンの特攻が二段階上昇する。
だがそれでもあと一歩足りず万事休すかと思われたが…
すると今まで何も反応がなかったテラスタルオーブが突如輝きだし、その後にミライドンの全能力が一段階上昇する。
弱点のドラゴンタイプのテラスタルが発動し、渾身の「テラバースト」により遂に楽園の守護竜を打ち破り、パルデアの危機を救ったのである。
その後タイムマシンを止めるために未来へと旅立っていったAIの旅立ちを見届け、主人公たちと共に帰路に就いたのだった。
敗れた個体はその後パルデアの大穴のゼロラボ付近の坂の上に鎮座しており、近づくとミライドンとの戦闘になり、ゲットすることが出来る。レベルは72。
この個体はでんき
テラスタルの性格がひかえめで
個体値も攻撃・特攻・素早さの3V固定であるため、厳選要素は捕獲するモンスターボールの種類くらいしかない。
博士が手なずけられなかったような奴がひかえめなわけあるか
まだ二体同士の確執は残っているようで、捕まえた直後に主人公が持っている個体に喧嘩を吹っかけていた。
一方主人公が持っていた個体はこれまで通りライドフォルムで移動できるが、手持ちを一つ以上明けておくとバトルフォルムに変身して戦闘に参加できるようになる。
またこの個体も性格きまぐれのHP・攻撃・特攻・素早さの4V固定となっている。
とはいえこの個体でしかライドフォルムになることが出来ないうえに、バトルフォルムになるとライドオン出来なくなるため、戦闘では実質二体目のミライドンを運用していくことになるといえる。
ライドフォルムになれる方はボックスに預けることも交換に出すことも不可能。
■対戦でのミライドン
ゼクロムに次ぐでんきとドラゴンの複合の伝説のポケモン。
全ポケモンの中でもトップクラスの速さである素早さ
種族値135に、これまた高めの特攻種族値135を持つ。他の能力も特殊耐久寄りの無駄のない配分となっている。
特攻種族値135は
カイオーガ・
パルキア・
ディアルガ・
レシラムなどの150や
ミュウツーの154などに劣り、禁止伝説級としてはやや控え目に思える。
だが、実際は後述の特性により特攻の上昇があるため、特化時の特攻種族値は換算すると197という禁止伝説の中でもトップクラスの特殊火力を持つ。
具体的には上記の特攻
種族値150族のポケモンの1.2倍程度の特殊攻撃力となる。
専用特性の「ハドロンエンジン」は登場時に「エレキフィールド」を展開する上、自身の特攻を約1.33倍に上げるエレキメイカーの上位互換。
物理攻撃の方が高いのに技の噛み合いが悪く特殊型にせざるを得なかったカプ・コケコは泣いていい
この「エレキフィールド」に接地しているポケモンは敵味方関係なく電気技の威力が1.3倍に強化され、更に「ねむり」状態にならなくなる。
ミライドンは高火力特殊アタッカーであり、でんき技には後述の専用技も含めて優秀な特殊技が多く揃っているため、
この状態で放たれるでんき特殊技は
特攻アップ+タイプ一致補正+フィールド補正
による相乗効果で積み技を使わなくとも高威力となり、並の特防を持つポケモンだと図鑑説明通り簡単に灰と化してしまう。
専用技の「イナズマドライブ」は威力・命中100の強力な技であり、弱点をつけば更に約1.33倍も威力が増加し、特性で発動した
エレキフィールドの効果も合わさって絶大な破壊力を出すことが出来る。
具体的にタイプ一致補正×ハドロンエンジン補正×エレキフィールド補正(×イナズマドライブ弱点補正)となり、1.5×1.33×1.3(×1.33)倍。
等倍でも2.6倍、2倍弱点なら6.9倍
という威力である。これだけ強力だと、等倍でも不一致二倍弱点技でダメージを与えるのとそこまで威力に差がない為、サブウェポンを覚えさせる必要も少なめ。
ただし、特殊技ではあるが直接技であることから「ゴツゴツメット」や「ニードルガード」等直接攻撃に作用する道具や技などには注意が必要。
どうでもいいが、演出は完全に飛鳥文化アタックに見えるが…、ここは世界一速いハリネズミやブラジルの緑の肌の男が繰り出す技に似てると言っておこう。
その他のメインウェポンとしてはタイプ一致の「りゅうせいぐん」。「りゅうせいぐん」の撃ち逃げと相性がいい「ボルトチェンジ」
殴り合いに強くなるHP吸収技の「パラボラチャージ」が採用されることが多い。ダブルでは全体攻撃できる「ほうでん」も採用されている。
サブウェポンには「ラスターカノン」「ソーラービーム」「マジカルシャイン」「パワージェム」「オーバーヒート」などがあり、
さらにカウンター技の「ミラーコート」を覚えることが出来るが、でんき技やドラゴン技との噛み合いが悪く採用はあまりされていない。
でんき技との相性補完としてみずタイプやこおりタイプの「テラバースト」が一部採用されている。
ちなみに威力の下がらない「かえんほうしゃ」と「だいもんじ」は覚えられない。
また「ボルトチェンジ」ではじめんタイプ相手に交代できないことから「とんぼがえり」を採用するケースも存在する。
補助技では「めいそう」「きんぞくおん」などを覚えるため、高い火力を更に伸ばすことが可能。
地味に「リフレクター」「ひかりのかべ」を覚えるがミライドンに起点を作らせるのはもったいないと思う人もいるだろうが壁貼りミライドン型も一定数おり結果を残している。
欠点は特性との相性の良さ故に、フィールドを上書きされるとコライドン並みに火力が大幅に下がってしまうことだろう。特に対戦でメジャーな
ゴリランダーや
イエッサンは優秀な技も所持しているため、これらへのカウンターは必要。一応、シングルではフィールドの制限時間を上書きし続けられるメリットもなくはないが。
でんき技のゴリ押しになる場面も多く、
じめんタイプは勿論、「ちくでん」や「ひらいしん」といった特性で無効化されると辛いところ。
ミライドンを止めるためのじめんテラスまで増えているので考えなしに電気技を撃っていると大きな隙を晒してしまう。
カウンターとして強力なのは「メガホーン」の扱うことのできる
テツノイサハや「テツノワダチ」、炎
オーガポンあたりか。尚、ゴリランダーは基本的に厳禁。
逆説的に電気無効ポケモンが居なければミライドンで「ボルトチェンジ」しているだけでパーティーは半壊することになるが・・・。
自身の弱点の
こおりタイプの技である上に展開したフィールドを破壊されてしまう「アイススピナー」はミライドンにとって最も厄介な技といえる。
パオジアンや
カイリューといった主要な使い手には注意が必要だろう。
コライドンは8割近くがほのおテラスによる「フレアドライブ」ぶっぱが主流だが、
ミライドンに関してはテラバーストによって電気技と相性補完を行える「みず」「こおり」、火力を底上げする「でんき」
技の通りと耐性が優秀な「フェアリー」の4種にキレイに分かれているためコライドンに比べて型が読みにくい点も優秀。
禁止伝説が解禁されたレギュレーションG以降はシングル、ダブル問わず安定した活躍を見せている。
シングルでは主に
テツノツツミや
テツノドクガ、エレキシードを持った
オオニューラと組んだ対面構築に
「とんぼかえり」を覚え相性補完を整えながらサイクルを回せる
ハッサムや
連撃ウーラオスやアーマーガアなどと組んだサイクルが主流。
ミライドンのテラス次第で炎テラスゴリランダーで詰む可能性があるのは秘密
一方ダブルではこだわりメガネを持たせ、「ほうでん」「パラボラチャージ」「マジカルシャイン」で範囲攻撃を連打する型が多め。
組ませるポケモンはテツノツツミと
テツノカイナが主流だが、カプ・コケコがいない今作において待望の「エレキフィールド」展開を担いつつ構築の主軸に出来る高スペックであり、ミライドン参戦以降
テツノコウベや
テツノイサハといった、不遇扱いされていたパラドックスポケモン達の採用率まで引き上げている。
また、隣に先制技無効特性持ちを従えてねこだまし軍団から守りつつ、攻撃する型も存在し、現に世界大会で結果を出している。
総じて伝説のポケモンの名に恥じない強力なポケモンであり、レイドバトルにおいても心強い味方となってくれる。
戦法としては「きんぞくおん」で相手の特防を下げて「めいそう」や応援の「いけいけドンドン」でバフをかけた後に「イナズマドライブ」などで大ダメージを与えるというのが基本となる。
また特性によってパラドックスポケモンの特性を発動させたり、エレキフィールドのお蔭でねむり状態にする技を防いだりとサポート能力も優秀。
ただしフィールド技で上書きしてくるポケモンもいることとフィールドは相手にも効果がある点には注意が必要。味方にいるオリーヴァやゴリランダーが天敵と言ってもいい。
技は「イナズマドライブ」と「きんぞくおん」の他に威力は低いが攻撃と同時に回復が出来る「パラボラチャージ」や相手のフィールド技の発動を防ぐ「ちょうはつ」あたりが候補。
持ち物は無難に「いのちのたま」を使うのも良いが、「きんぞくおん」が音技なので「のどスプレー」で特攻を上げるというプランも取れる。
どちらかというと一撃必殺型といえ、一撃必殺が難しくなる★6以上になると本領をそこまで発揮しないため、素直にハラバリーに任せるのもよいだろう。特防デバッファーと同席するなら無論、その限りではないが。
同じでんきタイプでは強力なテツノカイナがいるが、こちらは特殊アタッカーなうえに特性発動によるサポートで相性もいいので差別化は容易。
■アニメでのミライドン
なんと、前回のコライドンと同様に『
めざせポケモンマスター』の2話のおまけコーナーである「愛と真実の悪を貫くロケット探検団」にてバトルフォルム・コンプリートモードの姿で初登場。
ロケット団がゲットしようとするも、「10まんボルト」をぶっ飛ばされ、あっさりやられた。
ムサシ『10まんボルトでぶっ飛ばされるのは、』コジロウ『いつものお約束だけど...』 ロケット団『やなカンジー!!』
その後、「ミライドンはみらいっぽい」とムサジとコジロウに言われた。
第8シリーズでは第3話から使用されたエンディング映像で登場。
■ポケットモンスターSPECIALでのミライドン
16章に登場する、本作のキーポケモン。主人公・バイオレット・ラングのライドポケモンであり、バイオレットはミライドンの力を取り戻すことを目的にして、ペパーと秘伝スパイス集めをしている。サンドウィッチが大好きで、秘伝スパイス入りのサンドウィッチを食べる度に能力が戻り、14話時点では「ダッシュ」と「なみのり」のライド能力が戻っている。人懐っこい性格で、ボタンにも懐いている。別名「テツノオロチ」。
余談だが、ポケスペは前バージョンの設定に準拠している事が多い為、男主人公の名前や、伝説ポケモンなどが明確に後者準拠のものになっているのは初である。
■余談
- 従来のように自然現象等を司る強大な力を持った存在だったり、人間との関りにまつわる伝説や設定を持っているものが多かったりする伝説のポケモンとは一際異質な設定に加えて、人懐っこかったりサンドイッチが大好きで主人公が食べていると欲しがったりと、何とも愛嬌のある姿から
トカゲだけど大型犬のような親しみを感じるファンも多い。
- 序盤で主人公のピンチに駆けつけ、しかもお姫様抱っこで救出するというイケメンぶりに骨抜きにされた人も少なくないとか。ちなみに対となるコライドンの方もなかなか見た目もイケメンでもある。
カッコよくて甘えてくるなんてズルいって沼に落ちるって……。
- 楽園防衛プログラム戦のミラーマッチは、ゲームシステム上「勝ちイベント」そのものの扱いになっており、「こらえる」を選択して耐えるべきターンでは、なかよし度(なつき度)を上げていないと出ない「ミライドンは ○○を 悲しませまいと 持ちこたえた!」で堪える。まさしくこれまで一緒に旅をしてきた中で育まれた絆を感じさせる演出となっている。ちなみにバトルフォルム解禁後にステータスを確認すると出会った場所と日付は灯台の下で出会ったときが基準で、仲良し度も最大の状態となっている。
- ちなみにハドロンエンジンの“ハドロン”とは素粒子標準模型において強い相互作用で結びついた複合粒子のグループで、強粒子とも呼ばれる。ネーミングからコードギアスに出てくるガウェインのハドロン砲を思い出す人もいるであろうが、いわゆる粒子エネルギーのエンジン、つまりイオンエンジンの事であろう。…という事は無敵超人と無敵鋼人のロボとほぼ同じ動力だという事になるが…。
- なお、エンジンを載せているのにそれでもサンドイッチとかを食べているのはどういう事か……と思うが、まあ、世の中にはコーラを燃料にするサイボーグやどら焼きを食べる猫型ロボットもいるので、彼もゴミからでもエネルギーを生み出せるタイムマシンと同じ原理なのかも。
- 2024年3月には、かのトヨタ自動車と株ポケが組んで試乗できる(ほぼ)実寸大ミライドンを製作・展示して反響を呼んだ。ちなみにバッテリーは『SV』のキーアイテムにして大好物のサンドウィッチの形をしているという心憎い仕様。また、初音ミクとのコラボ、『ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE』でも各タイプミクのトリ担当、ドラゴンミクのパートナーとして選ばれている。
- ダッシュ中に急に方向転換をすると金田バイクのスライドブレーキをする事が可能でコライドンももちろん可能だがミライドンはその見た目ゆえ1番AKIRAっぽくなる。方向転換中にBボタンを長押しするとスライドブレーキの時間も長くなるのでAKIRAっぽく撮影したいのならば試してみよう。
追記・修正はミライドンに乗って宝物を見つけた人にお願いします。
- 楽園の守護竜、ストーリーではあんなに凶暴だったのに捕獲された際の性格は「ひかえめ」なのちょっと笑っちゃったw -- 名無しさん (2022-12-02 01:38:05)
- パッケージを飾ってるけどあの世界では伝説のポケモン扱いなの?モトトカゲの未来の姿ってことは未来ではモトトカゲと同じくらいたくさんいそうだし未来では普通にいるポケモンだったりして -- 名無しさん (2022-12-02 03:13:08)
- コライドンいいよね -- 名無しさん (2022-12-02 11:05:10)
- ↑2コライドン共々、それぞれの時代では複数はいるけど絶滅危惧種並に数は少ない、とかじゃないかな? -- 名無しさん (2022-12-02 12:31:10)
- あの時代に少なくともモトトカゲがわんさかいるんだから過去の姿のコライドンが絶滅危惧種並に数が少なかったは考えにくいね -- 名無しさん (2022-12-02 12:53:46)
- テツノドクガの背に乗って世界を旅する世界線もあったかもしれない -- 名無しさん (2022-12-02 13:54:52)
- しまったココミライドンのページやったわ。「コライドンいいよね」って言っちまった。ミライドンファンすまん(ペコ) -- 名無しさん (2022-12-02 13:57:05)
- テツノオロチという本名?が格好良い -- 名無しさん (2022-12-02 16:03:59)
- シナリオにおける扱いは、コライドンとミライドン両方合わせてポケモンライド辺りのページで扱うか、あるいは個別に「レジェンドルート」のページを作ってそちらで扱うかして、ここはあくまでミライドンそのものだけを扱うページにすることを提案します。コライドンとほぼ同じ文章が2箇所に分かれていると、追記などがやりづらいのが正直なところです。 -- 名無しさん (2022-12-02 17:17:07)
- 支持をガン無視し手も普通に勝てます。こらえるを使わない→悲しませまいと持ちこたえる。テラスタルで決めちまえ→使わなくても強制的に使わされます -- 名無しさん (2022-12-02 21:15:23)
- アギャア -- 名無しさん (2022-12-03 13:27:47)
- 新種の大型犬テツノオロチだ -- 名無しさん (2022-12-04 09:30:06)
- コラミラ双方とも公式サイトでの説明見たあと本編やると首をかしげざるを得ないのギャグだと思う -- 名無しさん (2022-12-10 13:01:26)
- ↑まあ本来の生態はもう一体目の方なんだろう。主人公のは元々そういう性格なのか、或いは博士が身を挺して守ったらしいから、普通の奴よりも人間を信頼する気持ちが強くなったとかかもしれんし。 -- 名無しさん (2022-12-10 22:36:16)
- ↑* いい… -- 名無しさん (2022-12-10 22:52:10)
- アオいいよね -- 名無しさん (2022-12-11 00:20:35)
- コライドンは剣舞覚えるけどこいつは悪巧み覚えないからレイドで命中不安の金属音使うしかないのもやもやしながら撃ってる -- 名無しさん (2022-12-22 03:39:46)
- 謎なのは、どの段階でコラミラの「おや」が「博士」から「主人公」になったか、だなぁ…。コラミラ用のモンスターボールが元からあるんだから、主人公と出会った時点で既に誰か(ほぼ確で博士)に捕獲されているポケモンなのは明らか。主人公は「預けられた」だけのはずなのに、御三家と同じで「主人公が捕獲したポケモン」扱いになっているのが、本当に謎。「主人公がパルデアを自由に駆け回る為に用意された乗り物」としての扱いの為だけに登場させられたみたいで、なんかちょっとなぁ…と思ってしまった…。2匹目出てくるから、1匹目をわざわざバトルに出す必要性も薄くなってるし。その辺、皆さんの気持ち的にどうなんだろう…。 -- 名無しさん (2022-12-27 10:39:03)
- ↑あのイベント戦闘中だとまだ主人公がおや扱いではないので、イベント戦闘に勝って博士AIが旅立った後と思われる。 -- 名無しさん (2022-12-29 21:51:29)
- 禁伝のタイプ被りってミュウツーと素ネクロズマ、ゼルネアスと歴戦ザシアン、ルナアーラと黒バドレックスは含まれんのかな -- 名無しさん (2022-12-31 12:39:40)
- 紹介映像でプレイヤーのアバターが乗ってるのを見て「こんなの伝ポケの安売りだ…」と一人ショックを受けてました -- 名無しさん (2023-01-16 15:54:50)
- みんなレイドとかでは2体目を運用しているみたいだけど、自分は切り替えが面倒でも1体目を愛用してる。ストーリー中の愛くるしさとか付き合いの長さを考えるとどうしても2体目に愛着が持てなくてさっさとサブのコライドンと交換しちゃった。 -- 名無しさん (2023-01-16 16:49:44)
- ↑全く同じ、愛着湧きすぎて2匹目は -- 名無しさん (2023-01-27 15:52:16)
- ↑途中送信しちゃった、ストーリーで愛着湧きすぎて、2匹目は交換に出してずっと1匹目使ってるわ -- 名無しさん (2023-01-27 16:13:28)
- どこかで見たミライドン自体は一般ポケだけど主人公と共にパルデアを救ったことで相棒のミライドンは伝説のポケモンとなったっていうの好き -- 名無しさん (2023-02-24 21:04:22)
- 相棒の方:戦うのは好きじゃないけど守る力も大事だからレベル100 二体目:ピクニックの喧嘩見て即コライドンと交換 三体目(二週目データ):絶賛放置中 -- 名無しさん (2023-03-12 17:15:48)
- 特性名はコライドンの方は「スカーレット」に関する名前だけどミライドンの方は未来要素優先で特にバイオレット関係無いんだな -- 名無しさん (2023-06-18 16:44:45)
- 細かい差だけど未来も古来も専用技で弱点を突いたときや特性の倍率は1.3倍ではなくて4/3倍 -- 名無しさん (2023-06-18 18:35:23)
- ダブル視点だとグラカイみたいな優秀な全体攻撃ないとどうしてもなーと思ってたけどハドロンエンジンの倍率がバカだからパラボラチャージとか妖テラスマジシャしてるだけで敵が吹き飛んでいく -- 名無しさん (2024-05-16 10:05:39)
- このSで高速移動積む型が使われるのか・・・(困惑) -- 名無しさん (2024-06-29 15:16:58)
- ↑自身含めてS135-150が結構いるし、大体の奴らはそこからさらに素早さ上げてくるからしょうがないね -- 名無しさん (2024-06-29 15:21:27)
- “専用特性の「ハドロンエンジン」は登場時に「エレキフィールド」を展開する上、自身の特攻を約1.33倍に上げるエレキメイカーの上位互換。”←味方スキスワでフィールド返しできないから、上位互換ではないよ。 -- 名無し (2024-07-26 07:02:34)
- ↑昔はハドロンエンジンの交換や上書きができなかったみたいだけどアップデートで出来るようになったらしい。でもクォークチャージはスキスワできないままなのでスキスワブジンはネタのまま・・・ -- 名無しさん (2024-08-02 18:24:34)
- 個体値が固定だからA0にできないのが惜しい。せめて個体値を0にする方法があればなぁ…勿論改造はダメよ。 -- 名無しさん (2024-10-29 13:13:44)
- あまりにも脳筋過ぎてパラボラですら高火力で十分過ぎるくらい使いこなしてる C4振りですら特性込みで実数値208からの一致84.5だからなぁ・・・並の吸収技と比べて遥かに強い -- 名無しさん (2025-02-05 09:02:33)
最終更新:2025年03月04日 16:19