登録日:2022/12/07 Wed 21:30:51
更新日:2023/02/03 Fri 23:05:28
所要時間:約 11 分で読めます
■概要
今作の3つのルートの1つ『レジェンドルート』のキーパーソン。
主人公と同じくオレンジ/グレープアカデミーに通う男子学生。文系クラス2-Gに在籍。
正確な年齢は不明だが、公式サイトでのキャラクター紹介で「同じ学校に通っている
先輩」とはっきり書かれているので、少なくとも
主人公よりは年上。かつ、「青年」と称される場面もあるものの外見からしてミドルティーンくらい。
後述の通りストーリー上で強大なポケモンが住まう僻地を巡るためか、細身な外見に対して意外と肉体派。実際、同年代だろう主人公を片手で引っ張り上げるシーンもあるなど、腕力も相当のもの。
ちなみにライドポケモンを連れている様子が無いが、まさか山岳や砂漠といった過酷な地を本当に自分の足だけで踏破しているのだろうか……?
■容姿
焦げ茶色のメッシュの入った亜麻色の髪を肩を過ぎるほど長く伸ばしており、特に右目は前髪で丸々覆われているほどだが、その下に傷跡などは確認できないのでそういうものを隠すためではなく単なるファッションと思われる。ちなみにバトル中の待機モーションでは時折かき上げている。
また(右目もそうだが)見えている左目は
バシバシの下まつげが目を惹くほか、目隠れ属性と
太眉属性も併せ持っている。
服装はアカデミーの秋服(指定のベストと長袖と長ズボン)。
加えて、アウトドア仕様と思しき黒いトレッキングブーツを履き、大きなリュックサックを常に背負っている。ブーツのヒモやリュックはどちらも黄色な上、寮の部屋も同じ色が基調なので好きなのかもしれない。
■人物
一人称は
「オレ」。
二人称は主人公はじめ大体の相手に
「オマエ」や
「アンタ」、または名前の呼び捨てで、ネモのことは
「生徒会長」、アカデミーの校長であるクラベルのことは
「校長せんせ」と呼ぶ。(「先生」や「センセー」ではない、ここ重要!)
更に相手の様子などを表す際には例えば「元気ハッスルちゃん」といったように
「~ちゃん」と付ける独特の口癖(?)や、バトルの意気込みを料理に関するものになぞらえるセリフ、リアクションが大きく表情も豊かな点も特徴と言える。
その他スマホも結構デコっており、オシャレ好きな一面も。
ポケモンを元気にする健康料理を研究しており、自負するように料理の腕も確か。
これは両親がいつも留守でなかなか会えず、一人で自炊せざるを得ない境遇から身に付いたのだという。
一方、
ネモには学校に来るように忠告されたり、クラベル校長から単位を心配されたりするほどには学校にはあまり通っていないようで、本人も
「行きたくもない学校」と語るあたり学業に熱心とはやや言い難い。とはいえ全くの不登校というわけではなく、家庭科や美術、バトル学の授業には出ている。現実で言う実技教科のほうが好きなのだろうか。
そして特筆すべきは、
オーリム・フトゥー博士の息子であるということ。
だが、確執があるようでそれに関する話をすると露骨に不機嫌になってしまう。
とはいえ本来は気さくで面倒見のいい性格で、ペパーと接していくうちに彼の人の好さが判ってくることだろう。
また、主人公と出会った
コライドン・
ミライドンのことを知っているものの突き放したような態度で接する。どうやら過去に何らかの因縁があるようで……?
■ストーリーでのペパー
入り江のほら穴から脱出してコサジの小道灯台に向かっているときにコライドン・ミライドンを見かけたことで主人公にファーストコンタクトを取る。
また、ネモも見たことのないほど珍しいポケモンであることにも関わらず、バトルフォルムとライドフォルムのことも知っていた。
「普通のポケモントレーナーでは扱えないから主人公の力を試す」という理由でポケモンバトルを挑んできて、勝利すると力を認めたのかコライドン・ミライドンのモンスターボールを渡してくれる。
この時に「やっとボール手放せたぜ」と言っていることから、執着もないどころかコライドン・ミライドンと離れられて清々している様子だった。
ちなみにこの時繰り出してくるのはその辺で捕まえたホシガリス1匹のみ。
負けるはずがないのだが一応負けても話は進むがその場合はネモに「手を抜いたでしょ」とガチギレされる。
その後学生食堂にいるところに話しかけると、「健康料理の研究の為に、各地のヌシが守る秘伝スパイスを手に入れる」という目的を話し、ヌシの居場所を主人公のスマホロトムに登録してくれるほか、更に先程のバトルで主人公の腕を見込んで協力してくれないかと頼んでくる。
宝探しの時に大事なものは何かといった言葉には「マ……」と言いかけている。真相は後述。
課外授業が始まり、ヌシが生息している場所の近くを通りかかると(先述の登録の時に連絡先を知ったのか)ヌシに関するヒントを教えてくれる。
そして主人公がヌシをスパイスの在処まで追い詰めると駆けつけて一緒に戦うことになるという流れとなる。
更にペパーが作ったスパイス入りの
サンドウィッチを主人公が
コライドン・
ミライドンに食べさせたことがきっかけで、スパイスを食べると失われた力を取り戻せることが判明。以降はヌシを一匹倒す度にライドフォルム時で出来ることが増えていき、移動性能が向上していく。
物語を進めていくと、主人公に真の目的を明かしてくれる。
彼が秘伝のスパイスを探す本当の目的は、
過去に重傷を負ったことですっかり衰弱してしまった相棒のマフィティフをまた昔のように元気にするためだった。
マフィティフの症状は普通のケガや病気とは異なり、アイテムや
ポケモンセンターでもどうにもならないものだという。それまでも本やネットなどから調べて色々試したものの効果は出ず、
諦めかけていた時に親の研究室で見つけた本から
「秘伝のスパイス」の存在を知る。
どんなことをしてでも治したい……その一心でこれに賭けた結果、秘伝スパイス入りのサンドウィッチを与える度に少しずつ快方へと向かっていったことで効能を確信。
以降はヌシを倒してスパイスを手に入れる度に主人公と絆を育んでいき、
コライドン・
ミライドンとの確執も徐々に和らいでいく。
ちなみにクリアすると貰えるヌシバッジはジムバッジを模倣した彼のお手製。
そして五か所のヌシを倒して全てのスパイスを手に入れて食べさせると、相棒のマフィティフはかつての元気を取り戻す。
数を集めていくと本当に治せるのかという不安を口にしていたが、彼にとって家族同然の相棒が元気を取り戻したことで感極まり、優しく抱きしめていた。
その直後に彼の母親・父親であるオーリム・フトゥー博士がコライドン・ミライドンが戦いの力以外を取り戻したことを確認したことから連絡してくる。
コサジの小道灯台にある研究所に唯一入れるペパーに、主人公と共に来るように依頼してくる。
彼自身は母親・父親との確執から行きたがらなかったが、主人公への恩を返すために承諾する。
研究所に到着すると主人公に自分の生い立ちや境遇を話してくれるが、それによるといつも仕事ばかりで遊んでもらった記憶すらない始末だという。そしてだからこそ、相棒のマフィティフは大切な存在だったのである。
中に入ると、博士からは映像越しで「自身は今
エリアゼロの最深部におり、そこで待っている」と告げられる。
そして相棒のマフィティフが大ケガを負ったのはそこに生息しているポケモンによるものだと語られる。当然彼にとってはもう二度と行きたくない場所だが……
友達が危険な場所に行くのを黙って見てられねぇ
この案件を承諾した友への恩を返すため、そして親に直接文句を言うためにエリアゼロに行くことを決意。
その後に今の自身の力を試すために主人公に戦いを挑んでくる。
戦いが終わると母親・父親にも言われたがやはり自分だけでは心もとないと痛感したようであり
そして仲間になりそうな者がいたら声をかけるようにと主人公に伝えてその場を後にする。
こうして「レジェンドルート」での彼との冒険は終わりを告げるのだった。
■手持ちのポケモン
スパイスめぐりで 出会った ポケモン オールスターだぜ!
マフィティフ以外は料理や食材に由来するポケモンとなっており、ヌシ戦でサポートのために繰り出してくれる。
スパイスをコンプリートした頃には手持ちをLv.60前後にまで育て上げており、レジェンドルートの終幕に腕試しとして手合わせをすることになる。
本人曰く「バトルは苦手」らしいのだが、種族値・性能共に厄介な手勢を揃えており、人によっては各ルートのラストバトル三人の中で一番手強いという人も。
ヌシに単身挑むほどの自信は無かったのは確かだろうが、実は元々強いのに自分にはそこまでバトルセンスが無いものと思っていたからか、あるいはスパイス集めの旅で実力を身に付けたのだろう。レベルに関しては彼の好きなピクニックと料理により伸び伸びと成長したであろうことは想像に難くない。
実際、ヌシ戦では有利なタイプのポケモンを選んでおり、技の選択も的確である等バトルの才能は十分あるのがわかる。「苦手」イコール「弱い」ではないのだ。
手持ちのタイプは偏りなく、強いて言えばかくとう弱点が多いのが特徴。
しかし、素の種族値の高さや弱点対策のサブウエポン持ちなど一筋縄では対処できないポケモンばかりなのが厄介で、かくとうタイプのポケモン1匹に頼るのはかなり負担を強いることになってしまう。
かといって、ペパーの手持ちポケモンは高耐久のポケモンが多めのため、無策で繰り出したポケモンでは削り切れずに返り討ちに遭う可能性が高い。
よって、ペパー戦は相手のサブウエポンを警戒しつつ的確に弱点を突く戦術が求められる。下手をするとペパー戦のために手持ちを再調整する必要があるほど険しい戦いになる。
食材シリーズのイロモノ集団かと思わせておいてとんだツワモノ軍団である。
ついでにペパー戦はルートのラストバトルらしく弱点かどうかに関わらず、ダメージの期待値が最も高い技を的確に繰り出してくるためスカしにくいのも特徴の一つだったりする。その上、サブウェポンが多い上に両刀のスコヴィランを繰り出してくるのもなお厄介な点である。勝負が苦手とか謙遜が過ぎるぞペパー。
バトルへの自信のなさは相棒を傷つけてしまった気後れによるものか、あるいは同年代にネモという逸材がいる影響もあるだろうか。
初戦時:ホシガリス Lv.5→偽竜のヌシ戦時:Lv.55→最終戦時:Lv.58→学校最強戦時:Lv.67
彼と初めての戦闘で戦う大食い担当。
最初はレベル5しかなかったが、物語を進めていくと一番レベルの高い
偽竜のヌシ戦を任せられるほどにまで成長。
ライバルとして主人公と戦う際には彼のパーティーのトップバッターを務める。
持前のタフさに加えて、対岩、鋼には「
じしん」「タネマシンガン」、対格闘には「サイコファング」と幅広いタイプの技を覚えさせている。
タイプ一致「のしかかり」も強烈であり、これを半減以下にしつつサブウエポンで弱点も突かれないポケモンは中々に種類が限られる。
下手に長引けばのしかかりの麻痺を引いてしまい、後々の戦いに響いてくるのも厄介。
素早さが低く上を取るのは容易なため、生半可に受けを考えるよりも高火力技で攻めて早々に先発勝負を制しておきたい。
岸壁のヌシ戦時:シェルダー Lv.16→最終戦時:Lv.59→学校最強戦時:Lv.67
岩壁のヌシ戦で登場する海の幸担当。
どこかでみずのいしを手に入れたのか、腕試しの際にはパルシェンに進化している。
ポケモンシリーズの経験の浅いトレーナーは何も知らずに物理で攻撃し一致ばつぐんさえロクに通らない耐久力の高さに愕然とさせられるかもしれない。
特に、ここで下手にかくとうタイプを落とされると最後の対マフィティフが辛くなる。特殊技なら不一致やいまひとつでも通りやすいので、素直に特殊技で攻めるべし。
しかし、低い特防を補うために「ひかりのかべ」を覚えさせて対策してくるので、なるべく相手の自由を許さずに急いで仕留めてしまおう。
特性は定番の『スキルリンク』だが、「つららばり」や「ロックブラスト」はあまり使って来ない。その代わり、攻撃には「アクアブレイク」を多用する。
対処に時間がかかればかかるほどこちらが追い詰められるが、逆に「パルシェンは特殊耐久が弱点」という知識さえあれば、もっとも対処しやすい相手ではある。
……はずだが「ペパーの手持ちはかくとうに弱い」という攻略サイトの情報を鵜呑みにしたルーキーたちはまんまとパルシェンの高耐久にしてやられていくのであった……
幸いと言うべきか「からをやぶる」は習得していない。
大空のヌシ戦時:コジオ Lv.19→最終戦時:Lv.62→学校最強戦時:Lv.67
岩落とすあぶねえヤツにはしょっぱい敗北めしあがれだ!
大空のヌシ戦で登場する調味料担当。「うちおとす」がそこそこ威力に期待できるのがありがたい。
最終戦時にはマフィティフに次ぐレベルの高さであり、持ち前の高い耐久力に「ステルスロック」で牽制もしてくる強敵。
ペパー戦はポケモンの入れ替えが鍵になるため、「ステルスロック」は撒かれる前に仕留めておきたい。
ちなみに特性は『きよめのしお』。
『がんじょう』持ちではないので相手の高耐久を撃ちぬける程の高火力さえあれば一撃突破も可能ではある。
攻撃技も「ストーンエッジ」「じしん」「ボディプレス」と高い物理攻撃(と防御)に拍車をかける幅広い範囲の高威力技フルコース。
タイプ相性による受けは考えるだけ無駄に近いので、高火力一致弱点で押し切ってしまいたい。
潜鋼のヌシ戦時:ノノクラゲ Lv.29→最終戦時:Lv.61→学校最強戦時:Lv.67
潜鋼のヌシ戦で登場する山の幸担当。
流石にどしょく相手に地面技を使ったりすることはないのでご安心を。「ちょうおんぱ」で混乱を入れてくれればラッキー。
主人公とのバトルではリククラゲに進化して登場。
命中100の「キノコのほうし」で眠らせてくる上に特性の『きんしのちから』のせいで特性による耐性を貫通してくるため、特性による耐性に油断慢心してると痛い目を見る。
だからといって弱点の炎などで仕留めようとすると、高い特防で仕留めきれないことも。特にパルシェンから「ひかりのかべ」を引き継いでなどいようものなら4倍弱点の氷でも耐える可能性すらある。
そうこうしているうちに、これまた高い素早さと特攻からの「だいちのちから」で返り討ちにされかねない。物理防御は脆いので、そちらで攻めていきたい。
サブウエポンで弱点を突けない場合は「キノコのほうし」を繰り出してくる=特性のデメリットのため必ず後攻になるというルーチンを逆手に取り、初撃で沈める手立てを講じるのも手。
土震のヌシ戦時:Lv.44→最終戦時:Lv.60→学校最強戦時:Lv.67
土震のヌシ戦で登場する香辛料担当。
その辺で捕まえたらしいのだが、ヌシが生息している野生のポケモンの大半がLv.25ほどに対してLv.44とかなりの高レベル。
技構成は種族値に合わせて物理・特殊技を両方兼ね備えた
両刀型。
タイプ一致の「だいもんじ」「エナジーボール」の他、「かみくだく」「しねんのずつき」とサブウエポンで囲っている範囲が他の手持ちに負けず劣らずでかなり幅広い。
反面耐久力は低いため他のポケモンに比べると割と簡単に退けやすいが、
炎弱点の水・地面、および草弱点の炎・氷・虫が複合タイプにより相殺され等倍となっているため、初見だと中々に弱点をつきにくい(ちなみに弱点は岩・毒・飛行)。
辛い一撃を貰ってしまわないように、油断大敵。
最終戦時:Lv.63→学校最強戦時:Lv.68
彼の相棒にして秘伝のスパイス探しのきっかけになったポケモン。
エリアゼロに生息する狂暴なポケモン?に襲われて
ポケモンセンターでも治せないほど心身ともに大きな傷を負ってしまい、初登場時には目も開けないほどにまで衰弱しきっていた。
そして完治後は彼のエースとして参戦。
大トリで登場し、
あくテラスタルを使ってくる。
ちなみにバトル前のやり取りでは
「元々バトルが大好きだった」「主人公と戦いたがっている」といったことが判る。
主人公に恩を感じている……のかは定かではないが、わずかな交流でも十分気に入られたようで、主人公の声に反応して元気にはしゃぐらしい。
もともと高い攻撃に加えてテラスタルボーナスからの「かみくだく」は脅威の一撃。
特性の『いかく』と併せて素早さ・耐久もそこそこ優秀であり、病み上がりだと油断して手加減などしようものなら
あっという間に元気ハッスルちゃんな猛火力でパーティを半壊させてくる。
こちらも手加減せずに効果抜群を繰り出していきたいが、弱点の
かくとうタイプやむしタイプで対抗しようにも「サイコファング」「じゃれつく」「ほのおのキバ」を覚えさせてしっかりと対策してくる。
ストーリーに泣かされた後そのバトルの実力に別の意味で泣かされた人も多い
■彼の宝探しの果て
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最終シナリオ『ザ・ホームウェイ』のネタバレ注意 |
「チャンピオンロード」と「スターダスト☆ストリート」をクリアするとペパーから連絡が入り、チャンプルタウンの南東にあるゼロゲートに来るようにと連絡が入る。
現場に行くと新たにネモとボタンが仲間に加わり、博士の指示通りゼロゲートに突入する。
道中で流れる三人の会話では最初はボタンと衝突していたが、それぞれの内情を明かし合ううちに和解していき、仲良くなっていく様子がわかる。
やがて進んでいくうちにいくつもの真相が解明されていき、
かつてマフィティフに重傷を負わせた生物は過去・未来からやってきた パラドックスポケモンであることが判明する。
またかつてコライドン・ミライドンを家に突然連れ帰ってきて世話もしていたのだが、野生のポケモン相手に暴れたせいで原因で近所の住人に存在を知られかけたことがあり、それ以降はずっとエリアゼロから離れられなくなってしまった。
当時はまだ幼かったこともあり、親を取られたと感じてしまったのだ。それがコライドン・ミライドンのことを快く思っていなかった理由だった。
そして自分よりも主人公に託した方がよいと考えた結果、それまで所持していたエリアゼロに潜むポケモン等の記録が記された「スカーレット・バイオレットブック」を主人公に託した。
最深部の博士が待っているゼロラボに到着するともう一匹のコライドン・ミライドンが襲撃。その後にラボの中にいた大量のパラドックスポケモン(スカーレット:アラブルタケ、ハバタクカミ、イダイナキバ)(バイオレット:テツノコウベ、テツノカイナ、テツノワダチ)が現れて一行は囲まれてしまう。
しかし十分に力をつけてきた彼らはこの危機を乗り越えていく。
そしてネモとボタンが外に出るために逃げたパラドックスポケモン達を止めるべく追いかけた後に、残ったペパーは自身が食い止めるからと主人公を先に行かせようとする。そして
だからってオマエがちぢこまっても なーんもうれしくねえ!
かつての不満を口にしつつも、未だ完全に力を発揮できていないコライドン・ミライドンに対して熱い激励を送るのだった。
その後にタイムマシンを止めるためにオーリム・フトゥーAI、そして楽園の守護竜を打ち破りパルデアの危機を救った一行。
しかしタイムマシンの完全な停止はAIがいる限りは出来ず、自身の夢をかなえるためにも古代・未来に旅立つことを告げる。
オリジナルの感情をそのまま受け継いだワタシ・ボクにはわかる
既にオリジナルはいなくなっていたが、彼女・彼の感情を受け継いだAIは、確かに息子を愛していたことを伝えて旅立っていった……。
AIからとはいえ自分が一番欲しかった言葉を受け取りつつも、ようやく出会えたのにすぐに離れ離れになってしまったことに対する悲しみが混ざった複雑な心情から、しばらくは傷心のままだった。
しかし今は、マフィティフの他にも大切な仲間が彼の側にいたのだった。
クリア後、学園最強大会に参加し、これに優勝すると彼とのイベントが発生。
宝探しの延長として自分探しを考え、そして自分のルーツである両親のことを知ろうとクラベル校長にあれこれ訊ねると、校長室はかつての両親が使っていた研究部屋だったことが明かされる。
そして思い立ったら一直線に向かっていくペパーの姿を見たクラベルは、その姿が親にそっくりだと語るのだった……。
次に「スカーレット・バイオレットブック」のスパイス関係以外のページを初めて読んでおり、まだ明かされていない謎に疑問を抱きだしていた。
そして最終的には、かつてのマフィティフのように元気の無いポケモンを元気にする料理を作る料理人になることを決意するのだった。
ちなみにこの時からペパーの部屋に入れるようになるが、室内には豊富な調理器具と素材が置いてあるなど、料理に関心が深い彼らしい部屋であることがわかる。マップの紹介文では「おいしそうな料理のにおいがする」とあるがさもありなん。またマフィティフの毛がやはりすごいらしいので毎日掃除しているとのこと。
加えて、最大の相棒マフィティフにまつわるもの(今となってはもう小さすぎるベッドや、進化前であるオラチフの写真)はもちろん、その他にはアイロン台、漫画本と思しき本が十数冊置かれている。総じて思春期の男子の部屋としては相当整頓されていると言える。
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■余談
- 名前の由来は胡椒を意味する「ペッパー」あるいは「ペパーミント」からだと思われる。
- 「レジェンドルート」のキーパーソンだが、シナリオ全般にわたっても彼はもう一人の主人公とも呼べるほどの重要なキャラクターであることがわかる。
中でも親が何かしらに執着してしまったことで生まれた確執と伝説のポケモンとのつながりを持つという共通点からリーリエを想起したトレーナーも多い。
- 良くない印象からの出会いだったが、物語を進めていくと彼の人の好さ等が伺い知れたこと物語での活躍からクリアした後のプレイヤーの好感度が爆上がりしたと好評。
他の仲間が戦闘狂や引きこもり気味オタクハッカーなどと女性でありながらイマイチ女子力のないこともあって「ペパーこそが真のメインヒロイン」と評するトレーナーが続出した。
片方は大さじの感覚を「人それぞれ」などと言ってメシマズを匂わせているうえ使用人を何人も抱えているほどの家のお嬢様なので料理は不得手そうだし、もう片方はレトルトやデリバリーで全部済ませているとおぼしき描写のため、料理スキル的にもペパー一強と思われる。というか本作においては料理スキルが全般的に高いのは男性キャラの方だが。
- バトル中、最後の1匹を出してテラスタルを繰り出す際、モンスターボールを間違えて上下逆に持っている。
ペパー以外の人物は皆赤を上にしてモンスターボールを持ち、彼自身もテラスタル以外の時はそのようにボールを持つ。が、ペパーのテラスタルの時だけ何故か逆になる。
よく見るとボールを投げる直前に向きを直して赤い部分を上にしてから投げているため、これはバグ等と言う訳ではなく、本当にペパーが間違えて持っているようだ。
こんな間違いをする理由は特に語られていないが、元々「ポケモンバトルは苦手」と語っている事から、強豪トレーナーとの対戦で緊張している、そもそもおっちょこちょい、等と考察されている。可愛いちゃんか?
- 髪の色はオーリム、顔立ちはフトゥーに似ているが、ゲーム内ではバージョンごとに片方の親しか出ないため、この2人が配偶者同士かどうかはぼかされている。
- 公式サイトに掲載されたイラストではグルトンと共に登場しているが、蓋を開けてみれば手持ちにはいなかった。
追記・修正は秘伝のスパイスを使ったサンドウィッチを食べながらお願いします。
- 金カム読んでいたから、ヨクバリスは肉要員なのかなと思っている -- 名無しさん (2022-12-07 22:16:16)
- バトル苦手って言ってたしスコヴィランはその辺で捕まえたって言ってたから他のヌシ戦ポケモンもポケモンGOよろしくその辺で適当に捕まえて使ってたんだろうな…それでもちゃんと育てて強くしてる辺り育て上手に違いない -- 名無しさん (2022-12-07 22:24:01)
- テラスタルは途中から使えるようになったのか、それとも主人公と出会える時点で使えてたのかな?そもそも学園から与えられたのか親からもらえたのか -- 名無しさん (2022-12-07 22:37:50)
- ポケモンの紹介はマフィティフ最後の方がいい気もするけどいかがでしょう -- 名無しさん (2022-12-07 22:40:28)
- 良い友人を得たこととマフィティフが元気になった以外が酷過ぎて強く生きてと思った -- 名無しさん (2022-12-07 23:11:04)
- ヨクバリス「おっちゃんもな、ずっと一緒に旅してんけどほんま心配やったんやでペパーくん」 -- 名無しさん (2022-12-07 23:13:44)
- 思えばザ・ホームウェイ終了後よく精神崩壊しなかったよな… -- 名無しさん (2022-12-07 23:24:24)
- 料理が上手くてヒロインポジションな所がアニポケのタケシを彷彿とさせる -- 名無しさん (2022-12-07 23:34:45)
- そもそもマフィティフの話はストーリーの項で語られているので、手持ちでの説明では省いちゃっていいんじゃないかと思います。 -- 名無しさん (2022-12-07 23:36:22)
- ↑ストーリーに関わる手持ちでのマフィティフの上3行分くらいの話 -- 名無しさん (2022-12-07 23:36:53)
- ちなみに検証の結果、途中で無理やりマフィティフを引きずり出してテラスタルさせずに倒すと、ペパーはテラスタルせずに終わるらしい。マフィティフへの愛がすごい -- 名無しさん (2022-12-07 23:57:26)
- ↑多分ネモとかジムリーダーも同じだろうけど、やっぱシナリオ的にもペパーが印象深い -- 名無しさん (2022-12-08 00:12:46)
- 初対面の時はツンデレ系か後に改心する系だなと思ってた。ミラコラと確執があるだけで普通にめっちゃ良い子 -- 名無しさん (2022-12-08 00:24:45)
- ペパーのマフィティフ相当強いけど、再起不能に追い込んだ奴は誰のか?DLCの追加枠以外ならチヲハウハネかテツノカイナ辺りが有力? -- 名無しさん (2022-12-08 00:42:19)
- バイオレット版しかやってないけどテツノカイナは明らかに明らかに雑兵扱いだったし違うと思う……。他のパラドックスポケモンもマフィティフ傷付けたポケモンがあの中にいたなら反応するんじゃないかな。となると劇中では博士が繰り出して来るところ以外では遭遇しないトドロクツキorテツノブジンか、そうじゃないならDLCで判明するだろうエリアゼロのまだ謎の部分じゃないかなと -- 名無しさん (2022-12-08 03:44:56)
- ポケスペSV編始まったら設定的にもストーリーの流れ的にも一番心配になる先輩。胃痛にならない事祈るしかないわ -- 名無しさん (2022-12-08 03:48:11)
- 料理の腕はおそらくボタンはあんまり作らなそうだし、ネモは分量って人それぞれとか言うから下手するとメシマズと女子力はペパーが一番高い気がする。部屋も整理整頓行き届いてるし -- 名無しさん (2022-12-08 05:34:52)
- 学校のモブのセリフからしてどうも「博士の息子」という目で見られることが多かった様子。何も知らないから「学校の先輩」としか見ない主人公といるのはホッとしたのかもしれない。 -- 名無しさん (2022-12-08 06:23:18)
- あの強さでバトルが苦手を自称するのは「エリアゼロ基準」「ネモ基準」「その気になればかなり勉強家だから後から知識を身につけた」辺りか -- 名無しさん (2022-12-08 08:15:15)
- スカーレットだったこともあり、まだマフィティフの存在も知らなかったから「マ…」って言いだした時はママ?おいおいマザコンかー?と感じ、ヌシ1体目の怪しい挙動からもう片方の伝説を持ってるのか?と思い、真実がわかってからはマザコンとか言ってごめんよー!ってなった人 -- 名無しさん (2022-12-08 08:38:16)
- 正ヒロイン -- 名無しさん (2022-12-08 09:17:34)
- メンタル強いよな -- 名無しさん (2022-12-08 09:26:00)
- 2回目の対面ですでに好感度上がってるよね 回答によって面白い対応もいい -- 名無しさん (2022-12-08 09:45:19)
- 発売前の紹介で彼がヒロイン枠だなどと誰が予想できた? -- 名無しさん (2022-12-08 11:42:27)
- 実年齢は不明だが博士の記録等から見ると15歳くらいだと思われる -- 名無しさん (2022-12-08 11:52:46)
- 今で唯一負けた相手だわ。いや、マジで強かった…… -- 名無しさん (2022-12-08 12:26:13)
- ネグレクト同然の環境で育ったのに捻くれずに良いやつに育ったのはマフィティフのおかげなんだろうな -- 名無しさん (2022-12-08 13:26:25)
- マフィティフ「ワシが育てた」 -- 名無しさん (2022-12-08 14:06:57)
- 従来の悪の組織のボスになっててもおかしくない、そんなレベルの過去,背景を持つキャラだよな…。DLCでパラドックスネタで闇落ちしたIFの彼が出る可能性もあるか…? -- 名無しさん (2022-12-08 14:36:38)
- ポケモンバトルが苦手なのはマフィティフの怪我がある種のトラウマになってて他のポケモン達に怪我をさせるかもしれない事を忍びなく感じてるからって説ペパーの優しさが滲み出てて大好き -- 名無しさん (2022-12-08 14:56:41)
- 「バトルは苦手」発言で油断したのもあるけどマジで強かった。食材パがイロモノ集団と見せかけてちゃんとバランスがとれてる -- 名無しさん (2022-12-08 16:32:07)
- 復帰直後のマフィティフが既に四天王クラスの強さだから、そのマフィティフ重症負わせたパラドックスポケモンってやっぱり危険な存在だよな…。 -- 名無しさん (2022-12-08 18:21:55)
- 単位が足りないって言われてたのってやっぱりマフィティフが心配だったからだろうか -- 名無しさん (2022-12-08 19:22:31)
- バトル苦手とか言う割りにはヌシ相手に的確に弱点突いていく -- 名無しさん (2022-12-08 19:33:54)
- ザ・ホームウェイでのミラコラとのやり取り(降下時に一番最初に跨ったりとかゼロラボ前での激励とか)が全部エモいんだけど個人的に楽園の守護竜戦で耐えきったとこが本当に好き。レジェンドルートの時はあれだけ嫌ってたミラコラに対して攻撃を耐えたことをあんなに嬉しそうに褒めてくれるし、直後のミラコラのステータスアップも耐えきって奮起したのはあるんだろうけどそれ以上に『ペパーが褒めてくれた』って喜んでる感じがして本当に良い。 -- 名無しさん (2022-12-08 19:49:10)
- リーリエの良かった点と反省点を最大限に生かし切った最高のヒロインとか言われてて草 -- 名無しさん (2022-12-08 19:56:32)
- こんな強さではあるが「ジム巡りしてみるかな」と言ってるあたりバッジ0かそれに近い数なんだろうけど、本気出したら主人公以上のハイペースでチャンピオンランク行きそう -- 名無しさん (2022-12-08 20:16:20)
- 前作のホップみたいな愚直に足掻いて自分の道を切り開いていくライバルが好きだったからペパーのキャラはドンピシャだった -- 名無しさん (2022-12-09 01:21:47)
- 主人公が女の子だった場合、終盤バッツ状態になる男 -- 名無しさん (2022-12-09 02:36:27)
- ペパーが終盤の初見殺しになってる理由だけど、ヌシ戦中にポケモンたちがそこまで強くないという点もあるんじゃないかな。主人公とのラストバトルの時にかなりレベルアップしてるのでびっくりした。 -- 名無しさん (2022-12-09 07:28:04)
- あと本人がバトル苦手って公言してて、俺の力試し!って言ってるのもあるか? -- 名無しさん (2022-12-09 12:09:23)
- 料理上手ってことはサンドイッチパワーなんかも思いのままなのかな…いいな -- 名無しさん (2022-12-09 19:10:33)
- 主人公という助けを得て、スパイスも最初から効果あったからマフィティフと主人公のために旅で鍛え上げたんだろうな -- 名無しさん (2022-12-10 11:36:21)
- 料理人を目指すならいずれハイダイとの絡みもあるだろうか -- 名無しさん (2022-12-10 22:34:36)
- 「主人公が女の子ならいわゆる逆ハーレムなのにちっとも羨ましくない」と言われてたのは笑った。みんな癖強いし仲良いつっても友達だしな。 -- 名無しさん (2022-12-11 19:15:19)
- イッヌこのやろう(色んな意味で) -- 名無しさん (2022-12-11 23:23:12)
- テラスタルオーブ持ってるのを見る限り、元々成績は優秀だったのでは...?単位が足りないのはマフィティフの件のせいか? -- 名無しさん (2022-12-12 11:54:17)
- ↑転入初日の主人公でもネモを通じてもらえたわけだし、申請が必要なだけで成績そのものはそんな問題ないんじゃない? スター団みたいに校則違反が明確なら別だろうけど -- 名無しさん (2022-12-12 12:40:01)
- でもペパー先輩だって悪いんですよ。あんなにオマエ呼ばわりは嫌だって言ったのに…そういえば同学年かあの二人 -- 名無しさん (2022-12-12 18:52:26)
- マフィティフに感動して早く治してあげたい+ライド機能が早めにアップグレードするのは便利+ヌシ倒せばいいだけだからレベル低くてもなんとかなりそう これらが組み合わさってレベル40前後くらいで偽龍のヌシまでクリアしたプレイヤーも少なくないであろう。そこからワープ一つでペパー戦まで行ってあのレベル差に絶望するまでがテンプレ -- 名無しさん (2022-12-15 10:24:54)
- 旅パVS旅パで最も白熱できる -- 名無しさん (2022-12-15 17:16:35)
- 俺は野良で捕まえたレベル75カイリューで蹂躙しちゃった。チャンピオンロードも。ビワだけは無理だった -- 名無しさん (2022-12-15 19:13:42)
- マフィティフがバトル好きなのペパー先輩を守るために戦ってたから説 -- 名無しさん (2022-12-19 10:39:06)
- ネモ「キミ…本当は強いでしょ♠️」 -- 名無しさん (2023-01-07 22:22:54)
- マフィティフのこと最初話さなかったのは、ペパー的に同情を買って協力してもらうのが不本意だったからなのかなあとか思ったり -- 名無しさん (2023-01-10 00:16:50)
- ↑ 彼の性格からしてもあり得るね。 -- 名無しさん (2023-01-12 20:14:39)
- ミラコラの移動法とマフィテフの安否のためにペパールートを先に終わらせてボコられた人は多そう 私もその一人だ -- 名無しさん (2023-01-17 22:12:27)
- 博士の息子、オーブ持ちの成績優秀者、独特の口調。マフィティフの件がなく学校に通い続けてたら間違いなくいじめの対象になりスター団入りしてた説好き。入ってたら間違いなくマジボスより誰より強敵だったな… -- 名無しさん (2023-01-18 02:33:52)
- ヨクバリス「マフティフのオジキの快気祝いや!おっちゃんも頑張っちゃうで!!」……ホントに頑張るやつがあるか -- 名無しさん (2023-01-22 17:08:05)
- 親とのいさかいに独特な台詞回しといい、きれいなジョナサン(ブレンパワード)っていう例えが一番似合うかもしれない -- 名無しさん (2023-01-27 14:20:56)
- ペパー「元気になってくれ。それだけでいいから」本編クリア後俺「幸せになってくれ・・・それだけでいいから・・・」 -- 名無しさん (2023-01-27 15:40:45)
最終更新:2023年02月03日 23:05