登録日:2025/03/24 Mon 00:05:03
更新日:2025/04/21 Mon 22:28:44
所要時間:約 5 分で読めるぞ!
仕方ない。では、名前だけは言っておこうか。
暴神竜儀。テガソード様に仕えし者だ……!
演:神田聖司
キャラクターソング(?):「テガソード讃歌」
◎概要◎
本作の戦隊・ゴジュウジャーの一員であり、ゴジュウティラノの変身者。
本作のキーアイテムである巨神テガソードを熱心に信奉する青年で、自らを「テガソード様に仕えし者」と称する。
現時点では他のメンバーと比べて過去や背景があまり描かれておらず謎が多いが、テレビ朝日公式サイトの解説によれば元々は名家の生まれだったようだが、巨神テガソードの存在を知り信奉するようになった事で家を飛び出し、
それが原因で家族と疎遠になってはぐれ者となる中で、テガソードと契約し、指輪の戦士に選ばれた。
物語開始1か月前に出会った
百夜陸王と行動を共にする中、第2話にて
遠野吠と出会い、トレジャーハントノーワンの一件を機に「センタイリングがある程度集まるまで」という協定の下、陸王共々ほぼ一方的に手を組むこととなった。
それまで定職に就いていたかは不明だが、第2話ラストで協力関係になるにあたり喫茶「半世紀」のオーナーを飯島佐織より譲り受けており、店名を
「テガソードの里」に改名し、テガソードの形状を模した名物
「テガソード様オムライス」を作りだしている。
なお、テガソードの里自体はコーヒーのデリバリーをしていたり、
猛原禽次郎をバイトとして雇う余裕があったりと、「半世紀」の頃から変わらず地域の喫茶店として受け入れられている様子。
オープニングでは他の4人が「大切な存在を失う」という映像が流れる中、1人だけ「テガソードを見上げてやや狂気じみた笑みを浮かべる」と雰囲気が全く異なっているが……?
◎人物像◎
一人称は
「私」だが、感情が高まり素が出ると
「俺」になる。
「弥栄」が口癖で、ファンタジー作品の僧侶のような格好と言葉遣い、
オールバックに丸眼鏡が特徴。
はぐれ者の集まりでヒーローとは思えないほど性格に難がある集団のゴジュウジャーの中では比較的物腰が柔らかい人物だが、テガソードに対する極端な信奉心の強さから邪険に扱う相手(特に吠)には怒りを露わにする。
また、吠達ゴジュウジャーの面々とは普段は仲間として接しているが、一方で指輪を奪い合うライバル達という認識は他のメンバーと変わらず、
「当面は協定を結び、ある程度集めたところで寝首を掻けばいい……!」と本人達を前にして堂々と口にしている。
だったのだが、吠が
クオンの策略で半ば暴走して裏切り行為に走った際には、困惑する他の3人を差し置いて
「だからといって、こんなにも突然手のひらを返すとは…! 見損なったぞ!」と真っ先にキレており、実際は堂々と勝負して勝ち取るつもりだった模様。
一見すると世捨て人のような印象を受けるものの、第2話では拾得した黄金を交番に届けたりと最低限の一般常識は持ち合わせており、グランドピアノで見事な演奏を披露したり、上述するようにオーナーになってからは自ら料理を作るなど、多彩な才能の持ち主でもある。
それでも世間とズレている点はあり、商品の
パフェの値段を物価高の現代&ぼったくる意図はなかったとはいえ、
2,500円とかなりの高額に設定してしまい、
それを
一河角乃に指摘されて適正価格を教えてもらおうとしたが、そのタイミングで彼女は
熱海常夏に呼び出されて店を去ってしまったため、教えてもらえなかった。
劇中ではテガソードに不敬を働く吠に怒りを露わにする場面が目立つが、
猛原禽次郎や角乃相手でも説教をする時はする為、
第6話のおままごとでのお母さん役が異様に似合っていた事もあり、その様はまるでおかん。
一方でゆくゆくはライバルとなる面々故に、情を持たないよう深い付き合いをわざと避けている節も見られる。
『ゴジュウジャー補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』No.1「第1~4話補ジュウ計画(特別版)」によれば、好きなものはもちろんテガソード様だが、他にもパクチー、梅干しと香りや酸味が強いものが好きな模様。
逆に嫌いなものはテガソード様に仇なす者と詰まった排水溝。
◎人間関係◎
一応のチームメイトその1にして、物語開始前からの協力者。
『補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』No.1によると、第1話から約1ヶ月前に知り合い、陸王の方から同盟を持ち掛けられたという。
性格的な共通点はあまりないのだが、普段から割と2人でつるんでいる場面が多く、メタ要素だらけの『補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』の他におせっかいノーワン戦、
第6話でのおままごとでもお父さん役になった陸王と異様に似合っている夫婦漫才を繰り広げるなど、2人してバカな事をする為、相性は良い方と思われる。
「世の中のきらめきを全て閉じ込めたような君と結婚できて、僕は幸せだ」
「やだ~、子供の前で!」
一方でその付き合いの長さ故に、怒らせるとただでは済まない事も把握しており、その点にだけは十分注意を払いながら接している。
一応のチームメイトその2。
トレジャーハントノーワンの件で邂逅し、戦いを経て協力する関係となった。
それ以降は互いに「竜儀」「遠野」と呼びあうようになり、テガソードを吠が目覚めさせた事実は認めつつも、そのテガソードで地面を掘削したり手の上に住み着こうとする彼を度々叱りつけている。
なお、テガソード自身は吠からの扱いに割と寛容なのだが、竜儀にとってはそこも気に入らないのかも知れない。
彼の人となりはなんだかんだで認めているが、アルバイターとしては全く信用しておらず、禽次郎を雇った件で文句を言われても「お前はガラが悪すぎる……。できて番犬ぐらいだな」とばっさり切り捨てている。
一応のチームメイトその3。
第3話のラストで邂逅し、譲二の姿で「卵を…」と苦しんでいたため、テガソードの里に連れて行き「テガソード様オムライス」を提供すると、禽次郎に姿を変えた。
偶然ではあるが彼が生み出したメニューが禽次郎の姿を維持する事の手助けとなり、仲間になる切っ掛けとなった。
彼も指輪争奪戦のライバルである事に変わりはないが、正体が高齢という事もあってか「禽次郞さん」と呼んで敬語を使ったりと、吠と陸王に比べると優しく接している。
現時点では会話で語られるのみの登場。
陸王によると著名な医者らしいが、テガソードの件もあってか現在は疎遠になっているらしく、第4話では父の話になるとウンザリした顔で「あの人は俺の話は聞かんだろう……」と愚痴っている。
◎ゴジュウティラノ◎
エンゲージ!
クラップユアハンズ!
♪♪♪(ヘイ! ヘイ!) ♪♪♪(ヘイ! ヘイ!)
♪♪♪(ウォーオッオッオッー、ウォーオッオッオーオー、ヘイヘイ、ヘヘイ!)
ゴジュウティラノ!!
テガソード様に代わり、天罰を下してやる……!
スーツアクター:榮男樹
竜儀が金のテガソードと
「センタイリング ゴジュウティラノ」で変身した姿で、モチーフは
ティラノサウルス。変身の際には手拍子と共にドラムの音が鳴り響く。
■装備
テガソード様のお導きにより、参上!
ティラノハンマー50!
天罰……!
全高:30.7m
全幅:12.7m
全長:39.0m
重量:500t
センタイリング テガソードイエローをテガソードに装填し、拍手する事で胸部から召喚されるゴジュウティラノの個人武器。
ティラノサウルスを模した小型ハンマーで、両後ろ足に当たるパーツがグリップ、両前足に当たるパーツがトリガーになっており、鈍器として扱う他にも口に当たるパーツを開閉させる事で噛みついての攻撃も可能。
保有センタイリング
超力戦隊オーレンジャーのセンタイリング。
使用する事で
オーレッドに変身する。
変身後は原典と同じく剣術を得意とする他、後述の「超力テガソード様ピラミッド」を発動できる。
爆竜戦隊アバレンジャーのセンタイリング。
使用する事で
アバレッドに変身する。
変身後は原典と同じく、ティラノロッドを駆使したパワフルな棒術を得意とする。
第7話で往歳巡から課せられた試練をクリアした特典として贈られた。
■必殺技
左手で地面に触れて衝撃波を発生させ、浮き上がった相手をテガソードからの斬撃で滅多切りにする。
センタイリング オーレンジャー使用時に発動するオリジナル技。
テガソードを地面に突き立てて赤いピラミッド型のエネルギーの網を作り、相手の動きを封じる。
◎テガソードイエロー◎
神よ…! 応えよ!
その願い、聞き入れよう……!
アウェイキング!
リングイン…!
これぞ至福、天上の安らぎ……!
叩け!噛みつけ!イエロー!
叩け!噛みつけ!イエロー!
テガソードイエロー!!
人神一体! テガソードイエロー!
スーツアクター:藤田洋平
全高:53.3m(頭上まで60m)
全幅:45.5m
胸厚:28m
総重量:3500t
スピード:300km/h
出力:1750万馬力
テガソードが竜儀と人神一体となり、ティラノハンマー50と合体した姿。
頭部は「センタイリング テガソードイエロー」と合体しており、両腕には左右に分割されたティラノハンマーが装着されている。
ゴジュウティラノと同じく、怪力と巨大な両腕
「暴君拳」を活かしたパワー系の技を得意とし、プロレス技のパイルドライバーに似た……というかまんま
某へのつっぱりはいらない主人公の
「テガソードライバー」などの技を繰り出す。
■必殺技
暴君拳を前方に構えて顎に当たる部分を展開し、そこから高威力のエネルギービームを撃ち出す。
この際、「礼賛竜撃」のカットインが入る演出がある。
第4話で使用。
空中から地上に向かって突撃し、相手を攻撃しつつそのまま地面を掘り進む。
なお、いずれの技もテガソード側の音声は「ティラノハンマークラッシュ」の為、テガソード側の技名は総称だと思われる。
◎余談◎
- 名前の由来はティラノサウルスの別名「暴君竜」から。
- メインキャスト5人では一人だけ年齢が10歳以上離れているため、当の本人も最初は敵役としての起用だと思っていたとのこと。
- 設定だけで言うなら「怪しきものを信奉するようになり、家族と疎遠になった」という子供番組でいいのかというヤバい設定ではあるが、演じる神田氏の明るくパワフルな演技もあって悲劇性があるようなキャラにはなっていない。
- ゴジュウティラノのスーツアクターを務める榮氏は主に仮面ライダーシリーズの方で活動していた為、何気にスーパー戦隊シリーズへのレギュラー出演は初とある。
また、ライダーでも怪人やダークライダーを演じる事が多かったため、ヒーローサイドを演じるのも珍しかったりする。
テガソード様に代わり、追記・修正を下してやる……!
- 服装、信念が濃いのに、今のところ相対的にキャラが薄く感じられるのがゴジュウジャーのやばいところ -- 名無しさん (2025-03-24 00:20:40)
- 控えめに言って狂信者でマッドな人だと思うんだけど、なんかやたら爽やかというか良い人感も強いというおもしれー人すぎる -- 名無しさん (2025-03-24 00:21:29)
- イエローでこんなタイプの人は新鮮でいい。今のとこ怪力しかイエローのイメージが無い -- 名無しさん (2025-03-24 07:23:41)
- いつもは穏やかと言うか呑気な雰囲気だけど父親の話になると急に深刻そうな顔になる -- 名無しさん (2025-03-24 07:35:52)
- 親が医者だったりピアノに馴染みがあるくらいの実家と経済環境だったから、店経営した際にパフェ2500円って価格設定にしたのかなと思った(そういう価格帯のものしか食ったことがない的な意味で) -- 名無しさん (2025-03-25 13:41:06)
- 怪力でプロレス技を使うイエローと、ある意味で王道な設定 -- 名無しさん (2025-03-25 17:53:08)
- アバガミでもなく爆神でもなく暴神(ばくがみ)である -- 名無しさん (2025-03-25 18:45:06)
- 喫茶でパフェ2500円は高いと知る→適正価格教えて! ってなる辺り地味な善性を感じる -- 名無しさん (2025-03-27 09:50:43)
- オカン属性もつけていい。 -- 名無しさん (2025-04-11 19:11:46)
- 順調に寝首かくの躊躇いそうな匂いがしてきて今後が楽しみ -- 名無しさん (2025-04-13 16:54:13)
- ↑そもそも堂々と言っちゃう時点で「ポーズ」かと…根の優しさが隠せてないんよ -- 名無しさん (2025-04-15 17:51:57)
- ↑↑戦意喪失した吠が投げ捨てた指輪に手を出さないところも -- 名無しさん (2025-04-17 22:11:03)
- クオンに対して突っ込むでもなく終始無言で睨み続けてたの、ああいう家族を支配しようとするタイプが地雷だからってのもありそう -- 名無しさん (2025-04-20 21:55:48)
- 何だかんだ人の良さを感じさせるの良いキャラしてる -- 名無しさん (2025-04-20 21:59:38)
最終更新:2025年04月21日 22:28