ゴジュウレオン/百夜陸王

登録日:2025/03/23 Sun 15:02:58
更新日:2025/07/20 Sun 23:46:38
所要時間:約 5 分で読めるよ♪


タグ一覧
はぐれ者 アイドル ガトリング ガンナー キザ ゴジュウレオン ストイック スマイル有料 センタイリング テガソード テガソードブルー ナルシスト ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー ナンバーワン聴覚 ブルーヒーロー ポエマー ライオン レオンバスター50 主人公より先に立った項目 人たらし 努力の人 努力家 動物戦隊ジュウオウジャー 問題児 國島誠雅 塚越靖誠 太陽戦隊サンバルカン 完璧主義者 急に歌うよ 戦うアイドル 戦隊個別 指輪 指輪の戦士 歴代ブルー 残念なイケメン 爆上戦隊ブンブンジャー 百夜陸王 百獣戦隊ガオレンジャー 聴覚 腹黒 自信家 野心家 野生のカン 鈴木秀脩 銃使い




2人ともなってないねえ…。見せてあげるよ、本当の人気者ってやつを。

百の夜を、君と共に……



百夜(びゃくや)陸王(りくお)とは、スーパー戦隊シリーズ第49作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の登場人物である。

演:鈴木秀脩 / 國島誠雅(少年時代)
キャラクターソング:「野生のカン」



◎概要◎

本作の戦隊・ゴジュウジャーの一員であり、ゴジュウレオンの変身者。
元々はアイドルで、老若男女を問わず多くのファンを要する程の人気ぶりだったようだが、「とある一件」を境に事務所を追い出され、アイドルを引退せざるを得なくなる*1
だが本人にそれで終わる気は毛頭なく、「トップアイドルへの返り咲き」を願いに巨神テガソードと契約し、指輪の戦士に選ばれた。

物語開始1か月前に出会った暴神竜儀と行動を共にする中、第2話にて遠野吠と出会い、トレジャーハントノーワンの一件を機に「センタイリングがある程度集まるまで」という協定の下、竜儀共々ほぼ一方的に手を組んだ。


◎人物像◎


言わずと知れた、百夜陸王。僕と会った事、周りに自慢していいよ☆


一人称は「僕」
「僕は罪を背負って生まれた……。誰をも魅了してしまうという罪を」と称する程の、絵に描いたような分かりやすいナルシストで、常に人と接する際には二枚目を気取ったキザったらしく、時には先の発言のようなポエミーとも取れる言動が絶えない。

先述の通りアイドル時代に多くのファン(通称「リクオニスト」)を作り、その彼らも陸王がアイドルを引退した現在でも彼を慕っているのだが、それを鼻にかけている節も見られる。
しかも困ったことに、必要とあればそんなリクオニスト達の好意を利用する事も厭わない腹黒さもあり、第2話でのトレジャーハントナンバーワンバトルで高価な品物が必要になった際には、そんな自分のファンであるとある老夫婦の家を訪れ、
「喉に病気が見つかり、多額の治療費がいる」という嘘をつき、彼らの親切心に付け込んで家宝の壺を騙し取るという完全な犯罪行為に手を染めていた。
ゴジュウジャーのメンバーについても利用できる取引相手としか見ておらず、吠の事も「バカ」と評するなど、基本的に表にするしないにかかわらず他者への対応は辛辣そのもの。
また、アイドルとなってみんなの笑顔を見るまでは、何に対しても興味を持たない子供だったらしく、本人はこれを「まるで心が曇ったガラス玉のようで……」と評している。

しかし、先述の詐欺案件ではナンバーワンバトルが済んだ後に壺を自身のサイン付きで返却したり*2、普段見下している吠に対してもさりげなく背中を押すなど、
単に自分勝手なだけではなく、本人なりに線引きをしたり、他者の成果や長所を認められるだけの度量も持ち合わせている。
そもそも、劇中に登場するリクオニスト達から軒並み復帰を望まれて応援されているあたり、それなりに人を惹きつけるカリスマ性があるのも確かであり、
引退状態の今でも一度その場でライブを開けば瞬く間に人々が押し寄せるレベルであったりと、かつての人気アイドルとしての肩書や実力は伊達ではない模様。
一方でファンが素直に喜べない事をしてしまった時は割と気にするタイプで、第15話でブーケにファンサービスのつもりで花を挿してあげたところ、
「ただのファンでいたいのに……。こんな事されたら、私……(=脈ありと勘違いしたくない)」と、やんわりと拒絶された時は気まずそうにしながら、謝罪の言葉と共に「君が苦しむのなら、忘れてくれて構わない」と気遣う発言をしていた。

また、第6話での熱海常夏の用意した試練であるおままごとでは、率先してハゲのかつらとちょび髭をつけてお父さん役を演じ、芸能人らしくバラエティも躊躇なくやれるところを披露した他、
「リハーサルから完璧にしておきたいタイプ」らしく、第11話ではアイドル引退後もダンスの自主練習を続けたり、鬼ごっこノーワンとの再戦に向けた作戦を練る、
『ゴジュウジャー補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』No.15にて体形管理目的で栄養バランスを考えた弁当を自作したりするなど、ストイックかつ完璧主義な一面を覗かせている。
それ以外では、第18話のミステリナンバーワンバトルにおける取り調べにて、「陸王オンラインサロン」なる会員制コミュニティを開き、SNS上でライブ配信も行っている事を明かしている。

いつ事務所を追い出されたかは定かではないが、現在でもかなりの数のグッズが出回っており、リクオニスト新参のブーケでも数を揃えられる程*3
事務所時代は不明だが、『ナンバーワン懺悔室』No.16にて現在では数千~万単位のグッズを1人で自作・販売している事が明かされた(本人にとっては、リクオニスト達の喜ぶ顔の為なら苦でもない模様)。
その中には一河角乃が探している犯人と同じ特徴である灰色の目の陸王のグッズも存在するようだが……?(陸王本人曰く「こんな昔のグッズ」「ほとんど出回ってないはずだけど…」とのこと)

『ナンバーワン懺悔室』No.1によれば、好きなものはファンの子、リゾット、トレーニングで、逆に嫌いなものは皮肉屋な奴と銀杏。


スカしやがって。銀杏の良さが分からねえとはな。

あんな臭いのするもの、僕のような輝ける人間に相応しくないだけさ!


◎人間関係◎

一応のチームメイトその1。
普段は「吠くん」と呼んでいるが、先述の通りその単細胞ぶりから見下しており、第3話冒頭では「ワンちゃん」呼ばわりしたり、『ナンバーワン懺悔室』No.1では彼の好き嫌いを「子供みたいだねぇ…」とバカにしたりと、事あるごとに減らず口を叩いている。
当の吠本人もそんな陸王の普段の態度が気に入らないのか、基本的に刺々しい態度を取っている*4
その一方で指輪の契約で得た力について説明したり、人気者ナンバーワン対決で彼に票が入った事を教えてあげたりと、面倒見がいい部分も見せている。
また、第8話・第9話で吠が一時的に離反した際には「深入りしない方がいい。『去る者は追わず』さ」と気にしていない風を装いながらも、角乃の「でもあれ、絶対一人で抱え込むタイプだよね……」という発言を聞いて途端に表情を曇らせた他、
4人の中でクオンに一番敵意を向けていたり、ガリュードの猛攻を受けてボロボロになりながらもゴジュウウルフのリングを投げ渡して再起を促したり、吠がテガソードの里に帰って来た時は「もういきなり消えないでよ」と彼を許して暖かく迎えたりと、言動は割とツンデレ気味。
加えて、第17話で吠がノーワンワールドにいたせいで運動会を経験できなかった事を聞かされた際には、「ちょっとかわいそうになってきた……」と同情する姿も見せている。

一応のチームメイトその2にして、物語開始前からの協力者。
『ナンバーワン懺悔室』No.1によると、第1話から約1ヶ月前に知り合い、陸王の方から同盟を持ち掛けたという。
性格的な共通点はあまりないのだが、「竜儀」と呼び捨て*5で呼んでいたり、彼の実家について知っていたりと、割と信頼関係は高め。
基本的によく一緒に行動している上、メタ要素だらけの『ナンバーワン懺悔室』のみならず、第5話でのおせっかいノーワン戦*6や、第6話でのおままごとでもお母さん役になった竜儀と異様に似合っている夫婦漫才を繰り広げるなど、一緒にバカをする仲でもある模様。

一応のチームメイトその3。
「角乃ちゃん」と呼んで友好的に接しているのだが、おちゃらけた態度が目立ち、かつ本音を見せていないような様子が表裏がある人間を嫌う角乃に嫌われていたが、
ときめきノーワンとのときめき対決で本音を見せた事で、仲間としての一定の評価は得ており、彼女から「百夜」と呼ばれるようになった。
なお、彼女が灰色の目をした人物を追っている事は第20話まで知らなかったようで*7、同エピソードにて角乃本人からその事を聞かされた際には動揺する姿を見せていた。

自称「さすらいの野獣遣い」「町から町へ流れる風来坊」で、ユニバース戦士ガオレッドの変身者。
鬼ごっこナンバーワンバトルでは当初お互いにライバル意識を抱いていたが、後に彼の真意と鬼ノーワンと化した瑠菜の魂が口ずさんでいた「響の調べ」を聞き取ってからは、凱亜が彼女の魂を救えるよう手助けをしている。
そして全てが終わった後、凱亜から去り際に「瑠菜の歌を歌える君こそ、野獣遣いナンバーワンに相応しい」と認められ、彼が所持していたセンタイリング ガオレンジャーを託された。

  • ブーケ
敵対勢力であるブライダンの女幹部。
第3話で自身のライブに偶然通りかかった際にリクオニストになっているが、同話にてお互いにロボを操っての巨大戦の最中にコックピットに飾っていたブロマイド写真を破ってしまった事で以降目の仇にもされているが、まさかそれが推しの陸王本人だとは気づいていない。
第7話で対面したが、この時は色々と偶然が重なり*8、お互い気付かないまま。
なお、陸王本人は第10話の展開的にブーケに気付いていない方がおかしい*9のだが、第15話の描写から恐らく気付いていない。
この為、現在でも陸王が戦闘に合流しそうになるとブーケが撤退するなど、驚くほどにすれ違いが続いている。
同僚であるクオン=ガリュードは陸王が変身する姿を見ている為に当然正体を知っているが、修羅場になるのを楽しむつもりなのか敢えて黙っている。

陸王が幼少期に芸能界に入るきっかけを作った男性。
陸王からは「玲さん」とさん付けで呼ばれている。
だが、芸能界入りを後押しした割に「君がなぜ人気があるのかわからない」と、幼少期の陸王に町内の歌唱コンテストで言い放ったりと、陸王に対して冷たい態度を取っていた模様。
現在は行方不明なようで、陸王は彼の安否を心配している。


◎ゴジュウレオン◎



エンゲージ!


クラップユアハンズ!

♪♪♪(ヘイ! ヘイ!) ♪♪♪(ヘイヘイヘイ!)
♪♪♪(ヘイ! ヘイ!) ♪♪♪(ヘイヘイヘイ!)


♪♪♪(ウォーオッオッオッー、ウォーオッオッオーオー、ヘイヘイ、ヘヘイ!)


ゴジュウレオン!!


笑顔の裏に秘めた過去…。もっと好きになっちゃった?

僕はみんなのゴジュウレオン! ときめきの肉食獣───
今だ! トウッ!
えっ!? ええー……


スーツアクター:塚越靖誠

陸王が金のテガソードと「センタイリング ゴジュウレオン」で変身した姿で、モチーフはライオン。変身の際には百獣の『王』のイメージか、手拍子と共にファンファーレが鳴り響く。
第7話では上記のように初の名乗りを披露……したはいいが、途中でゴジュウティラノに遮られ、そのまま全員での名乗りに移行するという、何とも締まらないものになってしまった。

固有能力は「ナンバーワン聴覚」
常人よりも聴覚が発達しており、遠方にいるノーワン怪人の声を聞き取る事で、その出現を感知する事が可能。
また、第11話ではダンスの自主練習中に奇襲を仕掛けてきた「百夜陸王被害者の会」を名乗る2人組の存在を察知し、カード手裏剣ならぬブロマイド手裏剣で迎撃したり、続く第12話では流れてきた歌のメロディーの真意を聞き取ったりしている。
本人曰く「僕は顔の次に耳がいいんだ」(ちなみに耳がピクピクと動くシーンがあるが、東映公式サイトによれば演じる鈴木氏の特技とのこと)。
戦闘スタイルはレオンバスター50を使った銃撃がメインだが、軽やかな動きから繰り出す接近戦も得意とする。


■装備

  • レオンバスター50(ゴー)

スターは振られない…。ただ夜空に降り注ぐだけさ。

レオンバスター50!


センタイリング テガソードブルーをテガソードに装填し、拍手する事で胸部から召喚されるゴジュウレオンの個人武器。
四足歩行のライオンを模った形状の片手銃で、口に当たるパーツが銃口、両後ろ足に当たるパーツがグリップになっている。

保有センタイリング

  • センタイリング ブンブンジャー

使ってみるか、タイヤ人間!

爆上戦隊ブンブンジャーのセンタイリング。
使用する事でブンレッドに変身する。
変身後はレオンバスター50とブンブンハンドルによる二挺拳銃など、引き続き銃撃メインの戦法を取る。
また、この形態になるとレオンバスター50も弾道変化が可能になる。
物語開始以前から所持しているが、『ナンバーワン懺悔室』No.1によれば「壮絶な戦いだったよ。あのタイヤ人間───ブンレッドと繰り広げた熾烈な攻防に、涙の別れ……。これを語るにはスピンオフ1本分くらいはかかるかな」とのこと。
角乃「それじゃ、永遠に語られないでしょうね」

第9話ではガリュードの射撃に対抗するべく使用したが、彼が召喚したゲキレッド(デンジパンチ装備)の猛攻の前に敗れ、そのまま奪われてしまった。

  • センタイリング ジュウオウジャー

吠くん、君を見ていて気付いたよ。ルールに縛られ、退屈な人間になっていた自分に!

動物戦隊ジュウオウジャーのセンタイリング。
使用する事でジュウオウイーグルに変身する他、ジュウオウゴリラへの二段変身も可能。
第11話冒頭でダンスの自主練中に襲撃してきた「百夜陸王被害者の会」の1人・岩下を返り討ちにして入手した。

  • センタイリング サンバルカン

僕は……人を縛るのも縛られるのもごめんだ!

退屈を切り裂き、僕自身を解放する!

ここからが、百夜陸王のシーズン2だ!

太陽戦隊サンバルカンのセンタイリング。
使用する事でバルイーグルに変身する。
センタイリング ジュウオウジャーと同じく、第11話冒頭でダンスの自主練中に襲撃してきた「百夜陸王被害者の会」の1人・川島を返り討ちにして入手した。

  • センタイリング ガオレンジャー

使わせてもらうよ、野獣遣い!

牙吠……!

百獣戦隊ガオレンジャーのセンタイリング。
使用する事でガオレッドに変身する。
変身後は原典と同じく、ライオンファングによるパンチ技の他、後述のように破邪百獣剣が使えるようになる。
前述の通り、第12話ラストで元の持ち主である凱亜から託された。


■必殺技

  • フィニッシュフィンガーレオン

結構強情なんだね。そういう君も素敵だけど……そろそろ僕のものになりなよ?

僕は戦う。世界を、僕自身をもっと輝かせる為に!

フィニッシュフィンガー!レオン!!

僕こそがときめきナンバーワン!

テガソードで相手を貫いた後にアッパーカットの要領で打ち上げ、とどめに陸王自身のサインを書き記しながら、格闘ゲームの連続コンボよろしく高速で切り刻む。
初使用した第7話では、ときめきノーワンを上記の口説き文句と顎クイで油断……もといときめかせた隙を突いて発動し、素体にされていた女性も助け出している。

  • レオンガトリングバースト

さあ、フィナーレだ!

レオン!ガトリングバースト!!

レオンバスター50から大量の光弾をガトリングのように連続発射し、周囲の敵を一層する。

  • バクアゲ・ハンドリングドライブ

ブンブンジャー!フィニーッシュ!!

Shall we dance!?

バクアゲフィニッシュ!

センタイリング ブンブンジャー使用時に発動。
レオンバスター50とブンブンハンドルから発射した光弾の弾道を操り、敵に全弾命中させる。

  • 野生解放・ジュウオウイーグル

フゥ! イーグルおっ揃~! ちゃん陸もアゲアゲだねぇ!

手伝ってくれても、指輪は渡さないよ。

ノープロブレム!

センタイリング ジュウオウジャー使用時に発動。
本家ジュウオウイーグルと同じく「無敵の翼」を広げ、自在に飛び回りつつイーグライザーから斬撃を繰り出す。
第11話では同じ鷲モチーフのゴジュウイーグルとタッグを組み、ガオレッド(凱亜)を翻弄した。

  • 本能覚醒・ジュウオウゴリラ
こちらもセンタイリング ジュウオウジャー使用時に発動。
イーグルに対してケーナを使用したガオレッド(凱亜)の固有能力「一獣一奏」対策として、本家と同じくジュウオウイーグルの状態からマスク前面を上げて変身。
その状況に困惑し、慌ててゴリラに対応する楽器を探し出した凱亜の隙を突く形で、強烈なパンチの一撃をお見舞いした。
なお、上半身が筋肉モリモリマッチョマンな体形となる関係上、変身時には胸部装甲のサイドパーツが弾け飛ぶ。

  • イーグル回転斬り
センタイリング サンバルカン使用時に発動。
原典同様、日本刀を構えて飛び上がった後、前方宙返りからの唐竹割りを決める。

  • 飛羽返し
こちらもセンタイリング サンバルカン使用時に発動。
本家の2代目バルイーグル/飛羽高之の代名詞とも言える技で、空気中の静電気を刀身に纏わせた日本刀で円を描き、連続斬りを浴びせる。
なお、本家では背景に日輪が浮かぶが、こちらでは円を描くと共に日輪がサンバルカンのエンブレムとなり、さらに「RIKUO」の文字が重なってライブステージ風の背景に変化するという、元アイドルの陸王らしい演出となっている。
……これってもう「陸王返し」じゃないの?

  • 破邪百獣剣

ケーキ、入刀!

センタイリング ガオレンジャー使用時に発動。
本来はガオレンジャーの初期メンバー5人で使用する合体武器だが、こちらでは単独で使用可能。
発動時には本家同様、ガオレッド(ゴジュウレオン)の背後に「破邪百獣剣」のカットインが入る演出がある。
第13話でMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークに対し、「邪気、退散!」ではなく上記の掛け声と共に真っ二つにしようとしたが、命中する直前でガリュードに阻まれて不発に終わった。


◎テガソードブルー◎



失礼。君の相手は僕がしてあげよう。


アウェイキング!


リングイン!

放て!吠えろ!ブルー!
放て!吠えろ!ブルー!

人神一体! テガソードブルー!


テガソードブルー!!


スーツアクター:藤田洋平

全高:55m(頭上まで62.5m)
全幅:44m
胸厚:30.3m
総重量:3300t
スピード:350km/h
出力:1650万馬力

テガソードが陸王と人神一体となり、レオンバスター50と合体した銃撃強化型の形態。
頭部は「センタイリング テガソードブルー」と合体しており、右腕にはレオンバスター50の銃身がそのまま装着され、持ち手部分は分割した両肩に装着されている。

ゴジュウレオンと同じく、軽やかな動きと右腕のガトリング「レオンバスター砲」から繰り出す銃撃を得意技とし、初陣となる第3話ではブーケが操るカレンデウスと激しい銃撃戦を展開した。
第10話ではブーケの銃撃に苦戦するゴジュウウルフ、ゴジュウティラノの元に駆け付け、アーイー達を素手で跳ね飛ばすというある種の掟破りを行った。


■必殺技

  • テガソード・キラリ☆ライオン流星群
レオンバスター砲から星を模った光弾を連続発射する。
この際、「キラリ☆ライオン流星群」のカットインが入る演出がある。
なお、テガソード側の音声は「レオンガトリングバースト」
第4話でも第3話と比べて弾丸の数が減った技を使用していたが、これが同じ技かは不明。


■テガソードブルーデカクロウ



陸王! てめえの歌、悪くねえ! これ使いな!


テガソードブルー…! デカクロウ!

そいつで奴の恨みを切り裂け!

吠くんにしては気が利くねえ。


スーツアクター:藤田洋平

全高:55m(頭上まで62.5m)
全幅:49.7m
胸厚:30.3m
総重量:3700t
スピード:350km/h
出力:1850万馬力

第12話に登場。
ゴジュウウルフが貸し与えたウルフデカリバー50(ゴー)を左腕部分に合体させた、テガソードブルーの特殊形態。
ウルフデカリバー50の持つ「次元を切り開く」能力が使用可能で、この能力を鬼ノーワン相手に使用し、凱亜が瑠菜の魂を救い出す手助けをした。

なお、「左腕がオオカミ」という点は鬼ノーワンのモチーフとされる狼鬼(後のガオシルバー)が使役する精霊王ガオハンターを、
「力を貸し与えられた切っ掛けが歌」「左腕に装備」という点はガオキング クロスホーンを連想させ、左腕を横に伸ばしたポーズも恐らくクロスホーンに百獣武装した際のオマージュ。

必殺技

  • テガソード・☆STAR☆ライオンデュエット
レオンバスター砲から5つの弾丸を星に見立てる形で放った後、デカクロウからの斬撃と共に遠方の相手目がけて撃ち出す。
発動時は例によって「☆STAR☆ライオンデュエット」のカットインが入る演出がある。
第12話では、凱亜が搭乗するガオキングの「天地轟鳴アニマルハート」との同時攻撃という形で使用した。


◎余談◎

  • 名前の由来は、モチーフであるライオンの別名「百獣の王」から。


  • ゴジュウレオンのスーツアクターを務める塚越氏は『ギーツエクストラ』シリーズの仮面ライダーブッチーや仮面ライダー剣斬など、スピンオフのキャラクターや代役などを演じてきたが、レギュラー出演は今作が初となる。

  • (元)アイドルという属性から、同時期に放送された同じニチアサキッズタイムの『キミとアイドルプリキュア♪』(以下『キミプリ』)と絡めたネタがネット上で投稿されている。
    特に上記の詐欺を働いた第2話では、同日に放送された『キミプリ』にて同じくトップアイドルという設定のキャラ・響カイトが登場しており、陸王とは正反対の品行方正ぶりを見せつけた事からよくネタにされている。
    ちなみに、そんな両エピソードの脚本を手掛けたのは同じ井上亜樹子氏だったりする。
    • また、『ゴジュウジャー』のテレビ朝日公式サイトに掲載されているキャストブログ「お客様ノート」の「真・救世主、降臨!『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は終わらない!」では、キラッキランランなアイドルから浪人生みたいになっています」と書かれるなど、番組スタッフにもネタにされている模様。

  • 『ナンバーワン懺悔室』No.1では竜儀と一緒に(ピー音)リキュア風の名乗りを行う予定で、「光の使者・ゴジュウレオン!」とキメたところ、竜儀役の神田聖司氏がアドリブで名乗らずに次の台詞を喋り出したため、思わず素で神田氏をガン見し、(編集でカットされたが)次の台詞が頭から飛ぶ程の衝撃を受けたとのこと(あまりに面白かったからか、神田氏も台詞の途中なのに噴き出している)。
    ちなみにこの話が配信された時点ではゴジュウレオンの名乗りは行われていなかった為、地味にこれが初名乗りだったりする。


僕は追記・修正する。

アニヲタWiki(仮)を、僕自身の項目をもっと輝かせる為に!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年07月20日 23:46

*1 第7話のときめきナンバーワンバトルでの本人の言及によれば、人気を妬んだ何者かに根も葉もないスキャンダルを流されたせいで表舞台を追われた模様。

*2 普通はサインを入れたら壺の価値が下がるのだが、壺を差し出した老夫婦は壺の価値を知らなかった為、推しのサイン入りの壺は老夫婦にとっては価値のある物になったであろう。

*3 ちなみに第6話でブーケが作っていたグッズ祭壇を見た鈴木氏曰く「見た事ないグッズがある」らしく、相当な数の陸王グッズのプロップが制作されている模様。

*4 そもそも吠自身あまり他者に心を開かないタイプであり、こうした態度は陸王に限った話ではないのだが。

*5 基本的に男性は「〇〇くん」、女性は「〇〇ちゃん」呼びであり、本編では接点がほぼない堤なつめの事も『ナンバーワン懺悔室』にて「堤くん」と呼んでいる。

*6 この時は「お節介」と称して2人して雄叫びをあげながらおせっかいノーワンの両肩にサインを書き、吠と角乃は意味が分からず唖然としていた。

*7 第5話でその事を語った場に陸王はいなかったが、すぐ店先でグッズにサインを描いており、ナンバーワン聴力を持つ彼なら聞こえていてもおかしくはない。

*8 ブーケが一般人を装う、会えた嬉しさから彼がセンタイリングを嵌めている事に気付かない、ときめきナンバーワン対決の最終戦でブーケが尊さのあまり気絶した事で変身を見逃す。

*9 ブーケの射撃をテガソードブルーで防ぎ、それを見たブーケがブラック大獣神を呼び出した為、彼女の姿を見ていない可能性は限りなく低い