対決列島(水曜どうでしょう)

登録日:2024/05/09 Fri 21:05:00
更新日:2025/05/11 Sun 10:25:23NEW!
所要時間:約 17 分で読めます





やぁやぁ鈴井貴之!
本年一月忘れもしない 喜界島での白熊対決
貴殿の堂々たる戦ぶり 堂々たる勝利
敵ながらあっぱれであった…

しかーーーし! 番組構成上このままおめおめと
引き下がっているわけにはいかんのだ
よって ここに白熊対決再戦を 本場鹿児島にて執り行う事

ここに申し込む!


~中略~


日本列島は今日から五日間…
よぉいしょ!>

対決列島となるのだ!


対決列島とは、HTBのテレビ番組「水曜どうでしょう」の企画の一つである。
正式名称は『対決列島 ~甘いもの国盗り物語~』
2001年に初放送し、全10夜とどうでしょうでは最大クラスの長丁場企画となった。


概要

どうでしょうではシェフ大泉を除けば数少ない食べ物中心の企画であり、その壮大ながらシンプルかつバカバカしい内容によってか、どうでしょうでもかなり人気を誇る。

日本を横断しながら各地で食べ物の早食いをし、地域の面積に応じたポイントを得て、最終的な点数が高かったほうの勝利となる対決。
なのだが、サブタイトルの通り甘いものばかりが選出されるため甘い物が苦手なミスターにしたら一方的すぎる対決である。
当然それでは出来レースに近いので、藤村サイドに安田、ミスターサイドに大泉も参加することに。嬉野はカメラマンとして激戦を撮影する。

ミスターサイドが勝てば、次回の企画はハワイでのバカンスになる。
しかし藤村サイドが勝つと、次回の企画はユーコン川下りになってしまう。しかもミスターの大嫌いなテント生活である。


本企画が考えられたきっかけ

甘い物が得意な藤村は、過去の企画で甘い物を沢山食べ大泉とミスターを驚かせていた。
だが、喜界島でミスターとの白くま早食い対決で負けたことから、「自分はそんなに甘い物が得意ではないのでは?」謎の理屈を考え、ミスターに挑戦を叩きつける。
大泉だけでなくミスターもこの企画を知らされておらず、藤村が独自に考案した企画である。


…しかし、本当の理由は「日本全国を車で横断しながら温泉に入る企画をやるため」であり、対決要素を後付けで入れたというのが後に明かされた。
実際企画の所々に不備があり、大泉にも指摘されていた(特に西日本以降はかなりグダグダで、あまつさえ帰りの飛行機に間に合わない可能性もあった)がそこはディレクター、ややグダりつつも最後までやり遂げることができた。


ちなみに、番組知名度が上がってから全国広域で放送されるようになった『水曜どうでしょう Classic』『プレミア』では、本作の発端と理由付けされている喜界島編「リヤカーで喜界島一周」が全編カット。
そのため本作は何度も視たが喜界島編は未視聴という視聴者もかなり多い。


ルール

舞台に着いたら用意した食べ物を紹介。そして大泉のコールで試合開始。
食べ物を食べる順番は一部を除き指定されており、前のものを食べきらないと次に進めない。
食べきった際にはそれを証明するために何かしらの言葉を発さないといけない。

勝利したチームには、そのエリアの面積(㎡)分のポイントが加算される。特に北海道・東北は面積が広いため高いポイント源となる。
対決によっては複数の県のポイントがまとめて貰えたりする。*1
対象に入らなかった県のポイントは、最終決戦で合わせて加算される。

なお、深夜に強制的に対決を始める「奇襲」も行える。


参加者


「何も白熊でやる必要もないわけであってね…」

本企画の主催者。チームびっくり人間にして甘い物大好き。
魔神の称号を取り戻すべく、安田と共にミスター+大泉に挑む。実際は上記の理由だが。

本企画でも様々なびっくり人間を見せつけるが、逆に追い詰められることも。
勝つためには手段を選ばず、時に姑息な手段を用いる。
しかしせっかく大食いを見せているのに、ディレクター故か全然カメラに映らないのはどうでしょうらしいというか…

「踊るムハラジャ 吉田ハム」

「有田焼きは燃やしますか?」

チームびっくり人間の副将。onちゃんは残念ながら?登場せず。
企画の説明は彼が行った。和の衣装を着こみ、早朝から高らかに大声で説明している。

藤村のアシストとして活躍するが、天然のせいでたまに藤村を追い詰めてしまう。
牛乳早飲みが得意という意外な一面を持っているが、これが悲劇に繋がることとなる…

「後はもうほんとうにあれだね、毒盛るしかないね」

「そんなこと言うなよたーくん」

我らがミスター。本企画最大の被害者。
いつもとは逆に自分が陥れられてしまい、各地で甘い物を頬張り悶え苦しむ羽目に。しかも虫歯を再発してしまう。

その一方でそこまで甘くないアイス系や、フルーツや梅干しといった酸っぱいものは得意。
これらの物が出る対決では藤村に負けず劣らずの実力を発揮する。

「おいうれしー V止めろ」

「もうこの静かな山間にひっそりとたたずむ和風旅館がもうとってもおしゃれなわけでもうおすぎです!」

すずむしYOちゃん。最初は他人行儀だったが他人事じゃなかった。
ミスターチームの副将として得意不得意は無く堅実に立ち回る。食いっぷりも普通なので対決中は割と地味。

対決の審判・実況は彼が担当し、試合開始時には「レディー、ゴー!」と高らかに叫ぶ。
抜群のトークスキルで車内や試合を盛り上げてくれる。今回も様々なモノマネを披露した。


対決

第1日

どうでしょう班のホームグラウンドでの対決。
北海道函館市湯川町にあるアイスクリーム屋『コーヒールームきくち』からアイスクリーム3種(バニラ・モカ・ミックス)を買って食べ切る。
購入と運搬は副将が担当するため、彼らの迅速な動きが重要となる。彼らの動きは道中に置いてある無人カメラが捉えている。

ミスターもアイス系はそれなりに食べれるため序盤はいい勝負をしていたのだが、途中で安田が2本目を落っことす*2ポカをやらかしてしまい、その差が決定打となりミスター側の勝利となった。

「落としちゃった…」

「馬鹿野郎www」

一気に8万近くのポイントを得たミスターサイド。しかしその差を埋めるべく藤村は様々な手段を行使することとなる…

気になるリンゴ・アップルクーヘンを食べ切る。
両方ともかなりの重量をほこり、漬物石と例えらえた。
ここからミスター生き地獄が始まる。

リンゴということでミスターにも多少勝ち目があると思われたが、流石に重量がありすぎたためなかなか喉を通らず藤村の勝利となった。

「ミスター ギブアップ?」

「…ギブアップ」

「ギブアップ ノォゥ!」

初となる甘いもの以外であるきりたんぽ1本を食べる。
一応ミスターは給水可というハンデが設けられた。

が、試合開始と同時に藤村はきりたんぽのを外し、一気に丸呑みして一瞬で終了した。
その様は「中国の鉄の玉を飲むおじさん」と例えられる程の勢いだったという。「ハイッ!アイッ!アーーー一イッ!!」

「翻弄されたもん」

「まずあれで度肝を抜かれた」


第2日

本企画最大の見せ場。

小岩井農場にて牛乳7本*3を飲むのだが、安田は6本も請け負うことになる。
ミスターチームは交代自由。

大将の後、副将が牛乳早飲みをするのだが、安田は1本につき2秒くらいのペースで一気に飲み干し始める。
だがそのままフィニッシュという一歩手前で噴き出してしまった*4


「大変…大変見苦しいところを見した。悪いけど、悪いけどもう一回やらしてくんないか!!」

これを受けた藤村は、なぜかダメ押しとばかりに再戦を申し込む。
先程と同様牛乳を一気飲みする安田だが、この時点で約2Lもの牛乳を飲み干しており、胃が限界を迎えたのか再び噴き出してしまう。
そして…


吐→凄吐→大吐*5
<シャーッ


ありがとう 安田顕


しかも安田は牛乳を1本残しており、安田の健闘空しくチームびっくり人間は完敗を喫することとなった。
大泉は終始爆笑し、ミスターはその吐きっぷりに戦慄していた。

この出来事は「安田さんリバース」として後年語り継がれることになる。それどころか再来した…?

宮城県名物ずんだ餅を食べる。
本来は2皿づつ計6個を食べるはずが、大泉・安田・うれしーによる試食でミスターは1皿に減少した。

が、秋田に続いて藤村の魔神たる実力が顕にされる。
一瞬にして餅を平らげ、あまつさえミスターの分も奪い取った。
その食べ方は決してガッつくでなく(殊更苦手なジャンル故にミスターの方がむしろ勢い任せに食らいついている)、悠然かつスムーズにお椀のずんだ餅が消えていくと表現するにふさわしい。
ちなみに対決場所の後ろでは修学旅行生がいたようでかなり騒がしい。どうでしょう班に気づくことなく…

「いいから早く食わせろ!」

ラフランス羊羹(丸いやつ。爪楊枝で中身を取り出す。)とラフランスゼリー・チーズケーキゼリーを食べる。
対決前に腹ごなしにさくらんぼ狩りをする予定だったが、まだ時期じゃなく未遂に終わる。

しかし、ゼリーは常温だったためかかなり不味く(もちろん冷やして食べれば美味しい)ミスターチームは大苦戦。
一方びっくり人間は着実に食べ進め、羊羹もPON☆と器用に中身を取り出して完食。そしてミスターの羊羹を奪い取りまたもや全部食べてしまった。

「敵の羊羹まで平らげた」


総じて、北海道対決ではミスターと藤村の食べ方以前の問題で大勢が決していたために、少なからぬ視聴者の目線では「魔神魔神とおだてられ」を鵜呑みにしかねない導入だったのが、東北戦線で魔神の本領を立て続けに目の当たりにさせられて素人目にも驚き引かざるを得ない流れ。
漫画・ゲーム王道の、敵役の圧倒的な能力がお披露目される序盤展開を思わせる。

しかし北海道+岩手の失陥が大きすぎたので、ポイント的にはミスターチームが圧倒的優勢という本来の実力差からはあり得ないネジレ展開である。こんな脚本書けるか。
アクシデント無く順当に対決が進み、開始直後の「負けるわけねえだろ」の藤村のお漏らし通りに魔神チームが圧倒的勝勢を既に築いていたなら、きっとこの段階で企画から対決に緊張感は失われて、それでもなんとか列島縦断するために方向性を変えていただろう。
良くも悪くも安田顕なくして対決列島は成功しなかったと振り返らせる北日本戦役であった。



「栃木…栃木今やっとくか」

「えっ?」

就寝前に唐突に始まった対決。しかも栃木名物でもなくまたずんだ餅である*6
そして両者ともに一気にかっこみ、同時に手を上げるもミスターはハッタリに過ぎず、結局藤村の勝利だった。
翌日、ミスターの便の色は若草色になってしまったという。


対決後、翌日に備えて就寝するどうでしょう班。しかし…


第3日

早朝5時、唐突に部屋の電気が明るくなり、安田の対決宣言により福島対決が始まる。

物自体はゆべし4個と少なめだが、寝起きの人間がそんなに食べれるはずもなく一方的に蹂躙されて終わり。

「社長かわいそうだなぁ…」

「ますますわかんなくなってきた」

関東の5県をまとめて対決に。菓子屋横丁で買ったお菓子で対決を行う。
雨が強かったので本作唯一の車中対戦になった。
藤村の提案でミスターチームが用意するルールになるが…

内訳
①麩菓子半分ずつのリレー戦(副将→大将)
ビンラムネ*71個づつのリレー戦(副将→大将)
③せんべいと梅ジャムのチーム戦
梅干し30個の大将戦

ビンラムネ・梅ジャム・梅干しとミスターの得意な酸っぱいもの尽くしとなっており、藤村が不利な布陣になっている*8
特に梅干しは鰹も蜂蜜もない「遊びのない」と言われるほど本格的なものだった。
あまりにも藤村に酷なメニューだと抗議するも通らず…

…ていうか上述通り、今朝方ルール無用の「奇襲」をお見舞いされたほんの数時間後である。
メニュー権を得たミスターチームが報復したがるのは残当ですらない。やるに決まってる。
むしろ報復されたかったのか、演出心理であえて報復機会を与えたのかは謎。


最初の麩菓子はびっくり人間がリードするも、安田が配分をミスりお茶を全部飲み干してしまう。
そしてビンラムネは藤村がむせてしまい、ここでミスターに追いつかれる。
続く梅ジャム&せんべいはミスターが梅ジャム4袋を袋から直接一気に食べきる健闘を見せ、酸っぱいものが苦手な藤村は安田に梅ジャムを押し付ける。
そしてミスターが先に梅干しを食べ始め、藤村も急いで追い上げるも酸味には勝てずに悶絶。その間にミスターが完食したことでミスターチームの勝利となった。

ここでやらかした安田は戦力外通告を受け、以降副将の出番がしばらく無くなる。
そして一杯食わされた藤村は、次の対決で姑息な手段を行使する…

「安田君、雨水飲め」

おやき対決。
あんこ野沢菜が2つづつあるらしく、好きな2つを選ぶことができる。
甘くない野沢菜を2つ引けば、ミスターにも勝ち目があるのである。

ミスターは最初の1つを食べるも…あんこ入り。食べるのに苦戦する。
同じくあんこだった藤村は余裕綽々と食べきるも、何故か2つ目に手を付けない。

項垂れるフリをしたミスターは不意打ち気味に2個目にかぶりつくが…


「4つともあんこだ!」


なんと4つともあんこであり、野沢菜入りなんて無かった。誰が言ったか四暗刻
当然勢いよく食べれるはずもなくミスターは撃沈。藤村の勝ちとなった。

この野沢罠…じゃなくて罠については試合前の会話から大泉も薄々勘づいており、その上でミスターの狼狽を見たかったから黙っていたことを指摘され、藤村の不正はお咎めなしとなってしまった。
なお、安田は一切気づいていなかった。


「(おやきの位置について)藤村さん分かってる?」

「………今、もう見ないでやったから…」


第4日

奇襲その2。前回より更に早い朝4時に実行した。

「やぁやぁ鈴井貴之!」

「おーおー安田顕!」

テレビのリモコン水ようかん一本を食べるという無理ゲーを強いられる。
当然食えるはずもなく早々に轟沈した。
一方の藤村は積み木が無くなるが如く食べ進めていった。

「親の顔が見てみたい…」

「朝っぱらからこんなもん食えるやつおっかしいよ、絶対」

次に一行が訪れたのは喫茶店・ラディッシュ(2014年閉店)。
なんと藤村の実家である。上記の安田の発言が現実になった。

食べるものは小倉トースト半枚*9、特製小倉クリームサンド2個、ミックスジュース1杯。
いつものようにミスターが不利だが、ここでミスターが機転を利かせ勝利条件に「美味しかったよ母さん」と言うことを追加して藤村を心理的に追い込む。

藤村は好物を早々に平らげるが、なかなか最後の言葉が出ない。
その間にミスターが食べ進めあと少しのところまで追い詰められるが、なんとか言葉を捻りだし辛勝した。
以降も車内で(藤村の母がバラした)プライベートをいじられ、試合に勝ち勝負に負けた藤村であった。


「かぁちゃん おいしかったよ」


ミスターも藤村も先の戦いで満腹になっていた(藤村は加えて精神的ダメージを負っていた)ことから、ここまであまり出番の無かった副将が戦うことに。
だし汁に入った明石焼き6個を食べ、牛乳2本を飲み干す。

熱々の明石焼きに苦戦している大泉を傍目に安田は一気に平らげ、更に若干こぼしつつ牛乳も早飲みして圧勝した。
ここまであまりいいとこ無しだった安田が活躍したのである。

しかしここで調子に乗って大泉の牛乳も飲んだせいか、高速道路の道中で下痢に見舞われてしまい、30分近くSAに寄ってもらえず生き地獄を味わう羽目になった。


第5日

ここへきてミスターチームが奇襲を仕掛ける。
朝4時どころか午前0時20分に藤村のもとへ赴き、サンフルーツ早食い対決を申し込む。

サンフルーツは酸っぱく藤村は食えず、ミスターは早々に食べ切り勝利した。
ついでに枕元にあったきびだんご(恐らくこれで奇襲をしようとしたのだろう)を奪い取り、ミスターチームは奇襲に成功したのだった。

「玄関にうんこしてってやりましょう」

キング・オブ・讃岐うどん(どうでしょう評)こと、山越えうどんでの対決。
副将→大将の順番に釜玉うどんを食べ、「うまい!」と言ったほうの勝利となる。

純粋な早食い対決のためかミスターも普通に食べていたが、残念ながらびっくり人間の勝利となった。
その後ミスターはどこか悲しげなbgmとともに黙々とうどんを味わっていた。

ここで遂にびっくり人間チームが点数を上回り逆転。

通常の対決はこれが最後となる。
8つに切られた1玉のスイカを4つ選んで食べ切る。
スイカは等分されておらず副将がじゃんけんで好きなスイカを選ぶのだが、何故か安田が初回でやけに分厚いやつを選んでしまい、以降は負け続け大泉が連続で薄いものを選んだことで分厚いほうばかりを掴まされる失態をしてしまう。

スタートすると両者ハイスピードでスイカを喰らい、ミスターは2枚目を食べ切るとなんと残りの2枚を重ねて食べる奇策に出る。
そのまま厚いスイカに苦戦する藤村を追い抜き完食。藤村の鼻の中にタネが入るほど白熱した戦いとなった。
九州5県のポイントはでかく、あっさりとミスターチームが逆転した。

「美味しかったです!」


最終日

そして迎えた最終決戦。
夜中から大泉が「さぁいよいよ九州大会、宮崎(・・)決勝戦、レディーゴー!」と寝言で叫ぶほど壊れかけていた。

白くま750mLを買おうとするも空港では季節外で売っておらず、ようやく発見したころにはもう飛行機が飛び立つタイムリミットが迫っていた。
そのため、本当に早食いをしなければ間に合わない可能性が出てきてしまう。
だが、ここで班全員の協力プレーによってなんとか白くまの入手に成功した。

そして西郷公園にて最後の戦いの火蓋が切って落とされた…


両者ともに白くまにがっつくも、時折キンキンが襲い掛かる厳しい展開が待ち受ける。
ミスターは「上を崩してフタの上に置き、少し溶かしてから食べる」「カップの底を包むように持って手の熱で溶かす」といった戦法を取るも、大泉がそれを解説してしまい「あっそうか こうか… あ!本当だ」と藤村も真似してしまう。

そのまま拮抗した戦いが繰り広げられるも、徐々に藤村のほうが速く減りはじめ、とうとう大笑いし勝利を確信。


そして…




「みんなで川下りにいこう!」



と残りを飲み干して勝利。こうしてチームびっくり人間の勝利が確定し、ユーコン川下りが実行されることとなった。
「僕は今、本当に嬉しいよ」と喜びを表すと同時に背後の噴水が作動。それは藤村への祝福…ひいては大魔神の誕生を祝うかのようだった。


そしてミスターと藤村はバカバカしい握手を交わし、6日間の死闘は幕を閉じた。

  • 最終戦績
ミスターチーム 151,000pt
びっくり人間チーム 223,000pt


そして来週から、「6日間地獄のテント生活 ユーコン川160キロ」が始まることとなる。


余談

西日本での道中で大泉がSAで買ってきた小林旭の「自動車ショー歌」が流され、それが対決列島のテーマソングとなった。

前枠・後枠体操ブラザーズ
TEAM NACSのメンバーが華麗な体操を見せ、ミスターはやや危なっかしい動きをする。



『そんなに追記しては編集が出来ません!』

「うるせぇ!『とりあえず暫定版、誰でも編集おk』って書いてあるじゃないかぁ」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 水曜どうでしょう
  • どうでしょう
  • 対決列島
  • 日本横断
  • 対決列島 ~甘いもの国盗り物語~
  • 甘味
  • 早食い
  • ミスター生き地獄
  • 大泉洋
  • 鈴井貴之
  • ミスター
  • 藤村忠寿
  • 魔神
  • 安田顕
  • 嬉野雅道
  • すずむし
  • たーくん
  • ギブアップ ノォゥ!
  • 中国の鉄の玉を飲むおじさん
  • 安田さんリバース
  • 奇襲
  • あんこ
  • かぁちゃん おいしかったよ
  • やぁやぁ鈴井貴之!
  • 牛乳
  • びっくり人間
  • 白くま
  • 自動車ショー歌
  • 有田焼きは燃やしますか
  • 体操ブラザーズ
  • 2001年
  • 小岩井農場
  • 俺たちの旅
  • 梅ジャム
最終更新:2025年05月11日 10:25

*1 なお、このルールも「宿の夕飯が食べられなくなるから」という理由から藤村の判断で途中から採用された。大泉には「企画の柱を蹴ってでも宿の飯を優先しようってんだよこの男は」と苦言を呈された

*2 しかも拾おうとしていたらしい。

*3 藤村のみ牛乳まんじゅう2個のハンデ。

*4 そもそも全部通して一気飲みせずとも、十分大泉には勝てる余裕はあった。

*5 画面をよく見ると、安田の下に白い水溜りが出来てしまっている。

*6 旅館のデザートらしい。

*7 ストローで中身を吸いだし、そのあと殻を食べる。

*8 車での移動中に藤村は「梅干しが苦手」とポロっと漏らしてしまっている。

*9 本来メニューに存在しなかった裏メニューらしい。