アウブ・ドレヴァンヒェル

初出:第358話

声(ハンネローレの貴族院五年生ドラマCD第2弾):藤沼建人

家族構成

第一夫人:*1
 娘:アドルフィーネ
 息子:オルトヴィーン
第二夫人:
 息子:*2
 養子:ランスリット(レティーツィアの実兄)*3
第二or 第三夫人:
 息子:*4
 娘:アドルフィーネの異母妹*5

実子または養子:
 子:11年冬に六年生。第二 or 第三夫人の息子と同一人物か否かは不明*6
 子:11年冬に六年生。第三 or 第二夫人の子と同一人物か否かは不明*7
 息子:11年冬に六年生。第二 or 第三夫人の息子や第三 or 第二夫人の子と同一人物か否かは不明*8
 子:13年冬以降に、領主候補生の親睦会に初参加*9
 子:14年冬に領主候補生の親睦会に初参加*10
 子:15年冬に領主候補生の親睦会に初参加*11

異母兄弟:ドレヴァンヒェルの領主一族(レティーツィアの実父)*12

叔父:グンドルフ*13

容姿

口髭を生やしている*14

地位

階級:領主
職種:アウブ・ドレヴァンヒェル

作中での活躍

ドレヴァンヒェルの領主。アドルフィーネオルトヴィーンの父。
魔術具としては魔力反応が薄く、下級貴族でも簡単に作れそうで、平民にも問題なく簡単に使える勘合紙に興味を持つ。
フェルディナンドから教育を受けたローゼマインに目を付けているが、引き際を弁えている様子。
調合の手本を側近に見せる時は、以後一度の調合失敗も許さないらしい。*15

14年春の星結び直前、ジギスヴァルトの妻ナーエラッヒェが授乳期間のため閨事は一年延期するが、魔力供給要員として必要なアドルフィーネとの結婚は強行するというジギスヴァルトからの一方的で不愉快な通達を受けて、それなりの利益と引き換えにそれを承諾した。この件でジギスヴァルトに不信感を抱く。

14年夏、アウブ・アーレンスバッハの葬儀にはドレヴァンヒェルを代表して異母兄弟の妻(ギーゼルフリートの娘でレティーツィアの母)を自身の名代として派遣している。*16

14年冬、オルトヴィーンからハンネローレとの婚約打診を願われたが、ハンネローレは王族から第二夫人に望まれる立場である事から「最優秀を得たらダンケルフェルガーに打診する」と条件を出した。14年冬の貴族院はローゼマインが長期間臥せっている事になっていた為、結果としてオルトヴィーンが最優秀を取り、条件達成を果たした。*17

15年春、ジギスヴァルトとアドルフィーネの離婚を前提とした王族との話し合いに参加。
アドルフィーネが離婚を切り出したこと、エグランティーヌが新たなツェントになること、その結果として政変後にドレヴァンヒェルが手にした利益が失われることを知る。
利益のない婚姻の継続を望むのならば、オルトヴィーンをローゼマインの第一配偶者として婿入りさせる王命を出して欲しいと提案したが、アドルフィーネとエグランティーヌの両方から反対や拒絶の意を示された。
それならばとエグランティーヌの第二配偶者にオルトヴィーンを婿入りさせるよう提案したが、派閥争いやアウブ達による政治的介入といった不利益の方が大きすぎると指摘され、これもエグランティーヌに拒否されている。
(今後の自領の利益を優先してローゼマインとエグランティーヌの配偶者にオルトヴィーンを捩じ込もうとした事で、14年冬に条件達成を果たしたオルトヴィーンとの「次の領主会議でダンケルフェルガーにハンネローレとの婚約を打診する」という約束は一旦反故にされている*18
娘や息子の婚姻で領地の利益を得ることが不可能になったため、ジギスヴァルトに与えられる予定の領地から割譲された土地を賠償として受け取る内容で合意した。
領地に戻ったらどうするのかとエグランティーヌに問われたアドルフィーネに先手を打たれ「割譲された土地のギーベになる」と宣言されてしまった為、「割譲された土地の全てでは無いがギーベにする」と不承不承受け入れる羽目になる。*19

同年春の領主会議では、ダンケルフェルガーにハンネローレとオルトヴィーンの婚約の打診をしたが、ローゼマインとエグランティーヌへの婿入りの打診を断られた事を知っているダンケルフェルガーからは真面に取り合われず断られている。
コリンツダウムの領主となったジギスヴァルトに対しては「不誠実な行いから離婚したばかりだから、せめて一年くらいは間を開けた方が」と領主会議で婚約打診が出来ないように牽制していた。*20

15年冬、大規模嫁盗りディッターへの参戦を表明。

コメント

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  • アドルフィーネ達の異母兄弟の中にレティーツィアの同母兄弟が存在、領主候補生として貴族院に在籍(ふぁんぶっく4)、レティーツィアの兄弟は一人(ふぁんぶっく2の家系図)、異母兄弟というと実子みたいだけど多分養子(658話でフェルディナンドが両親とアウブ・ドレヴァンヒェルを別の人間として話してる) (2020-01-11 13:51:34)
    • 貴族院に在籍してるのならレティーツィアより年上。レティーツィアがアーレンスバッハに引き取られた時には、すでにアウブと養子縁組して領主候補生になっていたのかも (2020-01-11 15:35:37)
      • ならロゼマさんが2年生の時に挨拶してたオルトヴィーンの近くにいた領主候補生2人のうちの誰かってことかな… (2020-01-11 18:25:20)
  • ドレヴァンヒェルのアウブは世襲制ではないけど、王族との結婚は第一夫人の娘でないといけないとか、夫人の序列はあるはず。なら次期アウブは養子なら第一夫人の養子にするのが自然かなと思ったのだけど、オルトヴィーンの同母養子?の描写とかどこかにありますか? (2025-06-14 08:53:45)
    • ローゼマインは領主の養女だけど、ドレヴァンヒェルでは○○夫人の養子と呼ばれているので、おそらく夫人との養子縁組が一般的なのでしょう。第一夫人の娘でなければならないと言うより、第一夫人の娘しか領主との公的な繋がりがないと考えるのが自然かもしれません。どこかで第二夫人第三夫人が養子を受け入れるという話を見た気がするけど、ちょっと思い出せなかったよ。 (2025-06-14 12:38:29)
      • フェル様が第二夫人の養子になる予定だったので、「第○夫人の養子」という概念はある。親族的に近いとか派閥的に同じとかな夫人の養子になるのだろう。また同母兄妹では結婚できないが、ヴィル兄とロゼマは結婚予定だったので同母兄妹でも養子ならば問題なく、同一派閥は男女でも同じ夫人の養子にすると思われる。 (2025-06-14 12:50:11)
        • フェルディナンドは養子ではなく、実母として洗礼式を行う予定だったはずです。養子と公表するような話はどこにあったのでしょう。 (2025-06-15 22:50:01)
    • ブルーメフェルトのように、理由があれば夫人の序列交代は可能。派閥の関係で、領地によっては次期アウブの母やツェント夫人の母を第一夫人に直すことはあり得るだろう。 (2025-06-14 18:32:46)
      • あぁ!なら本好き世界のドレヴァンヒェルでは第二夫人の養子を養子縁組し直すのではなく、夫人ごと入れ替える可能性があるわけですね。 (2025-06-15 18:32:39)
        • 途中すみません。 (2025-06-15 18:33:00)
          • 三度、すみません。なら、オルトヴィーンの焦りも理解できます (2025-06-15 18:33:39)
      • 派閥の関係よりも、気遣いが必要な相手(上位領地出身など)が配偶者となった場合や、第一夫人に何らかの瑕疵がついた場合じゃない? (2025-06-16 01:54:53)
      • 夫人の序列交代で作中描写はあるのは瑕疵があった場合と死亡のみ。アーレンスバッハは第一夫人存命中から第一夫人の子ではなかったし、ギーベグレッシェルの第一夫人も待遇の悪化は示唆されているが、交代は示唆されていない。 (2025-06-16 23:00:08)
        • また第一夫人は外交を担っており、積み重ねがあるのでおいそれと能力の未知数なものにたくせるものではない。第二婦人予定だったナーエラッフェも苦労し、アドルフィーネに恨み節だったでしょ。 (2025-06-16 23:05:30)
          • ブルーネフェルトにしたって内々に処理されたとはいえ、ヒルデブラントのことがあるので、マグダレーナは第一婦人にはしにくかったが、クレメンディアは向かないからマグダレーナになったとどこかで言及されていたはず。 (2025-06-16 23:16:41)
        • ガブリエーレの例もありますよ。大領地からの嫁入りで第二婦人になったライゼガングの姫のお話。 (2025-06-18 18:27:54)
          • だから影響力削ぐために上級貴族に落とされたじゃん。そもそも事なかれ主義のエーレンフェストだから起きたことであって、王族や自分より上位とも交渉するのが当たり前の上位領地とは全く話が違う。。 (2025-06-19 21:13:27)
            • もうしわけないですが、「夫人の序列交代で作中描写はあるのは瑕疵があった場合と死亡のみ」という文章に対して、「上位領地から姫が嫁いだ結果、第二婦人になった女性もいるから、一例はその二つのみではない」ということなので、上級落ちについては言及しておりません。 (2025-06-22 00:03:25)
  • 世襲制じゃないだけあって、自分もライバルを蹴倒してアウブになってるから、子供たち(実子養子関係なく)駒として見てる感じがする。今のところダンケルと話をまとめてきたオルトヴィーンに期待してるのかな。 (2025-08-12 12:26:48)
    • 領主になっても領主の実子の領主候補生な親戚も多いから、領主になっても足元救われるのかもね。これまでの活躍を見ると、嫁盗りディッターで自分の実を危険にさらすのだけは若干プロファイル(アマだけど)にあわないから、たぶん実子に出せる贔屓の最大ラインが、目に見える理がある場合なんじゃないかな。今はハンネローレは女神の化身だし。 (2025-08-12 16:30:24)
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最終更新:2025年09月18日 01:18

*1 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟

*2 「ハンネローレの貴族院五年生 第43話 レティーツィアの相談事」にて存在に言及あり

*3 15年冬の時点で四年生。「ハンネローレの貴族院五年生 第43話 レティーツィアの相談事」にて名前が初出。ドレヴァンヒェルの領主一族の子、レティーツィアの実兄/ふぁんぶっく4 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン 2022/07/16修正分

*4 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟より、異母兄妹で貴族院寮に滞在

*5 第413話 ドレヴァンヒェルとのお茶会

*6 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟より、11年冬に、異母兄妹、養子達が貴族院に在籍=最低六人の領主候補生が在籍/第378話より、12年冬に領主候補生が四人在籍⇒三人は10年冬に六年生として在籍

*7 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟より、11年冬に、異母兄妹、養子達が貴族院に在籍=最低六人の領主候補生が在籍/第378話より、12年冬に領主候補生が四人在籍⇒三人は10年冬に六年生として在籍

*8 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟より、11年冬に、異母兄妹、養子達が貴族院に在籍=最低六人の領主候補生が在籍/第378話より、12年冬に領主候補生が四人在籍⇒三人は10年冬に六年生として在籍

*9 第378話より、12年冬に領主候補生が四人在籍。ハンネローレの貴族院五年生 第3話より、15年冬に領主候補生総数が増減の結果五名在籍。従って13年冬以降に少なくとも三名は増える必要あり

*10 第580話 親睦会(四年)で増えた小さい領主候補生

*11 ハンネローレの貴族院五年生 第3話より、15年冬に増えた領主候補生

*12 次期アウブの座を争ったライバルで兄弟順は不明、ふぁんぶっく8 Q&A

*13 書籍版貴族院外伝 一年生 オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟

*14 書籍版第五部Ⅺ 特典SS 別れの女神に祈りを

*15 書籍版第五部Ⅴ SS 望まぬ結婚

*16 SS第49話 ジルヴェスター視点 葬儀前の挨拶

*17 書籍版ハンネローレの貴族院五年生Ⅱ エピローグ

*18 書籍版ハンネローレの貴族院五年生Ⅱ エピローグ

*19 書籍版第五部Ⅸ 特典SS/書籍版短編集Ⅲ アドルフィーネ視点 別れの女神に祈りを

*20 ハンネローレの貴族院五年生 第31話