基本プロフィール


生年月日 1981年11月29日
職業 芸人

クロノスプロフィール


総参戦回数 2
賞金獲得回数 0
復活回数 0
累計逃走時間 3時間10分27秒
平均逃走率 77.08%
最高逃走率 99.51%
逃走ポイント 16万0845.3

各回成績

逃走中

出演回 逃走時間 逃走率 逃走ポイント 順位 備考
グレートコラボSP 71分2秒/130分 54.64% 45305.3 13位/19人
ハンターと強欲の王 119分25秒/120分 99.51% 115540 1位/19人

略歴

大学進学時にパチンコにハマり借金まみれになるが、その借金もパチンコで返済し一旦は就職するも、中学生の時に見たフジ「ダウンタウンのごっつええ感じ」で語られた芸人の稼ぎの良さを思い出し芸人の道へ。養成所を経てお笑いコンビ「巨匠」を結成。「キングオブコント」では2年連続で決勝に進出するも、相方が芸能界引退したため解散。以後は1人コントを軸に活動し「R-1グランプリ」では敗者復活から決勝に進出している。また「THE W」女王の吉住と共にユニット「最高の人間」も結成。ここでも即席ユニットが解禁されたキングオブコントにて初の決勝進出を果たしている。
現在も多くの友人から借金をしておりその総額は1000万円以上。あまりの金額に「利息なしの代わりに木曜日の自由を全て差し出す」という対価で借りることも。さらにTBS「人生逆転バトル カイジ」では出場者の大半が一般人である中、同じく借金まみれの芸人である空気階段・鈴木もぐらとともに本戦出場を果たした。

クロノス略歴

逃走中2回の参戦。

初参戦は「グレートコラボSP」編。
自己評価はスピード・スタミナを1とするも「ギャンブル運はないがお金を貸してくれる方には恵まれてそのお陰で生きて来れた。」「何度も『もう終わりだ』と思った事はあるがその度に決断をして生き延びてきた。」と不思議な愛され力を持つ運とギリギリで生き延びてきた決断力を5とする。
ゲーム前の意気込みでは「絶対48万円で自首します」と自首狙いを宣言。「カッコイイことしたいという気持ちは30代前半で無くなった」とある意味悟りの境地に入りミッションは他人任せ。そして賞金を元手に競馬で1000万円に増やすという、酒井貴士同様「元本を地道に返済する」のではなく「賞金を元手にギャンブルで当てて一括返済を狙う」であり、やはりクズ芸人の思考は共通。自首成立者はもちろん自首狙いだけでも好感度が下がる要因にもなるが「叩かれてもしょうがないです」と覚悟し本気で賞金を狙いに行く。
ゲーム開始7分、賞金4万円の段階で「もう自首していい?」と早くも自首の構え。早速自首用電話に接近し、その様子を上から見ていた河本太から声をかけられ「静かにしろ!捕まったらどうする!」と激怒。流石に今のはあくまで自首の確認であり電話をかけることはせず。また、走力についての自信について聞かれると「運動は全くしてないですけどパチンコやりたすぎてデート中に彼女を撒いたことがある。お金がかかれば。」と金とギャンブル欲を満たすためならバカ力が出る、さながら「こち亀」の両津勘吉タイプ。
ハンター放出阻止ミッションでは「人に頼るしかない。私の力なんて役に立ちません。」と足手まといになることを自覚し参加せず。
賞金が20万円を超える中、改めて目標金額は48万円。「48万円いったらすぐに自首用電話に駆け込みます。迷いはありません。」と地道に賞金が上がるのを待つが、賞金アップミッションでは「行くしかないでしょ!現生があるってことでしょ!?」「100万円から化け物が住んでる。100万円はリスクあっても行った方がいい。」と先ほどのミッションとは違いやる気全開。「ある程度リスクはおかすしかない」と言いながらミッションポイントに向かうも、壁の陰からハンターを目撃し動けずいきなり出鼻をくじかれるがそれでも賞金アップのために果敢に前進。お金がかかると目もくれず大胆に進むのはまさに生粋のギャンブラー。ようやくミッションポイントに到着するが、あったのは「現生」は「現生」でも「22万円分の1円玉」。と、先に着いていた佐藤景瑚が服にポケットが多数あるのを発見。今回の逃走者の衣装の中で1人だけ釣り用ジャケットのような小さめのポケットが複数ついているというある意味うってつけの衣装というラッキーで1円玉を詰めて行く。さらに背中にもポケットがあることが分かり、続いて到着した関口メンディー林佑香がどんどん詰めていく。ようやくミッションポイントに颯也からリュックを借りたえなこ浪川大輔が到着し効率の良い方法が分かった所でポケットは満杯となり両手にも大量の1円を抱えて一足早く装置へ。が、いわば体に数キロの重りをつけているのと同じであり、ハンターがいたら一発で終わり。歩くだけでも手に持つ1円をポロポロとこぼし「ごめんなさい、後で拾うから…」とスタッフに負担をかけさせる事を謝りながらもなんとか装置へ到着。ベストを脱いで1円を入れるが、これだけ大勢の逃走者が頑張っても賞金は約2万6000円。「めっちゃ頑張ったのに…でも2万円稼ぐって大変。」とお金を稼ぐ苦労とありがたみを実感し、最後はちょっとでも賞金を上げるべく金城碧海と共に装置周辺にこぼれた1円を回収。トップアイドルが1円を拾う姿に「それは私がやりますよ。似合わない。拾うべき人間なんです私が。」と卑下して止めるが金城も積極的に1円を回収。しかし、佐藤がハンターの接近に気づき知らせた事で撤退。「もう1回行きたいけど無理。5万円は増やしたかった。」と悔やむが、賞金は2万6853円アップし最高賞金は80万6853円に。その上昇額に悔やんだり文句を言う逃走者も多い中で最高賞金80万円台に「全然違うからね78万円と80万円。」と十万の位が変わる重みを実感する。
ゲームも折り返しに入った所で田中卓志と遭遇。「あの人といるとろくなことなさそう。ガチで囮に使われそう。」と田中に不審感を抱く中、田中にも自首を聞かれ、田中からは「人力舎の伝統だから」と自首王・鈴木拓を継ぐ者として否定しないものの、その会話中に窓の外にはハンターが通過し慌てて逃走。ハンターには気付かれなかったものの「ほらろくなことない」と予感的中。「(ギャンブルで)『今日絶対負けるな』という日があるんですけど、それに似た物を感じた。そした案の定ハンターが来ました。」と嫌な空気感を感じ取れており「今日だからちょっと冴えてるかもしれない。」とこのタイミングで自首へアタック。自首用電話までの距離は200mの中、「恥ずかしいことじゃない。適度な額で自首するのが一番。」と着実に前進。残り100mまで来たところで見渡しの悪い橋の上を通るも、そこを橋の下にいたハンターに発見されるがそれでも自首用電話に向けて突撃。牢獄の前を通るも懸念はやはり足の遅さ。じりじりと距離が縮まり「ごめんなさい!すいません!お願いします!自首だけさせてください!」とハンターに懇願しながら逃げるもハンターは容赦なく確保。借金取りの如く無慈悲なハンターに「5万円でも(自首)行けばよかった…何回俺は同じ失敗を…」を過ちをまた繰り返し借金から抜け出せず。一方、逃走劇を見ていた牢獄では確保情報に「知ってます」と当然の反応。

「ハンターと強欲の王」編では自己評価はスピードを1、スタミナを2と変わらず体力面は不安だが「お金を借りることは決断の連続」と決断力を5、そして特に賞レースを勝ったわけでもなく、芸がある訳でもないがまだ芸人を続けられているという強運を5に。賞金の使い道は「なかったものだと思って競馬に賭けて一撃を狙う」というやっぱりギャンブル。
ゲーム前の意気込みでは早くも自首用の公衆電話の前に。「お金を借りてギャンブルで稼ぐ」という欲をかいてこういう姿になってしまった事から「今日は欲をかかずに自首させて下さい」と懇願。本来なら最早5万円で自首したいところだが、そこは「人道に反する」ということで「叩かれても嫌じゃない金額」なレベルとして45万円を目途とした自首を宣言。そこまでは姑息な手を使ってでも意地でも逃げ切ると語る。
賞金単価変動ミッションには動かず、賞金アップボタンの通知にも「リスクがデカすぎる」と残り人数を考えたり、さらに賞金が上がるかもしれないこの後の展開も考えここは勝負所ではないとスルーという穏やかな立ち上がり。一方、賞金アップボタンを手に入れた久保田かずのぶは意外に犠牲を出さずに賞金を積み上げており「押し方上手くなってる」「5秒を10回押せば5万、100回押せば50万」と増えていく賞金に胸を躍らせつつも路地の角で逃げるルートを確認する中で田村保乃の逃走に巻き込まれることに。すぐさま通りに出てお店のテラス席に身を伏せやりすごすが、恐怖でそこから動けない状態に。
復活ミッションでは停止しているハンターに近づいている状態で久保田がボタンを押せば即確保。これまでも久保田とは番組共演も多いが「久保田さん絶対押す」と信用できず参加せず。一方、久保田に利用され確保されたみなみかわを「狡猾な用心深いでお馴染みの」と驚く様子も。
だが、久保田が賞金を引き上げたことで賞金は既に60万円を突破。当初の目標金額45万円は越しており自首の動き所ではあるのだが「このチャンスは逃したら終わりな気がする」と続行を宣言。さらに久保田が残した賞金アップボタンの場所が通知され「稼ぎ時かもしれない」とここを勝負所と踏みついに行動。「ギャンブルやっててもこういう日ある。何やってもうまく行く日。」と今日はラッキーな日だと感じた中で競合相手もおらず楽に賞金アップボタンを手に入れ即発動。早速39秒押し+3万9000円積み上げ「こういう日にいくら勝てるかギャンブルで大事」と語り、ボタンも持っていることから停止ハンターも怖くなくなり「とんでもない力」を手に入れる。
さらに賞金アップボタンがグレードアップし1秒3000円に。1秒で3000円稼げる人間など世の中で数えるほど。当然押す気の中、まずはハンターとドローン対策の為に見つかりにくい安全な場所を捜索し、見つかりにくく上空のドローンも避けやすい庇のある場所へ。しかし、他の逃走者は当然ボタンを無効化するために行動。「この素晴らしいボタンをみんな敵だと思い始めている」と完全に強欲の王・岡野VS他の逃走者という構図の中ついにスイッチを発動しハンター10体起動&ドローン3機起動。一気に賞金が上がって行く中で一旦手を離すが70秒間押したことで賞金は+21万円。最高賞金はついに104万円の大台に乗る。しかしドローンの通報によって松田迅が確保。「とんでもないことをしてしまったかも…」とはいうものの「こういうことも必要なんだ、生きる上では。」と自己弁護。そしで相棒を失った西洸人からは電話が。電話口で謝罪し土下座するが当然西はせいやと共に賞金アップボタン無効化に向けて行動中。「そんなことしなくてももう押さない」と頼み込むが当然西は信用せず無効化を進めるが、完全に情緒が壊れた中で「もうこれで最後にする」と協定を破棄しボタン起動。しかしせいやは無効化装置に到着し西とせいやによって賞金アップボタンは無効化。「悔しい、ショックです」とは言うものの「同時にありがとうって気持ちもある。嬉しかった。俺がバケモノになる前に止めてくれて。」と止まらない欲望にピリオドを打ってくれたことに感謝する一面も。それでも119秒のボタン発動で一気に35万7000円積み上げた。
しかし、ボタンが無くなっても「『金が欲しければ犠牲を払うしかない』。その通り。」とまだ欲望に支配されている中でハンターを見かけ距離を取るが、ここで恐怖に耐え切れず残り2分20秒という大土壇場で自首アタックという最後の賭けへ。公衆電話まで最短距離で200mという中、自首アタック中の残り1分26秒でラストプレイヤーに。逃走中19年の歴史で初となる「自首エンド」もある中で、横切った道の奥からハンターに見つかり逃走。まだ距離がある分チャンスもある中、「自首だけさせてください!」「もう少しなんです!」「話をしよう!」「3000円!3000円!!3000円!!!」と叫びながら残り35秒で確保。欲望に駆られ強欲の王となった男の最期は金を使った命乞いという惨めで無様な結末となり「本当にすみません…私途中から人間じゃなくなりました…」と死してようやく自らの過ちに気づくことに。
牢獄では最終盤の顛末について、やはり久保田が置いた「秘密道具」を「そりゃ拾うじゃないですか、珍しいと思って」「押したらどんどん確保メールが来るようになって」と弁解。そして今回で分かった事は
「力の無い人間が急に力を持つと危ない」という人類史に通じる教訓であることを身に沁み今回の逃走中は幕を閉じた。

最終更新:2025年03月29日 10:48